【完結】 遊戯王 5D's 転生者と未来のカードたち 作:DICHI
Q,魔術師の演出が色々と変わっているけど?
A,KCの技術が上がって、遊輝君が考えたのさ、KCって凄い会社だね。
Q,何でユーリ君のドラゴンを出なかったの?
A,オッドアイズフュージョンで呼べたけど、4体の龍を並べるのはもっと先でやりたいから。慧眼の魔術師が闇属性だったら簡単に出せるんだよ・・・何であいつ光なんだよ・・・
アリア「最強カードの紹介〜〜」
遊輝「///何で俺はこうなるんだよ・・・・」←アイマス・シンデレラガールズの「アクロス・ザ・スターズ」の衣装
アリア「前回の後書きで逃げるからだよ」
遊輝「///ゾンビとかお化けとか嫌なもんは嫌なんだよ!!」
アリア「そんな事言うから男の要素が消えていくのよ。今だってこのままステージに立てば立派なアイドルだよ」
遊輝「///アイドルなんかやりたくないわ!!」
アリア「遊輝ちゃん、女装モデルやっているのでしょ?アイドルぐらい出来るよ。どこかのアイドルゲームでも男の娘が女装していたアイドルしているし」
遊輝「///同じように扱うな!!」
アリア「今日の最強カードの紹介にいくよ!今回は調弦の魔術士!今度出るDIMENSION BOX、通称、次元箱に新規で収録されている魔術師だよ!」
遊輝「スケール8・闇属性・Lv4・チューナー・ペンデュラムモンスター、この時点でこのカードは素晴らしいのだけど、効果も凄いことになってるぞ。ペンデュラム効果はエクストラデッキの表側の《魔術師》Pモンスターの種類×100ポイントアップする」
アリア「正直、ペンデュラム効果はあんまり使わないかな?大体龍穴の魔術師がいるからね」
遊輝「そうだな・・・このカードの真の効果を発揮するのはモンスター効果の方だからな」
アリア「手札からペンデュラム召喚出来ない制約はあるものの、手札からペンデュラム召喚に成功した時、デッキからこのカード以外の好きな《魔術師》1体を効果を無効にして守備表示で特殊召喚できる!ただし、この効果で特殊召喚したモンスターはフィールドから離れたら除外されるけど、エクシーズ素材にすれば関係ないね」
遊輝「エクストラデッキに行けば賤竜の魔術師で回収して、またペンデュラム召喚で出せるぞ。正直、こいつ1体で無限の可能性が広がる。手札と場が凄く良ければ今のアニメの主人公4龍を1ターンで出すことすらこいつのおかげで出来るようになった」
アリア「あとはイグニスターPを魔術師で出せるようになったのも大きいよね・・・・じゃあ遊輝ちゃん、タイトルコールいくよ」
遊輝「またかよ・・・・ハァ」
「「第131話、デュエルスタート!」」
遊輝 side
「デュエル‼︎」 「デュエル‼︎」
遊輝 LP 4000 ワイトキング LP 4000
「先行は貰う!俺のターン!」
遊輝 手札 6枚
グリモワールに潜入して3〜4時間くらいかけて偵察をしていたら、突然ガイコツの軍団が現れて、街を荒らそうとしていた。それを見かねたアリアは俺を囮にして(少なくとも俺にはそう見えた)、ガイコツ軍団の長とデュエルする羽目になった。出来る限り早く終わらせて、頭の中からガイコツのことをおさらばしたい・・・・
「(この手札だったら・・・・・まずは様子見だな)魔法カード、ペンデュラム・コール!手札の調律の魔術師を捨てて、デッキから【魔術師】ペンデュラムモンスターを2種類、計2枚手札に加える!」
「?ペンデュラムモンスター?」
「俺は慧眼の魔術師と調弦の魔術師を手札に加える!ガガガマジシャンを召喚!」
『ハアアアア!!!!』
ガガガマジシャン 攻1500
俺の横にダイヤが鎖を振り回しながら現れる。そして直ぐに俺の隣に移動した。
『(マスター、大丈夫ですか?)』
「(んなわけねぇだろ・・・・本当なら逃げ出したいよ(ブルブル)」
『(・・・・・・・・そうですか(汗)』
本当なら俺、こんなデュエルを受けずにさっさと逃げ出したところだよ・・・なんでこんな目に(涙)
「ライト・Pゾーンにオッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴンをセッティング!カードを2枚伏せてターンエンド!エンドフェイズ時、ライト・Pゾーンのオッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴンの効果発動!このカードを破壊して、デッキから攻撃力1500以下のペンデュラムモンスターを手札に加える!2枚目の慧眼の魔術師を加える!」
右側のペンデュラムゾーンにセットされていたオッPが自壊して、そのオッPの魂から1枚のカードへと生まれ変わりそれが俺の手札にくる。
遊輝 手札 3枚 LP 4000
【モンスターゾーン】
ガガガマジシャン 攻1500
【魔法・罠ゾーン】
伏せカード 2枚
「ケケケケッ、私のターン」
ワイトキング 手札 6枚
「ケケケケッ、ワイトプリンセスを召喚」
ワイトプリンセス 攻1600
ガイコツ野郎の前の地面の一部の土が盛り上がり、その地面が穴が開いて少し薄い紫のネグリジェを着た小さなガイコツが現れた。
「(うげぇ・・・・吐きそう・・・・)」
「ワイトプリンセスの効果。召喚時にデッキからワイトプリンスを墓地に送る」
ワイトプリンセスの隣にワイトプリンスが現れて、ワイトプリンセスが骨の人形を渡すとそれを持ってワイトプリンスは嬉しそうに何処かに行った。
「ワイトプリンスが墓地に送られた時、さらに追加でデッキからワイトとワイト夫人を1体ずつ墓地に送る」
ワイトプリンスがお人形で遊んでいるところに慌ててワイト夫人とワイトが現れて、ワイトプリンスと一緒にガイコツの死体の山へと消えていく。
・・・・・お化けに興味なんて持ちたくないけど、お前らってワイトプリンスの下っ端なのか?
「さらに魔法カード、おろかな埋葬。私はさらにワイトプリンスを墓地に送る。ワイトプリンスの効果でさらにワイトとワイト夫人を墓地に送らせてもらう。ケケケケケケケケッ・・・・・・さっさと倒してお前みたいな可愛い魔法少女をあの方に奴隷として送りたいものだ」
「(ブチッ!!!)俺は男だああああ!!!!!」
「ケケケケッ、嘘をつくな。そんな格好をして男のはずがないだろう。墓地のワイトプリンスの効果発動!墓地のこのカードとワイト、ワイト夫人をゲームから除外してデッキから私自身、ワイトキングを特殊召喚する!」
ワイトキング 攻?
墓地にいたワイトプリンスがワイトとワイト夫人を連れてガイコツの山から一体のガイコツを取り出す。そのガイコツに3体の魂が転生、ガイコツが動き出してワイトキングが現れた。
「ケケケケケッ、私の攻撃力は墓地のワイトの数×1000ポイントアップする。私の墓地には墓地でカード名を「ワイト」として扱うワイト夫人、ワイトプリンス、そしてワイトの3体が存在する!よって攻撃力は3000!」
ワイトキング 攻?→3000
「(うげぇ・・・・・・・気色悪りぃ・・骨野郎が生き返るなや・・・・(汗)」
「しかし、このままでは貴様を倒すのには不十分だ。手札のワイトメアの効果発動!手札のこのカードを墓地に送り、除外されているワイト夫人を守備表示で特殊召喚する!」
ワイト夫人 守2200
チッ、面倒くせぇモンスター出しやがったな・・・・・
「ワイト夫人がいる限り、私の場のワイト夫人以外のLv3以下のアンデット族モンスターは戦闘で破壊されず、魔法・罠の効果も受けない!さらにワイトメアも墓地で「ワイト」として扱う!私自身の攻撃力もさらに1000ポイントアップだ!」
ワイトキング 攻3000→4000
「これで貴様は終わりだ!バトル!ワイトプリンセスでガガガマジシャンに攻撃!」
ワイトプリンセス 攻1600
ガガガマジシャン 攻1500
遊輝 LP4000→3900
「ぐうぅぅ!!!」
ワイトプリンセスがダイヤを攻撃して撃破、その攻撃の余波が俺にも襲ってくる。
そうか・・・・精霊世界はダメージが現実になるんだったな、アリアも攻撃する時には手を抜いてくれていたし、すっかり忘れていたぜ。
「終わりだ!私自身でダイレクトアタック!」
「リバースカードオープン!」
「無駄だ!!ワイト夫人の効果で「カウンター罠、攻撃の無力化!」何っ!?」
「ワイトキングの攻撃を無効にしてバトルフェイズを終了させる!」
ワイトキングの攻撃は俺の前に現れた渦によって吸い込んでいき、全ての攻撃は無効になった。
「ぐっ・・・(何故ワイトプリンセスの時に使わなかった!?あの時に使えばモンスターを残せたはず!?まぁいい・・・)カードを2枚伏せてターンエンド」
ワイトキング 手札 1枚 LP4000
【モンスターゾーン】
ワイトプリンセス 攻1600
ワイトキング 攻4000
ワイト夫人 守2200
「ケケケケッ、延命したところで貴様の奴隷は確定だぜ)
「(・・・・・さっさと倒してあの骨野郎を灰にしてやる!!!)俺のターン!!」
遊輝 手札 4枚
「魔法カード、壺の中の魔術書!互いのプレイヤーは3枚ドローする!」
遊輝 手札 3枚→6枚
ワイトキング 手札 1枚→4枚
「レフト・Pゾーン、ライト・Pゾーンにスケール5の慧眼の魔術師を2枚セッティング!」
俺の真横に雲の隙間から緑色の光がさして、上空から2体の慧眼の魔術師が舞い降りてくる。
「ケケケッ、さっきから貴様は何をしている?」
「物質の本質を見極める2体の魔術師よ!今ここでその力を発揮し、新たなる魔術師を創生せよ!慧眼の魔術師のペンデュラム効果!もう片方のPゾーンに【魔術師】か【EM】カードの場合、自身を破壊することでデッキからこのカード以外の【魔術師】PモンスターをPゾーンにセットする!俺はデッキからスケール8の龍穴の魔術師をライト・Pゾーンにセッティング!さらにもう1枚の慧眼の魔術師の効果でデッキからスケール2の賤竜の魔術師をレフト・Pゾーンにセッティング!」
2体の慧眼の魔術師が手にしている棒の先端にぶら下がっている火を灯すランプのようなものを光らせてる。そして光が消えると慧眼のような魔術師が消えて、変わりにそれぞれ別のモンスターにへと変わった。
「ケケケケッ?さっきから何をしている?」
「誰がお前みたいな気色悪い骨野郎に教えるか!龍を操りし寡黙な魔術師よ!龍脈の力を得て敵の妨害を捻じ伏せろ!龍穴の魔術師の効果発動!もう片方のPゾーンに【魔術師】カードの場合、手札のペンデュラムモンスターを1枚捨ててフィールドの魔法・罠カードを1枚破壊する!」
「ケッ!?」
「手札の貴竜の魔術師を捨てて、左側の伏せカードを破壊!行け!ドラゴンズマジック!」
龍穴の魔術師が手にしている杖の先端にある輪の中に貴竜の魔術師が白い光の玉となって吸い込まれ、そのエネルギーが放たれてワイトキングの伏せカードを破壊した。
「ケケケケッ・・・私の奈落の落とし穴が!?」
「俺のPゾーンにスケール8の龍穴の魔術師とスケール2の賤竜の魔術師が存在する!これでLv3から7までのモンスターが同時に召喚可能!」
「ケッ!?何を言ってやがる!?モンスターの召喚は一度のはず!?」
「Ladies and gentlemen!!これから行うのは新たなる召喚方法です!!揺れろ!!魂のペンデュラム!!天空に描け光のアーク!!ペンデュラム召喚!!現れろ俺のモンスター達!!」
賤竜の魔術師と龍穴の魔術師の間に大きな振り子が現れて、その振り子が左右に大きく振られ、その描いた軌跡から大きな穴が上空に開いて、そこから4つの光が俺の場に現れた。
「まずは手札から!!調弦の魔術師!」
調弦の魔術師 攻0
「そしてエクストラデッキから2体の慧眼の魔術師!さらに雄々しくも美しく輝く二色のまなこ!オッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴン!!」
慧眼の魔術師 攻1500 ×2
オッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴン 攻2500
『・・・・オオオオオオ!!!!!!』
天空から舞い降りた4つの光、それぞれにモンスターへと変わっていき、最後に俺の後ろからオッPが姿を現して町全体に雄叫びをあげる。
「な、なんだ・・・何だこの召喚方法は!?それに何で破壊されたモンスターもこのフィールドに!?」
「美しい弦の音色を奏でる魔術師よ!調律した弦を奏で、仲間にさらなる英気を与えよ!調律の魔術師の効果発動!このカードが手札からペンデュラム召喚に成功した時、デッキからこのカード以外の【魔術師】ペンデュラムモンスター1体を効果を無効にして守備表示で特殊召喚する!龍脈の魔術師を特殊召喚!」
龍脈の魔術師 守900
調弦の魔術師が奏でた弦の音色によって、弦から出た音符が上空へと登っていき、雲の隙間から龍脈の魔術師が姿を現わす。
「ケッ!?い、一気に5体のモンスターを!?(そうかこのためにわざとモンスターを!)」
「この効果で特殊召喚したモンスターはフィールドから離れた場合、ゲームから除外されるけどこうすれば関係ねぇ!Lv4の慧眼の魔術師と龍脈の魔術師でオーバーレイ!」
☆4 × ☆4 = ★4
「2体のモンスターでオーバーレイ・ネットワークを構築! 超越の名を持つ龍よ!反逆の牙を持ち、世界に轟かせ!エクシーズ召喚!ランク4!降臨せよ!ダーク・リベリオン・エクシーズ・ドラゴン!!」
ダーク・リベリオン・エクシーズ・ドラゴン 攻2500
『・・・・・ギャアアアア!!!!』
慧眼の魔術師と龍脈の魔術師がブラックホールに吸い込まれていき、その中から翼を広げながら特徴的な牙を持ったダーク・リベリオンが姿を表す。
「ダーク・リベリオンの効果発動!オーバーレイ・ユニットを2つ取り除いて、相手フィールドのモンスターの攻撃力を半分にして、その下がった数値分このカードの攻撃力はアップする!」
「ケッ!?しまった!!ワイト夫人ではモンスター効果から守れない!!」
「いけっ・・・トリーズン・ディスチャージ!!」
ダーク・リベリオン・エクシーズ・ドラゴン OVR 2→0
ダーク・リベリオンの翼がさらに展開して、そこに紫色の電気みたいなエクシーズが溜められて、それがワイトキングに放たれる。その攻撃を受けたワイトキングは紫色の電気で拘束され、自身の攻撃力が下がり、ダーク・リベリオンの攻撃力はワイトキングからのパワーを吸収して上昇した。
ワイトキング 攻4000→2000
ダーク・リベリオン・エクシーズ・ドラゴン 攻2500→4500
「わ、私の攻撃力が・・・・・」
「まだだ!墓地に眠る美しき魔術師よ!二色の眼を持つ竜に同調してさらなる飛躍を目指せ!墓地の貴竜の魔術師の効果発動!自分フィールドのLv5以上の《オッドアイズ》モンスターのレベルを3つ下げて、このカードを特殊召喚する!」
オッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴン ☆7→☆4
オッPの7つの星の内、3つの星が消えてその星から貴竜の魔術師が姿を現した。
「Lv4になったオッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴンにLv3の貴竜の魔術師をチューニング!」
☆4 + ☆3 = ☆7
「同調の名を持つ龍よ!美しき翼を広げ、光の速さで加速せよ!シンクロ召喚!レベル7!輝け!クリアウィング・シンクロ・ドラゴン!!」
クリアウィング・シンクロ・ドラゴン 攻2500
『・・・・(ピキッ!)グオオオオ!!!!!』
オッPと貴竜の魔術師が一つとなって一筋の光となり、その光に沿って巨大なドラゴンが空を掛ける。翼を広げたクリアウィングが天空へと舞って姿を表す。
「なっ・・・なっ・・・」
「まだだ!墓地に眠る幼い魔術師よ!今、その無限なる調律により未来の可能性を切り開け!調律の魔術師の効果発動!両方のPゾーンに《魔術師》カードが存在する場合、墓地からこのカードを特殊召喚する!」
調律の魔術師 攻400
墓地にいた調律の魔術師がPゾーンにいる2体の魔術師達から力を貰い、元気よく飛び出した。
「このカードが特殊召喚した場合、俺は400ポイントのダメージを受け、お前は400ポイントライフが回復する!ぐうぅ・・・・」
調律の魔術師が出たことにより、俺の身体からエネルギーが吸い取られ、そのエネルギーは相手のガイコツ野郎に吸収される。
遊輝 LP 3900→3500
ワイトキング LP4000→4400
「いくぞ調律の魔術師!クリアウィング!Lv7のクリアウィングにLv1の調律の魔術師をチューニング!」
☆7 + ☆1 = ☆8
調律の魔術師が自身の持っている杖みたいな物で自身を緑色の輪にして、その中にクリアウィングが入ると、再び一筋の光が駆け巡る。
「同調の名を持つ龍よ!今、翼に神聖なる光を煌めかせ、真の姿を示せ!シンクロ召喚!レベル8!進化せよ!クリスタルウィング・シンクロ・ドラゴン!
クリスタルウィング・シンクロ・ドラゴン 攻3000
一筋の光が天空へとさして、その光が徐々に大きくなって爆発が起きる。その中からクリアウィングの翼がクリスタルへと生まれ変わり、身体にクリスタルのアーマーをつけたドラゴンが姿を現した。
「ケケケケケケケケッ!?!?」
「まだ終わりじゃないぞ!!Lv4の慧眼の魔術師にLv4の調弦の魔術師をチューニング!」
☆4 + ☆4 = ☆8
「名を馳せる竜剣士よ!紅の闘志と同調し、誇り高き騎士となれ!シンクロ召喚!燃え上がれ!爆竜剣士イグニスターP!」
爆竜剣士イグニスターP 攻2850
調弦の魔術師と慧眼の魔術師が一つなって大きな炎が燃え上がり爆発、その中から赤い甲冑を着て、大きな盾と剣を持った竜の騎士が現れた。
「心優しき魔術師よ!眠りし魂に再び灯火を与えよ!賤竜の魔術師のペンデュラム効果!エクストラデッキに表側で存在する《魔術師》ペンデュラムモンスターを手札に戻す!調弦の魔術師を手札に戻し、爆竜剣士イグニスターPの効果発動!自分フィールドのペンデュラムカードを選択して、そのカードを破壊し、フィールドのカード1枚を選んでデッキに戻す!賤竜の魔術師を破壊して、ワイトキングをデッキに戻す!」
イグニスターPがPゾーンの賤竜の魔術師を斬りつけて、賤竜の魔術師が破壊。さらに賤竜の魔術師が破壊されたことでその爆発がワイト夫人にも遅い、ワイトキングは吹っ飛んでいった。
「ケケケケッ!?!?」
「さらに俺はこのターン、通常召喚をしていない!ガガガシスターを召喚!」
『は〜い!』
ガガガシスター 攻200
『マスター!お姉ちゃんが言っていたけど可愛い衣装着てるね!』
「・・・・後でお仕置き(ボソッ)」
『えええ!!!!!』
「ガガガシスターの召喚時、デッキから《ガガガ》とついた魔法か罠を1枚手札に加える!装備魔法のガガガリベンジを加えてそのまま発動!墓地の《ガガガ》モンスター1体を特殊召喚する!ガガガマジシャンを特殊召喚!」
『ハアアアア!!!!』
発動した装備魔法、ガガガリベンジから2本の鎖が出て、それらが地面に突き刺さり、地面が割れてダイヤが出てくる。
「ガガガシスターの効果!1ターンに1度、自分フィールドのこのカード以外の《ガガガ》モンスターを選んで、その選んだモンスターとこのカードのレベルを2体出した合計のレベルとなる!」
ガガガマジシャン ☆4→☆6
ガガガシスター ☆2→☆6
「Lv6になったガガガマジシャンとガガガシスターでオーバーレイ!」
☆6 × ☆6 = ★6
「2体の魔法使い族モンスターでオーバーレイ・ネットワークを構築!エクシーズ召喚!風紀宮司ノリト!」
風紀宮司ノリト 攻2700
サファイアとダイヤがブラックホールに吸い込まれていき、その中から宮司の格好をした人型のモンスターが現れる。
「墓地に落ちたガガガリベンジの効果!装備モンスターがエクシーズ素材となって墓地に送られた時、自分フィールドのエクシーズモンスターの攻撃力は300ポイントアップする!」
ダーク・リベリオン・エクシーズ・ドラゴン 攻4500→4800
風紀宮司ノリト 攻2700→3000
「これでバトルだ!!クリスタルウィング・シンクロ・ドラゴンでワイト夫人に攻撃!」
「ケケケケッ!!!ワイトプリンセスの効果発動!このカードを墓地に送ることでフィールドのモンスターはレベルまたはランク×300ポイントダウンする!!これで貴様のドラゴンの「クリスタルウィング・シンクロ・ドラゴンの効果発動!」ケッ!?」
「1ターンに1度、効果モンスターの効果を無効にして破壊する!」
「ケッ!?」
ワイトプリンセスが奇妙な声で何か言いかけたけど、そこにクリスタルウィングが目の前に現れて自身の羽を大きく広げクリスタルを輝かせる。その光を浴びたワイトプリンセスは光となって消滅した。
「その後、このカードの攻撃力はこの効果で破壊したモンスターの攻撃力分アップする!」
クリスタルウィング・シンクロ・ドラゴン 攻3000→4600
「ケッ!?ケッ!?」
「モンスターの数が変わったからバトルやり直し!クリスタルウィングでワイト夫人に攻撃!」
「ならばリバースカードオープン!和睦の使者!」
「風紀宮司ノリトの効果発動!1ターンに1度、オーバーレイ・ユニットを1つ取り除いて、魔法・罠の発動を無効にして破壊する!」
「ケエエエ〜〜!?!?!?」
風紀宮司ノリト OVR2→1
ノリトがオーバーレイ・ネットワークを一つ取り込んで、ガイコツ野郎が発動した和睦の使者の前に行き、自身の持っている笏
「行け!烈風のクリスタロス・エッジ!!」
クリスタルウィング上空へと駆け上がり、その軌跡は緑色で描かれる。上空で加速したクリスタルウィングはワイト夫人に突進、ワイト夫人は抵抗もできず破壊されてしまった。
「ケエエエ〜〜!?!?!?」
「ラスト!ダーク・リベリオンでダイレクトアタック!反逆のライトニング・ディスオベイ!!」
ダーク・リベリオンの特徴的な牙に紫色の電気が通り、羽を広げてガイコツ野郎に突進をする。
「ケケケケケケケケッッッ!?!?!?」
ワイトキング LP4400→0
WIN 遊輝 LOS ワイトキング
「灰になれ!!オーバーヒート!!!」
「ケケケケケケケケッッッ!?!?!?!?」
ドカーーーーーン!!!!!!!
デュエルが終わっても未だに怒りが収まらないので俺はガイコツ野郎に特大なかえんだまを放った。ガイコツ野郎はその攻撃をまともに受けて爆発、骨はバラバラどころか跡形もなく吹き飛んでいった。
「悪は滅んだ・・・・・」
ベシン!!
「いってぇ!!」
「やりすぎだって!!ちょっとは町のことも考えなさいよ!!あのまま何もしなかったら焼け野原よ!!」
「ウルセェ!!!あいつが女って言ったのが元凶なんだよ!!」
「・・・・ねぇ、あのフード被っている子の声・・・」
「えぇ、間違いないわ・・・・」
ムカつくガイコツ野郎を灰にしたところでアリアが思いっきり俺の頭を叩いたのでそれに対する抗議をしたら、アリアも応戦してきたのでそのまま口論となった。
「遊輝ちゃんこのままやったらどうする気だったのよ!?」
「町全体焼け野原で計画終了で平和的解決になったじゃねぇか!!」
「それが正義のヒロイン、魔法少女のやること!?」
「ウルセェ!!俺はヒロインでも魔法少女でもないんじゃ!!!」
「あ、あの・・・・」
「「うん?」」
「あ、あなた・・・・もしかしてアリアちゃん?」
「えっ?」
俺とアリアの口論がヒートアップしようした時だ、不意にとある女性の魔法使いがアリアに声を掛けてきた。その人の見た目は白いロープみたいな服を着ていて、背中には純白の翼が生えている。頭には白い兜のようなものを被っている。顔にはシワが広がっており、歳をとっているように感じる。
「?何だ、アリア、知ってるのか?」
「・・・・・・・?誰だっけ?」
「私だよ・・・・・トールモンドだよ・・・」
「・・・・!!トールモンド叔母さん!?」
「そうだよ・・・」
「嘘っ!?トールモンド叔母さん!?ここにいるの!?」
「やっぱりアリアちゃんね!」
その・・・・・誰だっけ?とにかく魔法使いの人とアリアは久しぶりの再会らしく、アリアは被っていたフードを外してお互いにハグをして久しぶりの再会に浸れている。周りの連中もこれに続いて続々と人が押し寄せてきた。
「アリア姉ちゃん!私の事覚えている!?」
「バテルにシスティ!久しぶり!」
「おおうぅ・・・久しぶりに見たら何とも立派な姿になっておって・・・」
「お婆さん!久しぶり!!元気にしているよ!!」
「そうかそうか・・・・それは何よりじゃ、ところでその後ろにいる魔法使いは?」
「彼女?彼女は魔法少女遊輝ちゃん!この町の危機を聞きつけて私と一緒にやってきたの♪」
「おいこらま『おおおおおお!!!!』・・・・・へっ?ちょっ!?ちょっと!?」
アリアが俺の自己紹介をとんでもない方向に持っていたので頭をど突こうとしたら、なぜか周りの人全員に感心されられて俺のところに一斉に近寄ってきた。
「あのアリアが頼る魔法使い・・・」
「さぞ凄い魔法使いなんだろう・・・」
「え、え〜と皆さん、俺「皆!今日はアリアが友達を連れて帰ってきたんだ!!盛大に祝おう!」」ちょ、ちょっと・・・・」
『おおおおお!!!!!』
「・・・・・・・・・・・(汗)」
『(マスター、もう男だと言っても手遅れだと思われます)』
・・・・・ごめんダイヤ、それ慰めの言葉にもならないよ(涙)。結局、俺の言葉を誰も聞いてもらえず、俺とアリアはこの町の住民によって何処かに連れていかれた。
遊輝 side out
No side
「失礼しますジュノン様、先ほど入った情報です。町を偵察していたワイトキング部隊が跡形もなく消え去りました。恐らく、門を開いた者たちの仕業だと思われます」
「・・・・・密告班」
「御意」
魔法都市グリモワール、その町の中心にそびえ立つ魔導書院ラメイソン、その上層階にある部屋に入ってきた手下らしき人は女王、ジュノンに伝達をした。ジュノンが一言だけ片言で発すると、その男は返事をしてジュノンのいる部屋から静かに出て言った。
この部屋にいる女王、ジュノンは黒いロープを着ており、目からハイライトが消えている。
「・・・・・・・・・・・・」
部下に命令を終えたジュノンは自らの机のところまで歩き、その上に置いてある水晶玉を見つめる。
「・・・・・・・・・・・・・・・・」
ジュノンが見つめていた水晶玉・・・・・そこには遊輝とアリアが写っていた。
「・・・・悪しき魔法使い、排除」
まるでロボットのようにジュノンは冷たい目で水晶玉を見ながら片言にそう呟き、部屋の奥へと消えていった。
アリア「・・・・酷いわね。モンスター効果無効にして、魔法・罠を2度封じて、対象取らないデッキバウンスがいて、攻撃力4500オーバーの脳筋モンスターがいて・・・・伏せカードと残りのドローカードは?」
遊輝「伏せが神の宣告、ドローカードはハーピィの羽根箒」
アリア「読者の皆さん、これがメインヒロイン(笑)のチート補正です」
遊輝「俺は男じゃあああ!!!!!!」
アリア「しかし神の宣告とハーピィを打たないとか・・・・舐めプしすぎでしょ」
遊輝「俺のことを何度も女と言った奴に天罰を与えるために使わなかった」
アリア「それだったら完膚なきまでにすればよかったじゃない。主にワイトを出す事を」
遊輝「そんな事したらデュエル構成上よろしくないっていう作者が『魔法少女遊輝ちゃんは口を閉じる』んんんんん!?!?!?
アリア「メタ発言はダメだよ。ついでだからこのままアリアさんの持参している服でファッションショーしよ♪」
遊輝「!?んんんんん!!!!んんんんん!!!!!!」
アリア「それじゃ次回もよろしくね♪」