【完結】 遊戯王 5D's 転生者と未来のカードたち   作:DICHI

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最強カードの紹介!

ジャック「ふん、初めてだな」

元キング、もしくはニートになったジャック・アトラスだよ。

ジャック「俺は元キングでもニートでもない!」

でも事実じゃないか、まだ1回しか出てないよ。

ジャック「貴様が俺の出番を書かないからだろ!」

さっさと最強カードの紹介に行くよ〜!

ジャック「無視するな!」

今回は超弩級砲塔列車グスタフ・マックス!★ 10という超重力級モンスターだ!

ジャック「エクシーズ素材を1つ取り除くことで、相手に2000ポイントの大ダメージを与える」

シンプルながら強力なバーン効果だ!

ジャック「第24話、デュエルスタート!」


第24話 地縛神VS2体の太陽龍

前回までの状況

 

遊輝&レミ (フィールド共有)

遊輝 手札 5枚 レミ 手札 5枚 LP 4600

【モンスターゾーン】

なし

【魔法・罠ゾーン】

なし

 

ミラエル 手札 2枚 LP 8000

【モンスターゾーン】

デスカイザー・ドラゴン 攻2400

スクラップ・デスデーモン 攻2700

【魔法・罠ゾーン】

アンデットワールド

フィールドバリア

 

 

 

遊輝 side

 

 

俺のターンまでにもうここまで回したか・・・・・ライフも大幅に削られたし、何より周りにゾンビが・・・・・なんでレミは平気なんだよ!もう嫌だよ〜(泣)

おまけに、手札が事故っているし・・・・・

 

「俺のターン!ドロー!」

 

遊輝 手札 6枚

 

・・・・・!一時休戦!助かった〜、

 

「魔法カード、一時休戦!互いのプレイヤーはカードを1枚ドローする」

 

遊輝 手札 5枚→6枚 ミラエル 手札 2枚→3枚

 

「そして相手のエンドフェイズまで全てのダメージを0にする」

 

「ふっ、まさに一時休戦だな。そんなカードで俺を止められるか?」

 

うるせ〜、事故ってしまったんだよ。引いたカードは・・・・・ラッキー!カードカー・Dだ!

 

「カードを1枚伏せてカードカー・Dを召喚!」

 

カードカー・D 攻800

機械族→アンデット族

 

「カードカー・Dの効果!召喚したメインフェイズにこのカードをリリースすることで、カードを2枚ドローする!」

 

遊輝 手札 4枚→6枚

 

「そしてこのままエンドフェイズになる!ターンエンド!」

 

 

遊輝 LP 4600 手札 6枚

【モンスターゾーン】

なし

【魔法・罠ゾーン】

伏せカード 1枚

 

 

「逃げるだけで勝てると思うなよ。私のターン、ドロー」

 

ミラエル 手札 4枚

 

何度も言わせるな!事故なんだよ!まあ次のターンに嫌ってほど攻めたるけどな。

 

「魔法カード、生者の書〜禁断の呪術〜!墓地のゾンビ・マスターを特殊召喚する!」

 

ゾンビ・マスター 攻1800

 

ミラエルの前にゾンビ・マスターが手を伸ばしながら、地面からはい上がってきた。

うえ〜・・・気持ち悪い。少なくともこのフィールド魔法をなんとかしたい。周りにゾンビや幽霊がうじゃうじゃして気絶しそうだよ。

 

「そして相手の墓地のドラグニティーブラックスピアをゲームから除外する」

 

ゾンビ・マスターがレミに近寄り、墓地にあるブラックスピアをゲームから除外する。レミは悔しそうな表情でブラックスピアのカードをポケットに入れる。

 

「ゾンビ・マスターの効果!手札の馬頭鬼を墓地に送ってゴブリンゾンビを特殊召喚!」

 

ゴブリンゾンビ 攻1100

 

「ゴブリンゾンビをリリースして真紅眼の不死竜をアドバンス召喚!」

 

真紅眼の不死竜 攻2400

 

ゴブリンゾンビが消えて出てきたのは、身体に紫の炎がある不死のレッドアイズ。

 

「墓地に送られたゴブリンゾンビの効果によりデッキから2枚目のゾンビキャリアを手札に加える。しかしダメージを与えられないなら戦闘は意味がないな。ターンエンド」

 

 

ミラエル 手札 2枚 LP 8000

【モンスターゾーン 】

デスカイザー・ドラゴン 攻2400

スクラップ・デスデーモン 攻2700

ゾンビ・マスター 攻1800

真紅眼の不死竜 攻2400

【魔法・罠ゾーン】

アンデットワールド

フィールドバリア

 

 

大分フィールドを固めてきたな・・・・・俺の伏せカードは攻撃を防げない・・・・・レミ、頼んだぞ・・・・・

 

「私のターン!ドロー!」

 

レミ 手札 6枚

 

「(まずはモンスターの除去からね)ドラグニティーアキュリスを召喚!」

 

ドラグニティーアキュリス 攻1000

ドラゴン族→アンデット族

 

頭に鋭い刃をもったモンスターが現れた。アキュリス・・・・・手札にあのカードがあるのか?

 

「アキュリスの効果発動!召喚に成功した時に手札から「ドラグニティ」と名のついたモンスターを特殊召喚して、このカードを装備カードとして装備する!ドラグニティーレギオンを特殊召喚!」

 

ドラグニティーレギオン 攻1200

鳥獣族→アンデット族

 

アキュリスの隣に緑色の翼を持った鳥獣が出てきて、アキュリスがそのモンスターの背中につく。

 

「レギオンの効果!魔法・罠ゾーンの《ドラグニティ》と名のついたカードを墓地へ送ってスクラップ・デスデーモンを破壊する!」

 

レギオンが背中にいるアキュリスを放ち、スクラップ・デスデーモンに突っ込み破壊される。

 

「まだよ!装備カード状態のアキュリスが墓地へ送られた時、フィールドのカードを1枚選択して破壊する!今度はデスカイザー・ドラゴンを破壊!」

 

アキュリスの亡霊がデスカイザー・ドラゴンの背後に回って突き刺す。

 

「くっ、余計な事を・・・・・」

 

「魔法カード、精神操作!あんたのゾンビ・マスターのコントロールを1ターンだけ私のフィールドに来る!」

 

ゾンビ・マスターが頭を抑えて、レミの所に来る。

 

「なんでゾンビを奪うんだよ!!本当に吐きそうだよ!!」

 

「我慢しなさい!ゾンビ・マスターの効果発動!手札のブランディストックを墓地に送り、そのまま特殊召喚する!」

 

ドラグニティーブランディストック 攻600

ドラゴン族→アンデット族

 

「アンデットワールドの効果でコストとして送ったブランディストックはアンデット族になるからゾンビ・マスターで召喚できる!」

 

上手い!アンデットワールドの効果を逆手にとったか!それにLvの合計は8!あのモンスターが出せる!

 

「Lv3のレギオンとLv4のゾンビ・マスターにLv1のブランディストックをチューニング!」

 

☆3 + ☆4 + ☆1 = ☆8

 

「嵐が吹き荒れる時、竜の渓谷の救世主が舞い降りる。龍の騎士と共にこの楽園を救え!シンクロ召喚!吹きあれろ!フェザー・ウィング・ドラゴン!」

 

フェザー・ウィング・ドラゴン 攻2800

ドラゴン族→アンデット族

 

レミの後ろから風が吹き荒れ、フェザーがその風に乗って現れた。

 

『あれがダークシグナーですか。レミ様、油断せずにいきましょう』

 

「そうだね。油断せずに」

 

「ほぅ、シグナーの龍か、ようやく面白くなってきた!」

 

「本当ならフェザーの効果で墓地のドラゴン族モンスターを装備したいけど、アンデットワールドによりすべてのモンスターはアンデット族だからそれができない。だけど属性までは変えられない!フェザーの効果!墓地の風属性モンスター1体をデッキに戻してフィールドのカードを手札に戻す!レギオンをデッキに戻して、対象は真紅眼の不死竜!」

 

墓地のレギオンが回収された後、フェザーが翼を広げて突風を起こす。真紅眼の不死竜は耐えられず手札に戻っていく。

 

「良し!これでフィールドはガラ空きだ!」

 

「このままバトル!フェザーでダイレクトアタック!ストーム・ウィングブレイク!」

 

ミラエル LP 8000→5200

 

やっと奴のライフが削れたな。ここから挽回しないと。

 

「カードを1枚伏せてターンエンド!」

 

 

レミ 手札 2枚 LP 4600

【モンスターゾーン】

フェザー・ウィング・ドラゴン 攻2800

【魔法・罠ゾーン】

伏せカード 2枚

 

 

「調子に乗るなよ!私のターン、ドロー」

 

ミラエル 手札 4枚

 

「魔法カード、闇の誘惑!手札の真紅眼の不死竜を除外して2枚ドローする。そして墓地の馬頭鬼の効果!このカードをゲームから除外してデスカイザー・ドラゴンを特殊召喚!」

 

デスカイザー・ドラゴン 攻2400

 

ミラエルの後ろからまた不気味な龍が出てきた。何度も蘇るな!だからゾンビとか幽霊とか嫌なんだよ!

 

「デスカイザー・ドラゴンの効果で、女の墓地のドラグニティーアキュリスを特殊召喚する!」

 

ドラグニティーアキュリス 攻1000

ドラゴン族→アンデット族

 

「Lv6のデスカイザー・ドラゴンにLv2のドラグニティーアキュリスをチューニング!」

 

☆6 + ☆2 = ☆8

 

「漆黒の龍が無二の墓に引きずりこむ!シンクロ召喚!ダークエンド・ドラゴン!」

 

ダークエンド・ドラゴン 攻2600

ドラゴン族→アンデット族

 

「ダークエンド・ドラゴン!?やばいっ!」

 

「ダークエンド・ドラゴンの効果!このカードの攻撃力と守備力を500ポイント下げてフェザー・ウィング・ドラゴンを墓地に送る!」

 

「何ですって!?」

 

ダークエンド・ドラゴン 攻/守 2600/2100→2100/1600

ダークエンドの胴体から黒いガスが出て、それがフェザーを包みこみ墓地へ送られる。

 

「フェザー!」

 

「これでお前たちのフィールドは再びなくなった!ダークエンド・ドラゴンでダイレクトアタック!ダーク・フォッグ!」

 

ダークエンドの胴体から再び黒いガスが出て、俺たちに襲いかかる。

 

遊輝&レミ LP 4600→2500

 

「うわあぁぁーーーー!」

 

「ぐわっ!ぐっ・・・・・」

 

いてて・・・・・モロに受けてしまったな・・・・・身体の方はまだいけるな。

 

「はぁ、はぁ・・・・・大丈夫か?」

 

「大丈夫だよ・・・・・」

 

レミが元気なさげに答える。フェザーが墓地に送られた事がよっぽど答えたんだな、なんとかしないと、

 

「元気出せ、俺がフェザーの敵討ちをとる」

 

「うん・・・」

 

「カードを1枚伏せターンエンド」

 

 

ミラエル 手札 3枚 LP 5200

【モンスターゾーン】

ダークエンド・ドラゴン 攻2100

【魔法・罠ゾーン】

アンデットワールド

フィールドバリア

伏せカード 1枚

 

 

「俺のターン!ドロー!」

 

遊輝 手札 7枚

 

・・・・・よし、これでこのデュエルは終わる!

 

「聖刻龍ートフェニドラゴンを特殊召喚!」

聖刻龍ートフェニドラゴン 攻2100

ドラゴン族→アンデット族

 

後ろからトフェニドラゴンが飛んでくる。

 

「トフェニドラゴンは相手フィールドにモンスターが存在し、自分フィールドにモンスターが存在しない場合、手札から特殊召喚できる!そして特殊召喚されたトフェニドラゴンをリリースして、聖刻龍ーシユウドラゴンを特殊召喚!」

 

聖刻龍ーシユウドラゴン 攻2200

ドラゴン族→アンデット族

 

「シユウドラゴンはフィールドの《聖刻》と名のついたモンスターをリリースすることで特殊召喚できる!そしてリリースされたトフェニドラゴンの効果!デッキ・手札・墓地からドラゴン族通常モンスター1体を攻撃力・守備力を0にして特殊召喚する!デッキからエレキテルドラゴンを攻撃力・守備力を0にして特殊召喚する!」

 

エレキテルドラゴン攻/守 2500/1000→0/0

ドラゴン族→アンデット族

 

「さらにシユウの効果!手札またはフィールドからこのカード以外の《聖刻》と名のついたモンスターをリリースすることで、相手の魔法・罠カードを1枚破壊する!手札から聖刻龍ーシユウドラゴンをリリースして、フィールドバリアを破壊する!」

 

シユウドラゴンが羽ばたいて、フィールドバリアのカードを破壊する。

 

「リリースされたシユウドラゴンの効果!こいつもデッキ・手札・墓地からドラゴン族通常モンスターを攻撃力・守備力を0にして特殊召喚できる!デッキから2体目のエレキテルドラゴンを特殊召喚!」

 

エレキテルドラゴン攻/守 2500/1000→0/0

ドラゴン族→アンデット族

 

ようやく揃った!これで下準備は終わりだ!

 

「苦労して揃えたわりには攻撃力0かよ」

 

「その高笑いする鼻をへし折ってやる!Lv6のエレキテルドラゴン2体でオーバーレイ!」

 

「オーバーレイ!?」

 

☆6 × ☆6 = ★6

 

「2体のモンスターでオーバーレイ・ネットワークを構築!エクシーズ召喚!セイクリッド・トレミスM7!」

 

セイクリッド・トレミスM7 攻2700

機械族→アンデット族

 

ブラックホールから光の機械・セイクリッド・トレミスM7が舞い降りた。

 

「こいつが・・・・・エクシーズモンスター・・・・・ルドガーが言っていたこの世界にないカード・・・・・」

 

「(やはりあっちに情報が漏れているか、本気で行かないと!)トレミスは1ターンに1度、オーバーレイ・ユニットを1つ取り除くことで自分または相手のフィールドもしくは墓地のモンスター1体を手札に戻す!俺が選択するのはもちろんダークエンド!」

 

セイクリッド・トレミスM7 OVR 2→1

 

トレミスが光の閃光を出し、ダークエンドはエクストラデッキに戻る。

 

「くっ、ダークエンドまでも!」

 

「魔法カード、おろかな埋葬!デッキからレダメを墓地に送って、レミのリバースカードオープン!リビングデットの呼び声!墓地に送ったレッドアイズ・ダークネスメタルドラゴンを特殊召喚!」

 

レッドアイズ・ダークネスメタルドラゴン 攻2800

ドラゴン族→アンデット族

 

「レダメの効果!1ターンに1度、手札または墓地からドラゴン族モンスターを特殊召喚できる!現れろ!銀河を宿いし光の龍!銀河眼の光子竜!」

 

銀河眼の光子竜 攻3000

ドラゴン族→アンデット族

 

上空に出来た銀河からプラチナが舞い降りた。

 

『主、このターンで決めるつもりですか?』

 

「あぁ、あいつが厄介なモンスターを出す前に倒さないと(本音は早くこの空間から出たい!ゾンビとか幽霊がうじゃうじゃいるから、また気絶しそうだよ・・・・・)」

 

『気を付けてください。相手がそう簡単に負けるはずがありません』

 

「わかった」

 

「女といい、さっきから何を喋っている!早くしろ!」

 

ミラエルがイライラしながら言ってくる。あいつ精霊が見えないのか?まあ、それが普通か。

 

「魔法カード、ギャラクシー・クィーンズ・ライト!フィールドのLv7以上のモンスターを選択して、それ以外のモンスターのLvをエンドフェイズまで選択したモンスターと同じLvにする!俺が選ぶのはLv10のレダメ!ギャラクシーアイズとシユウドラゴンのLvを10にする!」

 

銀河眼の光子竜 ☆8→☆10

聖刻龍ーシユウドラゴン ☆6→☆10

 

「またLvを揃えてきやがった!」

 

「Lv10になったシユウドラゴンとレダメでオーバーレイ!」

 

☆10 × ☆10 = ★10

 

「2体のモンスターでオーバーレイ・ネットワークを構築!エクシーズ召喚!突撃せよ!超弩級砲塔列車グスタフ・マックス!」

 

超弩級砲塔列車グスタフ・マックス 攻3000

機械族→アンデット族

 

後ろからレールを2本使ってとてつもなくでかい戦車らしきものが走ってきた。

 

「で、でかい!」

 

「グスタフ・マックスの効果発動!1ターンに1度、オーバーレイ・ユニットを1つ取り除いて相手に2000ポイントのダメージを与える!」

 

「2、2000のバーン⁉」

 

「行くぜ!発射オーライ!ビック・キャノン!」

 

グスタフ・マックスの砲台から長い砲身が出て、ミラエルを焦点にし発射する。

 

超弩級砲塔列車 グスタフ・マックス OVR 2→1

ミラエル LP 5200→3200

 

よし!あとはバトルするだけだ!

 

「これで終わりだ!ギャラクシーアイズでダイレクトアタック!破滅のフォトン・ストリーム!」

 

「これで勝ったわ!」

 

プラチナが力を貯めて、ミラエルに撃つ。これが決まれば・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ボーン、ボーン・・・・・

?何の音だ?まるで時計台が時刻を知らせるような・・・・・

 

「手札のバトルフェーダーの効果!」

 

バトルフェーダー!?そんなカード握っていたのか!?

 

「相手のダイレクトアタック宣言時、このカードを特殊召喚し、バトルフェイズを終了する!」

 

バトルフェーダー 守0

悪魔族→アンデット族

 

ミラエルの前に振り子を振りながら、バトルフェーダーが出てきた。

あと一歩だったのに・・・・・だけどまだこっちが有利なのは変わらない。

 

「ターンエンド!」

 

銀河眼の光子竜 ☆10→☆8

 

 

遊輝 手札 2枚 LP 2500

【モンスターゾーン】

セイクリッド・トレミスM7 攻2700

銀河眼の光子竜 攻3000

超弩級砲塔列車 グスタフ・マックス 攻3000

【魔法・罠ゾーン】

リビングデットの呼び声 (使用済み)

伏せカード 1枚

 

 

「私のターン、ドロー」

 

ミラエル 手札 3枚

 

ドローしたカードを見た瞬間、ミラエルが笑った。何を引いたんだ?

 

「お前らのおかげで面白いデュエルが出来た!だがこのデュエルは俺がいただく!リバースカードオープン!リビングデットの呼び声!墓地からゾンビ・マスターを特殊召喚する!」

 

ゾンビ・マスター 攻1800

 

ゾンビ・マスター?何でゾンビ・マスターなんだ?どうする・・・・・・・・!あいつのフィールドにモンスターが2体!

 

「バトルフェーダーとゾンビ・マスターをリリース!」

 

バトルフェーダーとゾンビ・マスターが消えて、上空に巨大な物体が現れた。

 

「く、来るぞ!」

 

「地縛神の・・・・・登場!」

 

「我が運命の光に潜みし亡者達の魂よ!流転なるこの世界に暗黒の世界を導くため、我に力を与えよ!現れよ!地縛神Uru!」

 

地縛神 Uru 攻3000

昆虫族→アンデット族

 

上空の不気味な物体が光り、目を開けると周りに赤いコブみたいのがついていて、蜘蛛のような巨大なモンスターだった。そんな紹介よりUru!?何であいつがUruのカードを持っているの!あれはルドガーのカードだよ!

 

「でかい!遊輝のモンスターよりでかいなんて・・・」

 

地縛神がでかいのはさっき龍亞のデュエルで確認したでしょ!

 

「地縛神はダイレクトアタックが可能だ!バトル!地縛神Uruでダイレクトアタック!ヘル・スレッド!」

 

Uruが口から黒い糸を無数に吐いてくる。

 

「終らねぇよ!手札の速攻のかかしの効果!ダイレクトアタック時、手札からこのカードを墓地に送ってバトルフェイズを終了させる!」

 

目の前に速攻のかかしが現れて、Uruの攻撃を防ぐ。

 

「ふっ、首の皮1枚持ったな。だけどこの地縛神にはかなわない!」

 

「んなもんやってみなきゃわからねぇだろ!」

 

「そうよ!まだデュエルは終わっていないわ!」

 

「だったらこいつを倒してみろ!その前にそのモンスター達を葬ってやる!手札のゾンビキャリアを墓地に送り魔法カード、ライトニング・ボルテックス発動!相手フィールドの表側表示のモンスターを全て破壊する!」

 

「なっ!ライボル!?」

 

俺のフィールドに雷が落ちて全てのモンスターが破壊された。すまねぇプラチナ、守ることができなくて・・・・・

 

『(気にしなくても構いません。必ず勝ってください)』

 

「(プラチナ・・・・・当たり前だ!必ず勝つ!)」

 

「ターンエンド!さあこの状況をひっくり返してみろ!もっとも次のターンで決まるがな!」

 

 

ミラエル 手札 0枚 LP 3200

【モンスターゾーン】

地縛神Uru 攻3000

【魔法・罠ゾーン】

アンデットワールド

リビングデットの呼び声 (使用済み)

 

 

遊輝 side out

 

 

レミ side

 

 

厄介なモンスターが出てきたね・・・・・今の手札だとあの地縛神を倒せない。なんとかこのドローで良いカードを引かないと・・・・・

 

「私のターン!ドロー!」

 

レミ 手札 3枚

 

・・・・・・・・駄目だわ。このカードじゃ地縛神を倒せない。

 

「カードを2枚伏せてターンエンド!」

 

 

レミ 手札 1枚 LP 2500

【モンスターゾーン】

なし

【魔法・罠ゾーン】

伏せカード 3枚

 

 

「いよいよ手が尽きたか、私のターン、ドロー!」

 

ミラエル 手札 1枚

 

伏せカードはミラーフォースとブラフのカード。これで遊輝まで渡ればまだ可能性が・・・・・

 

「魔法カード、地縛旋風!フィールドに地縛神が存在する時、相手の魔法・罠カードを全て破壊する!」

 

「!?そんな!」

 

このままじゃ負けてしまう!でもあのカードを防ぐカードが「レミ!俺のリバースカードを使え!」遊輝の伏せカード?・・・・・これは!

 

「チェーンでリバースカードオープン!ダメージ・ダイエット!このターンの私たちが受ける全てのダメージは半分になる!」

 

私たちの前にバリアが貼られる。これでこのターンは耐えられる。遊輝はずっとこのカードを伏せていたのね。

 

「チッ、このターンでも仕留められないか、だがダメージはうけてもらう!地縛神Uruでダイレクトアタック!ヘル・スレッド!」

 

地縛神が糸を吐きだし、私たちを地面に叩きつける。

 

「きゃあああーーーーーー!」

 

「ぐわああぁぁーーーーーー!」

 

遊輝&レミ LP 2500→1000

 

う・・・・・うう・・・・・こんなに強力なんて・・・・・

 

「決まったな、あの攻撃を真正面からうけたら立つことはできない」

 

う・・・・・まだ終わってない・・・・・なのに身体が言う事を聞かない・・・・・さっき地面に叩きつけられた時に何処か骨をやられたみたい・・・・・

 

「サレンダーしろ。このまま続けても意味がない」

 

サレンダーなんかしたくない・・・・・でも身体が動かない・・・・・どうす「誰がサレンダーなんかするもんか・・・・・」!遊輝!

 

「まだ終わってない・・・・・デュエル続行だ!」

 

「ふん、頭から血を流している奴が続行だと?笑わせるな」

 

頭から血だって!このまま続けてたらまた命の危険が・・・・・

 

「ふざけるな!頭から血が流れてデュエルできないだと?そんな簡単に倒れるやわじゃないわ!まだデッキもライフも残っている!これが尽きるまで俺は戦う!」

 

遊輝がデスクを構える。私も立たないと・・・・・

 

「私も・・・・・諦めない!」

 

「ふっ、身体がボロボロの状態で何ができる!次のターンがお前たちの最後だ!ターンエンド!」

 

 

ミラエル 手札 0枚 LP 3200

【モンスターゾーン】

地縛神Uru 攻3000

【魔法・罠ゾーン】

アンデットワールド

リビングデットの呼び声 (使用済み)

 

 

頼んだよ・・・・・遊輝・・・・・

 

 

レミ side out

 

 

遊輝 side

 

 

いって〜、ダメージ半分にしてもここまで食らうとは、やっぱ地縛神は別格か、おまけに頭から血が流れるわ、また骨を数本やってしまうわこの世界に来て骨が折れるの3度目だな。また身体を鍛え直すか。さてと、奴のいう通り、これが正真正銘ラストターンだな・・・・頼むぞ、俺のデッキ!!

 

「俺の・・・・・ターン!!ドロー!!」

 

手札 2枚

 

・・・・・良し!

 

「魔法カード、壺の中の魔術書!お互いデッキからカードを3枚ドローする!」

 

お互いにデッキに手をかざす。

 

「(あの地縛神を倒れるカードを!)ドロー!!」

 

遊輝 手札 1枚→4枚 ミラエル 手札 0枚→3枚

 

・・・・・来た!これで勝てる!

 

「魔法カード、死者蘇生!墓地からシユウドラゴンを特殊召喚!」

聖刻龍ーシユウドラゴン 攻2200

ドラゴン族→アンデット族

 

「シユウドラゴンの効果!手札のアセトドラゴンをリリースしてアンデットワールドを破壊する!」

 

「何だと!?」

 

地縛神Uru アンデット族→昆虫族

聖刻龍ーシユウドラゴン アンデット族→ドラゴン族

 

シユウドラゴンが羽ばたいて、不気味な森が消えていく。フィールド魔法がなくなったことで、Uruは少し身体が重くなったように地面に失せる。

 

「これで地縛神の効果は消える!さらにリリースされたアセトドラゴンの効果!墓地のエレキテルドラゴンを特殊召喚!」

 

エレキテルドラゴン攻/守 2500/1000→0/0

 

「そしてエレキテルドラゴンの特殊召喚にチェーンして速攻魔法、地獄の暴走召喚!攻撃力1500以下のモンスターが特殊召喚した時、同名モンスターを手札・デッキ・墓地から攻撃表示で特殊召喚する!墓地のエレキテルドラゴン2体を特殊召喚!」

 

エレキテルドラゴン 攻2500 ×2

 

「チッ、地縛神Uruはデッキに1体しか存在していない!」

 

「Lv6のエレキテルドラゴン2体でオーバーレイ!」

 

☆6 × ☆6 = ★6

 

「2体のモンスターでオーバーレイ・ネットワークを構築!白夜の地に輝く純白の太陽よ!天空の世界から降臨して、この世界の光の神となれ!エクシーズ召喚!輝け!ホワイト・サン・ドラゴン!」

 

ホワイト・サン・ドラゴン 攻2400

上空から白い太陽がゆっくりと舞い降りて、少しずつ形を変えていきホワイトが姿を表す。

 

『ギャアアアァァァーーーーー!』

 

やる気満々だな。ちょっと待っとけ、もう1体も出すからな。

 

「シグナーの龍か・・・・・だが攻撃力が足りない!」

 

「何勘違いしてるの?シグナーの龍はホワイトだけじゃないよ!」

 

「!?どういう事だ!」

 

「チューナーモンスター、ドレッド・ドラゴンを召喚!」

 

ドレッド・ドラゴン 攻1100

 

頭がもじゃもじゃしている小さな龍が現れた。

 

「さっきの答えだ!Lv6のエレキテルドラゴンにLv2のドレッド・ドラゴンをチューニング!」

 

☆6 + ☆2 = ☆8

 

「極夜の地に潜む漆黒の太陽よ!暗黒の世界から舞い降りて、この世界の闇の神となれ!シンクロ召喚!染まれ!ブラック・サン・ドラゴン!」

 

上空に今度は黒い太陽が現れて、変形してブラックが出てくる。

 

『グォオオオオーーーーーー!』

 

こっちもやる気十分だな!さあ、最後の仕上げにかかるか!

 

「2体目のシグナーの龍だと!?だがそいつも地縛神にはかなわない!」

 

「ブラックの効果!特殊召喚時、墓地のエクシーズモンスター1体を装備カードとしてこのカードに装備する!対象はグスタフ・マック!」

 

ブラックの下に穴が開き、グスタフ・マックを吸収する。

 

「そしてブラックは装備したモンスターの攻撃力分、攻撃力が上がる!」

 

「な、何だと!?」

 

ブラック・サン・ドラゴン 攻1000→4000

 

「バ、バカな・・・・・地縛神が、俺が負けると言うのか・・・・・」

 

ブラックの攻撃力4000を目の当たりにしてミラエルが少し顔を引きつり、足を2,3歩後ろに引く。

 

「バトル!ブラックで地縛神Uruに攻撃!ダークネス・ブラスト!」

 

ブラックが黒い光線を地縛神に向かって打ち、地縛神は崩れてゆく。

 

 

ブラック・サン・ドラゴン 攻4000

地縛神Uru 攻3000

 

ミラエル LP 3200→2200

 

 

「うわあぁぁぁーーーーー!」

 

「ラスト!ホワイトでダイレクトアタック!」

 

「「サンシャイン・パティズム!!」」

 

ホワイトがミラエルに向かって、白い光線を撃つ。

 

 

ミラエル LP 2200→0

 

 

WIN 遊輝&レミ LOS ミラエル




遊輝「やっとゾンビから海保された・・・・・」←若干涙目

レミ「まだ言うの!?」

遊輝「ゾンビと幽霊は怖いんだ!!!」

レミ「(・・・・・・これはまた重症ね(汗)。過去に何があったのよ・・・)」

遊輝「もう二度とあんなデュエルしたくない!」

レミ「それって地縛神との?」

遊輝「アンデット族とだ!!」

レミ「・・・・・・・・・・・・・」

遊輝「次回は・・・・・作者が手を抜いて、そのままダーク・シグナーの戦いを終わらせるらしいぞ」

レミ「【最後の戦い】。次回もよろしく」

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