テイルズオブプラネタリア~星空が運命を照らすRPG~   作:莉愛(マンガ描きたい)

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テイフェス楽しみです


チャプター22:少年の旅立ち

エンデ「これで二つ目の異変を解決したな。」

リルナ「そうですね。」

プレファ「謎を解いたり仲間と逸れたり………いろいろあったね。」

フラン「疲れたの~…」

ルルー「本当ですわ、今日はのんびり休みましょう。」

ラディ「そうだね。」

 

一行はフェンリルの中に入った。

 

 

 

 

 

 

街の人A「なっ………何なんだこの少女は!?」

街の人B「分からん………急に襲って来たぞ!?」

 

 

一行が中に入ると、噴水の方が騒がしかった。

辺りを見ると、血が付いていた。

 

エンデ「何だ…………?」

ラディ「騒がしいね。」

ルルー「何が起きているんでしょう…」

プレファ「何だろうね…」

 

すると、足音が聞こえた。

歩いて来たのは、アステルテ神殿で戦った黒ローブの少女だった。

 

黒ローブ少女「あはは……………また会ったねお兄さん達と……あたしだけのリルナ(エンジェルプリンセス)様。」

 

黒ローブの少女は笑っていた。

 

エンデ「お前……………誰なんだよ!人を平気で傷つけ………それにリルナの名前を知ってるって………一体何者なんだよ!だいたい、何が目的なんだ!答えろ!」

黒ローブ少女「あたしが何者なのかは今度会った時に教えてあげる。それより…リルナ様が次の天使世界(エンジェティア)の女神に選ばれたんだって?」

リルナ「そうですよ………それが何です?」

黒ローブ少女「そうなんだ……でも、女神様何人も要らない……だから」

リルナ「えっ?」

黒ローブ少女「あたしが天使女神様を人形(ドール)として一生可愛がってあげるから………リルナ様はここで死んでっ!」

 

そう言うと剣を抜き、襲いかかって来た。

 

リルナ「きゃっ!」

黒ローブ少女「あははははっどうしたのリルナ様?あたしに殺されるのが怖いの?」

 

剣を抜いて襲ってくる少女に対してリルナは戦わずに傷付く一方だった。

 

エンデ「リルナ!戦え!戦わなければ死ぬぞ!」

フラン「戦うのリルナちゃん!このままでは死んでしまうの!」

リルナ「エンデ……フラン……」

黒ローブ少女「これで終わりだよっ!!」

ルルー「リルナさん!!!」

ラディ「危ない!」

プレファ「姫さんっ!」

 

すると、誰かが攻撃を剣で受け止めた。

 

ルルー「ヘンリー兄様っ!!」

ヘンリー「大丈夫リルナさん?」

リルナ「あっ………ありがとうございます。」

黒ローブ少女「何あなた………あたしの邪魔をする気?」

ヘンリー「ここは街の人達が住む場所だ………街の人達を傷付ける事が僕が許さない………」

黒ローブ少女「ふーん……じゃああなたから殺してあげる!」

ヘンリー「ルルー!リルナさん達を連れて早く逃げろ!」

ルルー「分かりましたわ兄様!ここはお任せしますわ!」

 

そう言うと一行はフェンリルを出た。

 

ヘンリー「ルルー………強く生きるんだよ………」

 

ヘンリーは剣を抜いた。

 

 

 

 

エンデ「ここまで来ればもう安全だろう……………」

ルルー「そうですわね…」

 

全員疲れ果てていた。

 

ルルー「リルナさん……今……傷の手当てをしますわ……」

リルナ「分かりましたルルーさん……」

 

ルルーはリルナに手を翳した。

すると、徐々にリルナの身体の傷が消えて行った。

 

リルナ「すごいですね!」

ルルー「わたくし……医者を目指してまして……自然と傷付いた人を治したくなりますの……」

ラディ「次は何処へ行く?」

プレファ「ここからだと……フェーネス王国が近いっすね。」

エンデ「じゃあそこへ行こうか。」

ルルー「そうですわね。」

リルナ「(フェーネス王国…お母様や皆さんは今頃…どうなっているのかしら…。)」

 

リルナは故郷の事を少し思い詰めていた。

一行はフェーネス王国へ向けて足を進めた。

 

 

 

 

チャプター23へ続く

敵キャラで気になったキャラは?

  • 1:ミオウ
  • 2:メアリィ
  • 3:ジョルジュ
  • 4:ナタリー
  • 5:黒マントの少女
  • 6:マーガレッタ

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