【完結】 遊戯王 5D's 転生者と未来のカードたち   作:DICHI

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すぴばるで投稿しているDICHIというものです。
こちらでは新参者ですので、色々とアドバイスをくれたらありがたいです。
では、すぴばるで投稿している私の最初の作品をどうぞ!


第1章 フォーチュン・カップ・ダークシグナー編
第1話 転生!新たなるスタート


??? side

 

「う、う〜ん?」

 

意識を取り戻して目を開けるとそこには天井が見えた。そして仰向けになっている身体にはかなりフカフカとしているベッドによって支えられていることがわかった。そして寝起きで思った最初の一言・・・・・

 

「(ここ・・・・何処だ?)」

 

確か友達とカラオケに行ってその帰りでトラックがなんか突っ込んで来て・・・・・・もしかして病院?俺、事故って入院?

「(それにしては部屋が広すぎる・・・・ベッドが一つしかないし、何より鏡やらタンスやらおいてある。もしかして家か?)」

 

それだったら俺、人様に迷惑をかけてしまったな。全く知らない赤の他人の家のしかもかなり豪華なベッドの上で寝ていたのか。失礼な事をしたな。

そんなことを思っていたら・・・・・・・

 

「あ、起きた?」

 

ドアの方から声が聞こえてきた。

目を擦りながらその声をした方へと顔を向ける。そいつの顔はよく見えてなかったが、特徴的な事に明るい緑色の髪をポニーテールように纏めていた。しかし、声のトーンからして何となく男だということが分かる。

 

「(・・・・・・ちょっと待てよ?あの声、何処かで聞いたことがあるぞ?)」

 

「龍可〜!!早くこいよ!!あの人起きたよ!!」

 

「ちょっとうるさいよ!お客さんに失礼でしょう龍亞!」

 

「(ああ・・・・・そうか、あの声は龍亞だったか、納t・・・・・・龍亞!?)」

 

龍亞ってあの遊戯王5D'sに出ていた龍亞!?何でここに龍亞がいるの!?ていうか今、「龍可」って言った!?あの二人はアニメのキャラでしょ!?現実世界にはいないよ!?

いろいろ考えているうちに双子の兄弟が近づいてきた。その顔を見て俺は気絶しそうになった。緑色の髪をポニーテールにして、目がクリッと大きく、両腕に少し大きめのリストバンド?みたいな物をしている少年と同じく緑色の髪をツインテールにしている龍亞と同じくらいの身長、赤いTシャツの上に薄いピンクのジャケットを着た女の子・・・・・・・アニメの世界にいるはずの双子、龍亞と龍可だった。

「あなた大丈夫?玄関の前で倒れていたのだけど?

 

「あ、ああ大丈夫」

 

「よかった〜。玄関開けた時は本当にビックリしたんだから。俺の名前は龍亞。こっちが双子の妹の」

「龍可よ」

 

「あ、ああ・・・・・よろしく」

 

俺が言うのも何だけどこの双子、よく玄関前に倒れている見ず知らずの人を家に上げて介抱したな・・・・・

 

「ねぇ、名前何ていうんだ?」

 

「え、えっと・・・・・」

 

「龍亞、まだ起きたばっかで何があったのか分からないみたいだから少し時間を起きましょう」

 

「あ、だ、大丈夫だから・・・・・あれ?これなんだ?」

 

適当にズボンのポケットを探っていたら、何かの角みたいな物に触れたのでそいつを取り出す。それは俺の名前と写真の入ったカードと四角に折れていた1枚の紙だった。

「へぇ〜遠藤遊輝ていうんだ」

 

「ちょっと!勝手に見て!」

 

「ははは、別にいいよそれぐらい」

 

そう、俺の名前は遠藤遊輝。そこらへんにいそうな普通の高校生だ。

 

 




こちらに載せているのはすぴばるで載せていた物を改訂した物ですが、こうやって1話を投稿するのは初心を思い出しますね。
これからもこんなあやふやな感じになりますがよろしくお願いします。

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