【完結】 遊戯王 5D's 転生者と未来のカードたち   作:DICHI

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最強カードの紹介〜〜。

遊輝「・・・・何だろう、実家のような安心感」

やっと遊輝君が戻ってきたのでちょっと順番をズラして遊輝君に来てもらいました。

遊輝「それでチーム太陽戦だけど、何に苦しんだんだ?」

まずノーマルカードの定義。何時ぞやにニコニコ動画で有名な地○さんが言っていたけど、ノーマルカードの定義がわからない。

遊輝「あぁ、それは分かる。再録のノーマルカードを入れていいかという疑問もあるし、何よりアニメのカードがそれがノーマルなのかも分からないし」

っていうわけである程度は妥協させてください。それともう一つ、キーメイスを20ターンもリレーで繋げるのが難しい。一人だけならめちゃくちゃ楽。

遊輝「ああ、なんか分かるわ。一対一だったら相手の攻撃を防げばいいけど、リレー形式だったらライブだけ減らさなきゃいけないからな」

だからチーム太陽戦の脚本書いた人凄いと思うよ。自分でやってみたら結構難しい。できる限りアニメと同じような経過を描いたけど・・・どうだったかな?
まぁそんなわけで・・・・最強カードの紹介に行くか。

遊輝「今回は手をつなぐ魔人。チーム太陽のキーカードだな。Lv4の闇属性悪魔族モンスター」

効果は攻撃対象を自分のみにして、自分フィールドの他の表側守備表示モンスターの元々の守備力分、守備力がアップする。

遊輝「言っちゃ悪いけど、アニメ向きのカードだな。現実は表側守備表示の召喚ができないのが本当にキツイ」

一応、『つまずき』というカードを使えば真価を発揮するけど、それだったら別のロックデッキを使えばいいという・・・・ね。

遊輝「第156話、ライディングデュエルアクセラレーション!!」


第156話 手をつなぐ魔神と代行者

遊輝 side

 

 

『長らくお待たせした!!!2ヶ月の時を経て、遂にWRGPの決勝トーナメントが始まる!!すでにBブロックの1回戦第1試合はチームラグナロク、Bブロック1回戦第2試合はチーム5D'sが勝ち上がった!!別の試合で行われているAブロック1回戦第1試合もチームニューワールド優勢のまま進んでいる!!はたしてここ、Aブロック1回戦第2試合で勝ち上がるのはチームSECRETなのか!?あるいはチーム太陽なのか!?』

 

「はあ!?ノーマルカードのみ!?」

 

「え、えぇ・・・僕たちがチーム太陽のDホイールを修理を見ていた時、チーム太陽の一人が見せたデッキにはノーマルカードしかありませんでした」

 

ネオドミノシティの復旧のために遅れていたWRGPの決勝トーナメント、無事に全ての復旧が終わり再開されたのは5月に入ってからだ。今日は俺たち、チームSECRETの決勝トーナメント1回戦。試合が始まる前の最後のミーティングを行っている。相手はチーム太陽なんだが、偶然にも恭輔、祈、スバルの三人はチーム太陽のDホイール修理の時にデッキを見たと言ってきた。

 

「ノーマルカードのみで勝ち上がる・・・・確かに出来なくはないけど・・・・」

 

「考えられるのは凄い腕がある・・・ということしか言えないわね」

 

「そ、それがですね・・・・その見たノーマルカードもほとんどが初期の通常モンスター中心のデッキなんですよ」

 

「えっ!?初期の通常モンスター中心!?」

 

「あぁ、正直、あれだけで勝ち上がってきたとはにわかに信じ難いんだ」

 

「一体どんな戦術を使って・・・・」

 

スバルたち三人の情報を聞いて、メンバー全員はチーム太陽の戦術に悩みに悩んでいる。まぁそうだよな、それでどうやって勝つのかは難しいよな。

 

「まぁ、何にせよ、決勝まで勝ち上がった相手なんだ。油断するなよ」

 

「・・・・・なんか調子こいているわね」

 

「おいおい、これでも一応、俺は転生者なんだからさ」

 

「あっ!?お前まさか知ってるのか!?」

 

「さあね?」

 

「その顔!!知ってる顔ね!!教えなさいよ!!」

 

「バ〜カ、今から対戦する相手の戦術を教えるバカがどこにいるんだ?」

 

俺自身、チーム太陽と戦えるとは思わなかったから凄いワクワクしている。上手くいけばあの滅多に見れないモンスターをお目にかかれるかもしれん。チームを勝たせるためにはその作戦を潰さなければならないかもしれないが、今回ばかりは個人的な欲求に付き合ってもらおう。

 

「っと、時間だ、行くぞ。ファースト、奏。セカンド、スバル、ラスト、俺でいくぞ」

 

「あっ!?ちょっ!?」

 

「せめてなんか言えよ!!」

 

こんな所で言ったら面白くないので無視無視。とにかく今は・・・・・・勝ち上がらないとな。

 

遊輝 side out

 

 

奏 side

 

 

『さあ始まるぞ!!決勝トーナメントAブロック1回戦第2試合!!チーム太陽のファーストDホイーラー、林吉蔵!!一方、チームSECRETのファーストDホイーラー、水野奏がスタートラインに並んだ!!』

 

全く・・・・遊輝は何を考えているのよ・・・・まぁいいわ。相手のデッキの情報でも手に入っただけでも違うわ。

 

「あ、あの・・・・」

 

「うん?」

 

「きょ、今日はよろしく!」

 

「えぇ、よろしくね」

 

『さあデュエルの時間だ!!フィールド魔法、スピード・ワールド2!!セットオン!!』

 

私と相手のDホイールからフィールド魔法のスピード・ワールド2が発動される。フィールドは少しだけ暗くなる。そして私たちの目の前に電子版のシグナルが現れる。

 

『行くぞ!!ライディングデュエル!!アクセラレーション!!』

 

シグナルが赤から青になった瞬間にアクセルをフルスロットルに回す。これで前に・・・・ハッ!?

 

『おっと!!前に出たのはチーム太陽!!予選とは見違えるDホイールのパワーだ!!』

 

「えぇ!?」

 

ちょ!?スバルたち何をしたのよ!?手作りDホイールであんなに出力が出るなんて聞いてないわよ!?

 

『このまま第一コーナーはチーム太陽か取った!!』

 

「くっ・・仕方ないわね・・・行くわよ!」

 

「デュエル‼︎」 「デュエル‼︎」

 

奏 LP 4000 吉蔵 LP 4000

 

「俺のターン!ドロー!」

 

吉蔵 手札 6枚

奏 SPC 0→1 吉蔵 SPC 0→1

 

「(よし!)俺はキーメイスを守備表示で召喚!」

 

「キ、キーメイス!?」

 

キーメイス 守300

 

『おおっと!!ここで出したのはキーメイス!!予選の時のようにチーム太陽はノーマルカードのみで戦うみたいだ!!』

 

き、聞いていたとはいえ・・・・本当にノーマルカードのみで戦うなんて・・・・問題は戦術だよね・・・・

 

「カードを1枚伏せてターンエンド!」

 

 

吉蔵 手札 4枚 LP 4000 SPC 1

【モンスターゾーン】

キーメイス 守300

【魔法・罠ゾーン】

伏せカード 1枚

 

 

と、とにかく、どんな相手でも自分のデュエルを貫き通さないと!

 

「私のターン!ドロー!」

 

奏 手札 6枚

 

奏 SPC 1→2 吉蔵 SPC 1→2

 

「チューナーモンスター、神秘の代行者 アースを召喚!」

 

神秘の代行者 アース 攻1000

 

『ふわぁ・・・・何よ朝早くから・・・』

 

「デュエルって言ったでしょうが!!アースの効果発動!デッキからアース以外の《代行者》モンスター1体を手札に加える!創造の代行者 ヴィーナスを手札に加えて、バトル!

 

「待った!メインフェイズ終了時にリバースカードオープン!威嚇する咆哮!このターン、相手は攻撃宣言出来ない!」

 

相手が発動した罠カードから咆哮が吠えられて、アースは萎縮してしまい攻撃ができなくなってしまった。

まぁ・・・ここまでは予想できるわね。となると考えられるのはここから上級モンスターへの足がかりね。

 

「カードを3枚伏せてターンエンド!」

 

 

奏 手札 3枚 LP 4000 SPC 2

【モンスターゾーン】

神秘の代行者 アース 攻1000

【魔法・罠ゾーン】

伏せカード 3枚

 

 

「俺のターン!ドロー!」

 

吉蔵 手札 5枚

 

奏 SPC 2→3 吉蔵 SPC 2→3

 

「手をつなぐ魔人を守備表示で召喚!」

 

手をつなぐ魔人 守1600

 

相手フィールドに大きな黄色い手をした翼がX字のモンスターが現れる。そしてそのモンスターと手をつなぐ魔人が手を繋いだ。

 

「手をつなぐ魔人の効果!このカードの守備力は俺のフィールドの表側守備表示モンスターの元々の守備力の合計分アップする!」

 

手をつなぐ魔人 守1600→1900

 

「そして相手は手をつなぐ魔人にしか攻撃出来ない!」

 

つまり手をつなぐ魔人を突破しない限り相手のモンスターを破壊できない?っていうことは相手の戦術は守備固め?それでどうやって三人抜きするつもり?・・・・・・あっ、もしかしてスピード・ワールド2の効果ダメージ?

 

「カードを2枚伏せてターンエンド!」

 

 

吉蔵 手札 2枚 LP 4000 SPC 3

【モンスターゾーン】

キーメイス 守300

手をつなぐ魔人 守1900

【魔法・罠ゾーン】

伏せカード 2枚

 

 

「私のターン!ドロー!」

 

奏 手札 4枚

 

奏 SPC 3→4 吉蔵 SPC 3→4

 

そんなチマチマした戦法だと重量級の速攻デッキに弱い気もするけど・・・・まぁ私の《堕天使》みたいなデッキはライディングデュエルに向いていないからあんまりいないわね。

 

「創造の代行者 ヴィーナスを召喚!」

 

創造の代行者 ヴィーナス 攻1600

 

スピード・ワールド2の効果ダメージ狙いならあんまりライフを減らしたくないけど、これじゃ埒があかないからね。

 

「創造の代行者 ヴィーナスの効果発動!ライフを500ポイント払うことに神聖なる球体(ホーリーシャインボール)をデッキ・手札から1体特殊召喚する!私は1500ポイント払ってデッキから3体特殊召喚!」

 

奏 LP 4000→2500

神聖なる球体 攻500 ×3

 

「Lv2の神聖なる球体3にLv2の神秘の代行者 アースをチューニング!」

 

☆2 + ☆2 + ☆2 + ☆2 = ☆8

 

「天空の聖域に従えし神聖なる騎士よ、聖なる光の下に邪悪なる闇を掻消せ!シンクロ召喚!現れろ!神聖騎士(ホーリーナイト)パーシアス!」

神聖騎士パーシアス 攻2600

 

アースが2つの緑色の輪となってその中に神聖なる球体3体が合計6つの星となり、一つの光となる。その中から白い翼を羽ばたかせて、白を基調とした鎧を着た白馬に乗った騎士が駆け抜けてきた。

 

「パーシアスの効果発動!1ターンに1度、フィールドの表側表示のモンスター1体の表示形式を変更する!私は手をつなぐ魔人を選択!」

 

「永続罠、スクラム・フォースを発動!俺の場に表側守備表示モンスターが2体以上存在する時、相手は守備表示モンスターを効果の対象に取ることはできない!」

 

「カウンター罠、魔宮の賄賂!スクラム・フォースの発動を無効にして破壊する!その後、相手は1枚ドローできる!」

 

「ぐっ・・・ドロー!」

 

吉蔵 手札 2枚→3枚

手をつなぐ魔人 守1900→攻1000

 

相手のモンスターの前にスクラムを形成した軍団が現れようとしたけど、私が発動した魔宮の賄賂によって無効にされる。これにより、パーシアスの効果を受けた手をつなぐ魔人が攻撃表示になった。

 

「バトル!神聖騎士パーシアスで手をつなぐ魔人に攻撃!」

 

「リバースカードオープン!和睦の使者!」

 

パーシアスの攻撃は相手が発動した和睦の使者によって防がれた。う〜ん、ここまでして守りたいとは・・・・手をつなぐ魔人がキーカードなのかしらね?

 

「ターンエンド!」

 

奏 手札 3枚 LP 2500 SPC 4

【モンスターゾーン】

創造の代行者 ヴィーナス 攻1600

神聖騎士パーシアス 攻2600

【魔法・罠ゾーン】

伏せカード 2枚

 

 

「俺のターン!ドロー!」

 

吉蔵 手札 4枚

奏 SPC 4→5 吉蔵 SPC 4→5

 

「フィールド魔法、スピード・ワールド2の効果発動!SPCを4つ取り除き、手札のSP1枚につき800ポイントのダメージを与える!俺の手札にはSPが1枚!」

 

吉蔵 SPC 5→1

奏 LP 2500→1700

 

相手がスピード・ワールド2を使ってきて、私に800ポイントのダメージを与えてくる。その反動により、少しバランスを崩すがすぐに立て直す。

 

「手をつなぐ魔人を守備表示に変更!そして大木炭18を守備表示で召喚!」

 

大木炭18 守2100

手をつなぐ魔人 守1900→4000

 

相手のフィールドに大木炭18が現れてキーメイスとは反対側の手を手をつなぐ魔人とつないだ。守備力4000か・・・・さすがにちょっと突破し辛いところまで上がってきたわね。

 

「カードを2枚伏せてターンエンド!」

 

吉蔵 手札 1枚 LP 4000 SPC 1

【モンスターゾーン】

キーメイス 守300

手をつなぐ魔人 守4000

大木炭18 守2100

【魔法・罠ゾーン】

伏せカード 2枚

 

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

『おおっと!!またしても守備モンスターを固めただけだ!!』

 

『いい加減しろ!!』

 

『俺たちはデュエルを見にきたんだ!!チマチマした戦法を見せるんじゃねぇ!!!!』

 

「なるほどね・・・守備表示で固めてスピード・ワールド2の効果ダメージで勝ち上がるデッキなのね」

 

「大会ルール上、スピード・ワールド2は破壊できません。とても有効な戦法です」

 

「これは奏っちには少し不利な対面かな?」

 

「まだ分からないぞ。今の奏のパーミッションは守るだけじゃなく、攻めもできる」

 

「そうね。どれだけ固めても必ずほころびは出てくるわ」

 

「(みんな色々と推測しているけど、いつになったらキーメイスの存在に気づくかな・・・・まぁ、何にも言わずにこいつらの反応を見るのが面白いんだけど)」

 

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

「私のターン!ドロー!」

 

奏 手札 4枚

 

奏 SPC 5→6 吉蔵 SPC 1→2

 

「スタンバイフェイズ時、リバースカードオープン!永続罠、スクラム・フォース!」

 

「また!?」

 

相手がもう一度スクラム・フォースを発動して、相手フィールドのモンスターがスクラムを形成した。・・・・こうなってくると攻めたほうが良いかもね。我慢比べをやり過ぎると何も出来ずにやられてしまう可能性があるわ。

 

「チューナーモンスター、共鳴の代行者 ネプチューンを召喚!」

 

共鳴の代行者 ネプチューン

 

「Lv3の創造の代行者 ヴィーナスにLv3の共鳴の代行者 ネプチューンをチューニング!」

 

☆3 + ☆3 = ☆6

 

「オゾン層にいる天使が稲妻の光を帯びて龍を呼び覚ます。惑星の叫びを受け舞い降りろ!シンクロ召喚!天空の使者!ライトニング・エンジェル・ドラゴン!」

 

ライトニング・エンジェル・ドラゴン 攻2300

 

ヴィーナスとネプチューンが一つの光となって、その光から大きな雷雲が現れる。雷が鳴り響く中、手に弓矢を持ったライトニング・エンジェルがフィールドに舞い降りてきた。

 

「(ぐっ・・・・レアカード・・・・)」

 

「ライトニング・エンジェルの効果発動!シンクロ召喚成功時、墓地のカウンター罠を1枚手札戻す!私は魔宮の賄賂を手札に戻す!さらに墓地の創造の代行者 ヴィーナスを除外することで手札からマスター・ヒュペリオンを特殊召喚!」

 

マスター・ヒュペリオン 攻2700

 

フィールドに太陽を中心とした太陽系の惑星が現れる。その太陽系の惑星が太陽を中心とした円を描くように動いて、太陽からマスター・ヒュペリオンがフィールドに現れた。

 

「マスター・ヒュペリオンの効果発動!墓地の神聖なる球体を除外して、スクラム・フォースを破壊する!」

 

マスター・ヒュペリオンが墓地にいた神聖なる球体を除外して、自身の両手をあわてせエネルギーを作る。そのエネルギーをスクラム・フォースに向けて放った。

 

「これでスクラム・フォースは破壊されたわよ!」

 

「それはどうかな?」

 

「?・・・・!?は、破壊されてない!?」

 

「スクラム・フォースは破壊される代わりに俺の場の他の魔法・罠1枚を破壊することでその破壊から免れる!」

 

えっ!?あのカード破壊耐性なんてあるの!?しかも発動した後だからライトニング・エンジェルでも無効にできないじゃない!!となると・・・・ここは魔宮の賄賂を捨ててモンスターをサーチしておこう。

 

「ライトニング・エンジェル・ドラゴンの効果発動!手札のカウンター罠を1枚墓地に送ることでデッキからLv4以下の天使族モンスターを手札に加える!魔宮の賄賂を捨てて、奇跡の代行者 ジュピターを手札に加える!招集の鐘!」

 

手札の魔宮の賄賂をコストにして、ライトニング・エンジェルの上に鐘が現れて、その鐘が鳴り響いてデッキのジュピターを手札に加える。

 

「カードを1枚伏せてターンエンド!」

 

 

奏 手札 2枚 LP 1700 SPC 6

【モンスターゾーン】

神聖騎士パーシアス 攻2600

ライトニング・エンジェル・ドラゴン 攻2300

マスター・ヒュペリオン 攻2700

【魔法・罠ゾーン】

伏せカード 3枚

 

 

「俺のターン!ドロー!」

 

吉蔵 手札 2枚

奏 SPC 6→7 吉蔵 SPC 2→3

 

「(・・・・・グッ、カウンター罠以外の罠を発動できない?まずいな・・・・・)ドレイクを守備表示で召喚!」

 

ドレイク 守800

手をつなぐ魔人 守4000→4800

 

「(また守備モンスター?徹底したロック戦術をしてどうするつもり?私はともかく、後ろ二人は速攻が得意わよ)」

 

「(ここは・・・)これでターンエンド!」

 

吉蔵 手札 1枚 LP 4000 SPC 3

【モンスターゾーン】

キーメイス 守300

手をつなぐ魔人 守4800

大木炭18 守2100

ドレイク 守800

【魔法・罠ゾーン】

スクラム・フォース

 

 

「私のターン!ドロー!」

 

奏 手札 3枚

 

奏 SPC 7→8 吉蔵 SPC 3→4

 

・・・・・ああ、これ引いたのね。それだったらここはジュピターを温存しておきましょう。万が一、全滅した時の保険として残しておこう。

 

「マスター・ヒュペリオンの効果発動!墓地の神聖なる球体をゲームから除外してスクラム・フォースを破壊する!」

 

再びマスター・ヒュペリオンが神聖なる球体をゲームから除外して、エネルギーに変えてスクラム・フォースを破壊した。

 

「神聖騎士パーシアスの効果発動!手をつなぐ魔人を攻撃表示に変更させる!」

 

手をつなぐ魔人 守4800→攻1000

 

「バトル!マスター・ヒュペリオンで手をつなぐ魔人に攻撃!」

 

マスター・ヒュペリオン 攻2700

手をつなぐ魔人 攻1000

 

吉蔵 LP 4000→2300

 

「グワアアア!!!!」

 

「さらに神聖騎士パーシアスでドレイクを攻撃!パーシアスは貫通効果を持っているわ!」

 

神聖騎士パーシアス 攻2600

ドレイク 守800

 

吉蔵 LP 2300→500

 

「そしてライトニング・エンジェル・ドラゴンで大木炭18を攻撃!ライトニング・アロー!」

 

ライトニング・エンジェル・ドラゴンが持っている弓を引いて、電気を纏った矢を大木炭18に向かって放った。大木炭18はその矢の攻撃を食らってそのまま破壊されてしまった。

 

「カードを1枚伏せてターンエンド!」

 

 

奏 手札 2枚 LP 1700 SPC 8

【モンスターゾーン】

神聖騎士パーシアス 攻2600

ライトニング・エンジェル・ドラゴン 攻2300

マスター・ヒュペリオン 攻2700

【魔法・罠ゾーン】

伏せカード 3枚

 

 

 

よし、このまま押し切るわよ!




紫「なんでパーシアスでキーメイスを狙わなかったの?」

奏「それは次の話で分かります。一つ言うとすれば一対一だったら間違いなくキーメイスでしたけど、今回は団体戦なのである事を頭に入れてキーメイスではなくドレイクにしました」

遊輝「あとは作者の都合じ「お兄様!それ以上はダメだよ!」むぅ〜〜・・・・」←口を抑えられた

フラン「私だってあのカードを出すところは見ていたいんだからさ!」

奏「・・・・あのカード?」

紫「あれは確かに。ロマンカードだけど出すチャンスがあるなら見て見たいわね」

遊輝「と言うわけで次もチーム太陽戦。【鉄壁のスクラムから一筋の光】。次回もよろしく」

奏「・・・・何、この仲間はずれ感」

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