【完結】 遊戯王 5D's 転生者と未来のカードたち   作:DICHI

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*注意・・・・ここんところ、注意ばかりですみません。今日のデュエルの最終ターンは今回の話の関係上、第三者の介入によって中断します。話の流れが悪くなるので最終ターンのみ召喚・発動したタイミングでテキストを掲載します。読みにくくなって申し訳ございません。

人気投票・質問の方もお願いします!!質問の方はともかく、人気投票は少なくてマジで困ってます!!私の活動報告・メッセージでの投票をお願いします!!



最強カードの紹介!!

奏「お久しぶりです」

系列的には夏休み前だから・・・・これでようやく全体の半分が終わったところ・・・・

奏「こ、これで半分って(汗)」

だってまだまだこれからいっぱいあるぞ。主にWRGPだけど。

奏「それもそうね・・・・私も練習しておかないと」

最強カードの紹介に行きましょう!!今回はNo,39 希望皇 ビヨンド・ザ・ホープ!!

奏「ランク6のエクシーズモンスターね。アニメだとRUMをホープに使って出ていたけど、現実だとLv6×2という出しやすさがあるからLv6軸のデッキのアタッカーとして使われているわ」

エクシーズ召喚成功時、相手フィールドの表側表示のモンスターの攻撃力を0にする!!シンプルな強さが人気に出ているな!

奏「他にも自分フィールドのエクシーズモンスターを除外して《希望皇ホープ》と名のついたモンスターを墓地から守備表示で特殊召喚してライフを1250回復するんだけど、こっちは全然使われないわね」

《希望皇ホープ》としても扱うのでホープ専用のカードも使うことができるぞ!!
あと、後書きでお知らせがあるのでそちらも見てください。

奏「第102話、ライディングデュエル、アクセラレーション!」


第102話 スキエルVSガガガ 輝け!ビヨンド・ザ・ホープ!

遊輝 side

 

「「ライディングデュエル!アクセラレーション!」」

 

遊輝 LP 4000 ルチアーノ LP 4000

 

本当なら龍可と龍亞がやらなければいけないはずのライディングデュエル、しかし、今の俺にはそんなこと関係ねぇ・・・・・とにかく龍可を危ない目に合わせたこいつを叩きのめす!!アクセルを目一杯回してルチアーノの前に出て、そのまま第一コーナーを取る。

 

「俺の先行!ドロー!」

 

遊輝 手札 6枚

 

遊輝 SPC 0→1

ルチアーノ SPC 0→1

 

「終末の騎士を召喚!」

 

終末の騎士 攻1400

 

「終末の騎士の効果!召喚時、デッキから闇属性モンスターを墓地に送る!俺はガガガマジシャンを墓地に落とす!カードを1枚伏せてターンエンド!」

 

 

遊輝 手札 4枚 LP 4000 SPC 1

【モンスターゾーン】

終末の騎士 攻1400

【魔法・罠ゾーン】

伏せカード 1枚

 

 

「僕の・・・・ターン!」

 

ルチアーノ 手札 6枚

 

遊輝 SPC 1→2

ルチアーノ SPC 1→2

 

「アブサード・スティーラーを召喚!」

 

アブサード・スティーラー 攻100

 

上に赤目、下に青目で身体は真ん中が黄色に塗られ、上下が紫に塗られた羽のようなものがついた機械が現れ、そいつの身体が逆さまになり終末の騎士に向かって光をあてる。

 

「アブサード・スティーラーは召喚に成功した時、相手フィールドのモンスター攻撃力が0になり、そのモンスターの守備力とエンドフェイズまで同じ攻撃力になる!」

 

終末の騎士 攻1400→0

アブサード・スティーラー 攻100→1200

 

「バトルだ!アブサード・スティーラーで終末の騎士を攻撃!」

 

「リバースカードオープン!罠カード、ガード・ブロック!この戦闘ダメージを0にして1枚ドローする!」

 

アブサード・スティーラーの攻撃で終末の騎士は破壊されたが俺へのダメージは俺の前にバリアが張られて無効になる。

 

遊輝 手札 4枚→5枚

 

「チッ・・・・・カードを3枚伏せてターンエンド!」

 

 

ルチアーノ 手札 2枚 LP 4000 SPC 2

【モンスターゾーン】

アブサード・スティーラー 攻1200→100

【魔法・罠ゾーン】

伏せカード 3枚

 

 

「俺のターン!ドロー!」

 

遊輝 手札 6枚

遊輝 SPC 2→3

ルチアーノ SPC 2→3

 

「SPーエンジェル・バトン!スピードカウンターが2つ以上ある時、カードを2枚ドローしてその後手札を1枚捨てる!ゴブリンドバーグを召喚!」

 

ゴブリンドバーグ 攻1400

 

「ゴブリンドバーグは召喚成功時、手札のLv4以下のモンスターを特殊召喚する!アステル・ドローンを召喚!」

 

アステル・ドローン 攻1600

 

俺の上空にゴブリンドバーグが現れて、運んでいたコンテナをレーンに落とし、そのコンテナが開かれる。中からアステル・ドローンが飛び出してきた。

 

「(相手はイリアステル・・・どうせゴースト戦も観察していた筈だ、出し惜しみはしない!)Lv4のゴブリンドバーグとアステル・ドローンでオーバーレイ!」

 

☆4 × ☆4 = ★4

 

「2体のモンスターでオーバーレイ・ネットワークを構築!エクシーズ召喚!交響魔人マエストローク!」

 

交響魔人マエストローク 攻1800

 

ゴブリンドバーグとアステル・ドローンがブラックホールの中に入っていき、出てきたのはマエストロークだ。

 

「来たねエクシーズ召喚・・・・僕たちの知らない未知の召喚方法・・・・」

 

「アステル・ドローンをエクシーズ素材とした場合、マエストロークのエクシーズ召喚成功時、1枚ドローできる!」

 

遊輝 手札 4枚→5枚

 

「バトル!マエストロークでアブサード・スティーラーに攻撃!」

 

「トラップ発動!エクサス・サモン!攻撃対象になったモンスターを手札に戻し、手札に戻したモンスターよりも攻撃力が低いモンスターを手札から特殊召喚する!僕はアブサード・スティーラーを戻してスカイ・コアを特殊召喚!」

 

スカイ・コア 攻0

 

アブサード・スティーラーがルチアーノの手札に帰り、代わりに出てきたのは青い機械の玉、そしてその青い機械の玉の後ろから強烈な激流が流れてきた。

 

「トラップカード、激流葬!モンスターの召喚・反転召喚・特殊召喚時にフィールドのモンスターを全て破壊する!」

 

「マエストロークの効果発動!自分フィールドの【魔人】モンスターが破壊される代わりにこのカードのオーバーレイ・ユニットを1つ取り除いてその破壊を無効にする!」

 

交響魔人マエストローク OVR 2→1

 

スカイコアの後ろから流れてきた強烈な激流がマエストロークまで押し寄せてきたが、マエストロークがオーバーレイ・ユニットを1つ吸収して自分の前にバリアを張り、何を逃れる。

 

「チッ・・・さっきから僕の計算を狂わせて、だが関係ない!スカイ・コアの効果発動!このカードがカード効果で破壊された時、デッキ・手札・墓地から機皇帝スキエル∞・スキエルT・スキエルA・スキエルC・スキエルGを特殊召喚する!」

 

機皇帝スキエル∞ 攻0

スキエルT 攻600

スキエルA 攻1000

スキエルC 攻400

スキエルG 守300

 

「合体しろ!機皇帝スキエル!!」

 

スカイコアから生まれたスキエルのパーツが一つずつ合体していき、機皇帝スキエル∞が姿を現した。

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

「機皇帝!?」

 

「機皇帝って師匠や遊星さんが言っていたシンクロキラーですよ!!何でルチアーノさんが持っているのですか!?」

 

「も、もしかして・・・ルチアーノ君ってゴーストの事件と何かしらの関係が・・・」

 

「だ、大丈夫だって!!遊輝のデッキには効かないし、遊輝は機皇帝に勝ってるんだから!!」

 

〜〜〜〜〜〜〜〜

 

「機皇帝スキエル∞の攻撃力はフィールドのスキエルT・スキエルA・スキエルC・スキエルGの攻撃力の合計となる!」

 

機皇帝スキエル∞ 攻0→2200

 

早速お出ましか・・・・・ここは何もしないでおこう。

 

「バトルフェイズは終了する。カードを2枚伏せてターンエンド!」

 

 

遊輝 手札 3枚 LP 4000 SPC 3

【モンスターゾーン】

交響魔人マエストローク 攻1800

【魔法・罠ゾーン】

伏せカード 2枚

 

 

「僕のターン!」

 

ルチアーノ 手札 3枚

遊輝 SPC 3→4

ルチアーノ SPC 3→4

 

「スタンバイフェイズ、トラップ発動!トラップ・スタン!このターン、このカード以外のトラップカードの効果は無効になる!」

 

チッ・・・・・警戒しているな。エクシーズモンスターは機皇帝で吸収出来ないし、よほどバックが怖いんだろう。

 

「バトルだ!機皇帝スキエル∞!その厄介なエクシーズモンスターを破壊しろ!」

 

スキエルがエネルギーを貯めてマエストロークに向かって放ち、その余波が俺にも直撃する。

機皇帝スキエル∞ 攻2200

交響魔人マエストローク 攻1800

遊輝 LP 4000→3600

 

「マエストロークはオーバーレイ・ユニットを取り除くことで破壊されない!」

交響魔人マエストローク OVR 1→0

 

マエストローク自身はオーバーレイ・ユニットを使ってバリアを張り破壊を免れる。俺自身へのダメージも400程度なのでそこまで大きくない。

 

「カードを2枚伏せてターンエンド!」

 

 

ルチアーノ 手札 1枚 LP 4000 SPC 4

【モンスターゾーン】

機皇帝スキエル∞ 攻2200

スキエルT 攻600

スキエルA 攻1000

スキエルC 攻400

スキエルG 守300

【魔法・罠ゾーン】

伏せカード 2枚

 

 

「俺のターン!ドロー!」

遊輝 手札 4枚

 

遊輝 SPC 4→5

ルチアーノ SPC 4→5

 

「スタンバイフェイズ、速攻魔法SPーサモンクローズを発動!SPCを3つ取り除いて手札を1枚捨て1枚ドロー!そしてこのターン、お前は特殊召喚できない!」

 

ルチアーノ SPC 5→2

 

ほぅ・・・・ サモンクローズ自体は有能なカードだし、ルチアーノの手札はアブサード・スティーラーの1枚のみだから今の状況にはピッタリなカードだけどわざわざスタンバイフェイズに発動するってことは、よっぽどエクシーズモンスターを出されたくないのか。

 

「(って考えても特殊召喚封じられた以上、何もできないことに変わりはないな)」

 

「ほらほら!!早くしなよ!!」

 

「うるせぇな・・・・マエストロークを守備表示に変更!」

 

交響魔人マエストローク 攻1800→守2300

 

「チッ・・・・そいつ守備力2300もあるのか」

 

「さらにモンスター1体をセット!カードを1枚伏せてターンエンド!」

 

遊輝 手札 2枚 LP 3600 SPC 5

【モンスターゾーン】

交響魔人マエストローク 守2300

伏せモンスター 1体

【魔法・罠ゾーン】

伏せカード 3枚

 

 

「僕のターン!」

 

ルチアーノ 手札 2枚

 

遊輝 SPC 5→6

ルチアーノ SPC 2→3

 

「キヒャッヒャッヒャ!!!僕をここまで馬鹿にしたんだ!!機皇帝のさらなるパワーアップを見せてあげるよ!!スキエルAをリリースしてスキエルA3を特殊召喚!」

 

スキエルA3 攻1200

機皇帝スキエル∞ 攻2200→2400

 

スキエルAの部分だけが消えて、上空から羽の付いたスキエルA3が現れてスキエル∞にくっつく。

 

「まだだ!!スキエルA3をリリースしてスキエルA5を特殊召喚!!」

 

スキエルA5 攻1400

機皇帝スキエル∞ 攻2400→2600

 

今度はその羽の付いたスキエルA3がすぐにスキエル∞から離れてスキエルA5が変わって上空から出てきてスキエル∞にくっついた。

 

「スキエルA5がフィールドにいる時、僕のフィールドのモンスターはダイレクトアタックができる!!」

 

「・・・・・・・」

 

「怖気づいたのか!?バトル!!機皇帝スキエル∞でダイレクトアタック!!」

 

「リバースカードオープン!!攻撃の無力化!!スキエル∞の攻撃を無効にしてバトルフェイズを終了させる!!」

 

機皇帝スキエル∞の攻撃が俺に届く前にエネルギーの渦が現れてスキエル∞の攻撃は吸い込まれていく。

 

「クソッ・・・・クソッ!!クソッ!!何故僕の思う通りにならない!!ターンエンド!!」

 

思い通りにならない、ね・・・・・・・

 

 

ルチアーノ 手札 0枚 LP 4000 SPC 3

【モンスターゾーン】

機皇帝スキエル∞ 攻2600

スキエルT 攻600

スキエルA 攻1400

スキエルC 攻400

スキエルG 守300

【魔法・罠ゾーン】

伏せカード 1枚

 

 

「俺のターン!ドロー!!」

 

遊輝 手札 3枚

 

遊輝 SPC 6→7

ルチアーノ SPC 3→4

 

「何故だ!?何故僕の思う通りにならない!?」

 

「・・・・お前、馬鹿か?」

 

「何っ!?」

 

「デュエルで理論を語ることは確かに出来る。だけどな、それは実戦になると机上の空論なんだよ。そんな事も分からねぇのか」

 

「うるさい!!君は僕の思う通りに動かない!!モンスターもプレイングも!!」

 

「そんな風に考えるんだったら・・・まだまだ甘ちゃんだな!!SPーおろかな埋葬!!SPCを2つ取り除いてデッキからガガガガールを墓地に!!」

 

遊輝 SPC 7→5

 

「マエストロークをリリース!ガガガヘッドをアドバンス召喚!」

ガガガヘッド 攻2100

 

マエストロークが消えて出てきたのは青の学生服をマントのように着て腰のベルトのバックル部分に「我」という文字をいれたモンスターが現れた。

 

「ガガガヘッドの効果発動!召喚成功時に墓地からガガガヘッド以外の《ガガガ》モンスター2体を特殊召喚する!!ガガガマジシャンとガガガガールを特殊召喚!!」

 

ガガガマジシャン 攻1500

ガガガガール 攻1000

 

ガガガヘッドの後ろにあった2本の鎖が地面に突き刺さって穴が開き、それぞれの鎖からダイヤとパールが現れた。

 

「そしてガガガシスターを反転召喚!」

 

ガガガシスター 攻200

裏側で伏せていたカードを反転してサファイアが姿を現した。

 

『や〜〜〜〜と出れた!!』

 

『うるさいですよパール』

 

『お姉ちゃん、なかなか出番無かったもんね』

 

「(・・・・なんか、色々とすまん)ガガガマジシャンの効果発動!1ターンに1度、レベルを1〜8まで任意のレベルにする!俺はLv6を選択!」

 

ガガガマジシャン ☆4→☆6

「さらにガガガガールの効果!ガガガマジシャンと同じレベルになる!」

 

ガガガガール ☆3→☆6

「そしてガガガシスターの効果!1ターンに1度、このカード以外の《ガガガ》モンスターを1体選択して、選択したモンスターとこのカードのレベルを2体のレベルの合計となる!選択するのはガガガマジシャンだ!」

 

ガガガマジシャン ☆6→☆8

ガガガシスター ☆2→☆8

 

「Lv6のガガガガールとガガガヘッドでオーバーレイ!!」

 

☆6 × ☆6 = ★6

 

「2体のモンスターでオーバーレイ・ネットワークを構築!エクシーズ召喚!現れろNo,39!!限界を超えて新たな未来を掴み取れ!!希望皇 ビヨンド・ザ・ホープ!!」

No,39 希望皇 ビヨンド・ザ・ホープ 攻3000

ガガガガールとガガガヘッドの2体がブラックホールに吸い込まれていき、霊状態のホープが現れ、色んな形態のホープがホープの胸に吸い込まれていき、ホープに白い甲冑が付けられる。そして金色に輝く後ろの羽みたい部分が広がる。

 

「ビヨンド・ザ・ホープのエクシーズ召喚成功時、相手フィールドの全ての表側表示モンスターの攻撃力を0にする!!」

 

「なっ!?」

 

ビヨンド・ザ・ホープの身体からエネルギーの覇気が流れ、それがスキエルに写る。覇気を受けたスキエルは機能が停止した。

 

機皇帝スキエル∞ 攻2600→0

 

「ぼ、僕の機皇帝が・・・・・」

 

「まだだ!!Lv8のガガガマジシャンとガガガシスターでオーバーレイ!!」

 

☆8 × ☆8 = ★8

 

「2体のモンスターでオーバーレイ・ネットワークを構築!!銀河の力に希望が宿いし時、闇の海を超えてこの地に舞い降りる!!エクシーズ召喚!!現れろNo,38!!希望魁竜タイタニック・ギャラクシー!!」

 

No,38 希望魁竜タイタニック・ギャラクシー 攻3000

 

ブラックホールから次に出てきたのはプラチナ・・・銀河眼の光子竜でそこに上から降ってきたビヨンド・ザ・ホープと同じ色の甲冑を身につける。

 

『主、これでトドメですね』

 

「ああ・・・・あの甘ちゃんに机上の空論じゃダメだってことを叩き込んでやる。バトルだ!!ビヨンド・ザ・ホープで機皇帝スキエル∞に攻撃!!ホープ剣・ビヨンド・スラッシュ!!」

 

「スキエルGの効果発動!攻撃を1度だけ無効にする!」

 

「リバースカードオープン!罠カード、ブレイクスルー・スキル!相手フィールドのモンスター1体の効果をエンドフェイズまで無効にする!俺が選ぶのはスキエルGだ!!」

 

「勝つのは僕だ!!!リバースc「そこまでだ・・・・」なっ!?」

 

ルチアーノがデュエルデスクのボタンを押しかけたところで謎の声が聞こえ、ソリッドビジョンが消えた。さらに俺とDホイールとルチアーノのDボードも謎の力によって止められる。

 

「(なんだ今のは・・・・・声的にはあの爺ちゃんだが・・・)」

 

「戻って来いルチアーノ・・・・・」

 

「・・・・・チッ、今日のところはこれくらいにしてやる」

 

捨て台詞を吐いたルチアーノは再びDボードを起動させて走って行った。

 

『主、追いかけなくてよろしいのですか?』

 

「深追いは厳禁だ。それに、これ以上やる必要なもないし」

 

「遊輝!!!」

 

「ん?・・・・・龍可達か、遊星さんたちも駆けつけたようだな」

 

後ろから聞こえる声に気づいて俺はDホイールの向きを変え、声が聞こえた方に走り出す。

 

 

遊輝 side out

 

 

No side

 

「ホセ!!!何でデュエルを中断したんだ!?」

 

雲よりもはるかに高い3つの白い物体・・・・・その内一つの席は空いているが残りの二つにはそれぞれ1人ずつ座っている。1人は先ほどまで遊輝と戦っていたルチアーノ、もう1人は初老をすぎた見た目のお爺ちゃんみたいな大柄な人だ。

 

「先のデュエル・・・・・ルチアーノの勝ちの見込みは100%に限りなくない」

 

「何故だ!?僕の伏せカードにはゴースト・コンバートがあったんだ!!あれを使えばあの男のトラップは防ぐことができた!!」

 

「だがあの男にはもう1枚の伏せカードがあった・・・・それがゴースト・コンバートの効果を無効にするカウンター罠だったらどうしていた?」

 

「そ、それは・・・・・・」

 

「仮にゴースト・コンバートの発動に成功しても次のあの竜の攻撃でスキエルは破壊される。そうなればルチアーノ、お前の手札は0、フィールドは無意味なゴースト・コンバート1枚のみ、さらにSPCも5つしかなく追加のドローも出来ない。あのデュエルはあの男の勝利に近い」

 

そう言ったルチアーノがホセと言ったお爺ちゃんは椅子から立ち上がり、椅子の後ろに行くと姿を消した。一人残ったルチアーノは苦虫を噛み潰したような顔をする。

 

「クソッ・・・・・クソッ!!!今度は絶対に負けない!!!あの男は僕が倒す!!!」




今回は私一人で、ここんところお知らせとか謝罪とか申し訳ございません。色々とイベントが立て込んでまして・・・・・


皆様に提案したいことが2、3つあります。


まず1つ目が夏休み合宿の後すぐに2度目の文化祭が行われるのですが・・・・数年前にすぴばるで色々とありまして、コラボすることになりました。
コラボと言ってもデュエルはなくコントをするだけという、遊戯王の小説なのにデュエルをしないという前代未聞のイベントです。どこかの蟹頭から「おい、デュエルしろよ」って聞こえますが、気にしない。

すぴばるだけで既に7名近い作者様、30人近くのキャラがいますが、さすがにハーメルンだけ呼ばないマズイのでハーメルンでも募集をしてみます。

登場させたいキャラ、そしてそのキャラのモンスターのコスプレ(ArcーVのモンスター可)でお願いします。人数制限はできる限り3人まででお願いします。




二つ目、これも文化祭ですが・・・・・・実はこれ、ボツですが、私の東方projectのキャラを文化祭のタイミングで招待しようと思ったのです。しかし、流石に他の作品のキャラを載せるのもどうかな〜と思いますし、何よりキャラが多すぎるのでボツにしました。

ここで提案というのが、番外編の方で、夏休みのどこかという設定で呼ぼうと思ってます。内容は未定です。


三つ目は文化祭後にやったアカデミアデュエル大会なのですが・・・・今回はパスしようと思ってます。理由はネタがないのと同じデュエルになりそうというところです。そんなことをしてまでやるんだったらさっさと話を進めた方が良いと考えてます。



いずれの3つも私の活動報告で同じようにスレを立てます。皆さんの意見を活動報告・メッセージで聞きたいので是非意見を聞かせてください、そして賛否のどちらかを教えてください。


次回は夏休みに入ります。
ここから3〜5話ほど、軽音部の夏合宿に入ります。

次回は【夏休みだ!海だ!合宿だ!】です。次回もよろしくお願いします。

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