テイルズオブプラネタリア~星空が運命を照らすRPG~ 作:莉愛(マンガ描きたい)
エンデ「なぁ、俺に話があるんだろ?話ってなんだ?」
ルルー「あなた…黒いマントを羽織った男とやらはご存知ですの?」
エンデ「あぁ知ってる…。そいつら…リルナを狙ってんだよ…」
ルルー「そうなんですの?…でしたら、わたくしも力になりますわ」
エンデ「いいのか?とても危険かもしれねぇのに…」
すると、ルルーは深くお辞儀をした。
ルルー「わたくしはあなた方のお力になりたいんですの!どうか、わたくしを仲間にしていただけませんか?」
使用人A「おっ…お嬢様!?」
エンデ「おいおい…お前みたいなハーフエルフのお嬢様が頭下げて良いのか!?」
ルルー「これはわたくしの住む森を救うためのお願いですの…!お願いエンデ…わたくしをお仲間にしてくださいな…!」
エンデ「良いのか……?」
使用人A「お嬢様は一度、力になろうと思った方には精一杯努力するお方…もしよろしければエンデ様、お嬢様を仲間にしていただけませんか?」
エンデ「分かったルルー…お前を仲間にしてや―――――――――――――」
エンデがルルーを仲間にしようとしたその瞬間、使用人Bが大急ぎで入って来た。
使用人B「大変ですお嬢様!」
ルルー「どうかしたんですの!?」
使用人B「買い物から帰って来たら姫殿下の杖の包袋が落ちてました!」
エンデはリルナの杖が入った包袋を受け取った。
エンデ「ウソだろ…リルナが…」
ルルー「リリー…」
使用人B「どうしましょうお嬢様…リリー様が…」
エンデ「くっそ…!リリーさんとリルナは俺が探しに行く…すぐに仲間を集めて行く…ルルー、お前はどうする?」
ルルー「わたくしも一緒に行きますわ…あなたはこの事をウィスタリアのヘンリー兄様に伝えてくださいな…動いてくださるはずですわ…!」
使用人A「はいお嬢様!」
ルルーは手紙を書き、使用人Aに渡した。
手紙にはこう書かれてあった…『拝啓、ウィスタリアの領主ヘンリー兄様…我が妹とリリルテーゼ姫殿下が失踪されました。大至急捜索を手伝ってください』と…。
ルルー「これをヘンリー兄様に渡してくださいな!」
使用人A「はいお嬢様!」
エンデ「ルルー、行こう…リリーさんとリルナを助けに!」
ルルー「はい!」
エンデとルルーはレフォルモ邸を出て、男性と一緒にいたラディに事情を話し、フランも連れてリルナ達の捜索に向かった。
☆
フラン「くんくん…」
ルルー「どうですの?」
フラン「ダメだわ…2人の匂いが分からなくなってる…」
ルルー「殿下…」
ルルーは心配しているうちに蛙と小鳥の合唱が有名な湖に辿り着く。するとフランは蛙と小鳥に事情を聞いた。すると蛙と小鳥は耳寄りな情報を口にした…『湖で2人は黒尽くめの2人組に襲われて…神殿に連れ込まれた』と…。
エンデ「フラン、リルナとリリーさんが何処にいるか分かったか?」
フラン「えぇ…落ち着いて聞いて?」
ラディ「うん」
フラン「この蛙と小鳥達の情報によると…リルナ達はここで黒尽くめの2人組に襲われて捕らわれて、神殿に連れて行かれたみたいよ」
ルルー「神殿…まさか、アスタルテ神殿!?」
何と、リルナ達は黒マントの2人組に襲われて神殿に連れて行かれたそうだ…しかも、ルルーはその神殿を知っているらしい。
ラディ「ご存知なの?」
ルルー「えぇ…アスタルテ神殿はお父様がわたくしが産まれる前に風の王のウェンディ様を祀るために建てられた神殿ですわ」
ラディ「そうなんだ…大事な場所だから取り戻さなきゃね!」
エンデ「だな。よっしゃ…そうと決まれば早速アスタルテ神殿に出発だ!」
フラン「なの!」
蛙と小鳥達からナイスな情報を得た一行は、リルナ達を助けるためにアスタルテ神殿に向かった。
チャプター15へ続く
敵キャラで気になったキャラは?
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1:ミオウ
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2:メアリィ
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3:ジョルジュ
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4:ナタリー
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5:黒マントの少女
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6:マーガレッタ