【完結】 遊戯王 5D's 転生者と未来のカードたち   作:DICHI

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最強カードの紹介〜。

遊輝「何ヶ月ぶりだろ・・・・」

ずいぶんキャラが出たからね〜。最初の頃は割とすぐに回ってきたけど今じゃ2〜3ヶ月は最低でもかかる。

遊輝「人数増えたよな・・・・こんなに増えるとは・・・・」

最初の構想から右に行ったり左に行ったりしながらもやっとここまで来れたよ。

遊輝「WRGPが終わればもう本編もそろそろ終わりか・・・・」

あとは最終回まで走り抜けるだけだな。最強カードの紹介行くぞ!

遊輝「今回はシューティング・スター・ドラゴン。遊星がシンクロ召喚の境地として辿り着いたシンクロチューナーとシンクロモンスターを素材にするシンクロモンスターだ」

1ターンに1度、フィールドのカードを破壊するカード効果を無効にして破壊する。これだけでも強い。

遊輝「そして相手の攻撃宣言時にこのカードをゲームから除外することで一度だけ戦闘を無効にできる。自身を攻撃対象にされてなくても発動できるぞ」

そして最後!デッキトップ5枚をめくり、その中にあるチューナーモンスターの数だけ攻撃することができる!夢は5回攻撃!

遊輝「現実は儚く、一度も攻撃できないってこともあるけど・・・・第181話、ライディングデュエル!アクセラレーション!!」


第181話 WRGP決勝戦 決着!栄光を手にするのは・・・・・

前回までの状況

 

 

遊輝 手札 3枚 LP 3550 SPC 2

【モンスターゾーン】

ブラック・サン・ドラゴン/バスター 攻6500

【魔法・罠ゾーン】

ダーク・リベリオン・エクシーズ・ドラゴン (ブラック)

【ペンデュラムゾーン】

赤:なし

青:賤竜の魔術師 (スケール2)

 

 

遊星 手札 1枚 LP 2200 SPC 4

【モンスターゾーン】

シューティング・スター・ドラゴン 攻3300

【魔法・罠ゾーン】

伏せカード 1枚

 

 

遊輝 side

 

『激闘が続く決勝戦、最終戦!!シーソーゲームを繰り返す両者!!果たしてどちらが勝つのか!?』

 

「俺のターン!ドロー!」

遊輝 手札 4枚

 

遊輝 SPC 2→3 遊星 SPC 4→5

 

「まずはレフト・Pゾーンに慧眼の魔術師をセッティング!」

 

空いていた左側のPゾーンにもう一度慧眼の魔術師が天空から舞い降りてくる。

 

「慧眼の魔術師のペンデュラム効果!自身を破壊して、デッキから2枚目の龍穴の魔術師をセッティング!続いてSPーエンジェル・バトン!SPCが2つ以上ある時、カードを2枚ドローして手札を1枚捨てる!」

 

遊輝 手札 4枚→3枚

 

「賤竜の魔術師のペンデュラム効果発動!」

 

「リバースカードオープン!罠カード、砂塵の大竜巻!」

 

「はぁ!?」

 

「俺はPゾーンの龍穴の魔術師を破壊する!」

 

賤竜の魔術師のペンデュラム効果をしようと高らかに叫んだら、遊星が伏せカードを発動させて龍穴の魔術師を破壊する。

 

「なんでそんなカードあるんだよ!?」

 

「何事も対策は必要だろ?」

 

・・・・・ア〜ハイソウデスネ、じゃあ俺が善意で抜いたあげた次元障壁の時の気持ちを返してください。

 

「(参ったな・・・・ブラック・サン一体だけじゃ殴っても無効にされるだけだし・・・)カードを1枚伏せてターンエンド!」

 

 

遊輝 手札 2枚 LP 3550 SPC 3

【モンスターゾーン】

ブラック・サン・ドラゴン/バスター 攻6500

【魔法・罠ゾーン】

ダーク・リベリオン・エクシーズ・ドラゴン (ブラック)

伏せカード 1枚

【ペンデュラムゾーン】

赤:なし

青:賤竜の魔術師 (スケール2)

 

 

「俺のターン!」

 

遊星 手札 2枚

 

遊輝 SPC 3→4 遊星 SPC 5→6

 

「SPーシフト・ダウン!SPCを6つ取り除いて2枚ドローする!」

 

遊星 SPC 6→0 手札 1枚→3枚

 

「チューナーモンスター、ジャンク・シンクロンを召喚!」

 

ジャンク・シンクロン 攻1300

 

「ジャンク・シンクロンの効果発動!このカードの召喚成功時、墓地のLv2以下のモンスターを特殊召喚する!チューニング・サポーターを特殊召喚!」

 

チューニング・サポーター 攻100

 

遊星さんが召喚したジャンク・シンクロン、その隣にジャンク・シンクロンの効果でチューニング・サポーターが釣り上げられる。

 

「・・・クイック・シンクロンかカード・ディフェンスの時か」

 

「このカードは自分フィールド上に《ジャンク》と名のついたモンスターがいる時、手札から特殊召喚できる!ジャンク・サーバントを特殊召喚!」

 

ジャンク・サーバント 攻1500

 

「げっ!?合計Lv8!?」

 

「Lv1のチューニング・サポーターとLv4のジャンク・サーバントを にLv3のジャンク・シンクロンをチューニング!」

 

☆1 + ☆4 + ☆3 = ☆8

 

「集いし闘志が怒号の魔神を呼び覚ます。光さす道となれ!シンクロ召喚!粉砕せよ!ジャンク・デストロイヤー!」

 

ジャンク・デストロイヤー 攻2600

 

やっぱり出やがった!!今非常にまずいモンスターを出しやがって!!

 

「ジャンク・デストロイヤー、そして墓地に送られたチューニング・サポーターの効果発動!チューニング・サポーターはシンクロ素材として墓地に送られた場合、1枚ドローする!」

 

遊星 手札 1枚→2枚

 

「そしてジャンク・デストロイヤーはシンクロ召喚成功時、このカードのシンクロ素材の数までフィールドのカードを破壊する!俺はブラック・サンに装備されたダーク・リベリオンと伏せカードを破壊する!タイダル・エナジー!」

 

「チェーンでその破壊されるカードオープン!罠カード、貪欲な瓶!墓地のカードを5枚戻してシャッフルして1枚ドローする!」

 

・慧眼の魔術師

・慧眼の魔術師

・Em ハットトリッカー

・ジコバイト

・SPーシフト・ダウン

 

「この5枚を戻して1枚ドロー!」

 

遊輝 手札 2枚→3枚

 

シンクロ召喚でできたジャンク・デストロイヤーの4本の腕から2本の幻影の拳が現れて、俺が発動した貪欲な瓶とブラック・サンに装備されていたダーク・リベリオンが破壊される。

 

ブラック・サン・ドラゴン/バスター 攻6500→1500

 

ダーク・リベリオンが破壊されたことにより、ブラック・サンの身体が一回り小さくなってパワーダウンした。

 

「(くっそ〜・・・さすがにブラックやホワイトの手の内は知られているか)」

 

「バトル!ジャンク・デストロイヤーでブラック・サンに攻撃!デストロイ・ナックル!」

 

ジャンク・デストロイヤー 攻2600

ブラック・サン・ドラゴン/バスター 攻1500

 

遊輝 LP 3550→2450

 

「ぐうぅ!!!バスター・モードのモンスターが破壊された時、墓地にいる元のモンスターを特殊召喚できる!戻ってこい!ブラック・サン・ドラゴン!」

 

破壊されたブラック・サン/バスター、その煙の中で再び黒い太陽がフィールドに戻ってきて変形をしていき、通常モードのブラック・サンがフィールドに戻ってきた。

 

ブラック・サン・ドラゴン 攻1000

 

「ブラック・サンが特殊召喚された時、墓地のエクシーズモンスター1体を選択してこのカードに装備する!ダーク・リベリオン・エクシーズ・ドラゴンを選択!」

 

ブラック・サン・ドラゴン 攻1000→3500

 

「・・・・バトルは終了。カードを2枚伏せてターン・エンド!」

 

 

遊星 手札 0枚 LP 2200 SPC 0

【モンスターゾーン】

シューティング・スター・ドラゴン 攻3300

ジャンク・デストロイヤー 攻2600

【魔法・罠ゾーン】

伏せカード 2枚

 

 

「俺のターン!ドロー!」

 

遊輝 手札 4枚

 

遊輝 SPC 4→5 遊星 SPC 0→1

 

う〜ん・・・・さすがに魔術師カードが不足してきたな・・・・ちょっとデッキをいじり過ぎた感がするな。ドローカードで補えるかと思ったが・・・

 

「ガガガシスターを召喚!」

 

『イエイ!』

 

ガガガシスター 攻200

 

フィールドに現れるサファイア、そして持っている杖を振り回して1枚のカードが飛び出る。

 

「ガガガシスターの効果発動!召喚成功時、デッキから《ガガガ》と名のついた魔法・罠を1枚手札に加える!装備魔法、SPーガガガリベンジを手札に加える!続いてSPーオーバー・ブースト!SPCを6つ増やす!」

 

遊輝 SPC 5→11

 

「そして装備魔法、SPーガガガリベンジ!SPCが6つ以上ある時、墓地の《ガガガ》モンスター1体を特殊召喚する!ガガガマジシャンを特殊召喚!」

 

『ハアア!!!!』

 

ガガガマジシャン 攻1500

 

発動したガガガリベンジの効果でフィールドに穴が開いて、その中からダイヤが鎖を振り回しながら現れる。

 

「ガガガシスターの効果発動!このカード以外の《ガガガ》モンスター1体を選択して、このカードと選択したモンスターのLvを2体の合計分とする!」

 

ガガガシスター ☆2→☆6

ガガガマジシャン ☆4→☆6

 

「Lv6のガガガマジシャンとガガガシスターでオーバーレイ!」

 

☆6 × ☆6 = ★6

 

「2体のモンスターでオーバーレイ・ネットワークを構築!白夜の地に輝く純白の太陽よ!天空の世界から降臨して、この世界の光の神となれ!エクシーズ召喚!輝け!ホワイト・サン・ドラゴン!」

 

ホワイト・サン・ドラゴン 攻2400

 

『・・・・・ギヤアアアア!!!!!!』

 

ダイヤとサファイア、2体のモンスターがブラックホールに吸い込まれていき、大きな爆発を起こす。ブラックホールの中から白い太陽が現れて、フィールドに登っていき変形、ホワイト・サンが姿を現わす。

 

『遂に遊輝の2体目のドラゴンが出た!!この勝負、本当に分からなくなってきた!!』

 

「墓地に送られたガガガリベンジの効果!装備モンスターがエクシーズ素材でこのカードが墓地に送られた場合、自分フィールドのエクシーズモンスターの攻撃力を300ポイントアップする!」

 

ホワイト・サン・ドラゴン 攻2400→2700

 

「バトル!ブラック・サン・ドラゴンでシューティング・スター・ドラゴンを攻撃!ダークネス・ブラスト!」

 

「シューティング・スター・ドラゴンの効果発動!相手のモンスターの攻撃宣言時、このカードをゲームから除外することで一度だけその攻撃を無効にする!」

 

ブラック・サンがエネルギーを貯めてシューティング・スターに向かって攻撃をするが、シューティング・スターは後ろにできた穴に隠れて攻撃は透かしてしまう。

 

「ホワイト・サンでジャンク・デストロイヤーに攻撃!サンシャイン・パティズム!」

 

ホワイト・サン・ドラゴン 攻2700

ジャンク・デストロイヤー 攻2600

 

遊星 LP 2200→2100

 

ホワイト・サンの攻撃でジャンク・デストロイヤーは破壊、超過分のダメージが遊星に入る。

 

「(とはいえ・・・・シューティング・スターは残してしまったな)」

 

出来ればシューティング・スターも除去すればよかったのだがあいにく手はなく・・・・・カステルも使っちゃったしな。まぁカステルは空気読まないからあっても使わなかったと思うけど・・・・

 

「メインフェイズ2、スピード・ワールド2の効果!SPCを7つ取り除いて1枚ドローする!」

 

遊輝 SPC 11→4 手札 2枚→3枚

 

「(・・・・・えぇ、先に発動しておけばよかったよ)SPー貪欲な壺!SPCを2つ取り除いて墓地のモンスター5枚を戻して2枚ドローする!」

 

・EMセカンドンキー

・鳥獣士カステル

・Em トラピーズ・マジシャン

・EM ドクロバット・ジョーカー

・龍脈の魔術師

 

「この5枚を戻してシャッフル!そして2枚ドロー!」

 

遊輝 SPC 4→2 手札 2枚→4枚

 

「・・・・カードを2枚伏せてターンエンド!エンドフェイズにオーバー・ブーストの効果でSPCは1になる!」

 

 

遊輝 手札 2枚 LP 2450 SPC 2→1

【モンスターゾーン】

ブラック・サン・ドラゴン 攻3500

ホワイト・サン・ドラゴン 攻2700

【魔法・罠ゾーン】

ダーク・リベリオン・エクシーズ・ドラゴン (ブラック)

伏せカード 2枚

【ペンデュラムゾーン】

赤:なし

青:賤竜の魔術師 (スケール2)

 

 

「俺のターン!ドロー!」

 

遊星 手札 1枚

 

遊輝 SPC 1→2 遊星 SPC 1→2

 

「(・・・・このターンで決める!)シューティング・スター・ドラゴンの効果発動!デッキの上から5枚をめくり、その中のチューナーモンスターの数までこのターン、攻撃することができる!」

 

この局面で使ってきた?っていうことは・・・・このターンでトドメを刺すつもりか!?ブラック・サンよりも攻撃力は低いんだぞ!?

 

「1枚目、チューナーモンスター、ターボ・シンクロン!2枚目、リミット・リバース!3枚目、ターレット・ウォリアー!4枚目、チューナーモンスター、アンノウン・シンクロン!」

 

4枚めくれて2体・・・・つまり2回の攻撃が確定、ただ、何かしらのカードがあっても俺のライフを0にすることは出来ないはず・・・・

 

「(・・・・あと1枚・・・あと1枚必要だ・・・・デッキよ・・・答えてくれ!!)5枚目!!!!」

 

右手をデッキに置いた遊星は一呼吸置いて、勢いよくカードをドローする。そのままそのカードを確認、頬が少し緩んだ。

 

「チューナーモンスター、ブライ・シンクロン!これでシューティング・スター・ドラゴンは3回の攻撃が可能になった!」

 

シューティング・スター・ドラゴンの身体が3体に分身をする。本体の白、赤色、黄色へと分かれてそれぞれがこっちを威嚇するように睨みつけている。

 

「バトル!シューティング・スター・ドラゴンでホワイト・サン・ドラゴンを攻撃!この攻撃宣言時、リバースカードオープン!罠カード、シンクロ・ストライカー・ユニット!」

 

「何だと!?」

 

「発動後、シンクロモンスターの装備カードとして装備する!俺はシューティング・スター・ドラゴンを選択!」

 

『ギャアアア!!!!』

 

遊星が発動したシンクロ・ストライカー・ユニットがシューティング・スターに取り込まれていき、シューティング・スターはフィールド全体に咆哮をあげる。

 

「このカードを装備したモンスターの攻撃力は1000ポイントアップする!」

 

シューティング・スター・ドラゴン 攻3300→4300

 

『これでシューティング・スター・ドラゴンは遊輝の全てのモンスターの攻撃力を上回った!!これが通れば遊星の勝ちだ!!』

 

「行けっ!スターダスト・ミラージュ!」

 

3体いる分身のうち、黄色の分身がホワイトに突撃、攻撃力で負けているホワイトはそのまま破壊されて超過ダメージが俺を襲う。

 

シューティング・スター・ドラゴン 攻4300

ホワイト・サン・ドラゴン 攻2700

 

遊輝 LP 2450→850

 

「ぐうぅ!!!!」

 

「二撃目!!シューティング・スター・ドラゴンでブラック・サン・ドラゴンに攻撃!スターダスト・ミラージュ!!」

 

今度は赤色の分身がブラック・サンに向かって攻撃、一度上昇をしてから一気に急降下してブラック・サンに突進する。だが・・・・・

 

ガンッ!!!!!

 

「何だとっ!?」

 

『ああっと、ブラック・サン・ドラゴンはシューティング・スター・ドラゴンの攻撃を受け止めたあああ!!!!』

 

ブラック・サンは破壊されずにシューティング・スターの攻撃を受け止める。それどころか、シューティング・スターに向かって反撃を始める。

 

「どういうことだ!?」

 

「どういうこと?・・・・・・それはな、俺がこの攻撃のダメージ計算時にこのカードを発動したからだ!!」

 

俺は遊星に向かって一枚のカードを指差す。そこには発動状態となっている罠カードが1枚あった。

 

「罠カード、ロケット・ハンド!発動後、攻撃力800以上の攻撃表示モンスターを対象にして攻撃力を800上げる装備カードとしてモンスター1体に装備する!」

 

「何っ!?」

 

ブラック・サン・ドラゴン 攻3500→4300

 

『攻撃力が並んだああ!!つまりこれは相打ちになる!!』

 

「反撃だブラック!!ダークネス・ブラスト!!」

シューティング・スターの攻撃を受け止めたブラックはエネルギーを貯めて、目の前にいる幻影と本体に向かって攻撃する。シューティング・スターも赤色の幻影がブラックの攻撃を交わしながらブラックに近づいていく。

 

「いっけえええ!!!」

 

ズゴーーーン!!!!!

 

交わしながら近づいてくるシューティング・スター・ドラゴンに向かってブラックの攻撃は直撃、しかし攻撃を受けたシューティング・スター・ドラゴンもタダでは破壊されず、ブラック・サンに攻撃。双方の龍は死闘の末に共倒れとなって破壊された。

 

「ぐっ!!シューティング・スター!!」

 

「ブラック・サン・ドラゴンの効果発動!このカードが破壊された時、墓地のエクシーズモンスター1体を特殊召喚して、このカードをエクシーズ素材とすることができる!白銀の太陽よ!今一度舞い戻れ!!ホワイト・サン・ドラゴン!!」

 

破壊されたブラックは黒い太陽へと戻り、そのまま地面に吸い込まれていく。そして、黒い太陽から白い太陽が登り始め、白い太陽が変形をしていきホワイト・サンがフィールドに戻ってきた。

 

ホワイト・サン・ドラゴン 攻2400 OVR 0→1

 

『ああっと!!遊輝のフィールドにはモンスターが戻っている!!これでは次のターン、遊星はダイレクトアタックを受けてしまう!」

 

「リバースカードオープン!罠カード星屑の残光(スターダストフラッシュ)!墓地から《スターダスト》モンスター1体を特殊召喚する!再び飛翔せよ!スターダスト・ドラゴン!!」

 

スターダスト・ドラゴン 攻2500

 

こちらがホワイト・サンを復活させたことに対抗して遊星も伏せカードを使ってスターダスト・ドラゴンを復活させた。

 

『遊星も対抗してエースモンスターのスターダスト・ドラゴンを復活させた!!両者の激闘はまだ続くのか!?』

 

「スターダスト復活か・・・・けど、ホワイト・サンを破壊したらまたブラック・サンが復活するぜ!」

 

「手札から速攻魔法、SPーシューティング・ソニックを発動!SPCを2つ取り除いて、自分フィールドの《スターダスト》シンクロモンスター1体はこのターン、相手モンスターと戦闘を行う場合、ダメージステップ開始時にそのモンスターをデッキに戻す!」

 

「なんだと!?」

 

遊星 SPC 2→0

 

「スターダスト・ドラゴンでホワイト・サン・ドラゴンを攻撃!シューティング・ソニック!」

 

スターダスト・ドラゴンがホワイト・サンに向かって攻撃、SPーシューティング・ソニックの効果を受けたスターダストの攻撃を受けたホワイト・サンはそのまま何もできずにエクストラデッキに戻ってしまった。

 

「ぐうぅ・・・も、戻されたか・・・」

 

「これでターン・エンド」

 

遊星 手札 0枚 LP 2100 SPC 0

【モンスターゾーン】

スターダスト・ドラゴン 攻2500

【魔法・罠ゾーン】

なし

 

 

「俺のターン!ドロー!」

 

遊輝 手札 3枚

 

遊輝 SPC 2→3 遊星 SPC 0→1

 

・・・・!!!ハハッ・・・・こいつで決めろってか・・・・面白い!!

 

「ジゴバイトを通常召喚!」

 

ジゴバイト 攻1500

 

「リバースカードオープン!永続罠、リビングデッドの呼び声!墓地からモンスター1体を特殊召喚する!ガガガマジシャンを特殊召喚!」

 

『ハアアア!!!!』

 

手札からジゴバイトを、そしてリビングデッドの呼び声の効果で墓地からダイヤが現れた。

 

「Lv4のジゴバイトとガガガマジシャンでオーバーレイ!」

 

☆4 × ☆4 = ★4

 

「2体のモンスターでオーバーレイ・ネットワークを構築!エクシーズ召喚!現れろNo,39!!希望皇ホープ!!」

 

No,39 希望皇ホープ 攻2500

2体のモンスターがブラックホールに吸い込まれていき、大きく爆発。ブラックホールの中から黄色の大剣がフィールドに現れて変形をしていき、ホープが現れた。

 

「行くぞホープ!!!バトルだ!!」

 

「なんだと!?」

 

「希望皇ホープでスターダスト・ドラゴンに攻撃!!」

 

「迎え撃て!!シューティング「この瞬間、希望皇ホープの効果発動!!」なにっ!?」

 

「オーバーレイ・ユニットを一つ取り除いてこの攻撃を無効にする!!!」

 

No,39 希望皇ホープ OVR 2→1

 

ホープが自身の背中から取り出した剣を右手にスターダストに向かって攻撃しようとしたが、オーバーレイ・ユニットを消費して自身の攻撃を無効にした。

 

『どういうことだ!?自分の攻撃を自分自身で無効にしてしまったぞ!?』

 

「そしてこれがこのデュエルを決める最後のカード!!速攻魔法、SPーダブル・アップ・チャンス!!自分のモンスターの攻撃が無効になった時、スピードカウンターを1つ取り除くことで攻撃が無効になったモンスターの攻撃力を倍にしてもう一度攻撃の権利を得る!!」

 

「なんだと!?」

 

遊輝 SPC 2→1

No,39 希望皇ホープ 攻2500→5000

ダブル・アップ・チャンスの効果を受けたホープの手には先ほど攻撃しようとした剣よりもさらに一回りもふた回りも大きくなった剣になる。

 

「ラスト!!希望皇ホープでスターダスト・ドラゴンに攻撃!!!ホープ剣・ダブルスラッシュ!!!!」

 

俺の掛け声とともにホープがスターダスト・ドラゴンに近づき、スターダストの頭から足元に向かって剣を振り下ろす。俺のところに戻ってきたところでスターダスト・ドラゴンの身体は真っ二つに割れて破壊された。

 

「グアアアア!!!!!!!」

 

No,39 希望皇ホープ 攻5000

スターダスト・ドラゴン 攻2500

 

遊星 LP 2100→0

 

 

WIN 遊輝 LOS 遊星

 

 

 

 

 

『・・・・・き、決まったああああ!!!!激闘となったWRGP決勝戦!!!!チーム5D'sの絶対的エース、不動遊星が敗れた!!!WRGP、初代チャンピオンという栄光を手にした優勝チームはチームSECRET!!!!!!』

 

『ワアアアアア!!!!!!!!』

 

「ッシャアアアアア!!!!!!!!!」

 

Dホイールを走らせながら俺は右手の拳を力強く高く上げて、その後に人差し指1本を突き立てる。そのままスタートラインまで走っていき、ゆっくりと止める。

 

「遊輝!!!!」

 

「やったぞお前ら!!!優勝だ!!!」

 

Dホイールから降りて、みんなが走ってこっちに向かってくる。俺は誰もいないところヘルメットを投げてみんなを受け止める。それぞれが抱き合い、そして称え合う。

 

「やったよ!!!優勝だよ、優勝!!!!」

 

「私たち、世界一になれたよ!!!」

 

「やりましたね師匠!!!本当に優勝しましたよ!!!」

 

「ゆ、夢じゃないですよね・・・・・」

 

「夢じゃねぇぞ祈!!!現実だ!!!」

 

俺たちがコース中央で大はしゃぎの中、遊星さんもスタートラインに帰ってくるのが見えた。遊星さんのところにはチーム5D'sのメンバーが近づいて行くのが見えた。

 

「遊星・・・・・」

 

「・・・・・みんな、すまない」

 

「気にすんなよ遊星、今回は相手が上手だっただけさ」

 

「敗者を経験してさらに強く磨き、やがて勝者となる・・・・・この負けは無駄ではない」

 

「今回は遊輝たちが強かっただけだよ。次やった時はチーム5D'sが勝つ!!」

 

「みんな・・・・・」

 

「さぁ、俺たちにやれることはただ一つ。ここにいる勝者をたたえようじゃないか」

 

そう言ってジャックが先に拍手をする。それを見てアキさんや龍可、クロウたちも拍手をして、観客からも拍手が巻き起こる。

『みんな、待たせたな!ただいまより優勝セレモニーを行うぞ!!』

 

いつの間にかスタート地点中央に現れた白い台。俺たちは大会運営スタッフに案内されて白い台の後ろに立つ。

 

『それではみんな!!紹介しよう!!長きに渡った第1回WRGP、激闘の末初代チャンピオンとなったチームの名は!!!チームSECRET!!!!!!』

 

『ワアアアアア!!!!!!!!』

 

MCの紹介に合わせるようにして俺たち全員、手を繋いで両手を上げて台に乗る。

 

『優勝したチームの代表としてチームリーダー、遠藤遊輝に栄光のトロフィーがイェーガー長官より贈られる!!』

 

トロフィーを持ったイェーガーがこっちに近寄ってきて俺にトロフィーを渡す。それを受け取った俺は両手で持って頭上よりも高く上げる。その瞬間に周りからボンッと音を立てて紙吹雪が舞い上がった。




遊輝「行くぞお前ら!!シャンパンファイトだ!!!」

スバル「いえええ!!!!!」

奏「ちょっ!?私たち未成年!!」

恭輔「心配しなくてもこれ、ただの炭酸水です」

レミ「ほらっ奏!!」

奏「きゃああ!!!頭から掛けないで!!」

響「ほらほら!!!背中ガラ空きだよ!!」

奏「!!!ひ、響いい!!!」

茜「祈っちも行くわよ!!!」

祈「ま、待ってください!!ゴ、ゴーグル!!」

霊夢「・・・・よっぽど嬉しいのね」

文「あれだけ笑っている遊輝さん、なかなか見られませんよ」

魔理沙「それだけ苦労とかしたんだろうぜ。ここは私たちも・・・・・」

霊夢「ひゃい!?」←背中に炭酸水をかけられた。

魔理沙「私たちも派手に暴れようぜ!!」

霊夢「ッ、やったわね魔理沙!!!」

フラン「フランもやりたかったなぁ・・・」

文「吸血鬼である以上、流水はダメですからね。フランさんは見学だけです」

遊輝「ホラホラ霊夢!!!お前のこうだ!」

霊夢「やったわね!!!」

フラン「というわけで今回で第4章、WRGP編は終了です」

文「次回からは最終章として卒業編となります。卒業はしませんが、形式上、卒業はするので」

フラン「それでは、次回もよろしくお願いします」

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