【完結】 遊戯王 5D's 転生者と未来のカードたち 作:DICHI
え〜・・・・読者の方には大変ご迷惑いたしました。
本当ならさっき出した謝罪とお知らせをそのまま載せたかったのですが投稿した瞬間、「あっ、これダメだ」と気づいて直ぐに消去して本当に申し訳ございません。今回は大変重要なことを書いていますので絶対に読んでください。
私は夜が弱いので気づいたのは朝なんですが、運営から違反メッセージが届き、処置としてこの小説が一定の時間、非公開になっておりました。
私個人はしっかりと運営の対策を読んで違反行為をしないようにと注意していたのですが、引っかかってしまったという事実は変わりません。
しかし、「どこ引っかかったんだ?」とおもって引っかかった話をよ〜く読むと、どうやら私が受けていた質問・人気投票が運営の規則に違反していたと思われます。
よくよく読んでみると、『誘導はしっかりと感想欄以外に誘導するように』と言わなくちゃいけないらしいみたいです。ですので、今後は質問・感想などは誘導をしっかりとしたいと思います。
それとこれを気に皆さんにお願いがあります。
どうやらオリカ・質問などは運営の「設定変更の強制・リクエスト」等の違反になるみたいで、皆さんから頂いた質問・オリカなどが運営によって消されるみたいです。私自身としてはそんなことはあんまり気にしていないですし、何よりもハーメルンに登録されていない方はメッセージ等の機能が使えないのでどうかな〜〜とは思うのですが、運営が違反と見なす以上、こちらは従わなくちゃいけません。
私も運営にこの小説を消されるために書いている訳ではなく、皆様に見てもらいたいという思いを込めて書いています。ハーメルンではグレーゾーンと言われている二次創作の管理をしっかりとしている投稿サイトです。管理者はこのサイトを潰したく無いという思いで運営されているのでうpする側と見る側はある程度のマナーは知っておかないといけないと私は考えております。その私が今回は違反してしまったため、運営の方には本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです・・・・・
ですので、これからの質問・人気投票はハーメルンに登録してくださっている読者様は絶対にメッセージ・私の活動報告に投稿するようにお願いします。ハーメルンに登録していない方も私への活動報告なら意見等を述べることはできると思いますのでそちらの方にお願いします。普通の感想なら感想欄でもしっかりと受け付けてくれますし、私は感想を大事にしなくちゃいけないと思うので、できる限りは感想の返信をしています。ただし、あまりにも一方的なことを言われたら無視、もしくは運営にご報告させてもらいますが・・・・
またこれらの意見で私に対して何か言いたい方は今回はご面倒ですがメッセージ・活動報告の方でお願いします。おそらく、少し荒れた文面になると思いますので・・・・・(汗)
今回は本当に申し訳ございませんでした。
質問・人気投票などはまだまだ受け付けておりますが、くれぐれも感想欄ではなくて私への活動報告・メッセージでお願いします。普通の感想なら感想欄で受け付けていますのでよろしくお願いします。】
〜〜〜〜〜〜〜〜〜
最強カードの紹介!!
響「ひっさしぶり!!」
4月の改定に向けてデッキをいじってるんだけど・・・・マジで魔術師どうしよう(汗)
響「Pコールが以外だったよね」
もともと、いつかは規制にかかるだろうと噂されていたけどよりによってこのタイミング?とは思った・・・
響「今回は本当に良改定だよね。まさに新時代到来だよ」
EMEm、EM竜剣士を使っていた身として、やっぱりあれらは規制すべきだったカードだったよ。最強カードに行こうか。
響「今回はその改定で無制限になったグローアップ・バルブ!」
嬉しい反面、制限時に「何でこの時期にこいつ帰って来た?」っていうカードだったな。おかげでナチュビが強かった・・・
響「☆1の植物族チューナー、墓地にいるときにデュエル中に1度だけ、デッキトップを墓地に送って特殊召喚できる、何このチートカード」
シンクロ全盛期、見た瞬間にこいつはもう必須カード扱いとして色んなデッキに入った。グローアップ・ダンディライオン・ロンファ・スポーアは出張セットとして高速シンクロデッキに入っていたよ。
響「第100話、ライディングデュエル!アクセラレーション!」
遊輝 side
遊星の誘拐事件から数日後・・・・・
WRGPの開催を祝うためのパーティに呼ばれた俺たちシークレットシグナー組とシグナー組はパーティ会場に足を運んでいた。遊星たちはオシャレな格好をしていた(ジャックが異様に気合入れていた・・・)けど俺たちはあいにくそんな服を持ってないためアカデミアの制服で行くしかない。龍亞と龍可は親から買ってもらったためちゃんとした服で行っていたけど。
この時の遊星は非常に思い悩んでいた。理由は俺がゴーストの時に戦った『機皇帝』、シンクロモンスターを吸収する効果はまさにシンクロキラーにふさわしく、高速シンクロをテーマにした遊星のデッキでは相性最悪。どうにかして機皇帝への対策へととずっと考えている。この前クロウから聞いたけど、遊星はシンクロ抜きでジャックとライディングデュエルをした。結果はジャックの圧勝に近い勝利、そのことでさらに遊星は追い込まれているらしい。
そんな遊星の悩みはこのパーティで起きたとあるDホイーラーの暴動・・・・・・この時に現れた謎のDホイーラーが遊星の考えを変えた。暴動を起こしたDホイーラーは突然現れたゴーストのせいで大怪我を負ってしまったが、俺たちはそんなこと関係ない。その謎のDホイーラーが遊星にデュエルを挑んできた。そして、謎のDホイーラーはシンクロモンスター同士でシンクロ召喚をする・・・・・アクセルシンクロを遊星に見せた。
デュエル自体は遊星が勝った・・・・というより相手が遊星に勝ちを譲ったという言い方が正しい。相手もアクセルシンクロを見せてはくれたが情報はそう教えてくれない。この後は遊星の努力次第というところだ。
あとはこのパーティの直前からアキさんがDホイールのライセンスを取るために教習所に通い始めた。何というか・・・・アニメで見たけど何か凄いライディングスーツだなぁ・・・・と思った。実戦練習では口だけの男達のグループに紅一点という形で入ったが飲み込みは早かったため実技はクリア、筆記の方も早々とクリアして卒業試験へとコマを進めた。卒業試験の相手は牛尾さんで途中、トラブルもありながら何とかデュエルに勝利することができ、晴れてライセンスを取れた。
今日はそんなアキさんの練習初参加の日、場所はアカデミアのライディングコース。遊星やジャックは別件で来れなかったけどアキさんの指導役としてクロウが来た。そして、アキさんと同日にもう一人、卒業した人が・・・・
「お前がライセンス取るなんて思わなかったな」
「私も正直、取るつもりなかったんだけどここだとやっぱり持っていた方が良いってお母さんが言ってたからさ」
スバルがDホイールの調整をしているのを見ながら呟いた俺の言葉を茜は拾ってそう答えた。
茜もアキさんより1ヶ月早くライセンス習得のために教習所に通っていた。茜の場合は部活と仕事の関係で遅くなってしまったがアキさんと同日に取ることが出来た。スバルは今回はメンテのみ、他のメンバーも来ていない。
「ほいっ、メンテ終わったぞ。スピードの方は少し抑えてバランス重視にしたから乗りやすいはずだぞ」
「ありがとうスバルっち!」
「じゃあアキと茜!まずはタイムアタックからだ!」
「分かったわ」
「負けないよ!」
Dホイールに乗り込んだ二人はスタート地点に並ぶ。控えの席から俺は機械をいじり、二人の目の前にシグナルを出す。赤から青に変わると同時に二人はアクセルを全開にしてぶっ飛ばす。茜とアキさんのDホイールは二人とも初心者ということもありまだ馬力は抑えめなので1周2分、1:50を切れば良い方と俺は考えている。
ブオオオオ!!!!!
カチッ、カチッ
「・・・・2:01と2:03、初めてしてはまぁまぁって所だな」
「茜もアキさんもカーブで減速した後の加速が課題だね。スタートダッシュは奏よりも良いし」
「奏のあのスタートダッシュ後の加速、あれは俺でも出来ないぜ。遊星もそこは認めて奏のあの技術を習得しようとしているからな」
「2周目きたな・・・・・2:02と2:01か」
「2人とも加速しろよ!!そのスピードだと追いつけないぞ!!」
クロウの指示に二人はアクセルをさらに回す。それによってスピードは速くなっていく。
ブオオオオ!!!!!
カチッ、カチッ
「・・・・1:53と1:50、段々茜が速くなってきたな」
「こっちで見ても分かるぜ。アキが少しずつ離されてきているし」
「どこが問題なんだろう・・・やっぱり経験かな」
「そこだろうなまだスピードに慣れてない感じがする。やっぱり実践を積んでいかないと厳しいな」
ブオオオオ!!!!キュウウウ!!!!
タイムアタックが終わって2台のDホイールはブレーキをかけて止まる。ヘルメットを取った二人はそれぞれ確認なのかアドバイスなのか2、3ほど喋ったあとDホイールを押しながらこっちに戻ってきた。
「フゥ〜〜・・・・茜、あなたすごいわね」
「まだまだだよアキっち」
「私は全然ダメね。スピードに乗れてないわ」
「・・・・まぁ本人は理解しているみたいだから多少はマシか」
「少し休憩したらライディングデュエルしてもらうぞ!」
「は〜い」
Dホイールを控えのベンチまで戻した2人はクロウからタイムとアドバイスを聞いてもう一度Dホイールに乗り、スタートラインに並ぶ。
「いっくよアキっち!」
「こっちこそよろしくね」
「「ライディングデュエル!アクセラレーション!」」
茜 LP 4000 アキ LP 4000
スタートダッシュはアキさんが一歩飛び出してそのまま第一コーナーを曲がった。
「私のターン、ドロー!」
アキ 手札 6枚
茜 SPC 0→1
アキ SPC 0→1
「
アキ 手札 3枚 LP 4000 SPC 1
【モンスターゾーン】
薔薇恋人 守800
【魔法・罠ゾーン】
伏せカード 2枚
「私のターン!ドロー!」
茜 手札 6枚
茜 SPC 1→2
アキ SPC 1→2
「レスキューラビットを召喚!」
レスキューラビット 攻300
「レスキューラビットの効果発動!このカードを除外してデッキから同名の通常モンスターを2体特殊召喚する!ヴェルズ・ヘリオロープを特殊召喚!」
ヴェルズ・ヘリオロープ 攻1950
「バトル!ヴェルズ・ヘリオロープで薔薇恋人に攻撃!」
ヴェルズ・ヘリオロープが剣を両手持ちに変えて薔薇恋人を切る。
「もう1対でダイレクトアタック!」
「リバースカードオープン!ガード・ブロック!戦闘ダメージを0にして1枚ドローする!」
アキ 手札 4枚
「(先制攻撃は出来なかったわね・・・あれだけ伏せがあったらそれもそうか)メインフェイズ2に入って、Lv4のヴェルズ・ヘリオロープ2体でオーバーレイ!」
☆4 × ☆4 = ★4
「2体のモンスターでオーバーレイ・ネットワークを構築!エクシーズ召喚!邪念の王!ヴェルズ・オピオン!」
ヴェルズ・オピオン 攻2550
「オピオンの効果!オーバーレイ・ユニットを取り除いてデッキから「侵略の」とついた魔法・罠カードを手札に加える!侵略の侵食感染を手札に加えて、カードを3枚伏せてターンエンド!」
ヴェルズ・オピオン OVR 2→1
茜 手札 3枚 LP 4000 SPC 2
【モンスターゾーン】
ヴェルズ・オピオン 攻2550
【魔法・罠ゾーン】
伏せカード 3枚
「早速オピオンが出たか・・・これでアキはLv5以上のモンスターを特殊召喚できない」
「反発感染はライディングデュエルの都合上、デッキには入れることはできないが侵食感染は手札交換を行うことができるし、茜の1ターン目はかなり良い滑り出しだな」
俺とクロウが控えのベンチから二人のデュエルを見てそう考察する。その瞬間に2台のDホイールが俺たちの目の前を通り過ぎる。
「私のターン!ドロー!」
アキ 手札 5枚
茜 SPC 2→3
アキ SPC 2→3
「スタンバイフェイズ、永続罠、侵略の侵食感染を発動!このカードは手札またはフィールドの「ヴェルズ」モンスター1体をデッキに戻してデッキから「ヴェルズ」モンスターを手札に加える!手札のヴェルズ・ヘリオロープをデッキに戻して、ヴェルズ・カストルを手札に加える!」
「(とりあえずあのオピオンを何とかしないとLv5以上は出せないわね・・・・)SPー月の書!SPCを2つ取り除いてヴェルズ・オピオンを裏側守備表示にする!」
「うっそ〜〜!?!?」
アキ SPC 3→1
月の書によってヴェルズ・オピオンの姿が消えて代わりにカードが裏側に回転して横向きになった。
「これでLv5以上のモンスターを特殊召喚できるわね、墓地の薔薇恋人の効果!墓地のこのカードを除外して手札の植物族モンスターを特殊召喚する!
桜姫タレイア 攻2800
薔薇恋人が地面に消えてそこにピンク色の大きな蕾が現れる。蕾が花開くと和装したお姫様が現れた。
「タレイアは自分フィールドの植物族モンスターの数×100ポイント攻撃力が上がるわ!」
桜姫タレイア 攻2800→2900
「さらにローンファイア・ブロッサムを召喚!」
ローンファイア・ブロッサム 攻撃500
「ローンファイア・ブロッサムの効果発動!フィールドの植物族モンスターをリリースしてデッキから植物族モンスター1体を特殊召喚する!ローンファイア・ブロッサムをリリースして
紅姫チルビメ 攻1800
桜姫タレイア 攻2900→3000
タレイアの隣に真っ赤な蕾が現れ、花開くと身体が植物ができた姫様が現れた。
「これでバトル!チルビメで裏側守備表示のオピオンに攻撃!」
「リバースカードオープン!攻撃の無力化!」
「通してくれないわね・・・・カードを1枚伏せてターンエンド!」
アキ 手札 1枚 LP 4000 SPC 1
【モンスターゾーン】
桜姫タレイア 攻3000
紅姫チルビメ 攻1800
【魔法・罠ゾーン】
伏せカード 2枚
「私のターン!ドロー!」
茜 手札 4枚
茜 SPC 3→4
アキ SPC 1→2
「(もう!!オピオンより打点高いの出されたらマジで困る!!)オピオンを反転召喚!そして永続罠、侵略の侵食感染の効果発動!手札のヴェルズ・サンダーバードをデッキに戻してヴェルズ・マンドラゴを手札に加える!ヴェルズ・マンドラゴは相手フィールドのモンスター数が自分フィールドより多い場合、特殊召喚できる!」
ヴェルズ・マンドラゴ 攻1550
「そしてヴェルズ・オランタを通常召喚!」
ヴェルズ・オランタ 攻1650
「Lv4のヴェルズ・マンドラゴとヴェルズ・オランタでオーバーレイ!」
☆4 × ☆4 = ★4
「2体のモンスターでオーバーレイ・ネットワークを構築!エクシーズ召喚!轟かせ!ヴェルズ・バハムート!」
ヴェルズ・バハムート 攻2350
「ヴェルズ・バハムートの効果発動!オーバーレイ・ユニットを1つ取り除いて手札の【ヴェルズ】モンスターをコストに相手のモンスター1体のコントロールを得る!」
「!?(2体目のオピオンに使いたかったけどそうも言ってられないわね)リバースカードオープン!蟲惑の落とし穴!このターンに特殊召喚したモンスターが効果を発動した時、その効果を無効にして破壊する!」
「うっそ!?」
バハムートの周りに邪悪なオーラがでて、誰かのコントロールを奪おうとしたところでバハムートの下に大穴が開いて、そこから大量の蜘蛛の糸がバハムートの身体を縛り付けるようにして身体を拘束し、そのまま大穴に引きずり込んだ。
「ああもう!!仕方ない!!バトル!!オピオンでチルビメに攻撃!コール・シャドー!」
ヴェルズ・オピオン 攻2550
紅姫チルビメ 攻1800
アキ LP 4000→3350
「ぐっ!!紅姫チルビメの効果!このカードが相手によって墓地へ送られた場合、デッキからこのカード以外の植物族モンスターを特殊召喚する!私は2体目のローンファイア・ブロッサムを守備表示で召喚!」
ローンファイア・ブロッサム 守1400
チルビメが破壊された後に種みたいなのが撒かれ、その種が一瞬にして向日葵の大きな蕾となり、花開いてマリーナが出てきた。
「(リクルーターだったの!?余計にピンチじゃない!)ターンエンド!」
茜 手札 1枚 LP 4000 SPC 4
【モンスターゾーン】
ヴェルズ・オピオン 攻2550
【魔法・罠ゾーン】
侵略の侵食感染
伏せカード 1枚
「私のターン!ドロー!」
アキ 手札 2枚
茜 SPC 4→5
アキ SPC 2→3
「(オピオンがいる以上、動けないわね・・・)このままバトル!タレイアでヴェルズ・オピオンに攻撃!」
タレイアの周りに桜の花びらが舞い、その花びらがオピオンを包み込み、竜巻のようになりオピオンを上空へと追いやった。
桜姫タレイア 攻3000
ヴェルズ・オピオン 攻2550
茜 LP 4000→3550
「メインフェイズ2に入って、ローンファイア・ブロッサムの効果!自身をリリースしてギガプラントを特殊召喚!」
ギガプラント 攻2400
「そしてギガプラントのデュアルを宣言するわ!ギガプラントの効果発動!手札・墓地から植物族モンスターを特殊召喚する!墓地から紅姫チルビメを守備表示で召喚!」
紅姫チルビメ 守2800
「これでターンエンド!」
アキ 手札 2枚 LP 3350 SPC 3
【モンスターゾーン】
桜姫タレイア 攻3000→3100
ギガプラント 攻2400
紅姫チルビメ 守2800
【魔法・罠ゾーン】
伏せカード 1枚
「(ちょっとまずいんじゃないの!?)私のターン!ドロー!」
茜 手札 2枚
茜 SPC 5→6
アキ SPC 3→4
フィールド、手札をみるとアキさんの一方的な状況だな・・・・さて、茜はこれをどうするか・・・・
「(!!これならまだいける!)SPー禁じられた聖杯!SPCを1つ取り除いて、エンドフェイズまでタレイアの攻撃力を400上げて効果を無効にする!」
タレイアの上から杯を持った天使が現れてタレイアに杯が入った液体をかける。
茜 SPC 6→5
桜姫タレイア 攻3000→3200
「(タレイア・・・ということは植物族モンスターを破壊したいわけね。どうするのかしら?)」
「永続罠、侵略の侵食感染の効果!手札のヴェルズ・カストルをデッキに戻してヴェルズ・ケルキオンを手札に加える!ヴェルズ・ケルキオンを召喚!」
『ケケケ・・・・・』
ヴェルズ・ケルキオン 攻1600
「ケルキオンの効果!墓地のヴェルズ・オピオンを除外してヴェルズ・ヘリオロープを手札に加える!そしてこのターン、《ヴェルズ》をもう一度通常召喚する!ヴェルズ・ヘリオロープを召喚!」
ヴェルズ・ヘリオロープ 攻1950
「Lv4のヴェルズ・ケルキオンとヴェルズ・ヘリオロープでオーバーレイ!」
☆4 × ☆4 = ★4
「2体のモンスターでオーバーレイ・ネットワークを構築!エクシーズ召喚!全てを殲滅せよ!励騎士ヴェルズビュート!」
励騎士ヴェルズビュート 攻1900
「ヴェルズビュート!?」
あいつ、あんなカード持ってたのかよ!?確かにあれ、ヴェルズだけど俺の作ったデッキの中にはいれてなかったぞ!?
「ヴェルズビュートの効果発動!自分のフィールド・手札の枚数が相手のフィールド・手札よりも少ない場合、オーバーレイ・ユニットを取り除いてこのカード以外のフィールドのカードを全て破壊する!」
「な!?裁きの龍と同じ効果!?」
「その代わり、この効果を使ったターンは相手のダメージは0になるけどね」
励騎士ヴェルズビュート OVR2→1
ヴェルズビュートが宙に浮いて地面にエネルギー弾を放つと大きな大穴が開いて、フィールドのカードを全て飲み込んだ。
「くっ・・・紅姫チルビメの効果!デッキからチューナーモンスター、
夜薔薇の騎士 攻1000
「(チューナー?大型植物族モンスターじゃなくて?)ターンエンド!」
茜 手札 0枚 LP 3550 SPC 5
【モンスターゾーン】
励騎士ヴェルズビュート 攻1900
【魔法・罠ゾーン】
なし
「私のターン!ドロー!」
アキ 手札 3枚
茜 SPC 5→6
アキ SPC 4→5
「SPーエンジェル・バトン!SPCが2つ以上ある時、デッキから2枚ドローして手札を1枚捨てる!
返り咲く薔薇の大輪 攻1300
「Lv4の返り咲く薔薇の大輪にLv3の夜薔薇の騎士をチューニング!」
☆4 + ☆3 = ☆7
「冷たい炎が世界を包み込む。漆黒の花よ、開け!シンクロ召喚!現れろ!ブラック・ローズ・ドラゴン!」
ブラック・ローズ・ドラゴン 攻2400
コース中央に薔薇が大量に咲き誇り、その中央にある大きな薔薇の一輪が蕾から花開き、ブラック・ローズ・ドラゴンが姿を現した。
「これがブラック・ローズ・ドラゴン・・・エースね!」
「まだよ!墓地のグローアップ・バルブの効果発動!」
「えっ!?・・・エンジェル・バトン!!」
「そうよ!デッキの一番上のカードを墓地に送り、墓地のこのカードを特殊召喚する!」
グローアップ・バルブ 攻100
でたよ極悪チューナー、何でこいつ帰って来たんだ?ていうかチューナー?アキさん、なにする気?
「Lv7のブラック・ローズ・ドラゴンにLv1のグローアップ・バルブをチューニング!」
「はっ!?」
「ブラック・ローズをシンクロ素材にするだと!?」
思わぬ行動に俺とクロウは身体が前のめりになってしまう。ブラック・ローズが星となりグローアップが作った輪の中に入っていく。
☆7 + ☆1 = ☆8
「漆黒の花が赤い炎に包まれる。紅の花よ、開け!シンクロ召喚!咲き乱れろ!フレア・ローズ・ドラゴン!!」
フレア・ローズ・ドラゴン ☆8 攻3000
一つになった瞬間、黒薔薇から真っ赤な真紅の薔薇が今度は咲き誇り、中央にできた大きな一輪が咲き誇ると赤い花びらで覆われていたブラック・ローズの身体が赤く燃え上がってオレンジ色の薔薇の花びらにが身体に覆われていた。
「フレア・ローズ・ドラゴンの効果発動!このカードのシンクロ召喚成功時、フィールドのカードを任意の枚数だけデッキにもどす!」
「はあっ!?」
「何だそのインチキ効果は!?」
「私が戻すのはヴェルズビュート1枚!ローズ・タイフーン!」
フレア・ローズの周りに色んな薔薇の花びらが竜巻のようにうずき、それがヴェルズビュートを巻き込んで上空へと消えていった。
「バトル!フレア・ローズ・ドラゴンでダイレクトアタック!この瞬間、フレア・ローズ・ドラゴンの効果発動!」
「まだあるの!?」
「自分のライフが相手よりも低い場合、ダメージステップ終了時までこの攻撃力は倍になる!」
フレア・ローズ・ドラゴン 攻3000→6000
「咲き乱れよ!フレア・ローズ・バーニング!」
フレア・ローズが地面に蔓を伸ばしてエネルギーを蓄えて、茜に放つ。
茜 LP 3550→0
WIN アキ LOS 茜
「・・・・・えげつねぇ、あのカード」
「またとんでもないカードを手に入れたな(汗)」
ありゃ・・・・出されたら負け確だな(汗)任意の対象を取らないバウンスとか酷すぎる・・・・
「まっけた〜〜・・・・・」
「私も危なかったわ。ヴェルズビュートで一掃された時は本当に驚いたよ」
「あれは起死回生には良いカードなんだけどね」
Dホイールで控えのベンチまで戻ってきた2人はさっきのデュエルの感想やら反省などをしている。
「アキ!お前いつの間にあんなカード手に入れたんだ!?」
「それが・・・・いつの間にと言われても・・・・」
「全く覚えがないと・・・・」
シグナー関連のカードって本当に謎だよね・・・突然本人の目の前に来るんだから・・・
「よっし、30分ほど休憩したらまたタイムアタックするぞ!」
「は〜い」
「分かったわ」
Dホイールを置いて2人は一度部屋の中に入っていった。
フラン「・・・・何あのカード?」
レミリア「対象を取らない任意バウンス・・・しかもノーコスト(汗)」
遊輝「おかしいだろ?」
アキ「私に言われても困るわよ(汗)」
遊輝「というわけで今回は忍丸さんから頂いたフレア・ローズ・ドラゴンです。下に改良前を載せておきます」
〈*・・・・指摘を受けまして、守備力を下げました〉
フレア・ローズ・ドラゴン ☆8
炎属性 ドラゴン族 攻3000 守1500
植物族チューナー+ブラック・ローズ・ドラゴン
このモンスターはシンクロ召喚でしか特殊召喚できない。
「フレア・ローズ・ドラゴン」の①と③の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①このカードがS召喚に成功した場合に発動できる。フィールド上のカードを任意の枚数選択して持ち主のデッキに戻す。
②このモンスターの攻撃宣言時、自分のライフが相手よりも低い場合、このカードの攻撃力はダメージステップ終了時まで倍になる。
③自分のスタンバイフェイズ時、墓地からレベル5以上の植物族またはドラゴン族モンスター1体を特殊召喚できる。
《原案》
ブルー・ローズ・ドラゴン ☆9
水属性 ドラゴン族 攻3000 守3500
水属性・植物族チューナー+ブラック・ローズ・ドラゴン
このモンスターはシンクロ召喚でしか特殊召喚できない。
「ブルー・ローズ・ドラゴン」の①と③の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①このカードがS召喚に成功した場合に発動できる。フィールド上のカードを任意の枚数選択して持ち主のデッキに戻す。
②このモンスターの攻撃宣言時、自分のライフが相手よりも低い場合、このカードの攻撃力はダメージステップ終了時まで倍になる。
③自分のスタンバイフェイズ時、墓地からレベル5以上の植物族またはドラゴン族モンスター1体を特殊召喚できる。
フラン「今回は効果はそのままで名前を変えたんだ」
遊輝「単純な理由です。「ブルー・ローズ・ドラゴン」はOCGに存在するからです」
アキ「わたしも持っているわ」
レミリア「現実に存在しているカードだから変えたというわけね」
遊輝「あとはレベルと素材、属性なんだけど・・・水属性・植物族の☆2チューナーって現実にないんですよね。これのためだけにオリカ作るのは正直言ってどうなの?という考えだったため、植物族だけにしました」
アキ「あとは☆1にして特殊召喚しやすくしたという狙いがあったのだけど・・・」
フラン「・・・バルブが帰ってきたと」
遊輝「その通りです・・・改定を終えた次の週にグローアップ・バルブが禁止から帰ってきました・・・」
レミリア「偶然ね・・・」
アキ「次回は龍可・龍亞の双子のクラスに謎の転校生がやってくる話よ」
フラン「【謎の転校生、ターゲットは龍可!?】」
遊輝「質問・人気投票もまだまだ受け付けてます。ハーメルンでは感想欄以外、作者の活動報告かメッセージでお願いします。今朝みたいな問題を作者は起こしたくないので(汗)」
アキ「次回もよろしくね」