【完結】 遊戯王 5D's 転生者と未来のカードたち   作:DICHI

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今回はちょっと初めての試みをやってみました。これ、やるのに1つは1年近く考えました。もう一つはわずか2時間で出来た・・・何、この差!?


*・・・・今回は、後書きを最後までご覧ください。

【ランキングは作者の独断と偏見、セットリストの雰囲気に合うように決めました】


第116話 混沌文化祭 初日 後半 LIVE FES in Fantasy World Day 2 ☆

龍可 side

 

ガラガラ

 

「たっだいま〜〜」

 

「お帰り〜〜」

 

「・・・・・何で俺がニジマスの処理なんかを」

 

「遊輝しかこういう内臓の処理なんて出来ないよ」

 

文化祭巡りが終わって、軽音部の部室の隣の部屋に戻る。すでにほとんどの人が文化祭を巡り終わって、部屋でトランプやすごろくゲーム、部室に入ってゲームをしている人もいる。しかし、遊輝は何故か部屋の外にあるキッチン(ライブの時に簡単に調理できるように設置された)でなぜかニジマスを捌いていた。

 

「どうしたのよ、この大量のニジマス」

 

「望美さんが大量に取ってきたんだよ。60匹あったかな?」

 

「どうしてそんな大量のニジマスを?」

 

「なんか・・・・金魚すくいならぬニジマスすくいがあって、そこで仕入れたとか」

 

「二、ニジマスすくい?」

 

「あ〜あ〜、あったあった。やろうとしたけど、ニジマスが無くなって初日の営業終了していたな」

 

遊輝が答えたことに龍亞が納得したような表情を浮かべて、恭輔も頷いた。確かに、そんな屋台あったわね・・・・私たちが行った時はお昼過ぎだったけど、その時にはほとんど無くなっていたわね。

 

「せっかく望美さんが大量に持ってきたんだから、遊輝に捌いてもらって、あとで皆で塩焼きにして食べようって。1人1本、運が良ければ2本だね」

 

「おかげでもう・・・・大変なんだからね。はい、これで終わり」

 

全てのニジマスを捌き終えた遊輝。ニジマスの入ったトレイを持って、ライブスタッフの給湯室に行った。

 

「文化祭どうだったの?」

「今年も特に、強いて言うならちょっと変わった物が増えた感じはする」

 

「そうだよね、ニジマス釣りとかなかったし」

 

「はああああ!?!?革命返し!?」

 

「はい、上がり」

 

「遊夜、都落ちね」

 

「おっと!」

 

「あっ!避けた!!」

 

「止めだ!!」

 

「吹っ飛ばされた〜〜〜!!!!!」

 

「み、皆さん元気ですね・・・・」

 

「そうだね。私はちょっと歩き疲れたよ・・・」

 

ライブまで時間があるし、少しお昼寝しようかな・・・・この格好のまま寝ないといけないのは辛いけど(汗)

 

 

 

〜〜(同日 午後6時前)〜〜

 

 

 

ガヤガヤ・・・・・・

 

結局、あの後昼寝しちゃった・・・・起きて少し寝ぼけていた時に、みんなに「龍可ちゃん、寝顔可愛いかったよ」っていわれたときは顔が真っ赤になってしまった。目の前のステージは昨日は無かった大きな黒い幕で中央のメインステージだけ見えないようにされてある。

 

「昨日見たけど、やっぱりこの人数はすごいな・・・・・」

 

「いつ見ても圧巻されますよね」

 

「安いっていうのも魅力ですよね。普通にライブ行こうと思ったらこの規模クラスの会場だと最低でも5000円以上必要なのに、1枚500円ですから」

 

「ところで・・・・・何でタオルなんて配っていたのかしら?」

 

「昨日は熱くなるからって団扇だったよね。正直、この服着替えられないからタオルの意味あんまり無いんだけど」

 

「演出に使うからじゃないでしょうか?」

 

『ただいまより、LIVE FES in Fantasy Worldの公演を開催します』

 

パチパチ!!!!!

 

『・・・・・・ガヤガヤ・・・・・・』

 

アナウンスの後、観客の拍手と共に黒い幕に映像が流れる。プロジェクトマッピング技術の進歩を応用したものみたい。

そこに写っていたのは昨日見た映像に出てきた少年が大きく成長した姿だ。立派な大人になった彼はスーツを着て普通に仕事をして、普通に生活をしていた。

 

 

『何気ない日常 何気ない景色

今日も退屈な日々が終わり家路へと辿る道

いつも歩いている道を見て「つまらない」とつぶやく』

 

 

 

日常的な生活が流れたまま、映像に文字が見え、それと同じことをマイク越しで誰かが語るように話してきた。

映像は普段、彼が歩いている一本道に映像が変わる。

 

 

 

『そんな時に目の前に現れた2つの道、

一つは明るく太陽が照らされた道、もう一つは暗く月が輝く道

 

明るい道を選ぶ人、暗い道を選ぶ人、または何かを思い出して自分が歩いた道を戻る、それぞれの選択肢があるだろう』

 

 

 

映像に流れる文字、アナウンスの声の通りに映像は流れる。彼の目の前には2つの道があり、彼の後ろにも1本の道がある。

 

 

 

『しかし、それ以外に「道」があるとしたら?それ以外にも人が進むことができる「場所」があれば?

 

それは誰も通ったことないし整備されていない。「そんな危険な場所に行きたくない」・「誰もいない所に行きたくない」、否定的な心があなたの心を埋め尽くし、行かないことだろう。

 

しかし、そこには今までにないものがあるかもしれない。現実からかけ離れている世界がある可能性もある。

「つまらない」とつぶやいたあの退屈な日常から脱却できるかもしれない。そんな期待が否定的な心を塗り替える。』

映像に映った2本の道、その間に新しい、何もない道が現れる。その道の先は闇に生まれて何も見えてない。だけど、映像に映っている彼はその道へと歩みだした。

彼がその道を歩いていくと、一筋の光が見えてきた。

 

『誰も通ったことも歩いたこともない道・・・・・・・それは未知なることが広がる世界への架け橋・・・・・それは人類が想像もつかないような生命(いのち)が存在する世界への架け橋・・・・・・

 

あなたの冒険心が新たなる道、新たなる世界を作り出す・・・・・・・

 

さぁ、勇気をもってかけりだそう・・・・・現実から離れた Fantasy worldへと・・・・・』

 

 

 

♪♪♪♪♪♪〜〜〜〜!!!!!

 

《オオオオ!!!!!》

 

♪♪♪♪〜〜〜〜♪♪♪♪〜〜〜

 

映像が終わると同時に、音楽が流れ始め、幕が落ちた。そこには、すでにステージに立っていたメンバーが演奏を始めていた。照明はまだ暗くて、前に立っている奏さんぐらいしかはっきりと見えない。

 

♪♪♪♪♪♪〜〜〜〜・・・・・・・

 

1番のBメロが終わったところで、歌詞に合わして電車からジェットコースターに乗った人が一点の場所を目指して走って行った。

 

・・・・・♪♪♪♪〜〜〜〜!!!

バーーーン!!!!!

 

《オオオオオ!!!!!!》

 

1番のサビに入ってる奏さんが歌ったところで、ステージの前で大きな爆発が起こる。それによってステージ全体に照明が点いた。

 

 

 

1 fantasy 【Mr.Children】

 

2 BLUE BIRD 【浜崎あゆみ】

 

3 さくらんぼ 【大塚愛】

 

 

 

♪♪♪♪〜〜〜〜♪♪♪♪!!!!!

 

《イエエエ!!!!!!》

 

『こんにちは〜〜!!!!』

 

《こんにちは〜〜!!!》

 

《奏さ〜〜〜ん!!!!!》

 

メインステージの真ん中で奏さんがマイクを持って1人前に出る。遊輝やレミさんはスタッフから別の楽器を受け取って、中央から少し移動している。

 

『え〜、SECRETのLIVE FESにようこそ!!』

 

《ワアアアアアア!!!!!》

 

《遊輝さ〜〜ん!!!!》

 

《レミさ〜〜〜〜ん!!!!》

 

『ちょっと黙ってくれないかな?(汗)次に行けないから』

 

《アハハハハハ!!!》

 

『昨日もそうだけど、人多いよね・・・・後ろ見える〜〜??』

 

《イエエ!!!!》

 

『声が小さいけど、元気!?』

 

《イエエエ!!!!!!》

 

『両側のスタンドも元気!?』

 

《イエエエエエエ!!!!!!》

 

『真ん中も元気!?』

 

《イエエエエエエ!!!!!!》

 

『前も元気!?』

 

《イエエエエエエ!!!!!!》

 

『・・・・・・ね(汗)、ちょっとそこのカメラさん、反転して一番前のお客さん達を取って』

 

奏さんの指示で、奏さんを写していたカメラマンはカメラを反転させる。そして画面には私たちの姿が・・・・・

 

「えっ!?」

 

「嘘だろ!?」

 

《アハハハハハ!!!!!》

 

『ねぇ〜〜、何があったの一体?(汗)。一応、私たちのクラスの催し物に関係しているから、自分たちの宣伝を出来るんだけどさすがにこんなところではしないわよ(汗)』

 

《アハハハハハ!!!!》

 

『ごめんね、前の人。カメラさん、もう良いわよ』

奏さんの言葉を受けて、カメラさんは元の位置に戻る。

 

「うぅ・・・・映るなんて聞いてないよ・・・」

「俺の・・・・俺の格好が・・・・」

 

「何言ってるのよエフェクト・ヴェーラー、もうすでに周りに周知されているでしょう」

 

『今日は昨日のFantasy Worldの続き・・・・昨日、映像に映った少年が成長して、社会人としての生活に詰まらなくなってまたこの不思議な世界にきた・・・・そんなテーマでやって行こうと思います。それでは次の曲いくよ!!』

 

《ワアアアアアア!!!!!》

 

『1〜〜・2〜〜・1〜・2〜・3〜!!!』

 

♪♪♪♪〜〜〜〜♪♪♪♪〜〜〜〜〜

 

奏さんの振りでスバルさんがバチを大きく叩いてリズムを取る。キーボードとドラム音から始まったその曲は夏らしい疾走感のある曲だ。

 

♪♪♪♪〜〜〜〜♪♪♪♪〜〜〜〜

 

4 マイサンシャインストーリー 【いきものがかり】

 

5 君に出会えたから 【miwa】

 

6 世界で一番暑い夏 【プリンセスプリンセス】

 

7 ありがとう 【FUNKY MONKEY BABYS】

 

8 CAN YOU CELEBRATE? 【安室奈美恵】

 

9 Secret of my heat 【倉木麻衣】

 

 

 

 

♪♪♪♪〜〜〜〜

 

パチパチパチパチ!!!!

 

倉木麻衣さんの【Secret of my heat】が終わり、観客が拍手が起こるなか、ステージの照明は落ちる。うっすらと見えるなかで、茜さんはパーカッションからギターを手に取り、響さんのピアノのメロディが会場に響く。

 

♪♪♪♪〜〜♪♪♪〜〜♪♪♪〜〜

 

《オオオオ!!!!!》

 

響さんのピアノのメロディは会場全体に歓声が上がる。このバンドグループでもあまりやらない、レゲエやヒップホップに近いJーPOPの曲が流れ始めた。

 

♪♪♪〜〜♪♪♪〜〜

 

いつの間にかステージの橋に移動した奏さんにスポットライトがあたり、奏さんが一番の歌詞を歌い、そして一区切りしたところでステージの反対側に指をさす。

 

♪♪♪〜〜♪♪♪〜〜♪♪♪〜〜

 

《オオオオ!!!!!》

 

奏さんが指を指したステージの反対側にスポットライトが当てられて、そこにいた遊輝がマイクを持って歌う。これを見て、観客は歓声を上げた。だって、奏さんと遊輝の本格的なデュエットは初めてだから。

 

♪♪♪〜〜♪♪♪〜〜♪♪♪〜〜

 

 

 

10 キセキ 【GReeeeN】(奏&遊輝)

 

11 宙船 【TOKIO】

 

12 Bi-Li-Li Emotion【Superfly】

 

13 ray 【BUMP OF CHICKEN】

 

14 うれしい!たのしい!大好き!【DREAMS COME TRUE】

 

 

 

♪♪♪〜〜♪♪♪〜〜!!!!

 

《イエエエエエエエエ!!!!!!》

 

中盤に入ってテンポの良い曲を途切れることなく演奏し続けた。ここでスタッフが出てきて、メインステージの真ん前で椅子やマイクスタンドの準備を始める。その間に響さんやスバルさんもキーボードやドラムから離れる。

 

『ちょっと準備に時間がかかるからここでメンバー紹介をするね。ドラム、遊戯スバル!』

 

パチパチ!!!!

 

『キーボード、小野寺響!』

 

パチパチ!!!!

 

『ギター&パーカッション、栗城茜!』

 

パチパチ!!!!

 

『ベース、葵レミ!』

 

パチパチ!!!!

 

『ギター&ヴォーカル、遠藤遊輝!』

 

パチパチ!!!!

 

『そして最後、私、ヴォーカル&ギター、水野奏です!』

 

パチパチ!!!!!

 

《奏さ〜〜ん!!!》

 

《スバルさ〜ん!!!》

 

奏さんが全員の自己紹介を終えたところで、スタッフが椅子やマイクスタンドの設定を終えた。そこに左から響さん、茜さん、遊輝、奏さん、レミさん、スバルさんの順番で座っていく。レミさんはエレキギター、遊輝はハーモニカ、奏さんはタンバリン、それ以外の人たちは皆、スタッフからフォークギターを手にした。

 

《何するの〜〜!?》

 

『まぁまぁ・・・・珍しいでしょ?こうやって6人がライブの途中で前に出るの?』

 

《確かに!!!》

 

《茜さ〜ん!!!》

 

『え〜とね・・・・私がね、一回で良いからこういう感じで演奏してみたいって言ったのよ。皆でこうやって、前に出て、皆で歌う、みたいな』

 

《オオオオオオオ!!!!!》

 

パチパチパチパチ!!!!!

 

奏さんの提案に観客全員が歓声をあげて、拍手をする。この拍手はおそらく、賛成という意味を込められていると思う。

 

『ありがとね、だから普段、ドラムやキーボードをやってもらってる響やスバルにもギターを持ってもらったのよ』

《何歌ってくれるの!?!?》

 

《どんな歌〜〜!?!?》

 

『そこなんだけど・・・・・何曲かチョイスはしたけど、どれもしっくりこなくてね。だから・・・・・・私が歌を作って』

 

《オオオオオ!!!!!》

 

《どんな歌なの!?》

 

『待って待って(汗)。私が歌を作って、レミが作曲した、いわゆる・・・・・バンド、SECRETのオリジナルの曲です』

 

《オオオオオオオ!!!!!》

 

奏さんの言った発言が会場全体に驚きの声を上げた。

 

「し、師匠達、いつの間に曲とか作っていたのですか?」

 

「お、俺も知らねぇぞ」

 

『皆、初めて聴く曲だし、歌詞とか分からないから画面にカラオケ風に乗せてみたわ。多分、もう二度と歌わないわよ』

 

《エエエエエ!!!!!》

 

『素人丸出しの歌詞だから、許して(汗)。もしよかったら歌ってみてね』

 

パチパチパチパチ!!!!!

 

『それじゃいくよ、曲名は【何気ない日常】』

『1・2・3』

 

♪♪♪〜〜♪♪♪〜〜♪♪♪〜〜

 

レミさんの合図でフォークギターを持った3人が合わせるように一定のリズムでギターを弾く。それに調和するようにレミさんのエレキギターが奏でられ、途中から追うように遊輝のハーモニカと奏さんのタンバリンの音が入ってくる。この曲はゆっくりとしたリズムで、優しい雰囲気がする。気楽な感じで奏でる皆に、私たちも手拍子を初めて、そのリズムに合わせる。最初に歌ったのはレミさん、そこからスバルさん→響さん→茜さんと普段はあまり歌わない人が歌い始め、Bメロのサビ前のワンフレーズだけを遊輝と奏さんが一緒に歌い、サビは全員で歌った。

 

 

 

『今まで大したこともせずに 何気なく過ごしてきたけど

「今まで通りに 過ごしたらいいなぁ」 そんなことを気ままに話していた

 

どこに旅立とうとも 帰る場所はここにあるから

これから先も考えずに 行こうよ行こうよ自分を探して

 

ケンカして笑いあって生きてきたんだから

やりたいことをやりたいようにやってきたんだから

今までもそうやって生きてきたんだから

これからもそうやって生きていこう』

 

 

 

『ヘイ響!!!』

 

♪♪♪♪♪♪♪〜〜〜〜♪♪♪♪〜〜〜♪♪♪〜〜

 

《オオオオオ!!!》

 

響さんのギターソロが始まり、その腕前に全員が驚いた。ピックを使わずにベースのような持ち方に指を変えて、1本1本の弦を滑らかに、しかも凄い早さで弾いていく。普段、キーボードをやっている響さんが笑顔で、何のためらいも無く、普通にギターを演奏しているのだ。しかも凄い上手。

 

♪♪♪〜〜〜〜〜〜♪♪♪〜〜!!!!

 

『スバル!!』

 

♪♪♪♪〜〜〜♪♪♪〜〜♪♪♪♪〜〜〜♪♪

 

先ほどの響さんとは対照的にスバルさんはピックを使って、ゆったりとしたメロディを奏でる。響さんほど早く弾けないけれども、普通にギターを弾けることに私たちはただ驚くのみだ。

♪♪♪♪〜〜〜♪♪♪〜〜

 

『茜!!』

 

♪♪♪〜〜♪♪♪〜♪♪♪♪♪♪♪

 

ギターをやっている茜さんは他の二人とは違って、リズムを一定にするのでは無く、ところどころリズムを変えながら尚且つメロディを崩さないようにしている。

 

♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪〜〜〜!!

 

『レミ!!』

 

♪♪〜♪♪♪〜〜〜〜♪♪♪〜〜

 

今までの3人とは違い、エレキギターを持っているレミさんはゆっくりとピックで弦を弾く。スローペースに弾く感じが曲とマッチして良い。

 

♪♪♪〜〜♪♪〜〜♪♪♪〜〜

 

『遊輝!』

 

♪♪〜〜〜♪♪♪〜〜♪♪♪〜〜〜〜

 

ハーモニカを持っている遊輝は口にハーモニカを持ってきて、一生懸命にハーモニカを弾いている。正直な、そこまで上手いとは感じないけど、自然に弾くことは出来ている。

♪♪♪〜〜♪♪〜〜♪♪♪〜〜

 

 

『ヘイ!』

 

『行こうよ 行こうよ 自分を探して

 

ケンカして笑いあって生きてきたんだから

やりたいことをやりたいようにやってきたんだから

これから先がどうなるかだなんて分からないんだから

これからもこの先もよろしくね

 

「今まで生きてきた中で 一番の思い出は何?」

そんなこと直ぐには答えられない

だから これからも思い出を作っていこう

 

行こうよ行こうよ 何気ない日常へと』

 

 

 

♪♪♪〜〜♪♪♪〜〜〜〜〜〜!!

 

パチパチパチパチ!!!!!!!!

 

♪♪♪!!!

 

歌が歌い終わり、皆で余韻を残しながら音を出す。その時に観客は拍手をする。そして、最後にレミさんがギターを上から下へ振るとピタリと音が止まる。

 

《ワアアアアアア!!!!!》

 

『ありがとうね』

 

観客が歓声をあげて、それに奏さんがお礼の返事をして答える。その間にスタッフが出てきて、椅子の撤去を始め、響さんやスバルさんはキーボードとドラムの位置に戻る。レミさんはベースに、茜さんはエレキギターに持ち替える。奏さんもマイクをマイクスタンドに直したあと、エレキギターを受け取って、一人、ステージの前に出た。

 

♪♪〜〜〜〜♪♪♪〜〜♪♪〜〜〜〜

 

ステージの照明が落とされて、スポットライトが奏さんに当てられ、奏さんはエレキギターでギターソロを始めた。

 

♪♪♪〜〜♪♪〜〜♪♪♪〜〜

 

さっきまでの緩やかな曲調とは違い、エレキギターを使ったロック系のイントロを弾いている。しかし、重いヘビー系のハードロックではなく、私たちでも馴染みやすそうな軽い感じのロックだ。

 

♪♪〜〜♪♪♪〜〜♪♪〜〜!!!!!

 

1分近く演奏した奏さんのギターソロ、最後に奏さんが頭を下げると拍手が沸き起こる。スポットライトが奏さんに当てられたまま、もう一つのスポットライトがマイクスタンドを持った遊輝に変わる。

 

♪♪〜〜♪♪♪〜〜♪♪〜〜♪♪♪〜〜

 

《オオオオオ!!!!!!》

 

遊輝の叫ぶような歌い出しにより、会場は歓声を上げる。こんなに叫ぶようような歌い方でも音程が何一つズレていない。

♪♪〜〜♪♪♪〜〜

 

 

 

16 熱き鼓動の果て 【B'z】

 

17 アポロ 【ポルノグラフィティ】

 

 

♪♪〜〜♪♪〜〜!!!!

 

《イエエエエエエエエ!!!!》

 

曲が終わり、観客が色々と歓声を上げる中、遊輝はスタッフからフォークギターを受け取る。

 

『え〜、盛り上がってる?』

 

《イエエエエエエエ!!!!》

 

『良いね良いね!!』

 

《イエエエエエエエ!!!!》

 

《遊輝さ〜〜ん!!!》

 

『それじゃ次の曲・・・・・なんて言えば良いかな?こうやって歌を歌うアーティストの気持ちを代弁した歌です』

 

♪♪〜〜・・・・・・♪♪〜〜♪♪♪〜〜

 

軽くギターを確認した遊輝、そのまま自分のテンポで次の曲の演奏と歌い出しをする。

 

 

 

18 歌うたいのバラッド 【斉藤和義】

 

19 ボクノート 【スキマスイッチ】

 

20 Happiness 【嵐】

 

21 生きてく強さ 【GLAY】

 

 

 

♪♪〜〜♪♪♪〜〜♪♪〜〜♪♪♪〜!!!

 

《ワアアアアアア!!!!》

 

『フゥゥゥ〜〜〜!!!!!』

 

♪♪〜〜♪♪♪〜〜♪♪〜!!!!!

 

曲が終わり、遊輝がマイクで息を吐いたところでリズムとテンポが変わる。前の曲よりも速いテンポになって、観客の気持ちも早く早くという気持ちになっていく。

 

『声を出して行けよ!!イエエエ、イエ!!カモン!!』

 

《イエエエ、イエ!!》

 

『イエエエエ、イエ!!』

 

《イエエエエ、イエ!!》

 

『イエエ、イエ!!ハイ!!』

 

《イエエ、イエ!!》

 

『イエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエ!!!!!!!!!!』

 

《オオオオオオ!!!!》

 

遊輝と観客による掛け声が行われて、最後に遊輝の長ロングのシャウトに、観客の歓声と拍手が送られる。

 

『エエエエエエエ!!!!!カモン!!!』

 

♪♪〜〜♪♪♪♪〜〜♪♪♪〜〜!!!

 

『ウッ!!!』

 

バーーーン!!!!!

 

《オオオオオ!!!!》

 

バーーーン!!!バーーーン!!

 

奏さんのギター演奏から始まり、途中で遊輝がステージの中央で足を蹴る仕草をすると、そこから両端に向かって爆薬が連鎖するように爆発して、両端に着くと花火が打ち上がった。

 

♪♪〜〜♪♪♪〜〜♪♪〜〜♪♪〜〜

 

 

22 愛のバクダン 【B'z】

♪♪〜〜♪♪♪〜〜♪♪〜〜!!!!

 

《イエエエエエエエ!!!!!!》

 

♪♪〜〜♪♪♪〜〜♪♪〜〜♪♪♪〜〜

 

曲のテンポがさっきの曲よりも遅く、明るい感じの曲になる。遊輝が手拍子をして、観客も同じリズムで手拍子をする。

♪♪〜〜♪♪♪〜〜♪♪〜〜♪♪♪〜〜

 

『盛り上がっているか〜〜!!!』

 

《イエエエエエエエ!!!!》

 

『それじゃラストの曲行くぞ!!』

 

《イエエエエエエエ!!!!》

 

『昨日発表した海外ランキング1位の曲だ!!行くぞ〜〜!!!!』

 

♪♪♪!!!♪♪〜〜♪♪♪〜〜

 

ピアノの音が強くなっていき、遊輝が声を上げると、聞き慣れたメロディが流れ始めた。この曲は、海外公演で遊輝が歌った、そのアーティストの定番曲だ。このメロディが聞こえた途端に、観客のボルテージは一気に跳ね上がった。

 

23 innocent world 【Mr.Children】

 

 

♪♪〜〜♪♪♪〜〜

 

《ワアアアアアア!!!!!》

 

最後の曲が終わり、遊輝は頭を下げる。レミさんと奏さんは楽器をスタッフに渡して先にステージ裏へと下がった。

 

『ありがとうございました!!』

 

パチパチパチパチ!!!!

 

遊輝が最後の挨拶を終えて、マイクをマイクスタンドに戻してステージ裏へと下がっていった。

 

「昨日見たばっかだけど・・・・今日の方が凄かった」

 

「昨日も昨日で気合を入れていたのだろうけど・・・・今日は気合いが全然」

「今日にかける思いが皆凄かったわね・・・・」

 

《・・・コール!!アンコール!!アンコール!!》

 

ライさんや蛍さん、空さんなど、色んな人が今回のライブについての感想を述べている中、すぐにアンコールの声が始まった。龍亞やナハトさんなどもアンコールを連呼している。

 

《アンコール!!アンコール!!アンコール!!》

 

「よく喉を枯らさないわね・・・(汗)」

「私、声を出しすぎて・・・」

 

「わ、私も肩が・・・・」

 

「・・・・運動しないから」

 

《ワアアアアアア!!!!!》

 

パチパチパチパチ!!!!

 

皆さんが色々と言う中、早めに戻ってきたメンバー。レミさん、茜さん、遊輝はスタッフから楽器を手にとって、奏さんがマイクを手に取る。

 

『え〜、アンコールありがとうございます!』

 

《ワアアアアアア!!!!!》

 

『こうやって、毎回毎回アンコールをされると、やっぱり嬉しいですね。また聞きたい、そんな思いが皆さんから伝わってきます』

 

《ワアアアアアア!!!》

 

『それじゃアンコールに答えてやりたいと思います。昨日、発表したもう一度やってほしい曲のランキング、昨日は10位から4位までやりました。今回は3位から順に発表していきます』

 

パチパチ!!!!

 

『それじゃ3位行くよ!!』

 

・・・・♪♪〜〜

 

《オオオオオ!!!!》

 

奏さんの3位行くよから流れ出たメロディ、誰もが知っている超有名な曲のメロディが会場全体に流れて、観客のボルテージは再びマックスまで上がる。

 

『ウルトラソウル!!ウルトラソウル!!!!』

 

♪♪〜〜♪♪♪〜〜♪♪〜〜

 

 

24 ultra soul 【B'z】

 

♪♪〜〜♪♪♪!!!

 

『ウルトラソウル!!』

 

《ハイ!!!!!!》

♪♪〜〜♪♪♪♪♪〜〜〜

 

【ultra soul】が終わり、奏さんが後ろに下がって、ペットボトルを飲んでいる間に遊輝が前に出て、ギターソロを始めた。

 

♪♪〜〜♪♪♪〜〜♪♪♪〜〜

 

奏さんの時とはメロディを変えて、少し重めのメロディとなっている。しかし、それが逆に私たちの心にズシンとのしかかって、残りやすい。

 

♪♪♪〜〜♪♪♪〜〜!!!!

 

『2位!!!!!』

 

♪♪♪♪〜〜〜〜♪♪♪♪〜〜♪♪♪♪〜〜〜〜

 

《オオオオオ!!!!》

 

遊輝のギターソロが終わり、奏さんの叫び声で、遊輝のソロから始まった。このメロディを聞いた瞬間、観客全員が来場前にもらったタオルを天に突きつける。奏さんもステージ前のカメラマンからタオルを投げられて、それを受け取る。

♪♪♪〜〜♪♪♪〜〜♪♪♪〜〜♪♪♪!!!

 

 

 

25 イケナイ太陽 【ORANGE RANGE】

 

 

 

♪♪♪〜♪♪♪〜〜〜〜♪♪♪!!!♪♪♪!!!

 

《イエエエエエエエ!!!!》

 

♪♪♪〜〜〜♪♪♪〜〜〜♪♪♪〜〜〜〜

 

『フゥゥゥ〜〜!!!元気〜〜!?!?』

 

《イエエエエエエエ!!!!》

 

【イケナイ太陽】が終わり、再び響さんのキーボード主体のメロディとなる。奏さんはペットボトルを口に含んだあと、すぐにマイクを持って観客との掛け合いが始まった。

 

『それじゃ、1位の曲行くよ!!』

 

《イエエエエエエエエエエ!!!!》

『シー!!!』

 

《ソーー》

 

『シー!!』

《ソーー!!》

 

『声小っちゃいよ!!!シー!!!』

 

《ソーーー!!!!》

 

『行くよ!!!シー!!!』

 

《ソーーーー!!!!!》

 

『シーーーー!!!!!』

 

《ソーーーー!!!!!》

 

『ゲエエエエエエエエエエム!!!!!!!!!ッハイ!!!』

 

♪♪〜〜♪♪〜〜♪♪♪!!♪♪〜〜

 

 

26 シーソーゲーム 〜勇敢な恋の歌〜 【Mr.Children】

 

 

《勇敢な恋のう、た〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!》

♪♪♪♪♪♪♪♪♪!!!!!!

 

パチパチパチパチ!!!!

 

観客の声援に奏さんが頭を下げる。そして、マイクをマイクスタンドに戻して、遊輝と位置を交代する。遊輝はお気に入りと行って、昨日も最後の曲で使った青い花が模様となっているエレキギターを手にして、ヴォーカルの位置に移動する。

 

『え〜と、まずはここまで見てくれてありがとうございます』

 

パチパチ!!!!

 

『え〜、昨日の続き、って言っても昨日も来たって言う人いるのかな?』

 

《いるよ!!!》

 

《俺も!!》

 

『ありがとうございます。昨日の続きですが、今回のツアータイトル、【Fantasy World】は僕が考えた、そう話しました。昨日の初日は僕の友人が、そして今日は僕が体験したことをツアータイトル、セットリストに込めました。現実的な世界から理想的な世界に何かの偶然で行ってしまい、そして色々と経験しました。それを、僕が詩を書いて』

 

《オオオオオオオオオオ!!!!!》

 

『レミが曲を作りました』

 

《ワアアアアアア!!!》

 

『わああって騒いでいるけど、奏と一緒で今回だけだからな(汗)。もう二度と歌わないぞ』

 

《エエエエエ!!!!!》

 

『そのエエエエエは何だよ?(汗)そういう判断は歌を聞いてから評価をしてくれ』

 

《アハハハハハ!!!!》

 

『え〜、奏が【何気ない日常】という変わらない日常を書いた曲ですが、僕は理想的な世界に迷い込んだ男の心・迷いという物を詩にしてみました・・・・・・・曲名、【Fantasy World】』

 

・・・・♪♪〜〜♪♪♪♪♪♪♪♪〜〜

 

 

『夕日がさす坂道

無邪気に駆ける子供 自転車で追いかける母親

いつもの景色に「つまらない」と嘆く

 

世界から目を背け

己の道を歩いて来た人生 人から憎まれ妬まれ

気がつけば自分の足跡が消えていた

 

 

ふと顔を上げて 目にした古びた神社に

全てを忘れるように踏み入れ

世界から切り離されたように 鳥居をくぐる

そこにいた巫女(ひと)が 僕を見つけて「ようこそ」という

 

 

ここは

「世界(げんじつ)」から離れた理想郷

忘れ去られし者が流れ着く

「あなたを迎えるためにここに来た」

その言葉に打たれ 巫女(ひと)の手を取り理想郷へ走り出す

 

 

巫女(ひと)に導かれ

歩いたそこは 見たこともない

「常識」という言葉から離れた理想郷(せかい)

 

空飛ぶ魔法使いや妖怪

「現実」にはないこの世界で 人から羨まれ愛され

僕の心は笑顔で満たされる

 

 

時には喧嘩をして 時に涙を流して

僕の全てを受け入れてくれ

最後は無邪気に笑いあった

やがて僕はそこにいる 全てのものを生きがいと感じた

 

 

そこは

全ての願いが叶えられる理想郷

自分が思い描いたものが手に入る

「あなたの描いた夢は現実になる」

その喜びを噛み締めながらも どこか心の穴を見つけた

 

 

僕は迷い 戸惑い 振り子のように揺れる

「理想」の 言葉を 疑い始めた

「全てが 上手くいく」 そんな理想があるのか?

 

そんな不安な僕に 巫女(ひと)は話しかけた

「あなたの本当に思い描くものはあなたが掴むのよ」

そんな言葉をかけて 僕はまた巫女(ひと)に導かれた

 

 

そして

ここから新しい世界が広がる

「理想」と「現実」の狭間にあるその世界を

「あなたの信じる理想をこの世界で見つけよう」

その言葉を信じ 僕は新たなる世界(みち)を突き進むよ

 

ここが僕らの Fantasy World』

 

 

 

♪♪〜〜♪♪♪♪〜〜〜〜

 

パチパチパチパチ!!!!!!!

 

『どうもありがとう!!!!』

 

曲が終わり、スバルさんがドラムを叩いて最後の締めをする。挨拶をした遊輝は頭を下げて、ギターをスタッフに手渡して黒いエレキギターを手にした。

 

『え〜、それでは本日最後の曲です。さっきの曲、【Fantasy World】の続き、かな?新しい世界に入っても、『自分』という敵と戦い続けます。それでも、新しい旅立ちを願い、その青年、もちろん僕らも、ここにいる皆さんも歩み続けます・・・・・・Mr.Children、【Starting over】』

 

♪♪〜〜♪♪♪〜〜〜〜♪♪♪〜〜♪♪〜〜

 

 

 

28 Starting over 【Mr.Children】

 

 

 

♪♪♪〜〜〜〜♪♪♪〜〜・・・・・

 

パチパチパチパチ!!!!!!!

 

最後の曲が終わり、観客から拍手が沸き起こる。先に頭を下げた遊輝がギターをスタッフに手渡して、前に出た他の5人と一緒にマイクを持って並ぶ。

 

『どうもありがとう!!』

 

《ワアアアアアア!!!》

 

挨拶をした遊輝たちは互いに手を持ってバンザイするように天に突きつける。そしてそれを上から下に降ろして再び頭を下げた。観客から再び拍手が湧いて、6人はステージ裏へと下がっていった。

 

「凄かったね!!今日のライブの方が感動したよ!」

 

「昨日は今日のための布石かというくらいでしたね・・・・」

 

「それを平然とやってのけたあの6人って実は凄い大物?」

 

「う〜ん・・・・それは違うような」

 

「さあさあ!!早く戻ってご飯食べに行こうぜ!!」

 

「ご飯ご飯!!!」

 

「今日はどんな高級食材があるかな!!」

 

「アリス・・・・・・(汗)」

 

「エルフィ・・・・・(汗)」

 

私たちはステージとは反対側に帰っていくお客さんとは別に、ステージに沿って昨日と同じようにパスをスタッフに見せて、昨日と同じ道を歩いていく。スタッフの通る道で、室内を通るので、混んでおらず、涼しいのがありがたい。本当ならお風呂とか入りたいけど、この服が着替えられないためどうしようにもできない。唯一、こういう冷房とかで無理矢理にでも汗をかかないようにするのが唯一の方法だ。

 

「ついたついた」

 

「それじゃまずは、この大量のニジマスを炭で焼いていくぞ」

 

「待ってました!!!」

 

「うわっ!?」

 

「おお〜、今日は早くに来たね」

 

「もうお腹ペコペコ!!昼飯から何も食べてないんだから!!」

 

「食い意地を張らないの(汗)。カレーあるけど食べる?」

 

「こっちにはピザとかお寿司、天津飯、あっちにマグロのステーキがあるよ」

 

「ピザ!!!」

 

「マグロのステーキ!?」

 

「「・・・・はぁ(汗)」」

 

アリスさんと龍亞が真っ先に食いついて、お皿を手にとって食べ物を取る姿をみてため息をついてしまう私と空さん。何人かの人も龍亞とアリスさんに続いてお皿を手に取り、半分パーティ状態となってしまう。

 

「やっぱり美味しい〜〜!!」

 

「出前のピザってなんでこうも美味いんかな〜〜?(モグモグ)」

 

「龍亞!!食べながら喋らないで!!」

 

「いや〜、遊輝さんの料理って本当に美味しいですね」

「このサラダのドレッシングも自家製?凄いね〜〜」

 

「いや〜、ライブを見た後にこうやって美味いものをたくさん食べられるのは幸せだな〜」

 

気付いたら、皆お皿を手にとって何かを食べていたので、私も被っている帽子をかぶり直し、スカートを少し直してお皿を取る。




はい、再び後書きに登場、作者です。


今回はオリジナル曲を2つ作詞しました。作曲の方はある程度のイメージは出来てますが、ここでのご紹介はご勘弁を。

多分、私の小説を見ている方は「お前、何してるんだ?」と疑問符を付けると思います。「遊戯王の小説なのに、何で曲なんか作ったんだ?」でしょう。

しかし、私の小説で音楽活動をしているメンバーですから、曲を作るというのは自然的な流れだと思います。それと、チラホラ程度ですが「オリジナルを作らないですか?」という話が来てはいました。

今回のこの2つの曲、【何気ない日常】と【Fantasy World】はこの「オリジナルを作らないですか?」という感じで回答させてもらいます。(黒歴史の空気がすごい漂ってますが・・・・だって、素人感丸出しだし・・・・・)

おそらく賛否両論、いや、批判的な意見が多いのは分かっています。しかし、音楽活動を小説内でずっと続けているので、やはりこういうことをしないといけないだろうという一つのケジメみたいなものです。そこはご理解ください。


あと、いないと思いますが、今回のオリジナル曲のイメージとか構想、最初から最後までの歌詞を読みたい方や聞きたい人は活動報告・メッセージ等で「聞きたい」と入れてください。(感想の場合、運営に消される恐れがあるため)。もし、1人でも来た場合、何らかの形で構想話(雑談形式)で執筆します。


では、まだまだ文化祭は前半戦が終わったばっかりです。
後半戦はいよいよ、カフェとして働いてもらいます。
【混沌文化祭 2日目 前編 軽音部のコスプレ】です。

よろしくお願いします。

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