【完結】 遊戯王 5D's 転生者と未来のカードたち 作:DICHI
内容がスッカスカですみません。これ以上の良い展開が思い浮かばなかったです。これだったら前の話と繋げるべきだったな・・・・・WRGPのデュエル、苦戦しそう・・・・(汗)】
最強カードの紹介〜。
響「ひっさしぶり!!私のデュエル回で私が出れたよ!!」
いや〜、さすがに年末年始。去年並み・・・・とは言わないがそれぐらい忙しい時期が来たよ。
響「年末年始なんか皆と遊んで大晦日はガキ使か紅白を見て、そのまま除夜の鐘を聞いて皆で神社にいってお参りするくらいしかないね」
いいよな〜中学生は、この歳になったら本当そんな気楽な事を考えている暇なんかねぇよ。
響「やっぱりこの時期は遊ばないと!!」
だからと言って宿題をやらないというのは間違いだぞ。
響「ヴッ!?」
最強カードの紹介に行くか。今回はドラグニティナイトーヴァジュランダ!
響「レミもよく使うドラグニティ専用のシンクロモンスターね。Lv6でドラゴン族のチューナーとチューナー以外に鳥獣族を指定したモンスターだよ」
効果はシンクロ召喚時に墓地からLv3以下の《ドラグニティ》ドラゴン族モンスターをこのカードに装備することと、このカードの装備カードを墓地に送ることで攻撃力が倍になる!
響「大抵はファランクスを選んでLv8にシンクロ、もしくはアキュリスを選んで攻撃力を倍にしつつ相手のカードを除去する」
最近だとドラグニティの神槍という装備カードもあるからそれを墓地に送って攻撃力を倍にするという手もあるな。まぁ大体ファランクスを呼んでクリスタルウィングにするのが強いけど・・・・
響「第142話、ライディングデュエル!アクセラレーション!」
前回までの状況
響 手札 1枚 LP 1400 SPC 6
【モンスターゾーン】
なし
【魔法・罠ゾーン】
なし
氷室 手札 2枚 LP 4000 SPC 6
【モンスターゾーン】
なし
【魔法・罠ゾーン】
伏せカード 1枚
響 side
う〜ん・・・・ちょっと減らされすぎたね。トリシューラで吹っ飛ばしたとはいえ、ちょっとはレミが有利になるような場を作ろうかな?と言っても手札的には攻めるべきね。
「私のターン!ドロー!」
響 手札 2枚
響 SPC 6→7 氷室 SPC 6→7
「SPーシフト・ダウン!SPCを6つ取り除いて2枚ドロー!」
響 SPC 7→1
手札 1枚→3枚
「チューナーモンスター、デブリ・ドラゴンを召喚!」
デブリ・ドラゴン 攻1000
「デブリ・ドラゴンの効果発動!召喚時、墓地から攻撃力500以下のモンスターを攻撃表示で特殊召喚する!氷結界の破術師を特殊召喚!」
氷結界の破術師 攻400
「Lv3の氷結界の破術師にLv4のデブリ・ドラゴンをチューニング!」
☆3 + ☆4 = ☆7
「クレパスの奥地に眠る水の龍がオーロラの光で蘇る。永遠に降り積もる雪を降らせ!シンクロ召喚!放て!アイス・スプラッシュ・ドラゴン!」
アイス・スプラッシュ・ドラゴン 攻2500
デブリ・ドラゴンと氷結界の破術師が一つの光となって、その光から雪が吹き始める。その雪が竜巻のようになって上空まで伸び、竜巻が止むとアイス・スプラッシュが現れた。
「アイス・スプラッシュ・ドラゴンの効果発動!シンクロ召喚成功時、相手の手札1枚をランダムに墓地に送る!」
「チッ!またハンデスかよ!」
アイス・スプラッシュが一本の氷の矢を作り、それを氷室さんに目掛けて放つ。氷室さんの持っている手札1枚が氷の矢に突き刺さって、そのまま地面に落ちてしまう。
「バトル!アイス・スプラッシュ・ドラゴンでダイレクトアタック!エターナル・アイスミラージュ!」
アイス・スプラッシュの身体が7色に光、そこから氷の分身が7体ほど現れて7体全員が氷室さんに突進した。
氷室 LP 4000→1500
「ぐううう!!!」
「カードを2枚伏せてターンエンド!」
響 手札 0枚 LP 1400 SPC 1
【モンスターゾーン】
アイス・スプラッシュ・ドラゴン 攻2500
【魔法・罠ゾーン】
伏せカード 2枚
「いってぇ・・・俺のターン!ドロー!」
氷室 手札 2枚
響 SPC 1→2 氷室 SPC 7→8
「(・・・ムクロには悪いがここで負けたら不利すぎる。SPCを使わせてもらおう)スピード・ワールド2の効果発動!SPCを7個使って1枚ドローする!」
氷室 SPC 8→1
手札 2枚→3枚
「・・・・よし!終末の騎士を召喚!」
終末の騎士 攻1400
「終末の騎士の効果発動!デッキから闇属性モンスター1体を墓地に送る!俺は牛鬼を墓地に送り、リバースカードオープン!リビングデッドの呼び声!墓地から牛鬼を特殊召喚!」
牛鬼 攻2150
氷室さんの横に現れた終末の騎士がデッキから牛鬼のカードを落とす。そして氷室さんがすぐにリバースカードを発動して、さっき墓地に落とした牛鬼がフィールドに現れる。
「手札のこのカードは牛鬼をリリースすることで特殊召喚できる!大牛鬼を特殊召喚!」
大牛鬼 攻2600
さらに出てきたばかりの牛鬼がリリースされて下半身が蜘蛛みたいな脚になった牛鬼が姿が現れた。
「大牛鬼は戦闘でモンスターを破壊すればもう一度攻撃できる!これで終わりだ!大牛鬼でアイス・スプラッシュ・ドラゴンを攻撃!」
「リバースカードオープン!カウンター罠、攻撃の無力化!」
大牛鬼がアイス・スプラッシュに突進をしてきたが、その前に攻撃の無力化による渦が出てきて大牛鬼の攻撃を止めた。
「これで仕留められねぇか・・・・カードを1枚伏せてターンエンド!」
氷室 手札 0枚 LP 1500 SPC 1
【モンスターゾーン】
終末の騎士 攻1400
大牛鬼 攻2600
【魔法・罠ゾーン】
リビングデッドの呼び声 (使用済み)
伏せカード 1枚
「私のターン!ドロー!」
響 手札 1枚
響 SPC 2→3 氷室 SPC 1→2
「(・・・・・・・)」
「(・・・・何だ?何を悩んでいる?俺の伏せカードを警戒しているのか?)」
「(・・・私はまだ一人目、私の後ろにはまだレミとスバルが控えている。ここは目の前の敵に集中しよう!)アイス・スプラッシュ・ドラゴンの効果発動!このターンの攻撃を放棄して、自分フィールドの水属性モンスター1体を選択して、選択したモンスターのLv×200ポイントのダメージを与える!」
「なっ!?」
「放て!ウォーターフォール!!」
アイス・スプラッシュが自身の溜めたエネルギーが上空に放たれる。そのエネルギーから分厚い雲が現れて氷室さんの真上に移動、氷室さんのスピードについていく。そしてそのまま大量の水が流れた。
氷室 LP 1500→100
「・・・ブワアアア!!!!ハックション!!!あぶねぇ!!!もう少しで濡れた地面でスリップするところだぜ!!」
大雨を切り抜けた氷室さんは濡れたタイヤでバランスを崩しながらもスピードを少し緩めて何とか持ちこたえることができた。
「しかしそれでお前はこのターン攻撃は出来ねぇ!次のターンでトドメをさしてやる!」
「えぇそうでしょうね!だからせめてものの抵抗であんただけは倒すわ!SPースピードストーム!!」
「なっ!?スピードストームだと!?」
「SPCが3つ以上ある時、相手に1000ポイントのダメージを与える!」
私が発動したスピードストームによりDホイールにエネルギーが溜められる。そのエネルギーは氷室さんのDホイールに当たり、氷室さんのライフは0となった。
氷室 LP 100→0
WIN 響 LOS 雑賀
響 side out
遊輝 SPC
『決まったああああ!!!チームSECRETの小野寺響が二人抜き達成〜〜!!!チームスピード・キングは窮地に立たされた〜〜!!!』
「レミ、準備しておけ」
「はいは〜い」
「全く、響ったら・・・・」
「まあまあ、先鋒としてあれだけ戦ってくれたら充分だ」
2人目の氷室さんが倒れ、MCが響の勝利をコールする。それを聞いた俺はすぐにベンチ横で待機していたレミに準備するように指示をした。
響の身を削る戦法にチームの勝利とは反していると奏はやれやれといった表情を示すが、正直二人抜きをしてくれたら充分だ。ラストホイーラーと2対1で戦えあえるだけ充分に切り込み隊長としての役割は果たしてくれた。
「レミ〜、俺の分も残しておいてくれよ」
「それはつまり私に負けろって言ってるの?」
「このままいけば、俺の予選の出番無くなっちゃう」
「心配するな。俺と奏の枠が決まっただけでもう一人どうするか決まってない」
一方で、スバルはレミに対して遠回しに出番が欲しいから負けろと言っている。むしろこっちの方が問題発言だろうと俺は奏に言い返した。
『ここで二人抜きを達成した小野寺響が帰ってきたあああ!!!!』
『わああああ!!!!!!』
「っと響が帰ってきたな」
「む、向こうのラストホイーラーは炎城ムクロさん」
「かつてジャックさんに挑んだデュエリストですね・・・・」
「心配しなくてもいいさ。ムクロは熱くなって自己主張を強く押す傾向がある。そこを着けば2対1でいって勝てるさ」
祈や恭輔はムクロの実力に心配するが、フォーチュン・カップで遊星とのデュエルを見た俺にとってはあまり脅威ではないと感じる。響がスタートラインを先に走り去ったところでチームスピード・キング、ラストホイーラーの炎城ムクロがピットから飛び出してきた。
「ったく雑賀も氷室も役立たずだぜ・・・・ここは俺がカッコよく三人抜きしてやるぜ!」
「やれるもんならやってみなさい!」
「デュエル‼︎」 「デュエル‼︎」
響 LP 1400 ムクロ LP 4000
「俺のターン!ドロー!」
ムクロ 手札 6枚
響 SPC 3→4 ムクロ SPC 2→3
「SPーエンジェル・バトン!SPCが2つ以上あるからカードを2枚ドローして1枚を墓地に送る!そして大牛鬼と終末の騎士をリリース!」
「えっ!?」
「スカルフレイムを召喚!」
スカルフレイム 攻2600
「(えぇ!?なんでスカルフレイム出したの!?そのまま殴ったら終わりじゃない!?)」
「スカルフレイムの効果発動!手札のバーニング・スカルヘッドを特殊召喚!」
バーニング・スカルヘッド 攻1000
「この効果を使ったターン、俺は攻撃できねぇが関係ねぇ!バーニング・スカルヘッドは手札から特殊召喚した時、相手に1000ポイントのダメージを与える!さらにチェーンでリバースカードオープン!激流葬!」
「えっ!?そこ!?」
「フィールドのモンスターを全て破壊する!」
フィールドに激流が流れ込んで響のフィールドとムクロのフィールドのモンスターが全て破壊した。全く・・・・
「し、師匠・・・僕には全くこのプレイングが分からないのですが・・・」
「完全に一人よがりのプレイングだな。やるんだったら次のレミの時にやるべき行動なんだが・・・・」
「バーニング・スカルヘッドの効果で1000ポイントのダメージを受けてもらう!」
響 LP 1400→400
墓地にいったバーニング・スカルヘッドがフィールドに現れて響に向かって突進をした。
「そしてこのカードは墓地のスカルフレイムを除外することで特殊召喚できる!現れろ!スピード・キング☆スカルフレイム!」
スピード・キング☆スカルフレイム 攻2600
墓地にいったスカルフレイムが除外されて、スピード・キングが姿を現す。全く・・・・何でどいつもこいつもガイコツやらお化けやらを使うんだよ・・・・
「カードを1枚伏せてスピード・キング☆スカルフレイムの効果発動!墓地のバーニング・スカルヘッド1枚につき400ポイントのダメージを与える!これで終わりだ!」
「どうせ負けるならせめて次のレミが有利になるように負けるわよ!リバースカードオープン!永続罠、ウィキッド・リボーン!」
「な、何だと!?」
「ライフを800払い、墓地のシンクロモンスターを効果を無効にして特殊召喚する!氷河の封印から目覚めよ!氷結界の魔法使い エターナル・マジシャン!!」
響 LP 400→0
氷結界の魔法使い エターナル・マジシャン 攻3300
WIN ムクロ LOS 響
スピード・キングが効果を発動して響にトドメのダメージを与えようとしたが、その前に響がウィキッド・リボーンを発動。これにより響のライフは0となったがエターナル・マジシャンが現れて、次のレミに引き継ぐこととなる。響はコースにでてきた敗者用のピットに戻る特別なレーンへと入っていく。
『おおっとここで小野寺響は自らの敗北と引き換えに墓地のシンクロモンスターを特殊召喚した!!これには炎城ムクロもいっぱい食わされた!!』
ブオオオン!!!
「ひ、響さんが帰ってきましたよ」
コースから外れた響がピットに戻ってくる。すでに準備を終えてDホイールに乗って構えている。その間に奏と恭輔、茜の三人でドライバーへの引き継ぎ作業をしている。
「お疲れ〜」
「どう?」
「二人抜きして有利な盤面を整えることができたんだ。初めてにしては上出来だ」
「準備OK!」
「GO!」
奏の準備OKの声が響いて、ストップの旗を持った茜が上から下に振り下ろす。その動作を見たレミはスロットルを回し、コースへと入っていった。
「お前が二人目か・・・・さっさと倒してやるぜ!」
「その言葉、そっくりそのまま返してやるわ!」
「デュエル‼︎」 「デュエル‼︎」
レミ LP 4000 ムクロ LP 4000
「私のターン!ドロー!」
レミ 手札 6枚
レミ SPC 4→5 ムクロ SPC 3→4
「(・・・・あぁ、これいったわね)SPーエンジェル・バトン!SPCが2つ以上ある時、カードを2枚ドローして1枚を墓地に送る!そしてSPーおろかな埋葬!SPCを2つ取り除いてデッキからドラグニティーファランクスを墓地に送る!ドラグニティードゥクスを召喚!」
ドラグニティードゥクス 攻1500→1700
「ドゥクスの召喚時、墓地からLv3以下の《ドラグニティ》ドラゴン族モンスターをこのカードに装備する!墓地からファランクスを装備!そしてファランクスは自身の効果で特殊召喚!」
ドラグニティーファランクス 攻500
「Lv4のドゥクスにLv2のファランクスをチューニング!」
☆4 + ☆2 = ☆6
「竜の渓谷を守りし赤い騎士が、楽園の窮地に立ち上がる。竜の絆で駆け抜けろ!シンクロ召喚!カモン!ドラグニティナイトーヴァジュランダ!」
ドラグニティナイトーヴァジュランダ 攻1900
ファランクスが作った2つの緑色の輪の中にドゥクスが入って4つの星を作る。それらが一つになって、ヴァジュランダが姿を現す。
「ヴァジュランダの効果発動!墓地のLv3以下の《ドラグニティ》ドラゴン族モンスター1体をこのカードに装備する!ファランクスを装備!そしてファランクスの効果で自身を特殊召喚!Lv6のヴァジュランダにLv2のファランクスをチューニング!」
☆6 + ☆2 = ☆8
「嵐が吹き荒れる時、竜の渓谷の救世主が舞い降りる。龍の騎士と共にこの楽園を救え!シンクロ召喚!吹きあれろ!フェザー・ウィング・ドラゴン!」
フェザー・ウィング・ドラゴン 攻2800
今度はヴァジュランダとファランクスが一つの光となって、そこから突風が吹き荒れる。フィールドに現れた突風が強くなってフェザーが姿を見せた。
「フェザー・ウィングの効果発動!墓地のドラゴン族モンスターを任意の枚数このカードに装備する!墓地のファランクスとブランディストックをこのカードに装備する!」
『ギャアアアアア!!!!!!』
フェザーの咆哮で墓地にいたファランクスとブランディストックが表れて、フェザーの身体に装備される。
「さらにフェザーの効果発動!墓地の風属性モンスターを戻すことで、フィールドのカード1枚を手札に戻す!」
「な、なんだと!?」
「墓地のドゥクスをデッキに戻して、伏せカードを手札に戻す!ウィンドセプション!」
フェザーが墓地にいたドゥクスの魂を吸収して、翼を広げて風を巻き起こす。強烈な向かい風でムクロはDホイールのバランスを崩し、さらに伏せカード1枚は彼方に飛んでいってしまった。
「これでバトル!氷結界の魔法使い エターナル・マジシャンでスピード・キングに攻撃!瞬間凍結〜フラッシュフリーズ〜!」
氷結界の魔法使い エターナル・マジシャン 攻3300
スピード・キング☆スカルフレイム 攻2600
ムクロ LP 4000→3300
「グワアアアアア!!!」
「フェザー・ウィング・ドラゴンでダイレクトアタック! ストームウィングブレイク!」
フェザーが右手にある刃をムクロに見せつけて、先ほど使った効果で吹いた風に乗りムクロを切りつけた。
ムクロ LP 3300→500
「ぐううう!!!だ、だが!!俺のライフは「ブランディストックを装備したモンスターは1度のバトルフェイズで2回攻撃ができる!」な、なにぃ!?」
「これで終わりよ!フェザー・ウィングで2度目のダイレクトアタック!」
ムクロに突進をしたフェザーが振り返り、後ろからムクロを切りつけた。
ムクロ LP 500→0
WIN レミ LOS ムクロ
『決まったあああああ!!!!!葵レミが最終走者の炎城ムクロを1 turn killで倒した!!Eグループの開幕戦!!勝者はチームSECRET!!』
『ワアアアアアア!!!!』
「やりましたね師匠!!」
「無事に初戦は取れたわね」
「やれやれだ、これで次の試合は少し楽な気持ちになれるよ」
「ちえっ、結局俺の出番は無しか・・・・」
予選1回戦を無事に突破、スバルだけデュエルお預けを食らったがそれ以外のことを除けば皆初戦を勝てたことに喜んでいる。
そんな事をしていたらスタートラインにレミが戻ってきてDホイールを止めた。俺たちはピットから飛び出して、レミの所に集まる。
ブオオオ・・・・・
「レミッち、お疲れ〜〜!!!」
「いや〜、相手がラストホイーラーだってところに救われたわ。あれが二人目ならあんな事できなかったからね」
「できなかったからねじゃなくて結局やるんだろうが」
「いやいや、二人目ならあそこはガジャルグを立てて墓地肥やしをしていたわよ」
「ほんとかよ?」
「いや〜、参った参った。まさか学生に負けちまうとはな」
俺たちが談笑をしていると氷室さんと雑賀さんがこっちにやってくる。ムクロはどうやら来ていないようだ。
「さすがに腕が鈍っちまっている上に、ムクロがあんな事をしたら負けてしまうよな」
「だな、あの様子が続くようじゃ次の試合も負けて予選落ちになる未来しか見えないな。俺はそれでも構わないが」
「そんな事ムクロさんに聞かれたら怒りますよ」
「知っているさ。じゃあな、頑張って決勝トーナメントまで勝ち進んで優勝目指せよ」
「もちろんだよ!!」
最後に氷室さんのエールを受けて響がそれに答える。フッと笑った氷室さんは後ろに振り向いて手を振ってコースを後にした。
「ふぅ〜・・・・・とりあえず次の試合は4日後だな。明後日が氷室さんたちともう一つのチームの試合だ」
「明後日は偵察ね。確かチームカタストロフだっけ?」
「あぁ、ヤバそうなチー・・・・あっ」
「?どうしたのよ?」
ヤッベェ・・・・氷室さんたちに忠告するの忘れてた!!!悲惨な事が起きなかったらいいんだが・・・・(汗)
レミ「やったぜ!」
スバル「大体レミがこういう事をするとワンターンで終わるよな・・・・」
遊輝「ライフ4000の世界でドラグニティは驚異しかない。この世界だと渓谷制限でも分かる気はする」
レミ「あれが無いと回らないのよ!!早く渓谷返して!!」
スバル「現実問題、なんで帰ってこないんだろうな・・・・・」
遊輝「もう陰謀としか言えないな」
レミ「次は1回戦と2回戦の間の小休憩みたいな話をした後に2回戦の始まりだよ!【闇への使者 チームカタストロフ】」
遊輝「次回もよろしく!」