【完結】 遊戯王 5D's 転生者と未来のカードたち   作:DICHI

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今回は!

ダイヤ「始めまして、ガガガマジシャンの精霊ダイヤです」

ダイヤにきてもらったよ~。

ダイヤ「今回でもするのですか?」

デュエルがある限り絶対にする!

ダイヤ「あんまり見所がないのにですか?」

言うな!最強カードの紹介にいくよ。

ダイヤ「今回は超魔神イドです」

龍可の相手、フランクが使うモンスターだ。

ダイヤ「自身がフィールドに存在する限り、このカードのプレイヤーは召喚・特殊召喚・反転召喚が出来ない。またフィールドに1枚しか存在出来ない」

カード効果で破壊された場合、次のスタンバイフェイズに復活するぞ!スタンバイフェイズなので相手ターンでもOK!

ダイヤ「ただし、特殊召喚した時、このカード以外の自分フィールドのモンスターを破壊しなければならない。・・・やはり今回必要でしたか?」

デュエルがある限りするの!

ダイヤ「そうですか・・・では、第9話、デュエルスタート!」

【今回、デュエルの展開上、エンドフェイズ毎の表記が出来ませんでした。よって、モンスターのテキストを召喚した時に載せています。予めご了承ください】


第9話 謎のシグナー 龍可VSフランク 前編! 精霊世界へ

龍亞 side

 

『決着ーーー!見事なコンボで逆転勝ち!勝者!不動遊星ーーー!』

 

《ワアーーー!!》

 

MCの声で観客が騒ぐ。

惜しかったな〜、あとちょっとだったのに。でも、俺もまたまだダメだね。・・・よ〜し、次は絶対に勝つぞ!

そんな事を考えてたら遊星が近づいてきました。

 

「成長したな、龍亞」

 

遊星が俺を褒めてる!むちゃくちゃ嬉しい!

 

「ありがとう!でもやっぱ遊星にはかなわないね」

 

「そんな事ないさ。デブリドラゴンを引いてなかったらわからなかった」

 

「またデュエルしよう!」

 

「ああ」

 

「あっ、そう言えば、遊星はこれが何かわかる?」

 

遊星に右腕に出来た痣を見せる。

 

「それは赤き龍の痣だ」

 

「赤き龍?」

 

聞いた事ないカードだな。遊星は知っているのかな?

 

「詳しい事は控え室で話す。この場で話すのは不味い」

 

「不味い?何で?」

 

「とりあえず控え室に戻ろう」

 

「あっ、ちょっと待って!」

 

遊星が控え室に戻るので急いで後を追う。

赤き龍?一体何だろう?

 

 

龍亞 side out

 

遊輝 side

 

 

遊星が勝ったか・・・龍亞も惜しかったけどね。色々とフラグ立ててしまったからね。しかし・・・何で痣が出来るんだ?

 

「あっ、遊星!龍亞!」

 

入り口を見てみると遊星と龍亞が帰って来た。

 

「ねえ遊星。この痣が何かわかる?」

 

龍可が自分の痣を遊星に見せる。

龍可の痣は原作通りか・・・主要キャラの痣は変わってないか。

 

「!?龍可も痣が出たのか!?」

 

「え、え~・・・あと遊輝とレミさんも痣が」

 

「え~あるわよ」

 

レミが右腕の袖をめくって見せる。

レミの痣は羽のような痣だ。そんな痣見た事ないけどな。

 

「俺もだ。俺は太陽みたいな形をしてる」

 

「え!!龍可たちも痣が出たの!?」

 

龍亞が驚いている。

こっちが驚いたよ。もうシグナーとして覚醒したんだから。

 

「龍亞も!?」

 

「遊星さん、これは?」

 

「赤き龍の痣だ。レミたちはシグナーになったんだ」

 

「「「シグナー??」」」

 

俺以外の皆が首を傾ける。初めて聞くんだし、反応としてはそうなるよな。

 

「俺より矢薙の爺さんのほうが詳しい。ちょっと呼んでくる」

 

遊星が控え室を走って出て行く。確かにこういう事なら矢薙の爺さんの方が良いだろうな。

 

「シグナー・・・・遊輝は分かる?」

 

「詳しい事は分からないけど、ちょっとだけならね」

 

「ホント!?教えて!!」

 

龍亞だけじゃなく龍可やレミも向いている。うーん、簡単な事ならいいか。

 

「じゃあ、話す「連れて来たぞ」・・・必要がなかったな・・・」

 

遊星さん早いね・・・観客席からここまで結構な距離があるよ。

 

「おっ、君たちはあの時の」

 

「魔女の騒動以来だな」

 

矢薙の爺さんと氷室さんが挨拶してくる。

 

「お久しぶりです」

 

「爺さん、赤き龍の事について頼むぞ」

 

「まかしとけ!まずはワシの話から」

 

「そんな余計な事話さんと、さっさと話してくれ」

 

矢薙の爺さんから、赤き龍の事・シグナーの事を聞いた。ここは龍亞の痣の事を除けば原作と同じ。どう違うかというと、最初から伝説ではシグナーは5人ではなく、6人だと言う事。だけど・・・

 

「ねえ、その痣って龍の頭・手・足・翼・心臓・尻尾だけだよね」

 

「ああ、伝説ではそうなっとる」

 

「じゃあ、私と遊輝の痣は何?」

 

 

そうなんだよな。レミの言った通り、矢薙の爺さんの話だと俺とレミの痣は何も無いってことになる。

 

「その痣は・・・ワシも分からん。こんな痣見た事も聞いた事もない」

 

矢薙の爺さんも知らないか・・・・・・こうなったら駄目元で頼んでみるか。

 

「ダイヤ、ちょっと」

 

『何でしょうか?マスター』

 

俺はダイヤを呼ぶ。が、一部の人たちがなんか変な目で俺のことを見てくる。

 

「遊輝、遊星たち精霊が見えないのよ」

 

「あっ・・・・」

 

「遊輝・・・お前、誰と話してるんだ?」

 

完全に忘れてた!すっげ~恥ずかしい!!

 

「遊星さん、モンスターの精霊って知ってますか?」

 

「聞いた事はある。モンスターには精霊が宿っていて、一部の人がそのモンスターの精霊が見えると。確か伝説の決闘者武藤遊戯さんや、遊戯十代さんが見えていたと記録されてたはず・・・」

 

・・・・・・遊星、あんたその知識どこから得たの!?確か原作じゃ知らないはずだよ!?

 

「そうよ。それで遊輝は今精霊と話しているのよ」

 

「そうなのか」

 

顔を赤くして髪をあさっている俺の代わりにレミが代弁する。

 

「ちなみに私も見えるから」

 

「えっ、レミさんも見えるんですか!?」

 

龍可が驚いてレミの方を見る。

 

「龍可ちゃんも見えるの!?」

 

「よかった~、私や遊輝以外に見える人がいて」

 

嬉しそうだな。さてと・・・・・・

 

「頼みたい事があるんだけど」

 

『何でしょうか?』

 

「精霊世界で俺とレミの痣について調べて欲しいんだけど・・・」

 

俺の考えは精霊世界で俺たちの痣について探すこと。あの世界だと何かしらの情報を得ることが出来るかもしれないからな。

 

『なるほど、わかりました。少し時間がかかりますがよろしいですか?』

 

「別に良いよ。正直、駄目元だし」

 

『わかりました。では・・・』

 

それだけを言って、ダイヤは消えた。

 

「精霊世界?」

 

分からないよね。説明しないと。

「精霊たちはちゃんと自分たちが住む世界があるんだ。それが精霊世界」

 

「へえー、じゃあクリボンたちも住んでるのかな?」

 

「多分住んでいるよ」

 

龍可の質問に返事して、龍可が「へえー」と言って関心を示す。

 

「精霊世界・・・・・・確かに何かあるかもしれないね」

 

「もしかしたらな。ここはダイヤに任せよう。それよりも次の試合が始まるぞ」

 

『さあー次が1回戦最後のカードだ!』

 

龍可 VS フランク

 

「最後は私ね」

 

「頑張れよ龍可!」

 

「うっ、うん!(もうすごく嬉しい!やっぱり私・・・)」

 

元気いっぱいに龍可が出て行く。でも龍可の相手は・・・

 

「相手のフランクという人、誰か分かる?」

 

「いや、俺も聞いた事がない」

 

相手はフランク。原作通りなら龍可を精霊世界に無理矢理送った相手。今の龍可なら大丈夫だと思うけど・・・

 

「ねえ、龍可ちゃんのデッキは何なの?」

 

「ライトロードだよ。しかもものすごく強い」

 

「ものすごくって、どれくらい?」

 

「いつも俺相手にワンターン・キルとオーバーキルをやるほど」

 

レミが聞いてきた質問に龍亞が真顔で返すとレミの顔がまたしても引いてしまっていた。

 

 

遊輝 side out

 

龍可 side

 

 

ようやく私の番!皆勝っていってるから私も勝たないとね!

・・・あの時、遊輝に「頑張れよ!」って言われてものすごく嬉しかったな・・・やっぱり私遊輝の事が好きなのかな・・・

うんうん、今はデュエル!せっかくの大舞台だからおもいっきり楽しまいとね!

 

『さあ1回戦の4試合目が始まるぞ!次なる決闘者は、双子の天才決闘者の妹!先ほどの兄のリベンジとなるか!?龍可ーー!!』

 

《ワァーーーー!!》

 

MCが私を紹介する。別に天才って呼ばれるほど凄くは無いんだけど・・・・

 

『対するはデュエルカウンセラーの異名を持つプロヘェッサーフランク!』

 

私の相手はあの人か・・・・・何か気味が悪いね。

 

「初めまして龍可さん」

 

「はぁ、・・・はぁ〜」

 

「さあ、このデュエルであなたの深層意識に隠された本当のあなたを見つけましょう」

 

何!?この人!?いきなり意味不明な事を言って・・・

 

『クリリン・・・』

 

クリボン・・・あなたも怖いのね。・・・大丈夫!こんな気味が悪い人に負けないから!

 

「デュエル‼」 「デュエル‼」

龍可 LP 4000 フランク LP 4000

 

「先行は私!ドロー!」

 

龍可 手札 6枚

 

・・・手札があまりよくない。こんな時に限って・・・・仕方がない。

 

「私はカードガンナーを守備表示で召喚」

 

カードガンナー 守 400

「カードガンナーの効果発動!デッキの上から3枚落としてこのターンの攻撃力を1500ポイントアップする!」

 

 

・墓地に落ちたカード

・ライトロード・マジシャン ライラ

・ライトロード・モンク エイリン

・ライトロード・パラディン ジェイン

 

 

「カードを1枚伏せてターンエンド!」

 

 

龍可 手札 4枚 LP4000

【モンスターゾーン】

カードガンナー 守400

【魔法・罠ゾーン】

伏せカード1枚

 

 

「私のターン、ドロー」

 

フランク 手札 6枚

 

「私はシンメトリー・ロールシャッハを召喚」

 

L⇔R・ロールシャッハ 攻1200

 

フランクのフィールドからモンスターが出てきたけど・・・

 

「なっ、何これ?」

 

形が決まってなくてなんか黒い霧みたいなのがもやもやとしている。・・・モンスターも気味が悪いわ。

 

「あなたはロールシャッハテストというのをご存じですね」

 

何よそれ・・・聞いた事がない。

 

「このモンスターをどのように感じるかによって、あなたの抱える心配・不安・問題を解き明かすための手掛かりを得るためのテストです。さあ龍可さん、あなたはこのモンスターは何に見えますか?」

 

何って言われても・・・ただの気持ち悪いモンスターにしか見えないけど・・・

 

「あなたは何に見えますか?さあ、答えてください」

 

「何って・・」

 

「さぁさぁ、何に見えます?」

 

この人本当に何言っているの?デュエル中にこんなことをして・・・

それにそんなに言われても何も変わら・・・あれ、形が変わってきてる・・・あれって、サニーピクシー?

 

「よっ、妖精!?」

『クリリン!』

 

えっ!?突然クリボンの声が聞こえ慌てて意識を相手に向ける。

 

「スパイラル・マインド」

 

するとロールシャッハが怖い顔をして、カードガンナーを攻撃した。

 

「えっ、何!?何が起こったの!?」

 

「フフフ・・・、これはあなたが心の奥底で恐れていたものを露わにするものだったのです。あなたは妖精や精霊を恐れている。違いますか?」

 

「そ、そんなこと・・・」

 

何!?この人本当に何なの!?

 

「大丈夫ですよ。このデュエルであなたの抱えていた悩みを解き明かし、開放してあげましょう」

 

悩み?私に悩み何て・・・・・

 

「そのためにも勇気を持ってあなたの深層意識に住むもう一つの世界・・・デュエルモンスターズの精霊世界へと旅立っていただきましょう」

 

今まで目を閉じてたフランクの目が開いた。

デュエルモンスターズの精霊世界?確か遊輝が言っていた精霊の住む世界・・・

 

「知ってますよ。あなたは精霊の言葉を感じることができる。だったら不思議ではないでしょう」

 

「なっ!?」

 

どうして!?精霊の言葉は、私や遊輝・レミさんしか理解出来ないはず!?それに、この事を知っているのは、龍亞や遊星さんぐらい・・・・・あの人、もしかして精霊が見えるの!?

 

「シンメトリー・ロールシャッハの効果発動!このカードが戦闘で相手モンスターを破壊した場合、相手のデッキの一番上のカードを表向きにする。ピーピング・マインド!」

ロールシャッハが光る。その前に・・・

 

「それにチェーンしてカードガンナーの効果発動!このカードが破壊されて墓地に送られた時1枚ドローする!」

龍可 手札 4枚→5枚

 

「では逆順処理でロールシャッハの効果発動!ピーピング・マインド!」

 

デッキの一番上のカードをめくる。めくったカードは・・・

 

『クリリン・・』

 

あなただったのね、クリボン。

 

「可愛い精霊のカードですね。もしや、その子の声も聞こえてるんじゃないですか?」

 

確かに私や遊輝は、精霊の声が聞こえる。でも、それが一体どんな関係があるの?

 

「私はカードを2枚伏せてターンエンド」

 

 

フランク 手札 3枚 LP4000

【モンスターゾーン】

シンメトリー・ロールシャッハ攻1200

【魔法・罠ゾーン】

伏せカード 2枚

 

 

何?・・・意識が・・・もうろうとしてる・・

 

「私の・・・ターン・・ドロー・・・」

 

龍可 手札 6枚

 

「私は・・・クリボンを・・・召喚」

『クリリン・・・・』

 

クリボン・・・・・・

 

「この瞬間、リバースカードオープン。罠カード、深層へと導く光を発動。このカードは、相手が光属性モンスターを召喚した時、相手のデッキから5枚カードを墓地に送り、6枚目のカードをお互いに確認しあい、手札に加える。このターン、そのカードをプレイしなかった場合、相手プレイヤーは2000ポイントのダメージを受ける。さあ、デッキからカードをめくってください」

 

 

何?・・・光?

ぼんやりとしながら、私はカードをめくる。

 

 

墓地に落ちたカード

・サイクロン

・ライトロード・ウォリアー ガロス

・ライトロード・ハンター ライコウ

・カオス・ソーサラー

・冥府の使者 ゴーズ

 

 

そして、6枚目のカードをめくる・・・

 

「ほぉ・・・・それはフィールド魔法、古の森ですか。全てのモンスターは攻撃表示となり、守備表示で召喚することも守備表示に変更することも出来なくなる。攻撃を行ったモンスターはバトルフェイズ終了時に破壊される。フッフッフッ・・・全てをあからさまに、そして決して争うことを許されない世界、さぁ・・・デュエルモンスターズの精霊世界へ」

 

その言葉を最後に完全に意識が消えた・・・

 

龍可 side out

 

遊輝 side

 

「(古の森!?今の龍可のデッキには入ってないはず!!くそっ!!ここは原作通りになるのか!?)」

 

「私のターン、ドロー」

 

フランク 手札 4枚

 

まずい!フランクがせめてくる!

 

「永続罠、ゲシュタルト・トラップ発動。このカードは相手モンスターの装備カードとなります。クリボンに装備」

 

クリボンが鉄の輪に拘束された。

・・・すごい苦しそうだ・・くそっ、今は何も出来ない‼

 

クリボン攻/守 300/200→0/0

 

「装備モンスターは効果が無効になり、攻撃力・守備力は0になる」

 

龍可が全く聞いていない・・・精霊世界に行ってしまったか・・・

 

「お、おい。龍可ちゃんの様子おかしくないか?」

 

「フランクの声が聞こえてない・・・いや、周りが見えてない」

 

「どうしたんだろう?龍亞君は分かる?・・・あれ?龍亞君?どうしたの?」

 

皆が龍亞の方に向く。

龍亞の目が龍可と同じになっている!

 

「おい!龍亞の意識がないぞ!」

 

「た、大変じゃ!すぐに医務室に連れていかないと!」

 

氷室さんが龍亞を担いで、矢薙の爺さんと一緒に医務室に向かう。

 

「遊輝は行かないの?」

 

「本当は行きたいが龍可の様子もおかしい。それに俺は医務的な事が分からない。あまり大人数で行っても困るだけだと思うからここにいる」

 

「じゃあ・・・私も残る」

 

この場には、俺とレミ、そして遊星が残った。

テレビの方に向けると・・・

 

「シンメトリー・ロールシャッハをリリースして、超魔神イドをアドバンス召喚!」

 

形のない悪魔のようなモンスターが現れた。

 

『マスター!!大変だよ!!』

 

パールが突然大声を出して目の前に出てきた。そんな近くで騒ぐな、耳が痛い。

 

「どうした?何が大変何だ?」

 

『えっと、あっと・・とにかく大変何だ!!』

 

「だから何が大変何だ!!ちゃんと言ってくれ!!」

 

『落ち着きなさい。主、あの者がモンスターを召喚した途端、精霊世界の森の様子がおかしくなりました』

 

「おかしくなった?どういう事だ?」

 

『突然泉が枯れたり、妖精たちの姿が見えなくなったの!このままじゃ森が枯れてしまう!』

 

「何だって!?」

 

森が枯れる!?非常にやばいじゃないか!!

 

「何か策はあるのか!?」

 

『あのモンスターを倒すしかないですね。それもデュエルで』

 

『だけど早くしないと枯れてしまうよ!』

 

龍可があのモンスターを倒さないといけないのか・・・だけどデッキが違うから原作通りになるか分からない。

・・・こうなったら

 

「パール、俺を精霊世界に送ることは出来るか?」

 

『出来ないことはないけど・・・どうするの?』

 

「出来るんだな?俺を精霊世界に送ってくれ!」

 

『え、えーー!!無理だよ!!あの世界は人間にとって危ない所だよ!!』

 

「それでも行かないと、このままじゃ龍可が危ない!それにいつ森が枯れるのか分からないのだろ!」

 

『私も主に賛成です。龍可様1人よりは多い方がいいです』

 

俺の強制的な意見にプラチナも後押しをする。

 

『・・・わかった。じゃあ行くよ』

 

パールが何かしらの呪文みたいなものを唱えて、俺の回りに魔法陣みたいのが浮かび上がる。

 

「待って!私もいく!」

 

「レミは残れ!さっき話聞いただろう!?危ない所なんだぞ精霊世界は!!」

 

「わかっているよ!それでも行く!私も龍可ちゃんと精霊世界を助けたい!」

 

何が起こるかわからないためにレミを止めようとしたが、レミが引き下がらない。頑固そうだな。・・・しょうがない。

 

「パール、レミも行けるか?」

 

『精霊が見えるから行けるけど・・・』

 

「わかった。一緒に行こう!」

 

「うん!」

 

レミも魔法陣の中に入る。

 

「俺はデュエルフィールドで龍可の様子を見てくる」

 

「頼む」

 

遊星がデュエルフィールドに向かう。

現実世界は頼んだぞ、遊星。

 

『じゃあ行くよ!』

 

次の瞬間、魔法陣が光って、光が消えた時には俺とレミの姿がなかった。




レミ「ふんふんふ〜ん♪」←カメラとか入れている

遊輝「・・・・・・何してんの?」

レミ「カメラとか財布とか色々入れてるの!」

遊輝「・・・・観光に行くんじゃねぇんだぞ」

レミ「ちょっとくらい大丈夫でしょ!」

遊輝「(ダメだこいつ、早く何とかしないと・・・・(汗))」

レミ「というわけで次回は精霊世界だよ!」

遊輝「【龍可VSフランク 後編!龍可の怒り】」

レミ「次回もよろしく〜

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