【完結】 遊戯王 5D's 転生者と未来のカードたち   作:DICHI

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最強カードの紹介!今回はこの人!

レミ「私だよ!」

葵レミだよ!

レミ「ここに呼ばれるて言う事は私、メインキャラ!?」

一応ね。今はまだ準レギュラー

レミ「えっ、じゃあ・・・」

しばらく出番はほとんどない!

レミ「そんな〜〜」

さっさと最強カードの紹介に行きましょう。

レミ「今回はジャンク・アーチャーだよ」

遊星が使う、☆7のシンクロモンスターだよ。

レミ「1ターンに1度、相手フィールドのモンスター1体をゲームから除外できる!1体だけなら、ダイレクトアタックができるよ!」

だけどチューナーモンスターが、ジャンク・シンクロンに限られているから注意する必要がある。それと攻撃力は2300だから次のターンにやられる可能性があるのでそこは注意だ。

レミ「それでは、第7話、デュエルスタート!」


第7話 ゴドウィンの策略! 遊星VS龍亞 前編!

遊輝 side

 

『決まったーー!フィールドに何もない状態から見事な逆転勝ち!勝者!!遠藤遊輝!!』

 

《ワァーーーー!!》

 

「ふぅ〜〜・・・・・」

 

デッキケースにデッキを直して、デュエルデスクをデュエルしよう前に戻す。ちょっと危ない場面もあったけど、何とか初戦は突破したな。

 

『おめでとうございます』

 

ギャラクシーアイズが精霊状態で俺の隣に出てくる。大きさも考えてくれて、俺と同じくらいだ。

 

「ありがとうよ。それより名前も決めないと」

 

ダイヤやパールだけあだ名でギャラクシーアイズだけそのままっていうのは何か変な感じがするし。

 

『名前ですか・・・・・・それではプラチナはどうですか?

 

プラチナか・・・・・ダイヤ、パールと宝石つながりでいいな。

 

「いいぜ、今後もよろしくな、プラチナ」

 

『はい』

 

プラチナが消えてカードの方へと戻っていく。

 

「(さて、レミに挨拶しないと)」

 

俺はレミの所まで歩いてくが、レミは全く反応しない。よく見てみるとレミの顔がまだ引きつっている。

 

「おい、大丈夫か?」

 

「え?・・・・ええ、大丈夫よ。少し引いてしまったけどね。すごいね、あの状況から」

 

「そうかな?前にこれ以上の事されたし」

 

リチュアでターンくる前に手札0になったり、キラメテックで6桁のオーバーキルをくらったり・・・・・・

この世界だったら龍可にライロでオーバーキルされまくったな。

 

「そう・・・またデュエルしましょう!」

 

「ああ!」

 

俺とレミは握手を交わす。・・・そう言えば何か忘れているような・・・・・

 

『では遊輝さん、一度来てもらいましょう』

 

アナウンスだけになったがゴドウィンが俺に来いっと連絡をする。

あっ、そうだった。どうやって逃げようかな。

 

「イ〜ヒッヒ、逃げようなんて無駄なこと考えても無理ですよ。既にあなたの周りは包囲されてますから」

 

突然出てきたイェーガーが俺に対して言い放ち、周りを見るとSP見たいな奴らが俺の周りを囲んでいた。・・・・・・人の心読むな。

それより参ったな、この人数じゃちょっとキツイな。暴れてもいいが、周りに観客がおるし、何より治安維持局の前だから下手したらセキュリティに捕まるしな・・・・・・仕方ない、諦めて行きますか。

 

「分かった。行くよ」

 

「ではついて来てください」

 

そう言って、イェーガーが歩きだし俺もSP見たいな人に囲まれてついていく。

 

 

遊輝 side out

 

龍可 side

 

 

やった!遊輝が勝った!

 

「すげえ!あの状況から勝った!やっぱ遊輝はすごいな!」

 

龍亞がはしゃいでる。何か私もすごく嬉しい!・・・でも何でだろう?遊輝があのレミっていう人と楽しそうに話してると、何か・・・・心がモヤモヤする。

 

「初めて見たが流石だな。しかし・・・」

 

遊星がうでくみをして何かを考え始めた。

 

『では、ついて来てください』

 

テレビではイェーガーっていう人が遊輝をつれてあのゴドウィンっていう人のところまで行こうとさせる。

 

「(・・・遊輝、無事でいて)」

 

 

龍可 side out

 

遊輝 side

 

 

現在、イェーガーに連行されてゴドウィンの所に行っている。周りのSPがゴツいから蒸し暑くてたまんないよ。

 

『(マスター、どうしますか?)』

 

「(どうするって言われてもな・・・とりあえず誤魔化してみる)」

 

『(大丈夫なのですか?)」

 

ダイヤが先に出てきて、適当な返答をしたら今度はプラチナが出てきた。

 

「(多分いける。もしやばそうになったら、頼むぞ)」

 

『『((はい))』』

 

「着きました。この部屋に長官がいます」

 

2人が消えていったタイミングでイェーガーが前の扉が開いた。奥にネオドミノシティの長官・・・・レクス・ゴドウィンの姿が見える。

 

「ようこそ、私が治安維持局長官、レクス・ゴドウィンです」

 

ゴドウィンが頭を下げて挨拶する。

 

「俺の名前は・・・って言わなくてもいいか」

 

「ええ、貴方の名前は遠藤遊輝。知ってますよ」

 

まあ、治安維持局長官だから知っててもおかしくないか。それにさっきMCにさんざん叫ばれていたし。

 

「で、俺に何のようだ?」

 

「単刀直入に聞きます。貴方はそのカードをどこで手に入れましたか?」

 

「(まぁそうだよな。とりあえず適当に返すか)気づいたら持ってました」

 

「気づいたらですか・・・本当ですか?」

 

「ああ、嘘を言っても何も得を得ないだろう?」

 

全くの嘘だけどな。こいつに転生者って言ったら何されるかわからないからな。それに遊星さんも言ってたし、「カードは拾った」って。

 

「そうですか・・・分かりました。控え室に戻っても結構です」

 

「さいですか。じゃあ戻ります」

 

そう言って俺は部屋を出で控え室に戻る。良かった良かった、あれ以上追求してこなくて。

 

「(気づいたら持ってたか・・・もう一度彼の事を調べる必要がありますね)」

 

--------------------

 

控え室

 

「あっ、遊輝!」

 

龍亞がこっちに向いて俺を呼ぶ。それに反応して遊星や龍可,さらにレミも反応する。

 

「大丈夫だった?」

 

「大丈夫、大したことじゃないから」

 

「よかった〜、心配したんだから」

 

心配そうに話しかけてきたので大丈夫だと伝えたら安堵の表情をされた。心配かけるような事か?話をして来ただけなのに?

 

「遊輝、ちょっと聞きたい事が・・」

 

「何?遊星」

 

「お前、そのカードをどこで・・・」

 

遊星もその質問か・・・遊星は信頼出来るし話すか。

 

『(いいの?この人に秘密を話して?)』

 

「(ああ、仲間は多い方がいいからな)いいぜ、レミも聞きたいだろ?」

 

「ええ、確かに気になるけど」

 

「じゃあ話すぞ。今から言う事は全て事実だからな」

 

俺は遊星とレミに転生者である事・エクシーズモンスターの事を言った。

 

「・・・そんな事があったのか」

 

「あんた、いろいろ大変だったのね」

 

遊星は腕を組みながらいい、レミは話を聞いて俺に同情する。

 

「でも遊輝は遊輝だよ!」

 

「そうだな。たとえ異世界から来ても変わりのない事だからな」

 

「何か困った事があれば相談しに来てね」

 

龍亞・遊星・レミ・・・ありがとな、俺のために

 

「ああ、いつでも聞きにいくよ」

 

「あっ、2回戦が終わったわ」

 

龍可がそう言って、俺たちはテレビの方を向く。結果は・・・

 

『ウ、ウィナーー!十六夜アキーー!!は、早く救護班を!!』

 

『魔女めーー!!消えろーーー!!』

『さっさと魔女の住処に帰れーー!!』

 

MCの声が聞え、観客が罵声を飛ばす。

やっぱりアキさんが勝ったか・・・相手が傷ついて倒れてるよ。

サイコパワーか・・・恐ろしいな。

しかし本当にうざい観客だな。お前達のせいでアキさんが苦しんでいるのに。

 

「十六夜アキが勝ったか・・」

 

遊星が呟いている。

 

「次の対戦相手、大丈夫かな?あの人相手に」

 

レミが心配そうに言う。

でもさ、アキさんの次の相手ってトーナメント表で見たら俺じゃねの?まだ決まってないけど。

 

『さあフォーチュン・カップも3回戦目だ!次のカードは・・・!』

 

不動 遊星 VS 龍亞

 

「おっ、俺と遊星のデュエルじゃん!」

 

「そうだな」

 

「遊星、楽しいデュエルしような!」

 

「ああ」

 

2人はそう言って決闘会場へと向かう。

 

「ねえ遊輝、遊輝はどっちが勝つと思う?」

 

「難しいね・・・・・あの時は遊星が勝ったけど、龍亞もあの後色々考えていたしね」

 

「そう、どうなるのかしらね」

 

その言葉を最後に龍可はテレビの方を見る。

さて、遊星と龍亞の2回目のデュエル・・・どっちが勝つかな?

 

 

遊輝side out

 

龍亞 side

 

 

やっと俺のデュエルの番だ!相手は遊星、あの時は負けてしまったけど、俺だってあのデュエルの後頑張ったんだ!必ず勝ってみせる!

 

『さあ、3回戦の始まりだ!まずは双子の天才決闘者の1人!龍亞だーー!』

 

《ワァーーーー!》

 

MCの紹介で皆が俺を見る。俺って世間からそう思われてたんだ!

 

『対するはサテライトの流れ星!不動遊星だーー!』

 

『サテライト住民は来るんじゃね!』

 

『とっとと帰りやがれ!』

 

遊星の紹介に観客が罵声を飛ばす。

何でだよ!サテライトでもシティでも変わんないじゃん!

 

「龍亞、気にするな。デュエルを楽しめばいいだけだ」

 

俺が凄いムカつくような表情をしてたら遊星がそう返してきた。

 

「・・・そうだよ!今はこのデュエルを楽しむだけだ!いくぞ遊星!」

 

「来い!」

 

「デュエル‼」 「デュエル‼」

 

龍亞 LP 4000 遊星 LP 4000

 

先行は・・・・・俺か!

 

「俺のターン!ドロー!シャキーン!」

 

龍亞 手札 6枚

 

さてと、遊輝が言っていたな。1ターン目は相手の様子を見るためにあまり動かない方が良いって。

 

「俺はD・ステープランを守備表示で召喚!シャキーン!」

 

D・ステープラン 守1000

 

ホッチキスの形をしたモンスターが現れて俺の前に盾のような感じで現れる。

 

「カードを1枚伏せてターンエンド!」

 

 

龍亞 LP4000 手札 4枚

【モンスターゾーン】

D・ステープラン 守1000

【魔法・罠ゾーン】

伏せカード 1枚

 

「俺のターン!」

 

遊星 手札 6枚

 

遊星のデッキは高速シンクロ。だけどまだ動かないだろう。あのデッキは手札を凄く消費するからね。

 

「魔法カード、ワン・フォー・ワンを発動!手札のモンスター1体を墓地に送ってデッキからチューニング・サポーターを特殊召喚!」

 

チューニング・サポーター 攻100

 

鉄鍋のような物をかぶったモンスターが現れた。・・・何か嫌な予感が・・・

 

「さらに手札のスピード・ウォリアーを捨てて、チューナーモンスタークイック・シンクロンン特殊召喚!」

 

クイック・シンクロン 攻700

 

「(チューナーモンスター!?もしかしてもうシンクロするの!?)」

 

「そしてジャンク・シンクロンを通常召喚!」

 

ジャンク・シンクロン 攻1300

 

「ジャンク・シンクロンの効果発動!召喚に成功した時、墓地のLv2以下のモンスターを守備表示で特殊召喚する!戻ってこい!スピード・ウォリアー!」

 

スピード・ウォリアー 守400

 

仮面を被ったローラースケートのような物を履いたモンスターが出てきた。・・・もうフィールドにモンスターを4体も揃えた!?

 

「チューニング・サポーターはシンクロ素材となる場合このカードのレベルを2にする事ができる!」

 

チューニング・サポーター ☆1→2

 

「Lv2となったチューニング・サポーターにLv3のジャンク・シンクロンをチューニング!」

 

☆3 + ☆2 = ☆5

 

「集いし星が新たな力を呼び起こす。光差す道となれ!シンクロ召喚!出でよ!ジャンク・ウォリアー!」

 

ジャンク・ウォリアー 攻2300

 

ジャンク・シンクロンとチューニング・サポーターが一つになり、光の中から青い体をしたモンスターが出で、右の拳を突き出してポーズを決めた。

 

「ジャンク・ウォリアーはシンクロ召喚に成功した時、フィールドに存在するLv2以下のモンスターの攻撃力の合計分アップする!フィールドには攻撃力900のスピード・ウォリアーがいる。パワー・オブ・フェローズ!」

 

ジャンク・ウォリアー 攻 2300→3200

 

スピード・ウォリアーとジャンク・ウォリアーが共鳴してジャンク・ウォリアーの攻撃力が上がった。

 

「いきなり攻撃力3200!?」

 

「さらにシンクロ素材となったチューニング・サポーターはシンクロ素材として墓地に送られた時、カードを1枚ドローする」

 

遊星 手札1枚→2枚

 

「そしてLv2のスピード・ウォリアーにLv5のクイック・シンクロンをチューニング!クイック・シンクロンはシンクロンと名のついたチューナーの変わりに素材にできる!」

 

クイック・シンクロンが銃を取り出し、ジャンク・シンクロンのカードを撃ちぬいた。

 

☆5 + ☆2 = ☆7

 

「集いし叫びが木霊の矢となり空を裂く。光差す道となれ!シンクロ召喚!出でよ!ジャンク・アーチャー!」

 

ジャンク・アーチャー 攻2300

 

「1ターンに2回シンクロ召喚!?!?」

 

不味い!!不味すぎる!!しかもよりによって出てきたのはジャンク・アーチャーだし!!

 

「ジャンク・アーチャーの効果発動!1ターンに1度、相手フィールドのモンスター1体をエンドフェイズまで除外する!デイメイション・アロー!」

 

ジャンク・アーチャーが矢を持って、ステープランに向け撃った。

まずいよれガラ空きだ!

 

「バトル!ジャンク・ウォリアーでダイレクトアタック!スクラップ・フィスト!」

 

ジャンク・ウォリアーの拳が大きくなって俺に向かって突進してくる。

 

「リバースカードオープン!和睦の使者!このターンの戦闘ダメージを無効にする!」

 

女神が出てきてジャンク・ウォリアーの攻撃を止めた。

 

「そうこなくちゃ。カードを伏せターン・エンド。このエンドフェイズにD・ステープランは戻ってくる」

 

 

遊星 LP4000 手札 1枚

【モンスターゾーン】

ジャンク・ウォリアー 攻3200

ジャンク・アーチャー 攻2300

【魔法・罠ゾーン】

伏せカード 1枚

 

 

いきなり2体のシンクロモンスター!俺のフィールドはステープランのみ!でも遊輝見たいに俺も諦めない!デュエルを楽しんでこのデュエル勝ってみせる!




龍亞「いえーーい!!今回は俺が後書きをしきるぜ!」

遊星「(・・・・・大丈夫なのか?)」

遊輝「(まぁ様子を見ましょう)」

龍亞「前回のデュエルから引っ張るけどさ〜、何で遊星や遊輝、龍可ってああも簡単にワン・ショット・キルを簡単に狙えるのさ」

遊輝「そらまぁ・・・・デッキの種類によるだろ」

遊星「デッキによって違うからな。龍亞のディフォーマーはどっちかというと数ターンかけて場を整えるタイプだし」

龍亞「むぅ〜・・・・俺のデッキにももうちょっと展開力あるやつ来ないかな?」

【※・・・この時代、スマホンなんてカードは無かったんや・・・・】

龍亞「実際、俺の最初のターン番着なはずだったのに」

遊輝「たまたまだろ?遊星」

遊星「デッキが答えてくれただけさ」

龍亞「答えになってないよ!!」

遊輝「次回は後半戦。【遊星VS龍亞 後編 機械龍VS閃光龍!】」

遊星「次回もよろしく」

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