【完結】 遊戯王 5D's 転生者と未来のカードたち   作:DICHI

25 / 202
最強カードの紹介〜、今回は

ダイヤ「私ですね」

ダイヤだよ。

ダイヤ「まだ精霊を出すのですか?」

順番だから仕方ない。行くよ。

ダイヤ「今回は超銀河眼の光子龍〈ネオ・ギャラクシーアイズ・フォトン・ドラゴン〉プラチナの進化した姿ですね」

☆8が3体必要という超重量モンスターだよ。

ダイヤ「銀河眼を素材としてエクシーズ召喚する事で、このカード以外のフィールドに存在する全ての表側表示のカードの効果無効にします。ただし後続で発動する効果は無効に出来ません」

エクシーズ素材を1つ取り除くことで、相手フィールドのエクシーズ素材を全て取り除くことができ、取り除いた数×500ポイントの攻撃力アップと攻撃回数を得れるよ。

ダイヤ「第21話、スタート!」


第21話 シークレットシグナーの試練

レミ side

 

「デュエル‼」 「デュエル・・・」

 

幻影 LP 4000 レミ LP 4000

 

先に私がデュエルをするよ!

 

「私のターン・・・」

 

幻影 手札 6枚

 

「ガスタの巫女 ウィンダを召喚・・・」

 

ガスタの巫女 ウィンダ 攻1000

 

小さな女の子が出てきた。

相手のデッキはガスタか・・・リクルーターが多いから注意しないと。

 

「カードを2枚伏せターンエンド・・・」

 

 

幻影 手札 3枚 LP 4000

【モンスターゾーン】

ガスタの巫女 ウィンダ 攻1000

【魔法・罠ゾーン】

伏せカード 2枚

 

 

いつも通りの立ち上がりね。でもこの手札・・・

 

「私のターン!ドロー!」

 

レミ 手札 6枚

 

私は引いたカードを確認する。

・・・・このデュエル、勝ったわ。

 

「魔法カード、大嵐!フィールド上の魔法・罠カードを全て破壊する!」

 

幻影は相変わらず表情1つを変えずに、破壊するカードを見る。

破壊されたのは・・・・・ガード・ブロックと神の警告か・・・。結構危ないカードを伏せてたのね。

 

「フィールド魔法発動!竜の渓谷!1ターンに1度、手札を1枚捨てる事で、《デッキからLv4以下の《ドラグニティ》と名のついたモンスター1体を手札に加える》か、《デッキからドラゴン族モンスター1体を墓地に送る》の効果から1つ選び発動する。手札のドラグニティーファランクスを捨てて2つ目の効果を選択!ドラグニティーブランディストックを墓地に送る」

 

手札にあった私の精霊、ファランクスを墓地へ送って、デッキから飛び出したカード1枚を墓地に送る。

 

「ドラグニティードゥクスを召喚!」

 

ドラグニティードゥクス 攻1500

 

「ドゥクスの効果!召喚に成功した時、墓地のLv3以下の《ドラグニティ》と名のついたドラゴン族モンスター1体を装備カードとしてこのカードに装備する!墓地のファランクスを装備!そしてドゥクスはフィールドのドラグニティと名のついたカードの枚数×200ポイント攻撃力をアップする!」

 

ドラグニティードゥクス 攻1500→1900

 

「装備されたドラグニティーファランクスの効果発動!装備されているこのカードを特殊召喚する!」

 

ドラグニティーファランクス 攻500

 

装備状態のファランクスがフィールドに現れた。今日もよろくしね。

 

「Lv4のドゥクスにLv2のファランクスをチューニング!」

 

☆4 + ☆2 = ☆6

 

「竜の渓谷を守りし赤い騎士が、楽園の窮地に立ち上がる。竜の絆で駆け抜けろ!シンクロ召喚!カモン!ドラグニティナイトーヴァジュランダ!」

 

光の中から、赤い龍とその龍に乗る騎士が現れた。

 

「ヴァジュランダの効果発動!シンクロ召喚に成功した時、墓地のレベル3以下の「ドラグニティ」と名のついたドラゴン族モンスター1体を装備カード扱いとしてこのカードに装備する!再びファランクスを装備!そしてファランクスの効果で自身を特殊召喚!」

 

ドラグニティーファランクス 攻500

 

ファランクスがフィールドに出たのを確認して、エクストラデッキから1枚のカードを取り出す。ようやく出せるね。頼むよ!フェザー!

 

「Lv6のドラグニティナイトーヴァジュランダにLv2のファランクスをチューニング!」

 

☆6 + ☆2 = ☆8

 

「嵐が吹き荒れる時、竜の渓谷の救世主が舞い降りる。龍の騎士と共にこの楽園を救え!シンクロ召喚!吹きあれろ!フェザー・ウィング・ドラゴン!」

 

フェザー・ウィング・ドラゴン 攻2800

 

光の中から、銀色の翼を持つ緑の龍が現れた。左には刃があり、尻尾が悪魔のように尖っている。

 

「こうして出すのは初めてね」

 

『はい、デュエルでもレミ様を支えます』

 

「ありがとう!フェザー・ウィングの効果!シンクロ召喚に成功した時、墓地のドラゴン族モンスターを任意の数だけ選択してこのカードに装備する!墓地のファランクスとブランディストックを装備!」

 

フェザーが咆哮を上げ、墓地に存在するファランクスとブランディストックがフェザーの両手につく。

 

「フェザー・ウィングのもう一つの効果発動!1ターンに1度、墓地の風属性モンスター1体をデッキに戻すことで、フィールドのカード1枚を手札に戻す!墓地のドゥクスをデッキに戻してガスタの巫女 ウィンダを手札に戻す!ウィンドセプション!」

 

ドゥクスの影がフェザーの身体に入るとフェザーは翼を広げ突風を起こしてウィンダをフィールドから吹き飛ばした。幻影は表情1つ変えずにカードを手札に戻す。

 

「バトル!フェザー・ウィング・ドラゴンでダイレクトアタック!ストーム・ウィングブレイク!」

 

フェザーが再び突風を起こし、その風に乗り幻影を左にある刃で切り裂く。

 

幻影 LP 4000→1200

 

「まだよ!装備されたブランディストックの効果!装備カード扱いとしてこのカードが装備されている場合、装備モンスターは1度のバトルフェイズに2回攻撃出来る!もう一度フェザー・ウィングの攻撃!ストーム・ウィングブレイク!」

 

幻影の後ろに回ったフェザーが振り向いて、後ろから幻影を切り裂いた。

 

幻影 LP1200→0

 

 

WIN レミ LOS 幻影

 

 

デュエルが終わると、幻影が光に変わり私の身体に吸い込まれる。

これでいいのかな?

 

『おめでとうございます。これでシークレットシグナーの能力を使うことができます』

 

「ありがとう」

 

周りにあった白い幕が消え、遊輝がこっちにくる。その第一声が

 

「お前・・・・・ワンキルはないだろ」

 

「酷いよ!普通はおめでとうとかじゃないの!?」

 

「なんかこう・・・・・呆気がなかったからさ」

 

酷いよね。第一声がこれだよ。デュエルに勝ったのに!

 

『次はマスターの番ですよ』

 

「あ〜い、頑張ってくるわ」

 

遊輝が手を上げて、試練の場に向かう。あんな調子で大丈夫かな?

 

 

レミ side out

 

 

遊輝 side

 

 

次は俺の番か、レミが勝ったんだから勝たないとな。しかしレミ、試練の時にワンキルするのか・・・

デュエルする所までくると、幻影が近づいて白い幕が張られる。

 

「行くぞ!」

 

「デュエル‼」 「デュエル・・・・・」

 

幻影 LP 4000 遊輝 LP 4000

 

「私のターン・・・・・」

 

幻影 手札 6枚

 

「魔法カード、炎熱伝導場・・・デッキのラヴァル炎湖畔の淑女とラヴァル炎火山の侍女を墓地に送る・・・・・」

 

はっ!?ラヴァルだと!!

 

「墓地に送られたラヴァル炎火山の侍女の効果・・・このカードが墓地に送られた時このカード以外の「ラヴァル」と名のついたモンスターが存在する場合、デッキから「ラヴァル」と名のついたモンスター1体を墓地に送る・・・・・デッキから2体目のラヴァル炎火山の侍女を墓地に・・・・・送られたラヴァル炎火山の侍女の効果で3体目のラヴァル炎火山の侍女を墓地に・・・・・侍女の効果でラヴァル・ランスロットを墓地に・・・・・」

 

うわ〜・・・・・一気に5体も墓地に送ったよ・・・・・

 

「魔法カード、封印の黄金櫃・・・・・デッキからカードを1枚選択して除外する・・・・・2回目の自分のスタンバイフェイズに除外したカードを手札に加える・・・・・真炎の爆発を除外する・・・・・」

 

おいおい、2回目のターンに真炎の爆発がくるのかよ・・・・・やばい・・・・・

 

「墓地に《ラヴァル》と名のついたモンスターが3種類存在するためチューナーモンスター、ラヴァル・コアトルを特殊召喚・・・・・」

 

ラヴァル・コアトル 攻1300

 

「ラヴァル・フロギスを召喚・・・・・」

 

ラヴァル・フロギス 攻1700

 

「Lv4のラヴァル・フロギスにLv2のラヴァル・コアトルをチューニング・・・・・」

 

☆4 + ☆2 = ☆6

 

「シンクロ召喚・・・・・ラヴァルバル・ドラグーン・・・・・」

 

ラヴァルバル・ドラグーン 攻2500

光の中から炎が爆発して、巨大な怪鳥が羽ばたきながら現れた。

 

「墓地に送られたラヴァル・フロギスの効果・・・・・自分フィールドのラヴァルと名のついたモンスターの攻撃力を300ポイントアップする・・・・・」

 

ラヴァルバル・ドラグーン 攻2500→2800

 

「ラヴァルバル・ドラグーンの効果・・・デッキから「ラヴァル」と名のついたモンスターを手札に加え、手札の「ラヴァル」と名のついたモンスターを墓地に送る・・・・・デッキからラヴァルバーナーを加え、手札のラヴァルロード・ジャッジメントを墓地に・・・・・手札に加えたラヴァルバーナーを特殊召喚・・・・・」

 

ラヴァルバーナー 攻2100

 

「ラヴァルバーナーもラヴァル・コアトル同様に墓地に「ラヴァル」と名のついたモンスターが3種類以上存在するため特殊召喚できる・・・・・カードを1枚伏せてターンエンド・・・・・」

 

 

幻影 手札 1枚 LP 4000

【モンスターゾーン】

ラヴァルバル・ドラグーン 攻2800

ラヴァルバーナー 攻2100

【魔法・罠ゾーン】

伏せカード 1枚

 

 

ちくしょう!なんだよこれ!1ターン目から飛ばし過ぎだ!何気に8体もモンスターを墓地に送った上に、墓地肥やしのラヴァルバル・ドラグーンを呼んで!さらに2ターン後に真炎の爆発も来るのかよ!こうなったら・・・・・

 

「俺のターン!ドロー!」

 

遊輝 手札 6枚

 

このターンで決めてやる!

 

「魔法カード、召集の聖刻印!デッキから《聖刻》と名のついたモンスター1体を手札に加える!聖刻龍ートフェニドラゴンを手札に加えて特殊召喚!」

 

聖刻龍ートフェニドラゴン 攻2100

 

「トフェニドラゴンは相手フィールドにモンスターが存在し、自分フィールドにモンスターが存在しない場合、手札から特殊召喚できる!トフェニドラゴンをリリースして聖刻龍ーシユウドラゴンを特殊召喚!」

 

聖刻龍ーシユウドラゴン 攻2200

 

「シユウドラゴンはフィールドの《聖刻》をリリースすることで手札から特殊召喚できる!そしてリリースされたトフェニドラゴンの効果!デッキからエレキテルドラゴンを攻撃力・守備力を0にして特殊召喚する!」

 

エレキテルドラゴン 攻/守 2500/1000→0/0

 

「シユウドラゴンの効果!手札もしくはフィールドからこのカード以外の《聖刻》と名のついたモンスターをリリースすることで、相手の魔法・罠ゾーンのカード1枚を破壊する!手札の聖刻龍ーアセトドラゴンをリリースしてそのリバースカードを破壊する!」

 

シユウドラゴンの羽が羽ばたいて風で伏せカードが破壊される。リバースカードは・・・・・ミラーフォース!?どんだけ初手がよかったんだ!

 

「リリースされたアセトドラゴンの効果!デッキから2体目のエレキテルドラゴンを特殊召喚!Lv6のエレキテルドラゴン2体でオーバーレイ!」

 

☆6 × ☆6 = ★6

 

「2体のモンスターでオーバーレイ・ネットワークを構築!エクシーズ召喚!聖刻龍王ーアトゥムス!」

 

聖刻龍王ーアトゥムス 攻2400

 

「アトゥムスの効果!オーバーレイ・ユニットを1つ取り除いてデッキからドラゴン族モンスター1体を攻撃力・守備力を0にして特殊召喚する!3体目のエレキテルドラゴンを特殊召喚!」

 

聖刻龍王ーアトゥムス OVR 2→1

エレキテルドラゴン 攻/守 2500/1000→0/0

 

「この効果を使ったアトゥムスはこのターン攻撃はできない!そしてLv6のエレキテルドラゴンとシユウドラゴンでオーバーレイ!エクシーズ召喚!再び来い!聖刻龍王ーアトゥムス!」

 

聖刻龍王ーアトゥムス ★6

光属性 ドラゴン族 攻2400 守2100

 

「アトゥムスの効果!今度はレッドアイズ・ダークネスメタルドラゴンを特殊召喚!」

 

レッドアイズ・ダークネスメタルドラゴン 攻/守 2800/2400→0/0

 

アトゥムスの咆哮で身体が鋼のようなレッドアイズが現れた。

 

「魔法カード、エクシーズ・ギフト!自分フィールドにエクシーズモンスターが2体以上存在する場合、オーバーレイ・ユニットを2つ取り除くことでカードを2枚ドローする!アトゥムスのオーバーレイ・ユニットを1つずつ取り除いて2枚ドロー!」

 

聖刻龍王ーアトゥムス×2 OVR 1→0

遊輝 手札 2枚→4枚

 

アトゥムスのオーバーレイ・ユニットがなくなりデッキが光ったので、カードをドローする。

 

「レダメの効果!1ターンに1度、手札もしくは墓地からドラゴン族モンスター1体を特殊召喚する!現れろ!銀河を宿いし光の龍!銀河目の光子竜〈ギャラクシーアイズ・フォトン・ドラゴン〉!」

 

銀河眼の光子竜 攻3000

 

上空の空が歪んできて宇宙が現れて、その中からプラチナが発しながら現れた。

 

『主、慌てすぎてす。落ち着いてください』

 

「落ち着けるか!あんだけ回されて2ターン目に真炎の爆発が来るんだぞ!」

 

『確かにそうですが2ターン目でしょう?もう少し落ち着いても大丈夫かと?』

 

「はぁ〜・・・はぁ〜・・・・・・確かに少し慌てすぎたかもな。ありがとう」

 

『その調子です』

 

「よし・・・・・魔法カード、トレード・イン!手札のLv8のモンスター1体を墓地に送りカードを2枚ドローする!神龍の聖刻印を墓地に送って2枚ドロー!」

 

遊輝 手札 1枚→3枚

 

「魔法カード、死者蘇生!墓地の神龍の聖刻印を特殊召喚!」

 

神龍の聖刻印 攻0

 

謎の刻印が刻まれた黄色の球体が現れた。

 

「魔法カード、ギャラクシー・クィーンズ・ライト!フィールドのLv7以上のモンスター1体を選択して、それ以外の自分フィールドの表側表示の全てのモンスターはエンドフェイズまで選択したモンスターと同じLvになる!選択するモンスターはギャラクシーアイズ!レダメのLvを10から8にする!」

 

レッドアイズ・ダークネスメタルドラゴン ☆10→☆8

 

レダメのLvが変わるのを確認したら、俺はエクストラデッキから1枚のカードを取り出す。

 

「さあプラチナ!行くぞ!」

 

『久しぶりにあの姿になるんですね』

 

「ああ!Lv8のギャラクシーアイズと神龍の聖刻印、そしてレダメの3体でオーバーレイ!」

 

☆8 × ☆8 × ☆8 = ★8

 

いつもと違い、上空に銀河の渦が出来てギャラクシーアイズたちが吸い込まられる。そして俺の目の前に槍みたいなのが出てくる。これ・・・・・あそこに投げろと?アニメと同じことをしろと?まあいっか

槍を持ち構え、渦に投げ込む。

 

「銀河を統一し光の龍よ!進化の光を受け、新たな創生者となれ!エクシーズ召喚!降臨せよ我が魂!超銀河眼の光子龍〈ネオ・ギャラクシーアイズ・フォトン・ドラゴン〉!」

 

超銀河眼の光子龍 攻4500

 

上空に出来た銀河が爆発して、赤い光を発した顔が3つある龍がゆっくりと舞い降りて来た。

 

『この姿になるのはこの世界では初めてですね』

 

「まあ滅多に出さないからな。ネオ・ギャラクシーアイズの効果!ギャラクシーアイズを素材としてエクシーズ召喚に成功した時、このカード以外の表側表示のカードの効果を全て無効にする!フォトン・ハウリング!」

 

プラチナが咆哮をあげると、フィールドに存在する全てのモンスターがひざまずいた。

 

「ラスト!魔法カード、鬼神の連撃!フィールドのエクシーズモンスターのオーバーレイ・ユニットを全て取り除き、このターンそのモンスターは2回攻撃することができる!選択するのはネオ・ギャラクシーアイズ!」

 

超銀河眼の光子龍 OVR 3→0

 

ネオ・ギャラクシーアイズのオーバーレイ・ユニットが全てなくなり、攻撃態勢に構える。

 

「バトル!ネオ・ギャラクシーアイズでラヴァルバル・ドラグーンに攻撃!アルティメット・フォトン・ストリーム!」

 

ネオ・ギャラクシーアイズの3つの顔からそれぞれラヴァルバル・ドラグーンに向かって光線を放つ。

 

超銀河眼の光子龍 攻4500

ラヴァルバル・ドラグーン 攻2800

 

幻影 LP 4000→2300

 

「ラスト!ネオ・ギャラクシーアイズの2回目の攻撃!アルティメット・フォトン・ストリーム!」

 

再びネオ・ギャラクシーアイズがラヴァルバーナーに放つ。

 

超銀河眼の光子龍 攻4500

ラヴァルバーナー 攻2100

 

幻影 LP 2300→0

 

WIN 遊輝 LOS 幻影

 

 

 

 

 

「あんたも人のこと言えないよ!何ワンキルしてるのよ!」

 

試練が終わって、幻影が俺の身体に吸い込まられ、レミにきつ〜い一言を言われた。だってな〜、あんなに回されて2ターン後に真炎の爆発が来るんだよ。1ターンで決めないと負けていたよ。

 

『無事に能力をもらったのでちょっと試してみましょう。レミさんから参りましょう』

 

「私は風を操る能力だね。本当に風を操ることが出来るの?」

 

『出来ますが、本当の能力は<r風を作り:・・・・>それを操ることです』

 

「風を作る?どうやって風を作るの?」

 

『まずは指でぐるぐる回してください』

 

ダイヤに言われレミが人差し指を回す。しばらくすると、風がレミの指にまとわりつき始める。

 

「凄い!本当に風を作れた!」

 

『それで飛ばしたい方向に指を傾けると風がその方向に行きます』

 

レミが指を傾けたら、まとわりついていた風がその方向に物凄いスピードで飛んでいった。

 

『他にも風の作り形はありますが、ここからはフェザーから聞いてください。次はマスターです』

 

「それで太陽を操ることってどういうこと?」

 

『基本的に太陽を作りそれを操ることです』

 

「一緒かよ・・・・」

 

太陽を作ること自体は凄いことだけど、結局は作ることから始まるのね。

 

『まずは手のひらを開けてそこに集中してください』

 

ダイヤに言われて右の手のひらを開けて集中すると小さな太陽が出来た。

 

「すげ〜・・・・・本当に太陽を作れるんだ」

 

『それを投げたりしたら攻撃に繋がりますがここでは絶対に投げないでください』

 

「?何でだよ?」

 

『その太陽は小さいですが、本物の太陽と同じ温度だからです』

 

へぇ〜、本物と同じ温度か・・・・・・うん?ちょっと待てよ?

 

「ダイヤ、太陽の表面温度って約6000度だよな?何で俺は平気で持っていられるの?」

 

『マスターが太陽のシグナーだからです。太陽の温度だけでは火傷も起こりません』

 

「・・・・・・一つ聞くけど、俺は何度まで耐えられるの?」

 

『確か・・・・・・100万度近くまでは耐えられる筈です』

 

「・・・・・・・」

 

何それ?100万度って滅多に聞かない数字だよ。・・・いよいよ龍亞に化け物って言われても、否定出来なくなってきた・・・・・太陽を作れて、炎に強かったら人間じゃないな・・・・・そんなことを思っていたら、何処からか銃声が聞こえてきた。音のした方向に向くと・・・・・

 

「やった!撃てた!」

 

『おめでとうございます。これで銃の形はほぼ完璧です』

 

「・・・・・お二人さん、今銃の音が聞こえたのだけど・・・・・」

 

「フェザーがね!『銃の構えをして、撃つ振りをしたら風が圧縮されて銃の玉になり撃てる』って言うから練習したの!それでさっき一発撃ったら成功したの!」

 

「・・・・・ちなみに威力は?」

 

『殺傷までは行きませんが、気絶させることは出来ます。頭の近くで撃つことを例外にしてですが』

 

「・・・・・・・・」

 

ここにもう1人化け物が誕生したよ・・・・・銃を撃てるって・・・・・また逆らえない人が1人増えたよ・・・・・1人目は龍可だよ。あんな思いもうやりたくない!

 

「遊輝はどうなの?」

 

「俺も出来たよ。実戦練習はできなかったけど」

 

「そう、太陽を操るって大変なのね」

 

『マスター、レミさん、龍可さんがこの世界に来たみたいです』

 

レミと話していたらダイヤが入ってきた。

龍可がこの世界にきたってことはもうダークシグナーと戦う所まで来たのか・・・・・

 

「よく龍可ちゃんがこの世界に入ってきたことがわかったね」

 

『精霊世界に来たら反応するようにちょっと細工をしました』

 

「細工って・・・・・まあいいや。取り敢えず龍可の所に行こう」

 

俺はプラチナ、レミはフェザーに乗りダイヤたちが住む街に戻る。




遊輝「試練とは何だったのか・・・・・・」

レミ「あんたも大概だったわね。あれだけ展開して」

遊輝「それが聖刻龍の売りだから(キリッ)」

レミ「キリッじゃないわよ。オリカの紹介に行きましょう。今回は私のシグナーの龍、フェザーよ!」


フェザー・ウィング・ドラゴン ☆8
風属性 ドラゴン族 攻撃力2800 守備力1500
風属性チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
このカードの③の効果は1ターンに1度しか使用出来ない。
①このカードがS召喚に成功した時、自分の墓地に存在するドラゴン族モンスターを任意の数だけ選択し、このカードに装備カード扱いとしてこのカードに装備する。
②このカードに装備された装備カードを墓地に送る事でこのカードは破壊されない。
③墓地の風属性モンスター1体をデッキに戻すことで、フィールド上のカード1枚を手札に戻す。




遊輝「まさにドラグニティの為に生まれてきたカードだな。風属性のチューナー縛りもファランクスで解決出来るし」

レミ「墓地のドラゴン族モンスターを好きな数だけ装備出来て、装備カードを墓地に送ることで破壊を免れる!普通に3枚ぐらいは装備出来るはずだから3回なら耐えらるよ」

遊輝「あとは墓地の風属性モンスターをデッキに戻すだけで好きなカードをバウンス出来る。デッキに戻すというところが悪いな」

レミ「次回は龍可ちゃんを助けてそのまま龍可ちゃん、龍亞君のダーク・シグナーとの戦い」

遊輝「【流れ行け!エンシェント・コメット・ドラゴン!】次回もよろしく!」

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