【完結】 遊戯王 5D's 転生者と未来のカードたち   作:DICHI

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というわけでデュエル無し回です。本当は書きたかったけど、少し体調不良(風邪気味+頭痛)や授業用資料を作るためにそんなことしている余裕がなかったでござる。(体調不良は休めよ)

というわけで簡単に出来た優姫ちゃんの闘病生活+優勝した小等部メンバーによるパックの開封回と雑談回になります。たまにはこんな息抜き回も良いかな〜。



・・・・・・えっ?タイトル誤字じゃないかって?ハハハ、合ってますよ(キリッ)


第126話 優姫ちゃんの入院生活

遊輝 side

 

 

「・・・・・・・・ここ、どこ?」

 

朝・・・・・なのかな?とにかく、昨日の夜からの記憶が抜けているので上半身を起こそうとする。が、左側が起き上がることが出来ず何があるのか薄い毛布を取り払うと俺の左腕にしがみつき、左足に絡んで寝ている龍可の姿が見えた。

 

「・・・・・あ〜そうだ。昨日帰って来たんだった。んで部屋に入って・・・・・」

 

・・・・・ダメだ、そこからは脳が「思い出すな!!」って警告音が鳴り響いている(汗)。どうしよう・・・・とりあえずシャワーだけでも浴びたいんだけど・・・・

 

「とりあえず龍可起こそう・・・・・龍可・・・龍可・・・・」

 

「う、うん?・・・・・・」

 

「あのさ・・・シャワー浴びたいから離してくれる?」

 

「うん・・・・・ちょっと待って」

 

目を開けて、こする龍可はベッドの横にある何かを手にする。

 

「ふわぁ・・・じゃあ一緒に行きましょう」

 

「・・・・・一緒に?」

 

「昨日言ったじゃない・・・・1週間、部屋で安静、1ヶ月間の外出制限って・・・」

 

「(・・・・・んなもん覚えているわけねぇだろ(汗))」

 

「シャワーでしょ?私がやってあげるわよ。その怪我じゃ無理でしょ」

 

「(能力使って治療したから出来るんだけど・・・断ったらヤバそうだな(汗))は、は〜い・・・・」

 

この後の事が怖くて仕方ないので素直に龍可の意見を受け入れる。とりあえずバスタオルと着替え用の下着を手にして洗面所へと向かおう。

 

「ふわぁ・・・・久しぶりでベッドで寝たら首がおかしくなるよ・・・」

 

「もう・・・どこで寝ていたのよ」

 

「床、寝てない、椅子」

 

「・・・・・ハァ」

 

龍可にため息を突かれてしまうが、んな事気にしていたらどこに行っても寝ることは出来ん。

 

「あぁ・・・そうだそうだ。歯ブラシ変えなくちゃいけないんだった。ちょっとリビングに・・・」

 

「いつもいつも思うけど、何で歯ブラシの替えをリビングに置いておくの?」

 

「前の家からの癖」

 

そう言って洗面所にタオルと下着を置いてリビングへと向かう。扉を開けるとそこには龍亞ともう二人・・・・・茜とすみれさんだ。

 

「あっ、おはようございます」

 

「・・・・何でいるの?」

 

「二人ともお見舞いだって」

 

「今日は私もお母さんも仕事が無いからね」

 

「は〜い優姫ちゃ〜ん、元気にしてる?」

 

「ひっ・・・・・」

 

「あ〜ら、こんな姿になって、痛い思いしちゃったわね・・・・」

 

「こ、来ないで!!来ないで!!」

 

すみれさんが怪しい目をしてこっちに近づいてくる姿を見て、俺は恐怖に怯えて尻餅をついてしまい後ろ図去りしてしまう。

 

「こんな痛い思いしちゃったら、モデルを管理する私にも責任があるし、今日一日ちゃんと看病してあげるよ」

 

「ひっ!!た、助けて!!!」

 

「龍亞君ところのクラス、優勝商品なんだったの?(ボリボリ)」

 

「うん?普通にパックだよ。去年の遊輝たちと一緒だよ(ボリボリ)。今は確か恭輔が全部持ってるはず(ズウウ〜〜)」

 

「でもパック自体はすごい珍しいパックですよ。今では生産されていない絶版パックですから(ズウウ〜〜)」

 

「お前ら〜〜〜!!!!」

 

俺の悲鳴は届かず、いや聞く耳を持たず、あの3人は煎餅とお茶を飲みながら世間話をしてこっちを見ないようにしている。

 

「さあて優姫ちゃん、お風呂に入りたいんでしょ?私が手伝ってあげるから。龍可ちゃんも手伝うのでしょ?」

 

「あっ、はい」

 

「け、結構!!結構です!!」

 

「そんな事言わないの!優姫ちゃんの体、物凄く汗臭いんだから、女の子がこんな汗臭くしちゃダメよ」

 

徐々に俺を隅へと追い込んでいるすみれさん。俺は屁っ放り腰になってしまい、もう身体が思う通りに動けない。

 

「さぁ優姫ちゃん・・・・大人しくお風呂に入ろうね」

 

「い、いやあああああ!!!!!!!」

 

 

遊輝 side out

 

 

恭輔 side

 

 

「懐かしいな〜〜。そのパックを開封したのは1年前だっけ」

 

「そうね。あの時は放課後に部活があったから皆でワイワイやりながら開けていたよ」

 

「お待たせお待たせ!!ほいっ!!追加の新しいパック!!バイト代が入ったから大量に買えたよ!」

 

「お見舞い用の果物も買ったし、これで行くか」

 

「・・・・何で軽音部の皆さんは平気でバイトをしているのですか?(汗)」

 

「ろ、労働基準法って何なんでしょうか(汗)」

 

どうも、恭輔です。今日は僕たちのクラスがアカデミアデュエル大会に優勝したという記念で今から軽音部の皆さんと天兵さん、パティさん達と一緒に龍亞さんの家に行って、皆でパックを開けるのと、怪我をした師匠のお見舞いに行く事にしてます。

まぁ・・・・さっきの話の通り、軽音部の皆さん、響さんを除いて平気でバイトをやってます(汗)。

 

「天兵君達、さっきに行ったみたいだし、茜もお母さんと行ったみたいだから、私たちで行きましょう」

 

「そうだな」

 

「それにしても師匠、銃弾を撃たれたっていうのに病院に入院しなくて大丈夫ですか?」

 

「大丈夫大丈夫、遊輝の身体は不死身だから」

 

・・・・・・何か普通にそうですねって思っちゃうあたりやっぱり師匠って人外だな〜って思ってしまう。まぁ僕の周りにいる人たちもそうだけど・・・・

 

「おっ、着いた着いた。ここをポチッと」

 

ピンポーン・・・・

 

『は〜い!』

 

「あっ、龍可ちゃん?響だよ!」

 

『あっ、響さん。今入れるようにしますね』

 

インターホンから出たのは龍可さんらしく、数秒後に全面ガラスの扉が自動で開く。僕たちは中に入ってエレベーターに入り、一番上の階のボタンを押す。

 

「マンションの最上階か・・・・良いよね〜。あそこからネオドミノシティを一望できるんでしょ?」

 

「このマンション、この辺でも結構高いって言っていたし俺たちじゃ無理な話だな」

 

チーン

 

「着いた〜〜!」

 

エレベーターが最上階に着いて、全員エレベーターから降りてこの階に唯一あるインターホンを押す。

 

ピンポーン

 

「は〜い!!」

 

ガチャッ

 

「は〜い!!」

 

「待ってましたよ。これで全員ですか?」

 

「そうね。はい、これお見舞い用の果物」

 

「ありがとうございます」

 

「ところでその病人は?」

 

「えっと、今は「嫌だああああああああ!!!!!」・・・・・・すみません、中に入ってもらえますか?(汗)」

 

「あっ、はい・・・(汗)」

 

中で師匠の悲鳴声が聞こえたので、僕たちは近所(下の階)の人に迷惑にならないようにササ〜っと中に入る。そのままリビングに案内されると、師匠がすみれさんに捕まって鏡台の前で座らされていた。

 

「こら優姫ちゃん!!動かないの!!髪の毛のケアは大事にしないと!!女の子は髪の毛が大事なんだから!!」

 

「しなくていい!!しなくていいから!!俺男だから!!」

 

「そう・・・・じゃあまずは1週間でその感情を抜いてあげて、女の子という感情を入れてあげましょう」

 

「嫌だああああああああ!!!!!!」

 

「・・・・・・・知ってた(汗)」

 

「あっ、ヤッホー」

 

「茜・・・・・・あれ何?」

 

「お母さんが看病している」

 

「いや、あれ看病って言えるのか?(汗)」

 

「ほら!!こっち来なさい!!服を着させてあげるから!!」

 

「嫌だ!!女物の服なんか着たくない!!」

 

「・・・・・一応、看病?」

 

「ぎ、疑問形なんですか(汗)」

 

龍亞さんの曖昧な返答に困る僕たちですがうんまぁ・・・・看病と言われたら看病・・・・なのかな?(汗)。とにもかくにも、師匠はすみれさんに連れていかれてリビングから出て行ってしまった。師匠がギャーギャー言っているがすみれさんは聞く耳をもたない。

 

「うん・・・まぁ・・・・」

 

「忘れましょう、そうしよう。じゃないと巻き添え食らっちゃうから・・・・(汗)」

 

「折角集まったのですからパック開けましょうよ。レミさんが買った新しいパックも大量にありますし」

 

「えっ!?本当に!?開けよう開けよう!!」

 

新しいパックという単語を聞いた龍亞さんはソファから飛び降りる。レミさんはテーブルの上についさっき買ったパックをどさ〜〜と出して、簡単に並べる。

 

「はい、これ一応優勝したプレゼントね」

 

「やったぜ!早速開けよう!」

 

「恭輔君や天兵くんもどうぞ」

 

「あ、ありがとうございます!」

 

「パティや祈も開けよう」

 

「は、はい!」

 

「俺も・・・」

 

「あんたは関係ないでしょう!!自分で買いなさい!!」

 

「えぇ・・・・」

 

僕たちに混ざってスバルさんも開封しようとしたが、レミさんに注意されてしまいパックに伸ばしていた手は引いてしまった。

一方、僕たちはレミさんが買ってきたパックと僕が今日持ってきた優勝商品のパックを並べて一緒に開封して言ってる。

 

「おお!!これサンダーボルトじゃん!!」

 

「何っ!?」

 

「うわ〜〜、いきなり当たり引いているよ〜〜」

 

「良いですね・・・・あっ、こっち何か光物当たりましたよ。えっと・・・・おろかな副葬・・・・これ、祈さんのジェムナイトに入りますよ」

 

「えっ?えっと・・・・デッキから魔法・罠を墓地に送れる・・・本当だ。ジェムナイトに・フュージョンをサーチできます」

 

「良いですね〜〜・・・・僕たちもそろそろ2つ目のデッキ持とうかな?」

 

「天兵とパティって聖域の天使ビートとA・O・Jだよね」

 

「そうです。でも、最近皆さんが2つずつ持つようになってから僕たちも2つ目を作っておこうかな〜って・・・」

 

「そう言われたら僕もですね・・・・最初のデッキは崩してしまいましたし・・・」

 

最初に師匠と一緒に作った戦士ビートはテラナイトを使用するに当たって必要なパーツが足りなくて崩してしまいましたから。

 

「そう言えば2つ目のデッキといえば皆さん、明日の授業用のデッキってどうなりました?」

 

「えっ?授業用?」

 

「えぇ、明日のデュエルはいつもならデッキを借りてやるはずですが、下級生と被ってしまったから「自分たちで普段使わないテーマのデッキを作って使いましょう」ってマリア先生言っていたじゃないですか」

 

「・・・・・あああああ!!!!!忘れてたああああ!!!!!」

 

「龍亞!!!」

 

「ど、どうしよう!!今から作らないと!!」

 

慌てた表情をした龍亞さんはそのままリビングから出て行ってしまった。全く・・・・何であの人はいつもああなるんですか(汗)

 

「それで皆さん何しますか?」

 

「私は・・・・・獣族でも使おうかなって、あっ、当たり」

 

「わ、私は同じ融合がテーマのムーンライトを使おうかなと・・・」

 

「それ、この前出たテーマですよね。僕は天使族から離れてガジェットで行こうかなと」

 

「あっ!新規テーマのウルトラだ!私は墓守でもしようかなって、というか他のパーツが墓守しかなかった。恭輔君は?」

 

「僕ですか?ちょっと変わったテーマにしてみようと「お待たせ〜〜」・・・・・・・・・」

 

「//////み、見るなああああああ!!!!」

 

僕の話を中断して龍亞さんと変わるようにすみれさんと師匠がリビングに入ってきた。すみれさんの後ろに師匠は隠れていたけどすみれさんがグイッと引っ張って師匠を皆の前に出した。師匠の髪はツインテールでトレードマークの赤のカチューシャをつけたまま、服は上が絵柄付きのTシャツ、下は少し膝下の広がっているスカートを履いている。

 

「うわぁ・・・・何だろう、すみれさんに任せたら本当、遊輝って別人になるわ」

 

「そう?私は納得してないわよ。優姫ちゃんはやっぱりドレスとかワンピースの方がよく似合う!」

 

「////着たくありません!!」

 

「・・・・龍可、あそこはコントでもしているの?」

 

「あ、アハハハ・・・・・・・(汗)」

 

「彼氏何でしょ?止めてあげないの?」

 

「・・・・・しっぺ返しを食らうから(汗)」

 

「「あ〜・・・・・そうですね(汗))」

 

すみれさん、茜さんを武道家にするくらいだから自分でも武道をやっていたみたいだけど、まぁ・・・・竹刀を取った師匠はフルボッコでやられた所を一回見たからね・・・何もしていない僕たちが行っても敵う気がしません。そのまま師匠はすみれさんに連れられてベランダに連行されてしまう。軽音部の皆も一緒について行ってしまった。

 

「あっ!!エクシーズモンスターだ!!えっと・・・・餅カエル?」

 

「えっ、カエル?」

 

「カ、カエルって遊輝さんから教えて貰いましたけど結構危ないコンボがあるって・・・」

 

「・・・・・うん、これも危ない事書いてあるわよ(汗)」

 

「見せてパティ」

 

「はい」

 

「・・・・・・うわぁ、確かに危ない効果ね(汗)。デッキからカエル呼び出して、効果を止めてそれをパクって、墓地に送られたらモンスター回収って書いてある」

 

「「「「うわぁ・・・・・(汗)」」」」

 

何でカエルって付くモンスターは悪いことしかしないんでしょうか(汗)。素材は・・・・水属性のLv2モンスター2体?

 

「あ〜・・・・これ、明日僕が使いたいデッキにピッタリです。これ、貰っても良いですか?」

 

「私は良いわよ。さすがに入らないし」

 

「わ、私も・・・」

 

「僕も良いです」

 

「私も!恭輔君に上げるよ!」

 

「ありがとうございます」

 

じゃあこれを明日使うデッキのエクストラにでも入れておきましょう。他はまぁ・・・最低限ありますし何とかなるでしょう。

 

「それにしても優勝するとはね」

 

「ライバルがアキさんのクラスくらい・・・でしたから。でも、アキさんが出る前に決着がついたのは出来過ぎだと思ってます」

 

「た、確かに・・・・私も危ない場面は何度かありましたから」

 

「私も・・・・おかげで私、予選から1戦も戦わずして優勝メンバーになっちゃったよ」

 

「「「(((あんな状態でデュエルしたら対戦相手が泣いてしまいます(汗))))」」」

 

もうあの・・・・・覇王モードでしたっけ?あんな状態でデュエルを挑んだら相手が悲惨な事になるから何とかして回さないようにしたんです・・・(汗)

 

「あっ、これ良さそう・・・・私のライトロードに入れよう・・・・・それで優勝しちゃって、私だけ浮いた存在になっちゃってさ」

 

「でもそれはそれで良いんじゃない?何ていうか、ボス!!っていう風格がして」

 

「ボスって・・・・パティは私に何を求めているの?」

 

「でも分かる気がします。あの中で大将戦の5番目を任せられるのは龍可さんぐらいしか適任がいませんから」

 

「そ、そうで・・・・!!?!??」

 

「?どうしたの祈?」

 

「・・・・・・・お、大当たり来ました」

 

「えっ!?何が当たったの!?」

 

「ク、クリボー・・・」

 

「えっ!?クリボー!?」

 

祈さんが開けた優勝商品のパック、その最後の一つを開けて、一番後ろのカードを見るとウルトラレアのクリボーが手に握られていた。

 

「す、凄い・・・・・本物だよ」

 

「これはお宝ですよ・・・・・」

 

「祈、凄いカードてにしたね〜!!」

 

「あ、ありがとうg「////嫌だああああああ!!!!!!!!!」

 

「「「「「・・・・・・・・・・・・・・」」」」」」

 

皆で祈さんにありがとうと言っている最中、師匠が大声で叫んでしまったので空気が台無しになってしまいました。

 

 

恭輔 side out

 

 

奏 side

 

 

「ほら優姫ちゃん!!華麗に座って!!」

 

「////い、嫌だ・・・・・もう嫌だ・・・・」

 

「・・・・・絶対に病人だということを忘れているだろ、あれ(汗)」

 

「「「「うん・・・・・・」」」」

 

龍可ちゃん家のベランダ、言い方凄く悪いけど無駄に広いからすみれさんが撮影場所として遊輝(女装)をただひたすらに撮影している(汗)。

 

「それで、冬休みはどうする?」

 

「さすがにWRGPに向けて練習しなくちゃいけないから今回は行きたくないわよ」

 

「俺もそうだな。Dホイールの整備とかもしないといけないし」

 

「まぁそうだよね。じゃあ今回は海外公演は断っておくわよ」

 

「奏〜〜、暇だから私たちもパック買って来て開封しようよ〜〜」

 

「それもそうね・・・・すみれさん、遊輝にしか目に入ってないし」

 

「は〜いお疲れ〜〜」

 

何もする事ないので響と一緒にショップに行こうと思ったらすみれさんの終了宣言が聞こえた。

 

「////ハァ・・・・ハァ・・・・・・」

 

「終わった・・・・みたいね」

 

「そう言えばもうすぐお昼だし・・・・」

 

「今日は私が皆に奢ってあげるわよ。近くのファミレスでも行こう」

 

「えっ!?本当!?やった!!」

 

すみれさんが奢ってくれることに大喜びする響。一方、遊輝は床に腰を下ろして息を吐いていた。

 

「ゼェ・・・・ゼェ・・・・も、もう嫌だ・・・・」

 

「優姫ちゃんも一緒に行くわよ!その格好で!!」

 

「えぇ・・・・・」

 

「(ギロッ!!)」

 

「う、嬉しいです・・・・・・」

 

うわ〜〜・・・・・・すみれさんが強制的とは言え、遊輝があんな事言ったら引くわ〜〜(汗)

 

「スバル、龍可ちゃん達も呼んできて。一緒に行こう」

 

「分かった」

 

レミに言われてスバルは一度中に入る。その間にすみれさんは機材を片付けている。

 

「それじゃ、今日『は』ここまでね♪」

 

「・・・・・エッ?」

 

「だから、今日『は』。明日も来るから♪私の所は個人経営の小さな事務所だからこういうモデルの怪我とかをしたら毎日世話をするのも社長の仕事でしょ♪」

 

「・・・・・いやだああああああ!!!!!!来なくていい!!!来なくていいから!!!!」

 

「そんな事言わなくてもいいじゃない。健康管理は大切にしないとね♪」

 

「いやだあああ!!!!!!!!」

 

「それじゃ皆、ファミレスに行くわよ」

 

遊輝の襟元を引っ張ってすみれさんはベランダから出て言った。私たちも目を合わして苦笑してすみれさんについていった。

 




龍亞「結局、次の日のデュエル、突貫で作って試しもせずにぶっつけ本番でやったから回らなかったよ・・・・」

龍可「当たり前ね・・・・ちゃんと1週間前に言っていたでしょ」

龍亞「1週間前の記憶なんか人間忘れるよ」

魔理沙「同感だぜ」

霊夢「あんたがうなづいてどうするのよ」

魔理沙「にしても遊輝ってやっぱり性別って女だろ?」

龍亞「いっつも思うけどさ、何で男なのにあんなに綺麗で可愛いんだろう」

龍可「知らないわよ・・・・・」

霊夢「次回はアニメの話ね。【立ち上がれ!ブラックフェザー・ドラゴン!】」

龍可「次回もよろしくお願いします」

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