テイルズオブプラネタリア~星空が運命を照らすRPG~   作:莉愛(マンガ描きたい)

35 / 42
チャプター35:天使と魔族の棲む箱舟

~ギルティーツ東港~

 

 

船長「帝国の奴らは追って来てはない…姐さん、逃亡成功ですぜ」

アリア「そうですか…良かった…」

エンデ「船長さん、俺達を助けてくれてありがとうございました」

船長「気にしなくていいですぜ、皆さんはアリアの姐さんの友達だからな。料金は特別にタダにしといてやるぜ!達者でな」

リルナ「ホントにありがとうございました!」

 

船に乗ってギルティーツ大陸にあるギルティーツ東港へ来たエンデ達は船長さんと別れて、サリアの育て故郷のアークエンジェルヴィレッジに向かった

 

しかし…エンデ達がギルティーツ東港を出るのを見ている者がいた…

 

?「ほほぉ…あのお嬢ちゃんが帝国が狙っている天使世界(エンジェティア)の次期女神か…どんな力を持っているのか…ワクワクして来るじゃねぇか…」

 

赤髪の青年は移動を始めた

 

 

 

 

 

~東ギルティーツ街道~

 

 

エンデ「なぁアリア、アークエンジェルヴィレッジまでどれぐらいだ?」

アリア「そうですね…この調子で行けば後10分で着くでしょう…」

ラディ「もうすぐなんだね、楽しみだなぁ~!」

プレファ「町長のクラリス様…どんなお方なのか…今から楽しみっす!」

ルルー「いきなりナンパなんかして…ご無礼のない様にするのですわよ?」

プレファ「分かってるっす…」

 

一行が話をしながら楽しそうに歩いていると、赤髪の青年が話しかけた

 

?「ねぇねぇ、そこの青年」

エンデ「ん?何だ?」

?「青年達は、ギルティーツ大陸は初めてかい?」

ラディ「そうだよ?初めてだからサリアが案内してくれてるんだ」

?「そうかそうか。ギルティーツ大陸はなぁ、大陸の中心にギルティーツ公国って国が存在しててね?そこの皇子様に会いに行ってみるといいよ?」

エンデ「あぁ、ありがとう」

 

赤髪の青年と話していると、アリアが問いかける

 

アリア「あなたは何者ですか?旅をしているのであれば…まず名乗るのが先だと思いますが…?」

?「そうだったな。…俺はレオンハルト・ノーレッジ、ただの遺跡マニアさ」

エンデ「レオンハルトと言うのか。…俺はエンデ」

リルナ「私はリリルテーゼと申します。リルナと呼んでください」

ラディ「オイラはラディって言うんだ!」

ルルー「ルルー・アミフェ・レフォルモと申しますわ」

プレファ「プレファシオ・ラーチェルっす!よろしくっす!」

メリー「あたしはメリーよ」

チロル「リリルテーゼ様の騎士でありフェーネス王国騎士団長を務めているチロル・フェリーシェイナと申します」

サリア「わたしがサリア・スターダストちゃんだよ!」

アリア「アリアと申します。以後お見知り置きを」

レオン「よろしくな皆。…おっと、そろそろ違う場所に行かなければな」

エンデ「もう行くのか?」

レオン「っま、俺様は遺跡マニアもやっていて傭兵もやってるからな~。いろいろと忙しいんよ」

サリア「そうなんだ、気を付けてね」

 

レオンハルトは去り際…リルナに『また会おうぜ?次の女神ちゃん♪』と耳元で囁いた。リルナは”次の女神”と言う言葉を聞いて青褪めた

 

リルナ「っ…!?」

エンデ「…リルナ?どうした?」

リルナ「なんでもないですよ、速く行きましょう」

 

エンデ達は不思議に思いつつもアークエンジェルヴィレッジを目指した

 

 

 

 

 

 

~天使と魔族が棲む箱舟・アークエンジェルヴィレッジ~

 

 

エンデ「すっげぇ…魔族と天使ばかりしかいねぇ…!」

リルナ「ここの皆さんは仲良しなんですね~」

サリア「そうだよ?仲良くする様にクラリスさんが言ってるもん」

ラディ「町民想いの町長さんなんだね」

 

エンデ達が話していると、若い女天使と男天使が話しかけた

 

女天使「サリアちゃん、いつの間に帰って来たの!?」

サリア「ただいま~」

男天使「そちらの方々は旅の方かな?」

サリア「そうだよ!わたしの友達なの!」

女天使「サリアちゃんの後ろにいる桃長髪のお嬢さんは美しい方ね~」

エンデ「俺の幼馴染で婚約者のリルナって言います」

リルナ「よろしくお願いします~」

サリア「あのね、リルナちゃんは天使世界(エンジェティア)の次の女神様って言われている大天使って称号を持ったお姫様なんだよ!」

 

それを聞いた瞬間、男女の天使は驚いた

 

女天使「まさか…時期女神と呼ばれた大天使様が赴くなんて…!」

男天使「大天使様、俺達で街を案内します!」

 

天使達はリルナとエンデ達を連れて、町案内をした。

 

チャプター36へ続く

 

 


▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。