【完結】 遊戯王 5D's 転生者と未来のカードたち   作:DICHI

30 / 202
最強カードの紹介〜、

遊輝「3度目だな」

主人公の遊輝だよ〜。

遊輝「俺に回ってきたという事はまだメインキャラを出し切ってないという事だな」

そのとお〜り、話が分かるね。

遊輝「もう分かってきたよ。最強カードの紹介に行くか。今回はNo,33先史遺産ー超兵器マシュ=マック。ランク5のモンスターだ」

1ターンに1度、エクシーズ素材を取り除く事で、相手フィールドのモンスター1体の攻撃力とその元々の攻撃力の差分のダメージを与え、その数値だけこのカードの攻撃力を上げる事ができる!状況によっては1killが可能なモンスターだ!

遊輝「第26話、そして第2章、デュエルスタート!」


第2章 アカデミア編
第26話 編入試験プライドを潰せ! No,33 マシュ=マック


遊輝 side

 

 

ダークシグナーとの戦いから2週間近く、頭の怪我はその日の内に、骨折も全て1日で治したよ。レミの方も、骨折って言ってもそこまで大きくなかったから昨日にギプスが外れたみたい。

ちなみに俺の事情は全ての戦いが終わった次の日に、ジャックやアキさん、クロウや牛尾さん達にも事情を説明した。セキュリティは俺がエクシーズモンスターを持っていたから大分俺の事を警戒していたけど、牛尾さんと狭間さんが「これ以上は手を出さない」と約束してくれたから安心して生活できるよ。そんで今は・・・・

 

「これはこうするのよ」

 

「なるほど、ありがとう」

 

レミに勉強を教えてもらっている。理由?あの戦いの後、龍可たちの両親が帰ってきて龍亞と龍可の復学と同時に「アカデミアに通わないか?」って言われたから。最初はお金の事もあって断ったけど、「気にしなくても良いよ」と言われ言葉に甘えてアカデミアに通うことを決めたんだ。そのためには編入試験があるから、レミやアキさんに頼んで細かいルールなどを教えてもらっているんだ。他の勉強はだって?前世で高校2年までの勉強をして中学生の内容が分からなかったら恥ずかしいだけだよ。

 

「今日もありがとう」

 

「どういたしまして、それで明日は3人ともどうするの?」

 

「俺と龍可はアキ姉ちゃんと一緒に行って復学届けを出すよ」

 

「アキさんも休学扱いを解いてもらうみたい。その後に遊輝の実技試験を見に行くわ」

 

「俺は午前中に筆記があって、午後に龍可が言った通り実技試験を受ける」

 

「じゃあ私も実技試験の見学をしようかな」

 

レミも見にくるのか、じゃあ余計に頑張らないといけないね。

 

「じゃあ明日アカデミアで。頑張って合格してね!」

 

「任しとけ!」

 

レミが部屋から出て、家に帰る。

さてと、もうこんな時間か。夕飯を作らないと。俺はキッチンに向かう。

 

「あっ、私も手伝うわ」

 

龍可もキッチンに入り料理の準備をする。ここ最近思ったけど、何か龍可が俺に引っ付いているような気がするのだけど・・・・

 

「なあ龍可、何かあったのか?最近やけに近くにいるように思うけど?」

 

「そ、そんな事ないわよ!(ダークシグナーとの戦いで遊輝に甘えられなかったなんて絶対に言えない!)」

 

「そう?」

 

だったら気のせいかなえっと、夕飯はハンバーグにでもするか。

 

 

ー(翌日 デュエルアカデミア 校門前)ー

 

 

3人でアカデミアに来て校門前でアキさんを待っている。レミは実技試験に合わせて来るみたい。

 

「アキ姉ちゃん!こっちだよ!」

 

龍亞が手を振り、アキさんに場所が分かるようにする。アキさんが走りながらこっちに来る。

 

「早かったわね。早く出た方が良かったかしら?」

 

「私たちもさっき来たので気にしなくて良いですよ」

 

「そうなの。じゃあここで立ち話をしても無駄だし早速行きましょうか」

 

アキさんを先頭に俺たちはアカデミアの中に入り、職員室に行く。

 

「ここからは遊輝は一人ね」

 

「頑張ってよ!一緒にアカデミアに行きたいんだから!」

 

「おう!じゃあ行ってくるわ!」

 

さあ、まずは筆記試験だ!

 

 

 

ー(数時間後 アカデミア デュエル会場)ー

 

 

 

無事に筆記試験が終わり、今はデュエル会場で龍可や龍亞、アキさんとさっきここに来たレミと談笑しながら試験管を待っている。筆記の方は問題なく行けたよ。あとは実技試験で試験管に勝てばいいだけだ。

っと、試験管が来たみたいだな。

 

「試験管が来たから、降りるわ」

 

「頑張ってね!」

 

「・・・・・・・あいつは・・・・・」

 

階段を降りて、デュエルフィールドに立つ。うん?あの試験管、まさか・・・・・・・

 

「君が受験生の遠藤遊輝君ですね?」

 

「は、はい・・・・・・・」

 

「では今から、実技試験を始めるのでありま〜す」

 

何でよりによってハイトマンなんだよ!こいつエリート意識が高くて嫌なんだよ!まあいいや、こいつに勝てばいいんだから。

 

「では始めるのでありま〜す」

 

「デュエル‼」 「デュエル‼」

 

遊輝 LP 4000 ハイトマン LP 4000

 

「先行は貰います!ドロー!」

 

遊輝 手札 6枚

 

・・・おし、まあまあだな。まずは・・・・

 

「キラー・トマトを守備表示で召喚!」

キラー・トマト 守1100

 

フィールドにトマトのようなモンスターが現れた。こいつは以外とこのデッキに合うんだよね。

 

「カードを2枚伏せてターンエンド!」

 

 

遊輝 手札 3枚 LP 4000

【モンスターゾーン】

キラー・トマト 守1100

【魔法・罠ゾーン】

伏せカード 2枚

 

 

「低レベルモンスターを守備表示で出しただけですか。そんな事では私には勝てません!私のターン、ドロー!」

 

ハイトマン 手札 6枚

 

うるせ〜な、低レベルモンスターでも役に立つカードはいっぱいあるんだよ。こいつだって闇属性モンスターのサーチができる優秀なカードなんだぞ!相変わらずのエリート思考かよ。

 

「速攻魔法、サイクロンを発動!私から見て左側のカードを破壊するのでありま〜す」

 

げっ!?やばっ!

 

「チェーンでリバースカードオープン!ダメージ・ダイエット!このターンに俺が受けるダメージを半分にする!」

 

破壊される寸前でバリアが張られる。これでこのターンで負けることはないだろう。

 

「ダメージが半分にしても私のすることは変わりませ〜ん。古代の機械石造を召喚」

 

古代の機械石造 攻500

 

「アンティーク!?あの教頭、遊輝を負かす気でいるわよ!」

 

「おや〜、そこにいるのはフォーチュン・カップで1回戦負けした葵レミさんではないですか」

 

レミの声に反応してハイトマンが観客席に向く。対するレミは1回戦負けって言われたのが悔しいのか罵声を言っている。

 

「(んな事よりアンティークかよ!しかもあのモンスターの効果は手札の古代の機械巨人を特殊召喚する効果!本気でやばい!)」

 

「では、今から1回戦負けしたレミさんとそこの受験生に低レベルモンスターの使い方を教えてあげましょう。魔法カード、機械複製術を発動!フィールドの攻撃力500以下のモンスターと同名モンスターをデッキから特殊召喚します!私は2体の古代の機械石造を特殊召喚します!」

 

古代の機械石造 ×2

 

嘘だろ!3体揃えやがった!ていう事は残りの手札は・・・・

 

「古代の機械石造の効果を発動!このカードをリリースして手札の古代の機械巨人を3体特殊召喚します!」

 

古代の機械巨人 攻3000 ×3

 

石造が消えて出てきたのは歯車を身体にした巨人が3体。どんな手札をしていたんだよ!初手にゴーレムを3枚持っているなんて普通事故だよ!

 

「これが私の切り札、エリート教師にしか許されないモンスター!あなたのモンスターなんか粉砕してあげましょう!バトル!古代の機械巨人でキラー・トマトに攻撃!古代の機械巨人は貫通能力を得てます!アルティメット・パウンド!」

 

「ダメージ・ダイエットの効果で俺が受けるダメージは半分になる!」

 

古代の機械巨人がキラー・トマトに殴る。

 

古代の機械巨人 攻3000

キラー・トマト 守1100

 

遊輝 LP 4000→3050

 

ぐう!!!ダメージ・ダイエットが無ければ完全に負けていたな。

 

「キラー・トマトの効果!戦闘で破壊された時、デッキから攻撃力1500以下の闇属性モンスターを攻撃表示で特殊召喚する!2体目のキラー・トマトを特殊召喚!」

 

「また低レベルのモンスターですか。そんなモンスター私の古代の機械巨人には及びません!2体目の古代の機械巨人で攻撃!」

 

古代の機械巨人 攻3000

キラー・トマト 攻1400

 

遊輝 LP 3050→2250

 

「キラー・トマトの効果!3体目のキラー・トマトを特殊召喚!」

 

「良い加減しつこいですね。これで散りなさい!3体目の古代の機械巨人で攻撃!」

 

古代の機械巨人 攻3000

キラー・トマト 攻1400

 

遊輝 LP 2250→1450

 

ありがとなキラー・トマト、十分に役割を果たしてくれたよ。

 

「キラー・トマトの効果!今度はガガガマジシャンを特殊召喚!」

 

ガガガマジシャン 攻1500

トマトの次には鎖を振り回しながらダイヤが出てきた。

 

『マスター、随分劣勢ですね』

 

「今はな。次のターンで挽回してやるよ」

 

よし、これで反撃の準備は整った。次のターンが勝負の別れ目だな

 

「ふん、そんな雑魚モンスターだけのデッキでは私には勝てません!」

 

カチン!

今・・・何て言いやがった・・・・・俺の仲間が雑魚だって・・・・デッキが雑魚だって・・・・・

 

「俺の仲間が・・・・・・雑魚ですって?」

 

「ええ!そんな低レベルのモンスターで何の役に立つのです!低レベルモンスターは高レベルモンスターの生贄になればいいのです!あなたみたいな低レベルモンスターだけで組んでいるデッキは雑魚に等しいのです!」

 

ブチッ!

良いだろう・・・・・・・そんなに雑魚雑魚と言うなら見せてやるよ・・・・・・・この世界に来て、あまりにも簡単に決まるから封印した凶悪なコンボを!!

 

「これでターンエンド。どう考えても私の勝ちは決まりですがね」

 

 

ハイトマン 手札 0枚 LP 4000

【モンスターゾーン】

古代の機械巨人 攻3000 ×3

【魔法・罠ゾーン】

なし

 

 

〜(一方その頃、龍可たちは・・・・・・)〜

 

「なんだよあいつ!遊輝のモンスターを雑魚呼ばわりにして!」

 

「どんなモンスターでも役に立てるカードなのに」

 

「ねぇ、そんな事より遊輝の雰囲気が変わっていないかしら?」

 

「確かにいつもの楽しい雰囲気と違って、何かこう・・・・・相手を仕留めるような雰囲気ね」

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

 

「俺のターン・・・・・」

 

遊輝 手札 4枚

 

「(口調が変わった?諦めましたか)」

 

「魔法カード、ガガガゲットを発動・・・デッキから《ガガガ》と名のついたモンスターをデッキから特殊召喚する・・・・・ガガガガールを特殊召喚・・・・・」

 

ガガガガール 攻1000

 

『マ、マスター・・・・周りの空気が凄い重い・・・・(汗)」

 

「大丈夫、凄く落ち着いているから・・・・・それよりダイヤ」

 

『何でしょうか?』

 

「確かデュエル中にモンスターを実体化させれば、相手に実際のダメージが行くんだよね?」

 

『そうですが・・・・・・・まさかマスター!』

 

そうか・・・・・これで心起きなくあいつを潰せる!俺は実体化の能力を解放させる。

 

『ダメです!!あれ 「リバースカードオープン・・・・・・速攻魔法、地獄の暴走召喚・・・・・攻撃力1500以下のモンスターの特殊召喚に成功した時、同名モンスターをデッキ・手札・墓地から特殊召喚する・・・・・デッキから2体のガガガガールを特殊召喚・・・・・」マ、マスター!!』

 

ガガガガール ×2

 

「そして相手は自分のモンスターを選択してそのモンスターを特殊召喚できるが・・・」

 

「すでに私のフィールドに古代の機械巨人は3体出ていますので特殊召喚はできませんね」

 

「ガガガマジシャンの効果・・・・・エンドフェイズまでLvを1〜8に変更する・・・俺はLv5を選択」

 

ガガガマジシャン ☆4→☆5

 

「ガガガガールの効果・・・・・フィールドのガガガマジシャンを選択して同じLvにする・・・3体のガガガガールのLvを5にする」

 

ガガガガール ×3 ☆3→☆5

 

「何をするかと思えばLvを変えただけですか、やはり雑魚モンスターに変わりはありませんね」

 

「・・・・・貴様には懺悔をしてもらう、このターンのバトルで俺の勝ちだ!!」

 

「何を言ってるんですか。あなたのフィールドにはLvを変えたモンスターだけ、そんな雑魚モンスターに私の古代の機械巨人には勝てません!」

 

「ほざいていろ!Lv5に変更したガガガマジシャンとガガガガールでオーバーレイ!」

 

「オ、オーバーレイ!?!?」

 

下にできたブラック・ホールにダイヤとパールが吸い込む。

 

☆5 × ☆5 = ★5

 

「2体のモンスターでオーバーレイ・ネットワークを構築!エクシーズ召喚!突き抜けろ!No,33 先史遺産ー超兵器マシュ=マック!」

 

No,33 先史遺産ー超兵器マシュ=マック 攻2400

 

ブラック・ホールから上に古代都市を乗せた円柱とその下には反転した都市があり、周りには無数の穴があるモンスターが現れた。前方には『33』と刻まれている。

 

「エ、エエエ、エクシーズ召喚!?まさかフォーチュン・カップで未知の召喚方法を使って準優勝した遠藤遊輝!?」

 

あいつ、俺の受験届けをちゃんと見たのか?それに普通名前見ただけで分からないのか?まぁ、そっちの方が俺としてはありがたいけど。

 

「エクシーズ素材になったガガガガールの効果!このカードを含む《ガガガ》と名のつくカードのみでエクシーズモンスターは『相手フィールドの特殊召喚したモンスター1体の攻撃力を0にする』という効果を追加させる!」

 

「なんですと!?」

 

「食らえ!ゼロゼロコール!」

 

古代の機械巨人 攻3000→0

 

パールが携帯の番号を押し、ゴーレムの攻撃力が0に代わる。

 

「わ、私の古代の機械巨人が・・・・・」

 

「そしてマシュ=マックの効果!1ターンに1度、オーバーレイ・ユニットを取り除き、相手フィールドのモンスターの攻撃力とそのモンスターの元々の攻撃力の差分だけダメージを与え、このカードの攻撃力に加える!」

 

「!?今の古代の機械巨人の攻撃力は0!!」

 

「3000のダメージを受けてもらう!インフィニティ・キャノン!」

 

No,33 先史遺産ー超兵器マシュ=マック OVR 2→1

 

マシュ=マックの周りにある無数の穴から大砲が出てきて、ハイトマンに向かい一斉に発砲する。

 

ハイトマン LP 4000→1000

No,33 先史遺産ー超兵器マシュ=マック 攻2400→5400

 

「ぐわあああああ!!!!な、何故私の服が!?そして本当に撃たれているのですか!?」

 

ハイトマンが自分の服がボロボロになっている事に驚く。そりゃ、モンスターを実体化させているんだから実際にダメージは行くよな。でも俺の怒りはこれで満足しない!

 

「Lv5になっているガガガガール2体でオーバーレイ!エクシーズ召喚!先史遺産ー超兵器マシュ=マック!」

 

No,33 先史遺産ー超兵器マシュ=マック 攻2400

 

「ま、またそのモンスター!しかも素材は!」

 

「ガガガガールの効果!今度は2体を素材にしたから2体分の効果を受けてもらう!そしてマシュ=マックの効果!インフィニティ・キャノン!」

 

古代の機械巨人 ×2 攻3000→0

 

No,33 先史遺産ー超兵器マシュ=マック OVR 2→1

ハイトマン LP 1000→ー2000

No,33 先史遺産ー超兵器マシュ=マック 攻2400→5400

 

ーーーーーーーーーーーー

 

「な、なんてコンボなの・・・・・・・」

 

「ガガガガールの効果で確実に相手モンスターの攻撃力を0にし、あのモンスターでその差分のダメージと攻撃力の上昇につなげる・・・・・」

 

「あんなの決まれば勝てないよ!」

 

「恐ろしいモンスターだね・・・・・」

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

「まだだ!魔法カード、鬼神の連撃を2枚発動!2体のマシュ=マックのオーバーレイ・ユニットを全て取り除き、このターン2回の攻撃ができる!」

 

「ま、待ちなさい!すでに私は負けています!」

 

「何か勘違いをしているんだ?俺は『このターンのバトルで勝つ』と言ったんだ。まだバトルフェイズは入ってない、よってデュエル続行!」

 

「な、そんな勝手な、ヒッ!」

 

まだ文句を言ってきたから鬼の形相をして黙らせた。言ったはずだぞ、懺悔をしてもらうとな!!

 

「速攻魔法、リミッター解除を発動!マシュ=マックの攻撃力を倍にする!」

 

No,33 先史遺産ー超兵器マシュ=マック ×2 攻5400→10800

 

「あ・・・・・・・う・・・・・」

 

「俺の仲間を雑魚と言ったな!低レベルモンスターをバカにした貴様の方が雑魚だ!懺悔の用意は出来ているな!バトル!マシュ=マックで古代の機械巨人に攻撃!ヴリルの火!」

 

マシュ=マックが天に光線を放ち、巨大な火玉が出来てゴーレムと雑魚に落ちる。

 

No,33 先史遺産ー超兵器マシュ=マック 攻10800

古代の機械巨人 攻0

 

ハイトマン LP ー2000→ー12800

 

「ぎゃあああああああ!!!!」

 

「ラスト!残りのマシュ=マックの攻撃!ヴリルの火、三連打!」

 

マシュ=マックが光線を出し、3つの火玉が古代の機械巨人と雑魚に落ちる。

 

ハイトマン LP ー12800→ー45200

 

 

WIN 遊輝 LOS ハイトマン

 

 

 

 

 

「やりすぎよ・・・・・・・」

 

「だってあいつが雑魚と言ってムカついたんだもん」

 

デュエルが終わり、皆と合流してアキさんに注意されたから返答した。

あいつは俺の大事な仲間をバカにしたんだ。あれくらいしないと怒りが収まらないよ。

 

「私の記録を抜いちゃった・・・・・・」

 

そう言えば龍可の記録はフランク戦の時だったな。まさかこのデッキで4万越えのオーバーキルができるとは思わなかったよ。

 

「それでさ〜、あの先生全然起き上がる気配がしないんだけど・・・・・」

 

龍亞がハイトマンの方を指差して、俺に言ってきた。そりゃ・・・・・

 

「あんだけバカにしたんだから、生死ぐらい彷徨ってくれないとな」

 

「そのまま逝ってしまえ!」

 

「レミ、あなたも言葉が悪いよ・・・・・」

 

「ふっふっふ、良いデュエルでしたよ」

 

「?誰だ?」

 

後ろを振り向くと、さっきのハイトマンとは違って穏やかな感じが第一印象のお爺さんが立っていた。

 

「校長先生!」

 

「遊輝君、見事なデュエルでしたよ」

 

「ありがとうございます」

 

「私も彼の方針には反対していたのですが、なかなか耳を傾けてくれないので困ってました。今回は良い薬になるでしょう」

 

「は、はあ〜・・・」

 

やっぱり校長も困っていたんだ。こんな奴いるだけで困るからな。

 

「筆記試験も十分な点を取ってくれたので編入試験は合格です。後日、資料を送りましょう」

 

「はい!」

 

「やったね!無事に合格して!」

 

「今夜はお祝いパーティでもしよう!」

 

「そこまで大きくする必要はないよ。遊輝、おめでとう!」

 

「私からも、合格おめでとう」

 

「皆ありがとう!」

 

さあ、数日後からデュエルアカデミアだ!




遊輝「無事に合格したぜ!」

龍可「おめでとうね、でもあのエクシーズモンスターだけは出さないでね」

遊輝「大丈夫だよ、あのモンスターはよっぽど怒らない限り、出さないように制限しているから」

龍亞「良かった〜、俺、あのモンスターの召喚を止めるしか対処しきれないから助かる」

レミ「それじゃ今回のオリカ紹介!今回はガガガゲッド!」



ガガガゲット 通常魔法
①デッキから「ガガガ」と名のつくモンスター1体をデッキから特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターはエンドフェイズ時に破壊される。


遊輝「このカードはすぴばるで活動している祝札さんから頂きました。祝札さん、ありがとうございます」

龍可「完全にガガガ学園の緊急連絡網の上位交換ね。ちなみにこのカードもらった時はまだガガガ学園の緊急連絡網は無かったの」

龍亞「何も考えず、《ガガガ》を特殊召喚できるから強いよね」

レミ「次回からいよいよアカデミアだね」

遊輝「俺にとっては、2回目の中等部だけどな。それでも楽しみよ!」

龍可「レミさんの仲間も登場ね」

龍亞「タイトルは【アカデミア編入!VS E・HERO&魂の龍!】」

遊輝「編入していきなりデュエルかよ!しかもヒーロー使い!そして魂の龍って何!?」

龍可「次回もよろしくお願いします」

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