【完結】 遊戯王 5D's 転生者と未来のカードたち 作:DICHI
最強カードの紹介〜〜。
ジャック「・・・・・・」
な、なんすかその目は・・・・・
ジャック「貴様、いつになったら俺を出すんだ!?」
だ、大丈夫だよ、WRGPには絶対に出るんだから・・・・
ジャック「まだ随分先の話だろ!!」
そんじゃ行くぞ!!今回は恐牙狼 ダイヤウルフだ!!
ジャック「チッ・・・・★4のモンスターで今の時代、ほぼ必須と言われているモンスターだ」
エクシーズ素材を1つ取り除くことで、自分フィールドの獣族・鳥獣族・獣戦士族モンスター1体とフィールドのカード1枚を破壊するぞ!
ジャック「★4では数少ない、フィールドの好きなカードを破壊できる。これがこのカードの最大の強みだな」
自分自身を破壊することで場を空けることができ、その後の展開もしやすいぞ!
あっ、この後の後書きでのオリカ紹介の後に4周年記念のことについて述べるからそちらの方も見て行ってください!
ジャック「第97話、デュエルスタート!」
奏 side
「ハァ・・・ハァ・・・き、きっつ・・・・・・おえっ!!」
「ハァ・・・ハァ・・・・・し、死ぬ・・・・」
「今は・・・6時ね、じゃあ今日はこれで終了」
私と遊輝、ヴォーカル組の体力トレーニングが終わって今日の練習は終了。正直・・・・この練習辛い(汗)あんな大きなライブ会場でやる以上、基礎体力が必要ということは分かるのだけどそれでもやっぱりキツい・・・・
「明日は私が用事があっていけないから一応自主練習ということにするから」
「ハァ・・・ハァ・・・じゃあ明日は休んで奏の店で手伝おうか?」
「ハァ・・・・ハァ・・・そ、そうね。お願いするわ」
明日からゴールデンウィーク、休日で私のお店にもお客さんが沢山来るし何よりも明日は月に一度のキャンペーン、半年に1度の特売セールよりも人は多少少ないけどそれでも結構なお客さんが来るから遊輝が来てくれると本当に助かる。
「それじゃ私は先に帰るよ」
「お、おう・・・・フゥ〜〜・・・それじゃ俺も帰るか」
「ハァ・・・ハァ・・・ゆ、遊輝、明日は念のためにデュエルディスクを」
「あ〜・・・・そうだな」
明日は・・・・・ねぇ、お客さんが多いと何かと問題が起こりやすいから・・・・
〜〜(翌日)〜〜
「遊輝君、これ頼んだよ」
「はいは〜い!!」
「ごめん奏!!レジ手伝って!!」
「分かったわお母さん!!」
ゴールデンウィーク初日、案の定(というかいつもより多い気がするけど)お客さんが多く来た。ゴールデンウィークということもあっていつもよりも子供が多く来る。だから私のお店もこういう時期には子供でも買える・好きと思えるクッキーやミニサイズのカップケーキを作っている。
「お姉ちゃん!ケーキ一つ!」
「は〜い!150円ね!」
「おばさんクッキー!!」
「ちょっと待ってね!もう少しで焼きたてが出来るから!」
こんな感じ、今の時間は・・・・・3時前か。だったら余計に多いわね。それにそろそろあれの準備もしておかないと・・・・・
「お姉ちゃん!!デュエルまだ!?」
「もう少し待ってね!!あと5分ちょっとやるよ!!」
私のお店には月に1度だけ、子供たちを招いてデュエル大会もどきを開いているの。勝ったらケーキ、負けても残念賞でクッキーをタダであげている。こうしないと子供たちがこの店でケーキを買ってくれないからね。
「いいわよ奏、あとはこっちでなんとかなるから大会の審判をよろしく」
「分かったわお母さん。みんな、待たせたね」
「やるの!?」
「もう少しだけ待ってね、準備してくるから」
一度部屋に戻り、デュエルディスクと自分のデッキを手にしてまたお店の前に戻る。すでに待ちわびた子供たちがたくさん待っていた。
「お待たせ〜〜!!月に一度のケーキをかけたデュエル大会よ!!」
「「「「「わぁぁ〜〜〜!!!!」」」」」
「最初はだれがやるの!?」
「ねぇ!!お姉ちゃんと中のお兄ちゃんでデュエルしてよ!!」
「へっ?私?」
「だってお姉ちゃん普通に強いからさ!!」
「いやいや、私は最後にちょっとやるだけだから・・・・」
「お兄ちゃんが勝ったら皆にケーキ配って!」
「いやいやいや!!それはお店的に無理があるよ!!」
「お姉ちゃんが勝ったら何もくれなくていいからさ!!やってよ!!」
1人の子供から駄々をこね始めると皆も一緒に吊られるように駄々をこねる。ハァ〜〜・・・どうしたものか。
「お母さん、どうする〜?」
「やっていいわよ。その代わり、負けたら来月のお小遣いから差し引いておくから」
「えっ!?ちょ!?それだけは止めて!!」
「だったら勝ちなさい。遊輝君!!」
「はい!?」
「奏とデュエルして!!」
「?(何で奏と?)分かりました!!」
奥でケーキを作っていた遊輝がデュエルディスクを取り出してお店の前に出る。とにかく・・・・・お小遣いが無くなるのは勘弁だから何としても勝たないと!!
「行くぞ奏」
「デュエル‼︎」 「デュエル‼︎」
遊輝 LP 4000 奏 LP 4000
「先行!ドロー!」
遊輝 手札 6枚
「・・・・・・・あっ!?」
「?どうしたの?」
「・・・・・・(あ、遊びで作った試作のデッキをデュエルデスクに入れていた(汗))えっと・・・・・速攻魔法、バーニング・サン!こいつはフェイズ毎に効果が変わる!自分のメインフェイズ時はデッキトップ5枚見て、その中から2枚を手札に加えて残りはデッキに戻す!」
「えっ!?何そのカード!?」
遊輝がデュエルデスクにあるデッキに手をかけて5枚のカードをドローして全て見る。
「(・・・・・これだったらこいつとこいつかな)残りはデッキに戻す!そして俺はこのターン、召喚と特殊召喚できない!」
「ま、まぁ、それくらいわね・・・・」
「永続魔法、炎舞ー「天璣」を発動!発動時の効果でデッキから獣戦士族モンスターを1体手札に加える!炎王獣バロンを手札に加えてフィールド魔法、炎王の孤島を発動!」
周りにあった高いビルや住宅地が消えて、かわりに海が広がった。遊輝の後ろには大きな火山が黙々も煙を上げている。
「炎王の孤島の効果で手札もしくはフィールドの自分のモンスター1体を破壊する!さっき加えたバロンを破壊するぜ!」
「?お兄ちゃん、何でわざわざ自分から破壊するの?」
「まぁあとで分かるよ、その後、デッキから《炎王》モンスターをサーチする!俺が加えるのは炎王獣 ヤクシャだ!次いでおろかな埋葬!デッキから墓地に送るのはネフティスの鳳凰神だ!」
「ネ、ネフティスの鳳凰神!?」
ま、また怪しいカード入れているわね!?あれって確かカード効果で破壊したら特殊召喚して大嵐を打つカードだよね!?
「モンスターをセット、永続魔法、ルナティック・レインを発動してターンエンド!」
遊輝 手札 3枚 LP 4000
【モンスターゾーン】
裏守備モンスター 1体
【魔法・罠ゾーン】
炎舞ー天璣
炎王の孤島 (フィールド)
ルナティック・レイン
「私のターン、ドロー!」
奏 手札 6枚
「スタンバイフェイズ、さっき破壊されたバロンの効果発動!カード効果で破壊されたターンの次のスタンバイフェイズにデッキから《炎王》カード1枚をサーチする!」
「そうか・・・・じゃあさっき破壊したのはバロンの効果を発動するためだったんだね」
「そうゆうこと、おれが加えるのは炎王神獣ーガルドニクス、さらに永続魔法、ルナティック・レインの効果も発動!自分か相手のモンスター効果が発動する度にこのカードにルナカウンターを1つ載せる!」
LC 0→1
モンスター効果が発動する度にカウンターがたまる永続魔法・・・・でもあのカード破壊できないし、かといってモンスター効果を使わないわけにもいかないわね・・・
「神秘の代行者 アースを召喚!」
神秘の代行者 アース 攻1000
『ふわぁ〜〜〜・・・・何?今日は寝かしてくれるんじゃなかったの?』
「予定変更よ、アースの効果!デッキから《代行者》と名のついたモンスター1体を手札に加える!創造の代行者 ヴィーナスを手札に加えるわ!」
「永続魔法、ルナティック・レインにカウンターが1つ乗るぜ!」
LC 1→2
「これでバトル!アースでセットモンスターに攻撃!そして攻撃宣言時、手札にあるモンスターの効果発動!」
「はっ!?」
「このカードは攻撃宣言したモンスターの攻撃を無効にして、攻撃宣言したモンスターをリリースして特殊召喚できる!光輝きし代行者が聖なる皇へと
輝く聖皇 アリエース ☆7 攻2400
攻撃をしようとしたアースが上空に差し込まれたひかりに当たって攻撃が止まり、上空へと登って消えていく。そしてアースの代わりに降りてきたのは金色の羽衣を纏った二つの白い大きな翼を身につけた女性型の天使だった。
「アリエースは特殊召喚成功時、デッキからカウンター罠1枚を手札に加える!私が加えるのは神の警告!」
「カウンター罠サーチ!?しかも神の警告!?ざけんな!!とりあえずルナティック・レインにルナカウンターを2つ乗せる!」
LC 2→4
「アリエースでセットモンスターに攻撃!シャイニングデトネイター!!」
アリエースが天から降りた光を浴びて全身が黄金に輝き始める。両腕を胸に十字で組んで右手から光の光線が放たれてセットモンスターを破壊する。
「ぐうう!!破壊された炎王獣 ヤクシャの効果!手札またはフィールドの自分のモンスターを破壊する!破壊するのは手札の炎王神獣ガルドニクス!!さらにルナティック・レインにルナカウンターが1つ乗る!」
LC 4→5
さっきから自分のモンスターを破壊してばっかねぇ・・・・多分炎王ってそういうカテゴリー何でしょうね。しかも破壊されたのは上級者モンスターだったから何かしらの強い効果は持ってそうね。
「カードを3枚伏せてターンエンド!」
奏 手札 3枚 LP 4000
【モンスターゾーン】
輝く聖皇 アリエース 攻2400
【魔法・罠ゾーン】
伏せカード 3枚
「俺のターン、ドロー!」
遊輝 手札 4枚
「スタンバイフェイズ時にガルドニクスの効果!カード効果で破壊された次のスタンバイフェイズに特殊召喚する!」
「させないわよ!ガルドニクスの効果にチェーンでカウンター罠、神の警告を発動!ライフを2000ポイント払ってガルドニクスの特殊召喚を無効にする!」
奏 LP 4000→2000
やっぱりか・・・・・上級モンスターだから特殊召喚だと読んで正解だったわね。
「暗炎星ーユウシを召喚!」
暗炎星ーユウシ 攻1600
「ユウシの効果!自分フィールドの「炎舞」魔法・罠カード1枚を墓地へ送ってフィールドのカード1枚を破壊する!破壊するのはアリエースだ!」
ユウシが遊輝のフィールドにあった天璣をエネルギーに変えて炎のマントをさらに大きく燃えあがりアリエースに突進して来る。
「アリエースは墓地のカウンター罠1枚をゲームから除外すればフィールドから離れない!エースバリアドーム!」
アリエースが白い羽を自身を覆うように包み込む。白いバリアがアリエース自身を覆うように張られてユウシの突進を受け止めた。
LCカウンター 5→6
「(ざけんなよ!!破壊じゃなくてフィールドから離れない!?まぁ墓地のカウンター罠はもうない!)永続魔法、炎舞ー「天枢」を発動!通常召喚にくわえて戦士族モンスターの通常召喚を1回増やす!チューナーモンスター、熱血獣士ウルフバークを通常召喚!」
熱血獣士ウルフバーク 攻1600
「ウルフバークの効果発動!召喚成功時、墓地から炎属性・獣戦士族・Lv4のモンスター1体を効果を無効にして守備表示で特殊召喚する!墓地からバロンを特殊召喚!カウンターも一つ追加だ!」
炎王獣バロン 守200
LCカウンター 6→7
「Lv4のウルフバークと暗炎星ーユウシでオーバーレイ!」
☆4 × ☆4 = ★4
「2体のモンスターでオーバーレイ・ネットワークを構築!エクシーズ召喚!縦横無尽に駆け回れ!恐牙狼 ダイヤウルフ!」
恐牙狼 ダイヤウルフ 攻2000
ブラックホールの爆発から出てきたのは大きくて鋭く伸びたダイヤを着けた甲冑を4足の足に着けた狼みたいなモンスターだ。出てきたときに演出で狼の後ろに綺麗な満月が出ていたけどダイヤが綺麗に輝いていたわね・・・・・
「ダイヤウルフの効果!オーバーレイ・ユニットを1つ取り除いて、自分の獣戦士族・鳥獣族・獣族モンスターいずれか1体とフィールドのカード1枚を破壊する!破壊するのはバロンとアリエースだ!!」
「嘘っ!?」
恐牙狼 ダイヤウルフ OVR 2→1
ダイヤウルフが遊輝のバロンと私のアリエースを甲冑についているダイヤで粉々に切り裂いた。くっ・・・・こうも早くにやられるとは・・・
LC 7→8
「ここで永続魔法、ルナティック・レインの効果!ルナカウンターが8つ乗ったこのカードを墓地に送ることで3枚ドローする!」
遊輝 手札 1枚→4枚
「その代わり、俺はこのターンLv5以上のモンスターを召喚・特殊召喚出来ない!」
「全くもってデメリットになってないわね・・・・・」
「バトル!ダイヤウルフでダイレクトアタック!」
「リバースカードオープン!攻撃の無力化!」
「チッ・・・・・カードを1枚伏せてターンエンド!」
遊輝 手札 3枚 LP 4000
【モンスターゾーン】
恐牙狼 ダイヤウルフ 攻2000
【魔法・罠ゾーン】
炎王の孤島(フィールド)
炎舞ー「天枢」
伏せカード 1枚
「私のターン、ドロー!」
奏 手札 4枚
「スタンバイフェイズにバロンの効果!デッキから2枚目のガルドニクスを手札に加えるぜ!」
・・・・・ダメね。このターンは守備に専念しないと。
「創造の代行者 ヴィーナスを守備表示で召喚!」
創造の代行者 ヴィーナス 守0
「ヴィーナスの効果!500ポイント払うことで
神聖なる球体 準備500 ×3
「カードを2枚伏せてターンエンド!」
奏 手札 1枚 LP 500
【モンスターゾーン】
創造の代行者 ヴィーナス 守0
神聖なる球体 守500 ×3
【魔法・罠ゾーン】
伏せカード 3枚
「俺のターン!ドロー!」
遊輝 手札 5枚
「ダイヤウルフの効果!オーバーレイ・ユニットを取り除いて自身とボールを破壊する!」
ダイヤウルフ自身を破壊したの?一体何をするつもりなのよ・・・
「炎王の孤島の効果発動!自分フィールドにモンスターがいない時、手札の炎属性・鳥獣族モンスターを特殊召喚出来る!現われろ!炎王神獣ガルドニクス!!」
炎王神獣ガルドニクス 攻2700
遊輝の後ろの火山がさらに活発になり、噴火が起きる。その噴火が起きた山の山頂から炎を纏った大きな鳥が上空へと飛び上がり、空を真っ赤に染めた。
「もう一つ、魔法カード死者蘇生!墓地からネフティスの鳳凰神を特殊召喚!」
ネフティスの鳳凰神 攻2400
「Lv8のガルドニクスとネフティスの鳳凰神でオーバーレイ!」
☆8 × ☆8 = ★8
「2体のモンスターでオーバーレイ・ネットワークを構築!エクシーズ召喚!!不死身の光を照らしだせ!!不死鳥龍フェニックス・ドラゴン!!」
不死鳥龍フェニックス・ドラゴン ★8 攻3600
『・・・・・キュウウウウウウン!!!!!!!』
ブラックホールの爆発から大きな鳴き声がフィールド全体に響き渡る。眩しさで芽をつむっていたけど目が光に慣れてモンスターを見るととても美しくモンスターだった。金色に輝く身体の後ろには金と赤の混じった大・中・小の6つの翼がそれぞれ羽ばたいている。顔に4つの目があり、6つの尻尾、両足には鋭く尖った長い詰めが4つもある。
「フェニックスドラゴンの効果!オーバーレイ・ユニットを1つ取り除いて、相手フィールドのカード2枚を手札に戻す!」
「!?」
「選択するのは残りの伏せカードだ!!神風〜トルネード・ダスト〜!!」
不死鳥龍フェニックスドラゴン OVR 2→1
フェニックスドラゴンの6つの翼が大きく羽ばたいて、台風並みの風を引き起こす。その風に耐えられなくなった神聖なる球体は上空に飛ばされてしまった。1:2交換でバウンスってなかなかえげつないわね・・・・★8のモンスターだけあって、効果はかなり強いわね。
「炎王獣キリンを召喚!天枢の効果で攻撃力が100ポイントアップする!」
炎王獣キリン 攻1000→1100
「(天枢あるんだけど、手札が炎王の孤島と炎王の急襲じゃな・・・・・)バトル!炎王獣キリンでボールに、フェニックスドラゴンでヴィーナスに攻撃!フェニックス・ロアー!」
隣に出てきたキリンのようなモンスターは神聖なる球体を踏み潰して、フェニックスドラゴンは大きな咆哮でフィールド内に轟を起こしてその反動でヴィーナスを破壊した。
「ぐぅぅ!!」
「速攻魔法、炎王獣環!フィールドのキリンを破壊して、墓地から炎属性モンスターを特殊召喚する!もう一度現われろ!炎王神獣ガルドニクス!!」
炎王神獣ガルドニクス 攻2700
「キリンには破壊されたらデッキから炎属性モンスターを墓地に送れるけど今はその必要はなし、ガルドニクスで2体目のボールに攻撃!」
キリンのようなモンスターの代わりにまた出てきたガルドニクスの攻撃で私の2体目の神聖なる球体がはかいされてしまう。
「ターンエンド」
遊輝 手札 2枚 LP 4000
【モンスターゾーン】
不死鳥龍フェニックス・ドラゴン 攻3600
炎王神獣ガルドニクス 攻2700
【魔法・罠ゾーン】
炎舞ー「天枢」
炎王の孤島 (フィールド)
何とか耐えたけど・・・・・雷の矢、盗賊の七つ道具、ジュピターじゃどうしようにもできないわね・・・・ここで何か逆転のカードを引かないと。
「私のターン、ドロー!」
奏 手札 4枚
・・・・・・!!!来た!!!この前、アリエースとともに当てた逆転のカード!!!
「(ん?何引いたんだ?)」
「このカードは墓地の光属性・天使族のモンスターを3種類をゲームから除外することで特殊召喚できる!神聖なる球体・輝く聖皇アリエース・創造の代行者ヴィーナスの3体をゲームから除外!!」
墓地にいた神聖なる球体とアリエース、ヴィーナスの3体が霊の状態で天から差している一筋の光に吸い込まれるように登っていく。そして一筋だった光が二筋・三筋と数を増やしていき、大きな地鳴りが起きる。
「な、何だ!?」
「侵略されし土地に革命の時が訪れる!!光の革命龍ともに勝利の狼煙を上げろ!!時の革命 ミラダンテ!!」
時の革命 ミラダンテ 攻3000
天から降りてきたのはユニコーンみたいな身体をしたモンスター、身体は甲冑で覆われて頭の甲冑からは長い黄金の鬣をたなびかし、立派な一本角が生えている。身体の横には大きな盾みたいな物があり、それは時計のような見た目をしている。
「ミラダンテの効果発動!特殊召喚成功時、相手フィールドのモンスターを全て守備表示にする!この効果で守備表示にしたモンスターは次の相手ターンのエンドフェイズまで表示形式を変更できない!」
「いっ!?」
不死鳥龍フェニックスドラゴン 攻3600→守1000
炎王神獣ガルドニクス 攻2700→守1700
ミラダンテが放った強い光によってフェニックスドラゴンとガルドニクスの2体が跪いた。
「バトル!ミラダンテでフェニックスドラゴンに攻撃!」
ミラダンテの身体にある時計のような盾の針が動き始め、とある所で針を止まる。するとフェニックスドラゴンの身体が石のように固まっていき、大きな一本角で石のように固まったフェニックスドラゴンに向かって突進して粉々に破壊した。
「ぐうう・・・・・フェニックスドラゴンが破壊されてしまったか・・・・」
「これでターンエンドよ!」
「・・・・フェニックスドラゴンの効果発動!デュエル中に1度、自分のこのカード以外のモンスターを全てゲームから除外して墓地からこのカードを復活させる!!そしてこの方法で復活した時、相手フィールドのカード3枚をデッキに戻す!!」
「革命の流れは止められない!!時の革命 ミラダンテの効果!自分のライフが500ポイント以下の時、相手はモンスターの召喚・反転召喚・特殊召喚・セットはできない!!」
「はあ!?!?」
「フェニックスドラゴンの復活効果もミラダンテの革命効果により無効になる!」
遊輝の後ろの火山がまた活発になり噴火しそうになったときにミラダンテが火山の山頂まで飛んで、盾の針を止める。すると、火山の活動が止まり、噴火も起こらず何事もなかったのようにした。
奏 手札 3枚 LP 500
【モンスターゾーン】
時の革命 ミラダンテ 攻3000
神聖なる球体 守500
【魔法・罠ゾーン】
なし
「お、俺のターン・・・」
遊輝 手札 3枚
「(・・・ダメだ、通常召喚できないからウルフバークも召喚できない)ターンエンド」
遊輝 手札 3枚 LP 4000
【モンスターゾーン】
炎王神獣ガルドニクス 守1700
【魔法・罠ゾーン】
炎舞ー「天枢」
炎王の孤島 (フィールド)
「私のターン、ドロー!」
奏 手札 4枚
「(・・・よし!一番良いカード来た!)手札の奇跡の代行者 ジュピターを除外してマスター・ヒュペリオンを特殊召喚!」
マスター・ヒュペリオン 攻2700
「(うわぁ・・・・これ死んだわ)」
「マスター・ヒュペリオンの効果!墓地の神秘の代行者 アースを除外してガルドニクスを破壊してバトル!マスター・ヒュペリオンとミラダンテでダイレクトアタック!」
遊輝 LP 4000→0
WIN 奏 LOS 遊輝
「あ〜〜・・・・・ケーキが・・・・・」
あ、危なかった・・・・私のお小遣いが無くなる所だった(汗)
「あ〜あ、負けたぜ・・・・・フェニックスドラゴンの不意打ちで勝てると思ったのにな、特殊召喚封じはともかく召喚やセットすら出来ないってそりゃないぜ」
「発動条件は厳しいのよ。さぁ、私が勝ったからケーキを配るのは無し、今度は君たちがデュエルする番よ」
「「「「「は〜〜い」」」」」」
遊輝「いや〜・・・多かった」
奏「うん、非常に多かったわね」
遊輝「作者も嬉しい悲鳴だったよ。『募集もしてないのにオリカを頂くなんて嬉しい限りだよ!!』って」
奏「そうだね。最近は作者があまりオリカを作ろうとしていなかったけど、今回の話で少し良い方向に転べば良いと思うよ」
遊輝「さて、ここからはたくさん頂いたオリカの紹介をいっぺんにしていきます」
奏「今回は頂いたオリカの大体1/3ぐらいを使いました。オリカを提供してくださった皆様、本当にありがとうございます」
遊輝「ただ、頂いたオリカのほとんどが「これは強すぎる」or「良いカード何だけどちょっと現実的ではないな・・・」という理由で、原型を残しつつ作者が改良しました。その点はご了承ください」
奏「本当ならどうして改良したのかという理由を載せたいのですが、文字制限や後書きの量が増えてしまいますので省かせていただきます。感想のほうで質問が出た場合にはそちらの方で対応したいと思っています」
遊輝「それでは紹介していきます!まずはSD・クロニクルさんから頂いた2枚の魔法カードです!」
バーニング・サン 速攻魔法
①このカードを発動したフェイズによって以下の効果を発動する。
・自分のメインフェイズ:デッキの上からカードを5枚引き、2枚を選んで手札に加える。それ以外のカードをデッキに戻してシャッフルする。
この効果を使用したターン、モンスターの召喚・特殊召喚できない。
・互いのバトルフェイズ:自分のモンスター1体の攻撃力をダメージステップ終了時まで倍にする。
その後、次の自分のメインフェイズ2まで攻撃力・守備力は0になり、効果を無効にする。
・相手のメインフェイズ:相手の魔法・罠ゾーンのカードを全て破壊する。
この効果の発動に対して、魔法、罠、効果モンスターの効果を発動することはできない。
この効果を使用したターン、このカード以外の魔法・罠を発動することができない。
ルナティック・レイン 永続魔法
①自分または相手がモンスター効果を発動するたびにこのカードにルナカウンターがを1つ乗せる。
このカードにルナカウンターが8つある時、このカードを墓地に送って、デッキから3枚カードをドローする。
このカードが自身の効果で墓地へ送られたターン、自分はLv5以上のモンスターを召喚・特殊召喚できない
奏「どちらも強力なドローカードよ」
遊輝「バーニング・サンに至っては強欲で謙虚な壺の完全上位互換です、本当にありがとうございます」
奏「バーニング・サンはドロー以外にも働くっていうところが良いよね」
遊輝「ルナティック・レインも残すことができれば簡単に出したそのターンに3枚ドローとか余裕だから」
奏「次はメタルダイナスさん投稿のカードです」
輝く聖皇 アリエース ☆7
光属性 天使族 攻2400 守1000
このカードは通常召喚できず、このカードの効果でしか特殊召喚できない。
「輝く聖皇 アリエース」はフィールドに一体しか存在できず、S素材とX素材にはできない。
①自分フィールドの天使族モンスターの攻撃宣言した場合に発動できる。
そのモンスターの攻撃を無効にして、そのモンスターをリリースし、手札のこのカードを特殊召喚する。
②このカードが特殊召喚に成功した場合に発動できる。デッキからカウンター罠1枚を手札に加えることができる。
③このカードがフィールドを離れる場合、墓地のカウンター罠をゲームから除外できる
遊輝「元はデュエルマスターズの【侵略】という効果を提供していただき、作者か遊戯王風に書いてみました。言い換えたら『遊戯王で【侵略】ならこういう効果じゃね?』。ちなみにDMの【侵略】というのは、自分のクリーチャーのアタック宣言時に手札にある侵略の進化条件が整った進化クリーチャーをアタックしたクリーチャーの上に無条件で載せることなんだ。アタックするのは進化した方のクリーチャーになるんだぜ」
奏「この方法でしか特殊召喚出来ないけど、好きなカウンター罠をサーチできるのはかなり強力ね」
遊輝「オマケにフィールドから離れる場合の態勢持ち・・・・どうかしてるぜ。次はDDさん提供の強力な★8エクシーズモンスターです」
不死鳥龍フェニックス・ドラゴン ★8
闇属性 ドラゴン族 攻3600 守1500
☆8モンスター×2
「不死鳥龍フェニックス・ドラゴン」の②の効果はデュエル中に1回しか使用できない。
①1ターンに1度、このカードのX素材を1つ取り除いて発動できる。相手フィールドのカードを2枚まで持ち主の手札に戻す。
②このカードが墓地に存在する場合、お互いのエンドフェイズに発動できる。
自分の墓地のこのカード以外のモンスターを全てゲームから除外してこのカードを特殊召喚する。
この方法で特殊召喚した場合、相手のフィールドのカード3枚まで持ち主のデッキに戻す事が出来る。
この効果発動に対し相手は魔法、罠カードを発動できない。
奏「これ頭おかしかった!!」
遊輝「これでもかなり弱体化したほうだぜ・・・・提供して頂いた原案は②の効果に制限がなかったんだから」
奏「うっわ・・・・無限に復活するの?」
遊輝「本当なら光属性と闇属性を1体ずつ除外何だけど、今回使ったのが炎王だったかこっちの効果にしたわけ」
奏「・・・・・そこは原案より強くないかしら?」
遊輝「そうとも言えないぜ。墓地肥やしが流行っている中で墓地のモンスター全て除外は以外と辛い。それに墓地にモンスターがいないとダメだし」
奏「それもそうね。最後は作者自身が考えたカードよ」
時の革命 ミラダンテ ☆8
光属性 ドラゴン族 攻3000 守2800
このカードは通常召喚できず、このカードの効果でしか特殊召喚できない。
「時の革命 ミラダンテ」は自分フィールド上に1体しか存在できない。
①自分の墓地の光属性・天使族モンスターを3種類除外してこのカードを特殊召喚する。
このカードが特殊召喚したターン、自分はこのカード以外のモンスターの召喚・反転召喚・特殊召喚はできない。
②このカードの特殊召喚成功時、相手フィールド上の全てのモンスターを守備表示にする。
この効果で守備表示になったモンスターは次の相手ターンのエンドフェイズまで表示形式を変更できない。
③自分のライフポイントが500以下の場合、相手はモンスターの召喚・反転召喚・特殊召喚・セットはできない。
遊輝「はい、これもDMのカードです。本当にありがとうございました」
奏「『【侵略】を貰ったから【革命】もいいや』という発想で作られたカードよ。これは元のカードをそのまま、名前も一緒で効果もほぼ100%再現したわ」
遊輝「【革命】とは、自分のシールドが一定の枚数以下の時に発揮される効果のこと。シールドの枚数が少なければ少ないほど強力な効果を持つクリーチャーが多くて、ミラダンテはその代表格だ」
奏「ライフが500以下の時には相手はモンスターを召喚・特殊召喚どころかセットすらできない。つまり、モンスターを場に出すことが出来ないのよ」
遊輝「これキツいんだよな・・・・今の時代、モンスター効果に頼る時代だからな。モンスターをそもそも場に出せなかったら意味がないし」
奏「その代わりに破壊耐性はついてないわ。こんなカードに破壊耐性なんてつけたそれこそぶっ壊れているでしょうね」
遊輝「次回は・・・・すみません、また未定です」
奏「大きな骨組みは作ったのに小さな肉付けが終わらせてないのよね・・・・次回もよろしくね」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
作者「はいどうも、私です」
遊輝「2話連続で出てくるなよ・・・・」
作者「いや〜ねぇ、重要なことはやっぱり出て話さないと」
遊輝「そりゃそうだが・・・・」
作者「ていうことで、ここからは重要なこと。この小説の4周年企画についてです。今回はすでに決めています。久しぶりに人気投票と質問コーナーにしようと思います」
遊輝「コラボは?」
作者「逃走中でお腹いっぱい・・・・・(涙)」
遊輝「・・・・・(汗)」
作者「というわけで誠に申し訳ないですが、今回はコラボはありません」
遊輝「まずは質問コーナー、こちらの方は頂いた質問をレギュラーメンバー全員で返していきたいと思います。1人につき何個の質問でも良いですし、「ラーメン何味が好き?」とかいう普通の質問でも全然OKです」
作者「人気ランキングですが、今回はすぴばるとハーメルン、両方で取るので前回みたいにすぴばるのアンケートに載せるということはいたしません」
遊輝「すぴばるには作者にメールもしくは感想機能、ハーメルンではメッセージか活動報告で受け付けます」
作者「今回は結構なキャラが出てきたので1位〜5位まで投票してもらいます。1位:5点、2位:4点、3位:3点、4位:2点、5位:1点とつけさせていただきます」
遊輝「質問・投票の方は7月31日まで受け付けます。そして、4周年企画はハーメルン1周年の8月15日にすぴばる・ハーメルン両方に一斉投稿します」
作者「質問や投票の沢山の応募を受け付けています!!」
遊輝「それじゃ、またね〜〜