【完結】 遊戯王 5D's 転生者と未来のカードたち 作:DICHI
奏「・・・・圧倒的、タイトル詐欺」
いや、それ言わないで・・・・最初はもっと活躍させるつもりだったんだよ。
奏「じゃあ何でこんな事になったの!?」
デュエル構成を執筆して、さあ書こうかという時に見返したらルールミスが見つかってさ・・・・それを直して尚且つ読者からいただいたオリカを使ったりそのまま勢いで書いたらこうなってしまった・・・・
奏「もう・・・・これだからダメなのよね・・・」
すんません・・・・最強カードの紹介にいこう。
奏「今回はワンダー・エクシーズ。1年くらい前に出た罠カードね」
効果は自分フィールドのモンスターでエクシーズ召喚を行える。要はエクシーズ版《緊急同調》で、さらにフリーチェーンなので自分のバトルフェイズや相手ターンにも使ってエクシーズ召喚をすることができるぞ!相手ターンに使うんだったら、出た時に効果を発揮するモンスターがいいぞ!
奏「第144話、ライディングデュエル!アクセラレーション!」
前回までの状況
恭輔 手札 3枚 LP 3200 SPC 3
【モンスターゾーン】
星因子ウヌク 守1000
【魔法・罠ゾーン】
伏せカード 3枚
ヘルマン 手札 4枚 LP 4000 SPC 3
【モンスターゾーン】
ヒドゥン・ナイトーフックー 守0
【魔法・罠ゾーン】
伏せカード 1枚
遊輝 side
「(ふむ・・・・原作と同じ効果か・・・・)」
ピットの監督席で俺は相手のヒドゥン・ナイトーフックーの効果とホイールのロックの原因を確認する。恭輔には申し訳ない事を頼んだが、これで確証を得ることはできた。
「(えっと・・・・・3だな)」
電子版に数字の3を打ち込んで、それをコースに出す。1周して帰って来た恭輔にこの電子版が見えるように大きく旗を振る。
「(3・・・・・次のターンから動け・・・・分かりました師匠)僕はこのままターンエンドです!」
恭輔 手札 3枚 LP 3200 SPC 3
【モンスターゾーン】
星因子ウヌク 守1000
【魔法・罠ゾーン】
伏せカード 3枚
そう、次のターンは相手に泳がせてその次のターンに仕留めるような気持ちで行くんだぞ・・・・・慌てたら相手の思う壺だ。
「(・・・・にしても)」
「遊輝!!一体どういう事よ!?なんで恭輔君を使ったのよ!?」
「別に俺が行っても良かっただろ!?」
「うるせぇ!!!第一スバルは怪我していけねぇだろうが!!」
さっきから横のガヤがうるさくてしょうがない!!あとで話す言ってるのに一向に言う事を聞かない!!
「俺のターン!ドロー!」
ヘルマン 手札 5枚
恭輔 SPC 3→4 ヘルマン SPC 3→4
「ヒドゥン・ナイトーフックーを攻撃表示に変更!」
ヒドゥン・ナイトーフックー 守0→攻1600
「そしてヒドゥン・ナイトーフックーの効果発動!表示形式が変わるたびに相手に800ポイントのダメージを与える!」
恭輔 LP 3200→2400
ヒドゥン・ナイトーフックーの表示形式が変わったことにより恭輔がダメージを食らう。そして恭輔は足元の気にする。次の瞬間、Dボードの左後ろのタイヤの近くにフックの影が見えて、恭輔は一気に加速、そして大きく前に大ジャンプする。フックは恭輔を追いかけるように上へ上へと上がっていく。その瞬間、ヒドゥン・ナイトーフックーの影の姿が見えた。
「正体を表したな、化け物・・・・・」
「それが今までの事故の原因ですか・・・・・何としてでも止めてみせます!」
「やれるものならやってみろ!バトル!ヒドゥン・ナイトーフックーで星因子ウヌクに攻撃!この瞬間リバースカードオープン!罠カード、ストライク・ショット!ヒドゥン・ナイトーフックーの攻撃力を攻撃力を700ポイントアップさせて貫通能力を与える!」
「リバースカードオープン!強制脱出装置!ヒドゥン・ナイトーフックーを手札に戻します!」
「何だと!?」
ストライク・ショットに攻撃力と貫通能力を得たヒドゥン・ナイトーフックーだが、強制脱出装置の効果により機械に吸い込まれて上空に飛ばされてしまった。
「チッ・・・メインフェイズ2で手札に戻ったヒドゥン・ナイトーフックーを召喚!カードを2枚伏せてターンエンド!」
「エンドフェイズ時、リバースカードオープン!永続罠、リビングデッドの呼び声!墓地から星因子デネブを特殊召喚!」
星因子デネブ 攻1500
「星因子デネブの効果発動!デッキから《テラナイト》モンスター1体を手札に加えます!星因子アルタイルを加えます!」
ヘルマン 手札 3枚 SPC 4
【モンスターゾーン】
ヒドゥン・ナイトーフックー 攻1600
【魔法・罠ゾーン】
伏せカード 2枚
「僕のターン!ドロー!」
恭輔 手札 5枚
恭輔 SPC 4→5 ヘルマン SPC 4→5
「SPー増援!SPCを3つ取り除いて、デッキから星因子シャムを手札に加えます!」
恭輔 SPC 5→2
「そして手札に加えた星因子シャムを召喚!」
星因子シャム 攻1400
「シャムの効果発動!召喚時、相手に1000ポイントのダメージを与えます!」
ヘルマン LP 4000→3000
シャムがフィールドに現れたことでシャムがエネルギーを放ち、敵のDホイーラーに当たってダメージを与える。
「Lv4のシャム・ウヌク・デネブでオーバーレイ!」
「な、何だと!?お前エクシーズ使いか!?」
☆4 × ☆4 × ☆4 = ★4
「3体のモンスターでオーバーレイ・ネットワークを構築!エクシーズ召喚!星の運命に導かれし者!星輝士デルタテロス!」
星輝士デルタテロス 攻2500
シャム・デネブ・ウヌクの3体がブラックホールに吸い込まれていき、ブラックホールが爆発してフィールドに星の雨が降る。星の雨が天空につづく橋のような形に形成して、天空からデルタテロスがフィールドに現れた。
「リバースカードオープン!罠カード、奈落の落と《ビー!!ビー!!》なっ!?」
「デルタテロスはオーバーレイ・ユニットがある限り、僕がモンスターの召喚・特殊召喚した時に魔法・罠・モンスター効果を発動出来ません!!」
「なに!?」
「さらにデルタテロスの効果発動!オーバーレイ・ユニットを1つ取り除いて、フィールドのカード1枚を破壊します!対象はヒドゥン・ナイトーフックー!」
「今度こそ通さないぞ!!リバースカードオープン!!カウンター罠、天罰!手札のカードを1枚捨てて、その発動を無効にして破壊する!」
デルタテロスが効果を発動しようとしたが、上空に雷雲が現れて、雷がデルタテロスに落ち、雷を受けたデルタテロスは破壊されてしまう。
「フハハハ!!!これでお前のモンスターは破壊した!!」
「まだです!!デルタテロスの効果発動!!フィールドから墓地に送られた場合、デッキから《テラナイト》モンスターを特殊召喚します!!」
「なっ!?」
「現れろ!星因子ベガ!!」
星因子ベガ 攻1200
「ベガは特殊召喚成功時、手札の《テラナイト》モンスター1体を特殊召喚します!星因子アルタイルを特殊召喚!」
星因子アルタイル 攻1700
「さらに星因子アルタイルの効果発動!墓地の《テラナイト》モンスター1体を守備表示で特殊召喚します!星因子デネブを特殊召喚!デネブの効果でデッキから2枚目のアルタイルを手札に加えます!」
「ま、またLv4のモンスターが3体だと!?」
「Lv4のベガ・アルタイル・デネブの3体でオーバーレイ!」
☆4 × ☆4 × ☆4 = ★4
「3体のモンスターでオーバーレイ・ネットワークを構築!エクシーズ召喚!星の彼方から舞い降りよ!星輝士トライヴェール!」
星輝士トライヴェール 攻2100
ベガ・アルタイル・デネブの3体がブラックホールに吸い込まれて、今度はブラックホールから星が上空に噴水のように吹き出す。その中央からトライヴェールが姿を見せた。
「星輝士トライヴェールの効果発動!このカードのエクシーズ召喚成功時、このカード以外のフィールドのカードを全て手札に戻します!」
「さっきは通らなかったが今度は発動させてもらう!リバースカードオープン!罠カード、奈落の落とし穴!」
「それにチェーン!リバースカードオープン!神の宣告!ライフを半分払って、奈落の落とし穴の発動を無効にします!」
「なっ!?」
恭輔 LP 2400→1200
ブラックホールの中から現れたトライヴェールに対して、相手は奈落の落とし穴ですぐに除去しようとしたが恭輔が発動した神の宣告により、奈落の落とし穴の効果は無効になって破壊されてしまう。
「トライヴェールの効果発動!デルタ・オブ・ツイスター!」
トライヴェールが左手に持っている三角形の模型みたいな物を空に投げ、その三角形の物体が回転をして大きな竜巻を起こす。その竜巻によってトライヴェール以外のフィールドのカードは全て竜巻に飲み込まれ、フィールドから上空に飛ばされていった。
「お、俺の・・・フィールドが・・・」
「さらにトライヴェールのもう一つの効果!オーバーレイ・ユニットを1つ取り除いて、相手の手札1枚をランダムに墓地に送ります!」
星輝士トライヴェール OVR 3→2
トライヴェールが左手にある三角形の物体を相手の手札1枚を破壊した。
「ク、クソ・・・・ヒドゥン・ナイトーフックーが・・・」
「バトルです!星輝士トライヴェールでダイレクトアタック!スターオーバー・ザ・ドライブ!」
ヘルマン LP 3000→900
「ぐうぅぅ!!!!」
「カードを3枚伏せてターンエンドです!」
恭輔 手札 2枚 LP 1200 SPC 2
【モンスターゾーン】
星輝士トライヴェール 攻2100
【魔法・罠ゾーン】
伏せカード 3枚
「く、くそ・・・・負けてたまるかよ!!俺のターン!」
ヘルマン 手札 3枚
恭輔 SPC 2→3 ヘルマン SPC 5→6
「スタンバイフェイズ時、リバースカードオープン!永続罠、リビングデッドの呼び声!墓地から星因子シャムを特殊召喚します!」
「!?そ、そいつは1000ポイントのダメージを与える!?」
「その通りです!!そんな危ないモンスターを次のDホイーラーに繋ぎはさせません!!シャムの効果発動!!相手に1000ポイントのダメージを与えます!!」
ヘルマン LP 900→0
WIN 恭輔 LOS ヘルマン
『決まったああああ!!!!相手ターンに怒涛の特殊召喚からの連続エクシーズ!!そしてトドメは相手のターンで仕留めた!!1戦目の勝者はDボード使いのDホイーラー!!成田恭輔!!!』
「よくやったわよ!!恭輔っち!!」
「対したものね・・・・・」
よしよし・・・・まずは一人だな。さすがはテラナイト、安定性・対応力どれを取っても高い能力だ。恭輔には悪いがもう少しお願いしよう。といっても次が次でまた問題児だからな・・・・・まだ安心はできない。
『さあチームカタストロフ、セカンドホイーラーのニコがコースに出てきたぞ!!!チームSECRETの恭輔を倒すことはできるのか!?』
「こんなところで負けねぇぞ・・・俺にはまだ切り札が残っている・・・」
「何のことか知りませんが、ヒドゥン・ナイトーフックーが無い以上、変なことはさせませんよ!」
「デュエル‼︎」 「デュエル‼︎」
恭輔 LP 1200 ニコ LP 4000
「俺のターン!ドロー!」
ニコ 手札 6枚
恭輔 SPC 3→4 ニコ SPC 6→7
「スピード・ワールド2の効果発動!SPCを7個取り除いて1枚ドローする!」
ニコ SPC 7→0
手札 6枚→7枚
「・・・・・カードを1枚伏せてターンエンド!」
「えっ!?」
ニコ 手札 6枚 LP 4000 SPC 0
【モンスターゾーン】
なし
【魔法・罠ゾーン】
伏せカード 1枚
『どうしたニコ!?強力なエクシーズモンスターが存在する恭輔に対してこのターン、スピード・ワールド2の効果でドローを追加して1枚伏せただけだ!!』
「(・・・・絶対に何かありますね)僕のターン!ドロー!」
恭輔 手札 3枚
恭輔 SPC 4→5 ニコ SPC 0→1
「(・・・・・変に動かない方がいいでしょうね)トライヴェールの効果発動!オーバーレイ・ユニットを1つ取り除いて相手の手札を1枚ランダムに墓地に送ります!」
星輝士トライヴェール OVR 2→1
トライヴェールが再びオーバーレイ・ユニットを1つ使い、相手の手札を1枚破壊した。
「・・・・・・・・・・」
「(反応なしですか・・・・)カードを1枚セットして、バトルです!星輝士トライヴェールでダイレクトアタック!」
「リバースカードオープン!罠カード、ドゥームズ・レイ!このカードは相手の攻撃宣言時に発動できる!俺の手札の枚数×800ポイントのダメージをお互いのプレイヤーは受ける!」
「ハッ!?ってことは恭輔は・・・」
「4000ポイントのダメージを受ける!?」
敵のDホイーラーが発動した罠カード横にいたスバルと響は椅子から立ち上がり、驚きの声を上げている。
「フハハハ・・・・食らいやがれ・・・・闇のカードの力を!!!」
「それも闇のカードですか・・・・そんなことはさせませんけどね!!カウンター罠、神星なる因子!魔法・罠・モンスター効果が発動した時、自分フィールドの《テラナイト》モンスターを1体リリースすることでその発動を無効にして破壊します!」
「なっ!?何だと!?」
「僕は星輝士トライヴェールをリリースしてドゥームズ・レイの発動を無効にして破壊します!!」
相手が発動したドゥームズ・レイの効果が処理される前に恭輔が発動した神星なる因子により、トライヴェールがリリースされてドゥームズ・レイの発動を無効にして破壊する。
「(よし、完璧だ)」
「そして神星なる因子の効果で1枚ドロー!」
恭輔 手札 2枚→3枚
「クソッ・・・・だがこれでお前のエクシーズモンスターはいなくなった!!」
「トライヴェールの効果発動!オーバーレイ・ユニットを持ったこのモンスターが墓地に送られた場合、墓地の《テラナイト》モンスター1体を特殊召喚します!現れろ!星因子アルタイル!」
墓地に送られたトライヴェールの残骸が一つの星となり、その星からキラキラに輝く星屑が舞い降りて、アルタイルがフィールドに現れた。
「アルタイルの効果発動!墓地から星因子デネブを守備表示で特殊召喚!デネブの効果でデッキから2枚目のベガを手札に加えます!トライヴェールはいないですが、僕のバトルはまだ続いてます!アルタイル、シャムの2体でダイレクトアタック!!」
ニコ LP 4000→2300→900
「グワアアア!!!!」
「そしてメインフェイズ2、スピード・ワールド2の効果発動!SPCを4つ取り除き、手札のSP1枚につき800ポイントのダメージを与えます!僕は手札のSPーシフト・ダウンとSPーサモンクローズの2枚を公開して、1600ポイントのダメージを与えます!」
「なっ!?」
「これであなたも終わりです!!」
恭輔 SPC 5→1
ニコ LP 900→0
WIN 恭輔 LOS ニコ
『決まったあああ!!ニコの爆弾という罠を華麗なカウンターで交わしてそのまま押し切ったああああ!!!チームSECRET、成田恭輔!!!二人抜き達成!!!』
「すげぇぞ恭輔!!!」
「そのまま押し切れ!!!!」
よしよし・・・・・完璧な戦術だ。相手が恭輔の伏せカードを警戒しなかったおかげで何とかなった。あと一人だな・・・・こいつは俺も何をしてくるか全くわからない。頑張れよ恭輔・・・・・怪我だけは絶対にするなよ・・・・
『さあ追い詰められたチームカタストロフ!!最年少Dホイーラー、成田恭輔の戦術に手も足も出ません!!最後のDホイーラー、ハンスが現れた!!』
「よくも二人を簡単に倒してくれたなぁ?お子様にライディングデュエルの本当の怖さを教えてやるぜ!」
「極悪非道なことをして相手チームに勝っているあなたたちに僕たちのチームは負けません!!」
「デュエル‼︎」 「デュエル‼︎」
恭輔 LP 1200 ハンス LP 4000
「俺のターン、ドロー!!」
ハンス 手札 6枚
恭輔 SPC 1→2 ハンス SPC 1→2
「貴様に手加減なんて言葉は必要ねぇ!!SPーオーバー・ブースト!俺のSPCを4つ増やす!」
ハンス SPC 2→6
「SPー簡易融合!SPCが3つ以上ある場合、ライフを1000ポイント払ってエクストラデッキからメカ・ザウルスを融合召喚!」
ハンス LP 4000→3000
メカ・ザウルス 攻1800
うわぁ・・・メカ・ザウルスとか懐かしい・・・子供の頃、簡易融合で出てくる俺が持っていた唯一のレベル5のモンスターだったからな・・・・
「そしてSPーシフト・ダウン!SPCを6つ取り除いて2枚ドロー!」
ハンス SPC 6→0
手札 3枚→5枚
「チューナーモンスター、カラクリ小町 武武四を召喚!」
カラクリ小町 武武四 攻0
相手のフィールドに昔の町娘が着ている和風の服を着たカラクリ人形が現れた。
「カラクリ小町 武武四は通常召喚に加えて、《カラクリ》モンスターをもう一体召喚できる!カラクリ商人 壱七七を召喚!」
カラクリ商人 壱七七 攻500
「カラクリ商人 壱七七は召喚成功時、デッキから《カラクリ》カードを手札に加えられる!俺はデッキからチューナーモンスター、カラクリ守衛 参壱参を手札に加える!行くぜ・・・Lv5のメカ・ザウルスとLv2のカラクリ商人 壱七七にLv3のカラクリ小町 武武四をチューニング!」
☆5 + ☆2 + ☆3 = ☆10
「闇の力を受け、機械仕掛けの歯車が動きだせ!シンクロ召喚!撃滅せよ!カラクリ天魔王 無頼!!」
カラクリ天魔王 無頼 攻3100
メカ・ザウルス、小町、商人が一つとなって、そこから紫色の雷が1つ落ちる。その雷の中から黒い甲冑を着て、黒いマントを羽織り、黒い兜を被った戦国武将のようなカラクリ人形が姿を現した。
「カラクリ天魔王 無頼の効果発動!このカードがシンクロ召喚に成功した時、デッキからカラクリモンスター1体を特殊召喚する!出でよ!カラクリ兵 武参六!」
カラクリ守衛 武参六 攻1400
「さらにカラクリ天魔王 無頼のさらなる効果を発動!フィールドのこのカード以外の《カラクリ》モンスター1体と手札の《カラクリ》チューナーモンスター1体で特殊召喚する!」
「なんですって!?」
「俺はフィールドに存在するLv4のカラクリ兵 武参六に手札のLv4のカラクリ守衛 参壱参をチューニング!」
☆4 + ☆4 = ☆8
「時代の歯車が動く時、百戦錬磨の武将が姿を現す!シンクロ召喚!たたみこめ!カラクリ大将軍 無零怒!」
カラクリ大将軍 無零怒 攻2800
無頼が持っていた刀を上空にあげると、フィールドにいたカラクリ兵と手札にあったカラクリ守衛がシンクロ召喚される。シンクロ召喚されたモンスターはカラクリの中でもトップクラスの攻撃力を誇る無零怒だ。
「カラクリ大将軍 無霊怒の効果発動!シンクロ召喚成功時、デッキから《カラクリ》モンスター1体を特殊召喚する!カラクリ無双 八壱八を特殊召喚!」
カラクリ無双 八壱八 攻2100
「カードを3枚セットして、バトル!!カラクリ天魔王 無頼でまずは守備表示の星因子デネブに攻撃!」
「それを待っていました!!この瞬間、リバースカードオープン!!罠カード、ワンダー・エクシーズ!!このカードの発動後、僕はエクシーズ召喚を行うことが出来ます!!」
「な、なんだと!?」
「僕はLv4のデネブ・アルタイル・シャムの3体でオーバーレイ!!」
☆4 × ☆4 × ☆4 = ★4
「3体のモンスターでオーバーレイ・ネットワークを構築!!エクシーズ召喚!!再び現れろ!!星輝士トライヴェール!!」
ワンダー・エクシーズの効果を受けた恭輔のフィールドにいる3体のモンスターは、相手のバトルフェイズ中にもかかわらず、エクシーズ召喚を始める。ブラックホールに吸い込まれて、2体目のトライヴェールが姿を現す。
「トライヴェールの効果発動!!デルタ・オブ・ツイスター!!」
トライヴェールがエクシーズ召喚されたことで、トライヴェールが手にしていた三角形の物体をトライヴェールが上空に投げ込み、その三角形の物体から竜巻を巻き起こす。その竜巻によってトライヴェール以外のフィールドのカード全てが吹き飛んでしまった。
「これであなたのモンスターは全て手札とエクストラデッキに戻りました。この後、何かありますか?」
「グッ・・・・・舐めた真似を・・・・(さっき伏せたカードの1枚はカラクリ屋敷。(カラクリ》モンスターがいないと役にたたねで・・・こいつに賭けるしかない)カードを2枚伏せてターンエンドだ!!エンドフェイズ時にSPーオーバーブーストの効果で俺のSPCを1にする!」
ハンス 手札 2枚 LP 3000 SPC 0→1
【モンスターゾーン】
なし
【魔法・罠ゾーン】
伏せカード 2枚
「僕のターン!ドロー!」
恭輔 手札 6枚
恭輔 SPC 2→3 ハンス SPC 1→2
「まずはトライヴェールの効果発動!オーバーレイ・ユニットを1つ取り除いて相手の手札1枚をランダムに墓地に送ります!」
星輝士トライヴェール OVR 3→2
トライヴェールが再び手にしている三角形の物体を相手の手札をもぎ取った。
「そして星因子ベガを召喚!ベガの効果で手札の星因子アルタイルを特殊召喚!アルタイルの効果で墓地から星因子デネブを守備表示で特殊召喚!デネブの効果でデッキから3枚目のアルタイルを手札に加えます!」
恭輔の左横にベガが現れ、ベガの効果で手札にあったアルタイル、さらにアルタイルの効果で墓地にいたデネブがフィールドに現れる。相変わらずアドバンテージの塊だな、《テラナイト》は・・・・
「Lv4のベガ・アルタイル・デネブの3体でオーバーレイ!」
☆4 × ☆4 × ☆4 = ★4
「3体のモンスターでオーバーレイ・ネットワークを構築!エクシーズ召喚!伝説の王が所持し大いなる槍が時を越え今蘇る!!No,86 HーC ロンゴミアント!!」
No,86 HーC ロンゴミアント 攻1500
ベガ・アルタイル・デネブの3体がブラックホールに吸い込まれ、爆発が起きる。その爆発の煙から1つの光が飛び出して、ロンゴミアントが姿を現した。
「ロンゴミアントはオーバーレイ・ユニットが1つある時、戦闘では破壊されず、2つある時は攻撃力と守備力は1500ポイントアップします!」
No,86 HーC ロンゴミアント 攻1500→3000
「バトルです!!ロンゴミアントでダイレクトアタック!!」
「リバースカードオープン!!罠カード、
「ロンゴミアントの効果!!このカードにオーバーレイ・ユニットが3つある時、このカードはこのカード以外の効果を受けません!!」
「なっ!?」
「このカードの前にはどんなカード効果も受けません!!行けっ!!聖なる槍を放て!!」
ロンゴミアントが放った槍が相手の魔法の筒に吸い込まれたが、それを貫通して相手へのダイレクトアタックが決まった。
ハンス LP 3000→0
WIN 恭輔 LOS ハンス
『き、決まったああああ!!!!予選Eグループ、最終試合!!なんとなんと!!Dボードを巧みに扱う最年少Dホイーラー、成田恭輔がチームカタストロフ相手に3人抜き達成!!勝者、チームSECRET!!!!』
『ワアアアアアア!!!!!!!』
魔理沙「やっぱりテラナイトは強いぜ!」
霊夢「そう言ってこの前フランの十二獣Kozmoに負けたのは何処の誰だっけ?」
魔理沙「グッ・・・・」
恭輔「十二獣Kozmo?」
遊輝「聞かん方がいい。吐き気を及ぼすようなアホみたいなことをするから」
魔理沙「クソッ・・・霊夢が勝っているから余計にムカつくぜ」
霊夢「魔理沙じゃないけど3人抜きやるとはね・・・・しかも2人目以降、ライフを削られずに2人を倒したし」
遊輝「通称、メタナ○トって言われるだけあるぜ」
恭輔「師匠、それ某ピンクの悪魔のゲームのライバルキャラの名前と一緒でダメですよ」
魔理沙「というわけでオリカの紹介行くぜ!今回はドロイデンさんから頂いたぜ!ドロイデンさん!!ありがとうだぜ!!」
カラクリ天魔王 無頼 ☆10
地属性 機械族 攻3100 守1500
地属性チューナー+チューナー以外の機械族モンスター2体以上
① このカードがシンクロ召喚に成功した時、デッキから『カラクリ』と名のつくモンスターを1体特殊召喚する。
② 1ターンに1度、このカード以外のフィールドの『カラクリ』モンスター1体と手札の『カラクリ』チューナーモンスター1体を墓地へ送ることで、そのモンスターのレベルの合計と同じレベルのチューナー以外の地属性SモンスターをS召喚扱いでエクストラデッキから特殊召喚する。
遊輝「ちょっと作者が原案を無くしてしまったので、変更した点を取り上げました*
変更点
☆9→☆10
チューナー以外の指定モンスター、「カラクリ」→機械族
②の効果のデメリットの削除
「この効果で特殊召喚したモンスターとこのモンスターはこのターン、攻撃できない。」
恭輔「どちらかと言うと強化していますね」
遊輝「Lv10っていうのは今回の構成でメカ・ザウルスを使ったからだな。作者は《カラクリ》を使わないからこれが出しやすいか分からないけど」
魔理沙「あとはチューナー以外の素材の指定だぜ。これは他のカラクリのシンクロモンスターも機械族しかしていないからだぜ」
霊夢「まぁ《カラクリ》は簡易融合を使うから、そうしないと出しにくいところはあるわよ」
恭輔「あとは②のデメリット効果の削除ですね」
遊輝「せっかく出したんだし、Lv10っていう高いレベルなんだからこれくらいしないと割合わないだろうって」
魔理沙「でも地属性シンクロってナチュビとかドラゴンとか」
遊輝「それは禁止ワードだ」
霊夢「でも普通はそう考えるわね・・・・カラクリのシンクロモンスター特有の特殊召喚と凄く噛み合うし」
恭輔「ナチュル・ドラゴンが出たら怪しかったかも知れませんね・・・ワンダーエクシーズを使えなかったですし」
遊輝「というわけで次は予選が終わってすぐの戦争だ。【恐怖のバトル・ロイヤル】」
魔理沙「次回もよろしくだぜ!」