【完結】 遊戯王 5D's 転生者と未来のカードたち   作:DICHI

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【*・・・下の注意書きを読んでください。

次回はラスボスとのデュエルですが、デュエル構成に時間を費やしたいのでいつ出来るか分からないです。もしかしたら間に実習を挟むかもしれないので2週間以上かかるかもしれません。出来る限り早く執筆しますがご了承ください

また、今回はラスボス前の前座で短くなってしまって申し訳ありません】


Q,服のネタはどうやって決めてるの?
A,ネットサーフィンで気に入ったのものです。魔法少女の服は今回が最後かな?結局、アニメになりましたが・・・・(もちろん見ていません)



アリア「前回までのあらすじ、『魔法少女遊輝ちゃんは日本一と呼ばれるお化け屋敷にアリアさんと一緒に行ったが、まさかの入ったところで気絶をするという大失態。果たして、遊輝ちゃんはアリアさんにどんなお仕置きを受けるのか!?』」

ダイヤ『・・・・何ですかそのあらすじ(汗)』←遊輝がまだ気絶しているため、代理で来た。

アリア「前回の話をまとめるとこうなった」

ダイヤ『それは前書きと後書きの話でしょ(汗)。本編は全く触れてませんよ』

アリア「えぇ〜、いいあらすじだと思ったけどなー」

ダイヤ『(マスターが疲れる理由がよくわかります(汗))』

アリア「それじゃ最強カードの紹介に行こう!今回は幻影騎士団ブレイクソード!」

ダイヤ『今ではランク3の代表格のモンスターですね。Lv3のモンスター2体でエクシーズ召喚ができる闇属性モンスターです』

アリア「効果はエクシーズ版スクラップ・ドラゴン。エクシーズ素材を取り除くことで自分フィールドと相手フィールドのカードを1枚ずつ破壊できるよ。最近だと相手のカードを破壊して、自分のカードが破壊されたから効果発動なんてこともあるわね」

ダイヤ『破壊されて発動というカードが増えましたからね』

アリア「あとはエクシーズ召喚されたこのカードが破壊された場合、墓地の同じレベルの《幻影騎士団》モンスター2体をレベルを1つあげて特殊召喚できる!ただ、この効果を使ったターンは闇属性モンスターしか特殊召喚できないけどね」

ダイヤ『固めるのでしたらヴェルズ・ナイトメアやNo,80、トドメを刺すならダーク・リベリオンですね』

アリア「第136話、デュエルスタート!」



第136話 反撃の時 不死の騎士団

遊輝 side

 

 

「アリアさん、持ってきましたよ」

 

「サンキューウィン!」

 

あれからしばらく経って、休憩に入って帰ってきたウィンの手には2つの鍵を手にしていた。アリアはそれを受け取って、自分の手錠と足枷を外す。

 

「よし、外れた。魔力は・・・・使えるわね」

 

「・・・・俺も大丈夫だ」

 

アリアが使った鍵を俺の手錠と足枷にも使って外し、シグナーの能力と霊力が無事に使える事を確認した。

 

「これで脱走出来るわね。まずは保管庫」

 

「アリアさん、保管庫に行くならもうしばらく待った方が良いです。ラメイソンは深夜の0時から翌朝の5時までここに住んでいるジュノン様と捕虜以外は誰も居なくなるので」

 

「あらそう?じゃあ今突っ込んだら不味い?」

 

「そうですね・・・保管庫は見張りが沢山いますから」

 

「う〜ん・・・さすがに脱走した後すぐに捕まるのは不味いわね」

 

「心配しなくても明日の7時まで見張りは私しかいません。それに誰かが来るときはエレベーターが機動しますから、その時はまた手錠と足枷をつけて捕まったフリをしていれば大丈夫です」

 

「ここはリスク回避した方が良いだろう。ウィンの言う通りにしよう」

 

「そうね・・・・道具を返してもらうまでは下手に動かない方がいいわね」

 

「・・・っと、噂をすれば誰かがこちらに向かってます。鍵はアリアさんが隠し持ってください」

 

「分かったわ」

 

「あ〜あ、自分で付けなくちゃいけないとか情けないな」

ガチャッ、ガチャッ

 

ウィンが目の前のエレベーターが機動していると教えてくれたので、アリアは鍵を服の内ポケットに隠す。俺たちは急いで右腕と右足に手錠と足枷を付け直し、部屋の隅で座って寝たふりをする。

 

・・・・チーン

 

「おや?突然どうなされました?」

 

「おい、守護室から鎖の鍵が無くなったが知らないか?」

 

「いえ、私は休憩室にしか行ってません。そもそも私は休憩室にしか行けないはずです」

 

「それもそうだな・・・・・悪しき魔法使いは?」

 

「静かに過ごしていますよ。何の異常もありません」

 

「・・・・・・うむ、鎖も外れてないな。なら問題無い。突然来て悪かった」

 

「いえ、ご苦労様です」

 

・・・チーン

 

「・・・・もう大丈夫ですよ」

 

「ふぅ〜〜・・・・全く、見張りがいるんだから余計な人員増やさなくていいわよ」

 

「なぁ、もしかしてこれからも来る可能性あるか?」

 

「0ではありませんね。あの様子だとラメイソン中で探すかもしれません。まぁ、まさか私が共闘して鍵をアリアさんに渡したなんて誰も思わないでしょうが」

 

「面倒くせぇな・・・・いちいち付けたり外したりしなくちゃいけないのかよ」

 

「それだったら付けっ放しでいいじゃん」

 

「お前は気楽でいいなぁ・・・・」

 

 

〜〜(数時間後)〜〜

 

 

・・・・ボーン、ボーン

 

あれから誰もいなくなる12時まで牢獄でアリアと作戦会議、ウィンとの世間話などの退屈しのぎをして、時々来る見張りを誤魔化し通した。そして、月が真上に来たタイミングで鐘が低く鳴り響いた。

 

「鐘が鳴りましたね。あの鐘はラメイソンの中に人がいなくなったという知らせの鐘です」

 

「じゃあ作戦開始って行こうじゃないか」

 

「ありがとうねウィン。全部終わったらまたお話をしましょうね」

 

「はい、頑張ってください」

 

「それじゃ魔法少女遊輝ちゃん、行くわよ」

 

「その魔法少女って言うのはいい加減やめてくれ」

 

先にアリアが移動用のための謎の空間を出して、その中に入る。俺もその後に続いて入った。

 

 

〜〜(保管庫)〜〜

 

 

「(・・・・大丈夫。いないわ)」

 

「(よし、じゃあ探そう)」

 

牢獄からアリアの謎の空間に入って移動をして、無事に保管庫に潜入。ウィンの言っていた通り、この時間は人が全く見当たらない。おかげで堂々と自分たちの道具を探すことが出来る。

 

「(しかし広い保管庫ね〜。一体誰の物をこんなに保管しているのよ)」

 

「(大方、捕まえた奴の道具なんだろうな。中には草とかあるけど・・・)」

 

「(全く、建物の全体図を見た時よりも広いじゃない。ウィンの言う通り、誰もいなくなる時間帯で良かったわ)」

 

アリアが少しげっそりとした表情を見せる。

この保管庫、俺たちが思っていた以上に広く、その上でたくさんの道具があるため探すのに時間がかかりそうだ。二人同時に探すのは効率が悪いので手分けして、見張りが来る5時までには見つけなくちゃならない。

 

「(・・・・あった。こいつだな。ブレスレットを使って・・・・・)」

 

『(は〜い、見つかった?)』

 

「(ああ、ご丁寧な事に並べて置いている」

 

『(そりゃありがたい)』

 

時間はかかったが何とか見張りが戻って来る前に荷物を見つけることに成功、ブレスレットを使ってアリアに連絡をした。連絡を終えた後、棚に置いてあったデッキケースを手にして中のデッキを取り出す。

 

「(おい皆、大丈夫か?)」

 

『(マスター、お待ちしてました)』

 

『(もう!突然いなくなるからビックリしたよ!)』

 

『(そうだよ!)』 『(ビックリ!)』

 

「(悪かったな。とりあえず今から反撃返しといく)」

 

「(お待たせ〜〜)」

 

精霊たちの無事も確認したところでアリアがやって来る。そのままアリアは俺がいた場所の戸棚にヒョイっと顔を覗かせる。

 

「(・・・・これね。はい、遊輝ちゃんのデュエルディスク、あとリュックと箒)」

 

「(だから箒はいらねぇって言ってるだろ)」

 

「(格好は大事だよ。今は・・・・4時半過ぎね。さぁ返して欲しいものを返して貰ったし、反撃返しといきますか。目標はジュノンの部屋、前回は大人しくしていたけど今回は大暴れして下にいる捕虜たちにも反乱を起こされるわよ)」

 

「(OK)」

 

「(じゃあまずは服着替えましょうか!)」

 

「(ブッ!!今かよ!?)」

 

「(人がいない今だからこそだよ。遊輝ちゃんだって血まみれの服は嫌でしょ)」

 

「(そりゃそうだが・・・・・で、その服って)」

 

「(もちろん女物の魔法服♪)」

 

「(デスヨネ〜〜)」

 

「(ここは可愛い勝負服を着ましょうね〜♪)」

 

アリアは自分のカバンの中を漁り始めて色んな服を取り出した。そのカバン、もう本当に○次元○ケットとしか言いようがないな・・・・・・・にしても女物の服と聞いて反応もせず、着ても羞恥の反応すらも無くなった俺はもう末期じゃないかな(汗)。ルンルン気分で服を決めるアリアを見ながら、心の中で俺はそう呟いた。

 

 

〜〜(数十分後)〜〜

 

 

「(似合う似合う!!さすが女装モデル!!)」

 

「(//////それを言うな!!)」

 

よかった・・・・まだ羞恥心が残ってた(涙)

結局、ブレスレットのせいもあって抵抗も出来ずにアリアに渡された服を着る羽目になってしまった(まどマギの鹿目まどかの衣装、遊輝は赤、アリアは青)。

 

「(もうすぐ・・・5時ね、見張りが来るわ。そのタイミングで作戦開始、蹴散らしながらジュノンの部屋まで行くわ、今回は本気で行くわよ)」

 

「(へいへい・・・・・)」

 

・・・・ガチャン

 

「(おっ、噂をすれば・・・・一旦隠れるよ)」

 

入り口の扉の鍵が空いたような音が聞こえて、一度俺とアリアは身を隠す。少し待つと、下級悪魔族モンスター2体がこっちの方に近づいて来た。

 

「ふわぁ〜・・・何で朝番担当になるんだよ」

 

「昨日の裁判中にあれだけ暴れるからだろ」

 

「あの魔法少女は俺の物って言ってるだろう!!」

 

「まだ言うか。それを決めるのはジュ・・・・?」

 

「どうした?」

 

「いや・・・・ここに昨日捕らえた魔法少女2人の荷物を置いていたんだが見当たらねぇんだ」

 

「別の場所じゃねぇのか?」

 

「いや、昨日出るとき確かに(バゴッ!!!)!!!」

 

「お、おい!?どうし(ドン!!!)ウッ!!!」

 

近づいてきた悪魔族モンスター達に、俺はシークレットシグナーの能力で自身の身体能力を向上させて、高速移動を使い気づかれる前に気絶した。

 

「おお〜、これが遊輝ちゃんの生命のシグナーを使った本気モードね(パチパチ)」

 

「本当は使いたくねぇけどな。こんな事してまで勝ちたくないし、第一疲れる」

 

「なりふり構っていたら負けちゃうわよ。もちろん、私もね・・・・」

 

拍手して影から出てきたアリアはすぐに箒に跨ぐ。そして、ブレスレットをした右腕とは反対の左腕にまた別のブレスレットをつけた。

 

「なんじゃそりゃ」

 

「私の魔法道具、ドーピングアイテムだと思ってくれたらいいわ。デメリットは途中から凄く疲れてくること」

 

「な〜るほど、俺の能力と一緒というわけか」

 

「そういうこと」

 

そう呟いて、俺はアリアから貰った箒に乗る。アリアも箒に跨いで低い体勢になり、浮かび上がる。

 

「それじゃ・・・・ミッション開始(スタート)!」

 

その合図でアリアは保管庫から急スピードで飛び出す。俺もアリアに置いていかれないように後を追いかける。

 

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

 

ウィ〜〜〜ン!ウ〜〜〜ン!

 

「急げ!!もうすぐこっちま(バキッ!!)ウワッ!!!」

 

「き、来たぞ!!!捕まえろ!!」

 

「・・・・炎武、桜吹雪の術!!」

 

突っ込んできた悪魔族モンスター達に俺は小言でそう呟く。すると俺の周りに火でできた桜の花びら達が舞い始め、それが突っ込んで来る悪魔族モンスター達に向かって行く。大量の群が突撃した上にここの廊下は非常に幅が狭いので、俺の攻撃を避けるスペースもなく悪魔族モンスター達はこの攻撃を受ける。

 

「アチチチチチ!!!!!」

 

「アアアア!!!」

 

「こっちだ!!どんどん援軍を連れてこい!!」

 

「フリージンゼロ!!!」

 

俺の背後にいるアリアは後ろからの追っ手に向かって氷の魔法を放つ。廊下自体はさっきの俺の能力と同様、幅が狭いので下から来た悪魔達が全員氷付けにされた。

 

「下からは大丈夫!」

 

「こっちも、いい感じに燃え上がって暖房程度にはなってるぞ。誰かさんが寒かった温度をさらに下げたからな!」

 

「それはありがたいね。むしろ熱いくらいだわ。全く、今日は暖房が機能していない上にさっきから暑かったり寒かったり!!体調崩しそうだわ!!」

 

「誰のせいだろうな!!サン・フレア!!!」

 

お互いにお互いの愚痴や不満を言いながら下級・中級悪魔族をどんどんとぶっ飛ばしていきジュノンの部屋を目指す。

もちろん、お互いに愚痴を言い合うのはちゃんと理由がある。俺とアリアは今現在、いわゆるドーピングアイテムや能力を使って、フルパワーを出して立ち向かっているので、時間が経つにつれて、疲れが溜まり体力が切れたり集中力が切れてしまう恐れがある。そのため、お互いに罵倒を言いまくってその怒りをエネルギーに変えて立ち向かっている。

 

「あんた本当に怪我人!?バッカみたいに倒していってるけど!?」

 

「怪我人は昨日までだ!!今は怪我のない人間だ!!」

 

「人間がこんなに悪魔族モンスターをなぎ倒していくものかね!?」

 

「そういうお前こそ人間だろ!!」

 

「ギャアアアアア!!!!!」

 

「「うるせぇ(うるさい)!!!」」

 

アリアとの言い争いに水を差すように悪魔族モンスターが突っ込んでくるのでお互いに顔面にグーパンチを食らわす。その攻撃を食らった悪魔族モンスターは後ろに倒れてしまい、さらに後続がすぐに後ろにいたせいでドミノ倒しのように後ろの悪魔族モンスターたちも一緒に倒れていく。

 

「お前、昨日武闘は無理とかほざいていただろ!!」

 

「顔面グーパンチぐらい誰だってできるでしょ!!むしろ私よりも遊輝ちゃんの方が威力低いんじゃないの!?」

 

「言ったなこのコスプレ変態魔女め!!」

 

「あんたこそ変態コスプレ女装家でしょ!!」

 

「んだと〜〜!!!」

 

・・・・・まぁ、お互いにお互いの本音の愚痴を本気で言い合っているので体力は意外とあると思う(汗)。そのままどんどんと悪魔族モンスター達を薙ぎ倒していき、ラメイソンの上層階まで一気に進む。

 

「次の階に上がってすぐ左に曲がった後ずっと直進!!ジュノンの部屋が見えてくるわ!!」

 

「OK!!」

 

アリアに言われた通り、階段を上がってすぐの曲がり角を左に曲がる。その階には下級悪魔族モンスター達は見当たらず、代わりにジュノンの部屋の前に2体のモンスター・・・・デミスとハ・デスが・・・うん?ハ・デス・・・・・

 

「ア、アンデット!?!?!?」

 

「うるさあああい!!!!」

 

ゴンッ!!!!

 

「いったあああああ!!!!!」

 

ハ・デスが俺の目に写ったことで俺はパニックってしまって止まってしまったが後ろから来たアリアに頭をどつかれてしまった。

 

「い、いてててて・・・・・・」

 

「いちいちアンデット族モンスターで止まってどうするのよ!?魔法少女遊輝ちゃんは正義のヒロインでしょ!?」

 

「だから俺はヒロインでも魔法少女でもねぇ!!」

 

「否定したかったら行くわよ!!」

 

「結局俺がどう言っても行くんだろうが!!」

 

「ツベコベ言わないで行くわよ!!」

 

「痛い痛い痛い!!!!髪を引っ張るな!!」

 

アリアに髪を引っ張られてそのままジュノンの部屋の前にいるデミスとハ・デスの前まで行かされる。

 

「ようやく来たか、忌まわしき魔法使い達」

 

「忌まわしいのはあんた達でしょ。ここは魔法使いが住んでいる国よ」

 

「ふん、今はこの町はジュノン様の命で悪魔族やアンデット族が生活することができるんだよ」

 

「どう考えてもそのジュノンがおかしいんだよな・・・あの水晶玉とかさ」

 

「!?・・・・ほう」

 

「(・・・・図星か)」

 

俺が水晶玉というワードを呟いた途端、デミスとハ・デスが少し驚いた表情をして、一層殺気が伝わって来た。

 

「なおさら、お前らを生かすわけにはいかなくなった」

 

「あぁ、ここでケリをつけようじゃないか」

 

殺気を増したデミスとハ・デスの腕にデュエルディスクが付けられる。それを見た俺とアリアもカバンからデュエルディスクを取り出した。

 

「昨日みたいな遅延デュエルして捕まって死んだら、あの世で恨んでやるわよ」

 

「心配するな、今回は速攻で終わらせてやる」

 

「私も本気で行くわよ・・・・私がハ・デスをやればいいんでしょ?」

 

「あぁ、俺はデミスだ」

 

絶対にアンデット族モンスターとデュエルなんかしたくない・・・・(ブルブル)

お互いにデュエルディスクを起動してそれぞれ、目の前の敵に目を向ける。

 

「さっさと終わらせたい、速攻で決着を付ける」

 

「フッ、それは私のセリフだ」

 

「デュエル‼︎」 「デュエル‼︎」

 

遊輝 LP 4000 デミス LP 4000

 

「俺の先行!ドロー!」

 

遊輝 手札 6枚

 

・・・・デミスは確かライフを払ったら全体除去する効果だったな。ということは下手に動かずに固めることを優先した方がいいな。

 

「チョコ・マジシャン・ガールを召喚!」

 

チョコ・マジシャン・ガール 攻1600

 

ブラマジガールによく似た服を着たブラマジガールよりも少し小さい魔法使いが現れる。

 

「チョコ・マジシャンの効果発動!手札のガガガガールを墓地に送って1枚ドロー!」

 

・・・・よし、なかなかいい引きじゃねぇか。

 

「魔法カード、オノマト連携(ペア)!手札の混沌の黒魔術士を捨てて、デッキから《ガガガ》《ドドド》《ゴゴゴ》《ズババ》を1体ずつ、合計2枚を選択して手札に加える!ガガガシスターとドドドバスターを手札に加える!カードを2枚伏せてターンエンド!」

 

 

遊輝 手札 3枚 LP 4000

【モンスターゾーン】

チョコ・マジシャン・ガール 攻1600

【魔法・罠ゾーン】

伏せカード 2枚

 

 

「私のターン」

 

デミス 手札 6枚

 

「速攻魔法、サイクロン!左側の伏せカードを破壊する!」

 

フィールドに吹き荒れたサイクロンによって俺の伏せカード・・・・・デモンズ・チェーンが破壊されてしまう。

 

「マンジュ・ゴッドを召喚」

 

マンジュ・ゴッド 攻1400

 

「マンジュ・ゴッドの効果により、デッキから私自身、終焉の王 デミスを加える」

 

デミスか・・・・・来るか?

 

「さらに儀式魔法、高等儀式術を発動!手札の儀式モンスター1体を選び、デッキからそのモンスターと同じレベルになるように通常モンスターを墓地に送り儀式召喚をする!私はLv4の甲虫装甲騎士(インセクトナイト)とネオバグの2体を墓地に送り、終焉の王 デミスを儀式召喚!」

 

終焉の王 デミス 攻2400

 

フィールドに現れた古代に作られたような石碑に甲虫装甲騎士とネオバグの2体が現れる。その2体の下から魔法陣が浮かび上がって、2体を生贄にして上に大きな青い柱を立てる。その青い柱の中からデミスが現れた。ハハ〜ン、あの儀式素材から見るとあいつのデッキは【デミスドーザー】か。これまたライフ4000の世界では1killするデッキを持ってきたな。

 

「フッフッフッ・・・・・我の力で滅ぼしてやる!私自身の効果発動!ライフを2000ポイント支払い、このカード以外のフィールドのカードを全て破壊する!」

 

デミス LP 4000→2000

 

デミスが自身の手にしている杖を上空に掲げる。その杖に黒いエネルギーが溜められて、充填が終わるとその杖から円心状に黒い波動が拡散される。

ドカーーーーン!!!!!!

 

「フハハハハ!!!!これでお前のフィールドは・・・・・・な、何だと!?」

 

黒い波動による爆発で当たりが煙で充満したが、その煙が晴れるとフィールドは真っさらにならずに全てのカードが存在した。そして、俺のフィールドの伏せカードが1枚発動した。

 

「罠カード、ブレイクスルー・スキル。対象のモンスター1体の効果をエンドフェイズまで無効にする。これでデミスの効果を無効にした」

 

「チッ、だが私の計画に狂いはない!墓地の甲虫装甲騎士(インセクトナイト)とネオバグ、2体の昆虫族モンスターをゲームから除外して現れろ!デビルドーザー!」

 

デビルドーザー 攻2800

 

墓地にいた甲虫装甲騎士(インセクトナイト)とネオバグの2体がゲームから除外されてデビルドーザーが姿を現わす。

 

「お前がブレイクスルー・スキルを使ってくれたおかげでマンジュ・ゴットを残すことができた!これでお前の負けだ!!」

 

「・・・・・・・」

 

「バトル!まずはデビルドーザーで貧弱な魔法使いに攻撃!」

 

デビルドーザーがチョコ・マジシャンを捉えて、自身の口の中に飲み込んだ。

デビルドーザー 攻2800

チョコ・マジシャン・ガール 攻撃を1600

 

遊輝 LP 4000→2800

 

「さらにデビルドーザーの効果!相手に戦闘ダメージを与えた時、相手のデッキの一番上のカードを墓地に送る!」

 

デビルドーザーの効果を聞いて、俺はデッキトップをめくりそれを墓地に送る。

 

「続いてマンジュ・ゴットでダイレクトアタック!」

 

「手札の速攻のかかしの効果発動!手札からこのカードを捨てて、マンジュ・ゴットのダイレクトアタックを無効にしてバトルフェイズを終了させる!」

 

「なっ!?」

 

マンジュ・ゴットの攻撃宣言で手札から機械で出来たかかしが現れてマンジュ・ゴットの攻撃を防いだ。

 

「くそっ!1枚伏せてターンエンドだ!(俺の伏せカードは次元幽閉!これであいつのモンスターが攻撃してきたら幽閉させてやる!)」

 

デミス 手札 1枚 LP 2000

【モンスターゾーン】

マンジュ・ゴット 攻1400

終焉の王 デミス 攻2400

デビルドーザー 攻2800

【魔法・罠ゾーン】

伏せカード 1枚

 

 

「俺のターン!ドロー!」

 

遊輝 手札 3枚

 

「ガガガシスターを召喚!」

 

『は〜い!!』

 

ガガガシスター 攻200

 

フィールドにサファイアが現れて、自身が手にしている鍵みたいは杖を振り回して1枚のカードが俺の手札に来た。

 

「ガガガシスターの効果発動!召喚時、デッキから【ガガガ】とついた魔法・罠カード1枚を手札に加える!装備魔法、ガガガリベンジを加えてそのまま発動!ガガガガールを特殊召喚!」

 

ガガガガール 攻1000

 

『私のでば「ガガガシスターの効果発動!」えっ!?』

 

「自分フィールドの《ガガガ》モンスター1体を選択して、このカードと選択したモンスターのレベルを2体の合計分とする!対象はガガガガール!」

 

ガガガシスター ☆2→☆5

ガガガガール ☆3→☆5

 

『マ、マスター!私のでば「Lv5のガガガシスターとガガガガールでオーバーレイ!」マ、マスターの意地悪〜〜!!!』

 

☆5 × ☆5 = ★5

 

「2体のモンスターでオーバーレイ・ネットワークを構築!エクシーズ召喚!突き抜けろ!No,33 先史遺産(オーパーツ)ー超兵器マシュ=マック!」

 

No,33 先史遺産ー超兵器マシュ=マック 攻2400

 

パールとサファイアの2体がブラックホールに吸い込まれて爆発。現れたのはこの世界では禁じ手として封印していた悪魔のNo・・・・マシュ=マックだ。

 

「墓地に落ちたガガガリベンジの効果!自分フィールドのエクシーズモンスターの攻撃力を300ポイントアップさせる!」

 

No,33 先史遺産ー超兵器マシュ=マック 攻2400→2700

 

「さらにエクシーズ素材にしたガガガガールの効果!このカードを含む《ガガガ》のみでエクシーズモンスターをエクシーズ召喚した時、そのエクシーズモンスターに『特殊召喚時、相手フィールドの特殊召喚したモンスター1体の攻撃力を0にする』という効果を付与する!」

 

「な、何!?」

 

「対象はデミス!」

 

『怒りのゼロゼロコール!』

 

エクシーズ素材となっているパールがガラケーを操作してその画面をデミスに向ける。ガラケーの画面から0の隊列が出てきて、デミスの攻撃力を0にした。

 

終焉の王 デミス 攻2400→0

 

「く、くそっ!(だが次元幽閉がある!)」

 

「マシュ=マックの効果発動!オーバーレイ・ユニットを取り除いて、相手フィールドのモンスター1体を選択して、そのモンスターの今の攻撃力と元々の攻撃力の差の分だけ相手にダメージを与える!」

 

「な、何だと!?」

 

「対象はデミス!くらえ!!インフィニティ・キャノン!!」

 

No,33 先史遺産ー超兵器マシュ=マック OVR 2→1

 

マシュ=マックがオーバーレイ・ユニットを一つ使い、沢山の大砲を出してそれがデミスに向かって一斉に放たれる。

 

「う、うわああああああ!!!!!」

 

デミス LP2000→0

 

 

WIN 遊輝 LOS デミス

 

 

遊輝 side out

 

アリア side

 

 

「こっちもさっさとやるわよ」

 

「その自信、粉々にしてやる」

 

「デュエル‼︎」 「デュエル‼︎」

 

アリア LP 4000 ハ・デス LP 4000

 

「先行は貰うわよ!私のターン!」

アリア 手札 6枚

 

・・・・この手札だったら動くよりも固めた方がいいわね。

 

「自分フィールドにモンスターがいない時、このカードは手札から特殊召喚できる!SRベイゴマックス!!」

 

SRベイゴマックス 守600

 

「ベイゴマックスの効果発動!特殊召喚成功時、デッキから《SR》モンスター1体を手札に加える!SRタケトンボーグを加えて、タケトンボーグを特殊召喚!」

 

SRタケトンボーグ 守1200

 

「タケトンボーグは自分フィールドに風属性モンスターがいる場合、手札から特殊召喚できる!Lv3のSRベイゴマックスとSRタケトンボーグでオーバーレイ!」

 

☆3 × ☆3 = ★3

 

「2体の風属性モンスターでオーバーレイ・ネットワークを構築!エクシーズ召喚!トーテムバード!」

 

トーテムバード 攻1900

 

ベイゴマックスとタケトンボーグの2体がブラックホールに吸い込まれていき、トーテムバードが現れる。

 

「魔法カード、増援!この効果でデッキから幻影騎士団(ファントム・ナイツ)ダスティローブを手札に加える!そして通常召喚!幻影騎士団(ファントム・ナイツ)ダスティローブ!」

 

幻影騎士団ダスティローブ 攻800

 

私の前に背丈が半分ほどの魔法使いが現れる。服は黒いマントとフードで覆われて、両手付近に1本ずつ杖を浮かしている。

 

「そしてこのモンスターは自分フィールドに幻影騎士団(ファントム・ナイツ)が存在する時、手札から特殊召喚できる!幻影騎士団サイレントブーツ!」

 

幻影騎士団サイレントブーツ 攻200

 

ダスティローブの影がモゾモゾと動き出して、サイレントブーツが飛び出した。

 

「Lv3の幻影騎士団ダスティローブと幻影騎士団サイレントブーツでオーバーレイ!」

 

☆3 × ☆3 = ★3

 

「2体のモンスターでオーバーレイ・ネットワークを構築!エクシーズ召喚!彼岸の旅人 ダンテ!」

 

彼岸の旅人 ダンテ 守2500

 

「彼岸の旅人 ダンテの効果!オーバーレイ・ユニットを一つ使いコストでデッキの上から1枚だけ墓地に送る!このカードの攻撃力はエンドフェイズまでデッキの上から落とした枚数×500ポイントアップする!」

 

彼岸の旅人 ダンテ OVR 2→1

 

墓地に落ちたカード

・幻影翼

 

「さらに墓地の幻影騎士団サイレントブーツの効果!墓地のこのカードを除外してデッキから《ファントム》魔法・罠を1枚加える!永続罠の幻影霧剣(ファントム・フォッグ・ブレード)を手札に加える!カードを3枚伏せてターンエンド!」

 

アリア 手札 1枚 LP4000

【モンスターゾーン】

トーテムバード 攻1900

彼岸の旅人 ダンテ 守2500

【魔法・罠ゾーン】

伏せカード 3枚

 

 

「私のターン」

 

ハ・デス 手札 6枚

 

「魔法カード、ハーピィの羽根箒!」

 

「トーテムバードの効果発動!オーバーレイ・ユニットを2つ取り除いて、魔法・罠の発動を無効にして破壊する!」

 

トーテムバード OVR 2→0

 

フィールドに羽根箒が現れたけど、トーテムバードが二つのオーバーレイ・ユニットを吸収して、その羽根箒を吹き飛ばした。

 

「そしてオーバーレイ・ユニットがなくなったトーテムバードは攻撃力が300ポイントダウンする」

 

トーテムバード 攻1900→1600

 

「魔法カード、おろかな埋葬。デッキから馬頭鬼を墓地に送る。ゾンビマスターを召喚」

 

ゾンビマスター 攻1800

 

「速攻魔法、緊急テレポート!デッキからLv3以下のサイキック族モンスターを特殊召喚する!チューナーモンスター、クレボンスを特殊召喚!」

 

クレボンス 攻1200

 

「リバースカードオープン!次元障壁!私が宣言したモンスターの種類はこのターン、特殊召喚も行うことができず、フィールドにいる宣言したモンスターの効果は無効になる!」

 

「何だと!?」

 

「選択するのはシンクロ!これであんたはこのターン、シンクロ召喚は行えないわよ!」

 

私たちの周りに大きな障壁が現れて、上空に《S》の文字が刻まれた。これによりこのターンのシンクロ召喚・・・・何出すつもりだったんだろ?

 

「ぐっ・・・ゾンビマスターの効果発動!」

 

「リバースカードオープン!永続罠、幻影霧剣(ファントム・フォッグ・ブレード)!ゾンビマスターを対象に、選択したモンスターの効果は無効にして攻撃宣言を行えない!」

 

「なっ!?」

 

ゾンビマスターに幻影霧剣が渡され、それを手にしたゾンビマスターは闇の霧へと消えていった。

 

「く、くそっ・・・・カードを1枚伏せてターンエンド!エンドフェイズ時、クレボンスは除外される!」

 

「同じくエンドフェイズ!速攻魔法、ツインツイスター!手札のカードを捨てて、その伏せカードを破壊する!」

 

私の手札をコストにして2つのツイスターが現れて、ハ・デスの伏せカード1枚を破壊した。

 

 

ハ・デス 手札 1枚 LP 4000

【モンスターゾーン】

ゾンビマスター 攻1800

【魔法・罠ゾーン】

なし

 

 

「私のターン、ドロー!」

 

アリア 手札 1枚

 

「ダンテを攻撃表示に変更!そして効果発動!オーバーレイ・ユニットを取り除いて、今回はデッキトップ3枚を墓地に送る!攻撃力は1500ポイントアップ!」

 

彼岸の旅人 ダンテ OVR 1→0

守2500→1000→2500

 

墓地に落ちたカード

・死者蘇生

・エッジインプ・シザー

・幻影騎士団ラギッドグローブ

 

「クレーンクレーンを通常召喚!」

 

クレーンクレーン 攻300

 

「クレーンクレーンの効果発動!召喚時、墓地からLv3のモンスターを効果を無効にして特殊召喚する!幻影騎士団ダスティローブを特殊召喚!」

 

クレーンクレーンが地面に出来た穴に突っついて、穴の中からダスティローブを持ち上げた。

 

「Lv3のクレーンクレーンとダスティローブでオーバーレイ!」

 

☆3 × ☆3 = ★3

 

「2体のモンスターでオーバーレイ・ネットワークを構築!戦の地で倒れた騎士の魂が幻影に蘇る!エクシーズ召喚!ランク3!幻影騎士団ブレイクソード!!」

 

幻影騎士団ブレイクソード 攻2000

 

クレーンクレーンとダスティローブがブラックホールに吸い込まれて爆発、中から現れたのは漆黒の馬に乗った黒い鎧を来た亡霊の騎士が現れて、フィールドを駆け抜ける。

 

「幻影騎士団ブレイクソードの効果発動!オーバーレイ・ユニットを一つ取り除いて、自分フィールドのカードと相手フィールドのカード1枚を破壊する!私はブレイクソードとゾンビマスターを破壊!」

 

幻影騎士団ブレイクソード OVR 2→1

 

ブレイクソードが自身のオーバーレイ・ユニットを1つ使い、ゾンビマスターに向かって突撃して、自身の剣で斬りつける。ゾンビマスターも手にしていた剣でブレイクソードを切りつけて相打ちとなって破壊される。

 

「破壊されたブレイクソードの効果発動!墓地の同じレベルの《幻影騎士団》モンスター2体をレベルを1つあげて特殊召喚する!幻影騎士団サイレントブーツと幻影騎士団ラギッドグローブを特殊召喚!」

 

幻影騎士団サイレントブーツ ☆3→☆4

幻影騎士団ラギッドグローブ ☆3→☆4

 

「Lv4のサイレントブーツとラギッドグローブでオーバーレイ!」

 

☆4 × ☆4 = ★4

 

「2体のモンスターでオーバーレイ・ネットワークを構築!奈落の闇より反逆の魂を宿り、今地上に現れろ!エクシーズ召喚!ランク4!ダーク・リベリオン・エクシーズ・ドラゴン!!」

 

ダーク・リベリオン・エクシーズ・ドラゴン 攻2500

 

「エクシーズ素材となったラギッドグローブの効果発動!このカードをエクシーズ素材とした闇属性エクシーズモンスターの攻撃力は1000ポイントアップする!」

 

ダーク・リベリオン・エクシーズ・ドラゴン 攻2500→3500

 

「バトル!彼岸の旅人 ダンテでダイレクトアタック!」

 

ハ・デス LP 4000→1500

 

「ダーク・リベリオン・エクシーズ・ドラゴンでダイレクトアタック!反逆のライトニング・ディスオベイ!!」

 

「わ、私が・・・・私があああああ!!!!!」

 

ハ・デス LP 1500→0

 

 

WIN アリア LOS ハ・デス

 

 

「うっし、片付けた」

 

「こっちも丁度終わったところだ」

 

ハ・デスを吹き飛ばして遊輝ちゃんの方を振り向くと、向こうもデュエルが終わってデミスが壁で伸びているのが目に入った。

 

「今回は早く終わらせてくれたね。昨日もそうしてくれたらもう少し余裕が持てたのよ」

 

「すみませんね〜」

 

「それじゃ・・・・行くわよ」

 

「いよいよラスボスのご登場か・・・・・」

 

私が左側の扉の取っ手を、遊輝ちゃんが右側の扉の取っ手を手にする。息を合わせてジュノンの部屋へと続く扉を開けた。




遊輝「・・・・・・・」←土下座している

アリア「お化けが苦手な魔法少女遊輝ちゃん、アリアさんに言わなきゃいけないことがあるでしょ?」

遊輝「・・・・お化け屋敷なんてもう二度と行きたくない(涙)」

アリア「ア゛ッ!?!?」

遊輝「・・・・・お仕置きなのに気絶してしまって誠に申し訳ございません」

アリア「ぜんっぜん誠意が見えない!!紙に書いてあることを言いなさいって言ったでしょ!!」

遊輝「・・・・頭の悪い魔法少女遊輝ちゃんはアリアさんからのお仕置きを受けている途中、気絶をしてしまいアリアさんに迷惑を掛けてしまいました。ですので、魔法少女遊輝ちゃんにさらなる厳しいお仕置きをお願いします(涙)」

アリア「よしっ・・・ほんっと頭悪いわね。っていうか日本一のアレはともかく、超ベタなお化け屋敷ですら気絶をしちゃうんだからね・・・・・」

遊輝「(嫌な物は嫌なんだよ、察してくれ(涙))」

アリア「そうね・・・・・これはもう着せ替え人形じゃなくてこの章が終わるまでアリアさんのペットになって貰おうかしら」

遊輝「ぺ、ペット〜〜〜?」

アリア「何がいいかな・・・子猫はこの前やったし、ウサギでも馬でもいいわね・・・」

遊輝「(・・・・・お化け屋敷巡りよりマシだけど、いよいよ俺の人権ですらも奪われてきた(涙))」

アリア「う〜〜〜ん、どれが似合うかな〜〜〜?あっ、次回もよろしくね〜〜〜」

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