テイルズオブプラネタリア~星空が運命を照らすRPG~   作:莉愛(マンガ描きたい)

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あらすじなし!そして社会人になりましたー!


チャプター11:ハーフエルフの少女

エンデ「魔神剣っ!!」

ミオウ「甘いよ…いでよ…風の矢!ウィンドアロー!!」

 

風の矢はエンデの肩に突き刺さる

 

エンデ「いってぇ…」

ルルー「今…回復しますわ!」

 

しかし、3人に兵士が立ちはだかる

 

ラディ「邪魔だよ!瞬迅槍っ!」

?「水舞扇っ!!」

 

兵士を倒した3人はエンデに駆け寄り、ルルーはエンデの傷を治してラディは時間稼ぎを行った

 

エンデ「ルルー…治癒術使えたのか?」

ルルー「わたくしは幼い頃から使えますのよ?」

エンデ「すごいな」

ルルー「さぁ…終わらせてしまいなさいな!」

 

傷が癒えたエンデは走り出しミオウに裂空斬を放ち、フリーゼ兵士達を斬り捨て、少女は自分の扇から水を編み出すように技を繰り出す

 

兵士A「どうして…フリーゼ大陸の名門貴族の令嬢たるあなた様がこいつらに協力するんですか…ルルー・アミフェ・レフォルモ様!」

ルルー「あなた方の…皇帝陛下のなさっている事が許せませんの…だからわたくしは、皇帝陛下を止めてくれる殿方を探しておりましたのよ!」

エンデ「それが…俺たちなのか?」

ルルー「そうですわ。…さぁあなた達、命が惜しければ大人しく退きなさい!」

 

ルルーは兵士達の命がなくなるのが嫌なら退けと命じた

 

兵士B「しかしネーラ様には何とお伝えすればいいか…」

ルルー「それはわたくしからの伝言で『大量の魔物が出たから撤退した』とお伝えしますから大丈夫ですわ」

兵士A「そうでございますか…それなら安心して退けますね」

ミオウ「我は諦めない…必ずリルナさんを手に入れるから!」

 

フリーゼ帝国の兵士の残りとミオウは撤退した

 

リルナ「エンデ…!」

エンデ「リルナが無事でよかったぜ…」

 

するとルルーはリルナとに近付いて跪いた

 

ルルー「リリルテーゼ姫殿下…この度は我が大陸の軍勢があなた様方を捕えようとしてしまい申し訳ございませんでした…彼らに代わってわたくしが罰をお受けいたしますわ…」

 

リルナはルルーに罰を与える事はなかった

 

リルナ「顔を上げてくださいルルーさん…」

ルルー「姫殿下…?」

リルナ「私はあなたの命を奪ったりはしません…」

ルルー「……」

エンデ「リルナがそう言ってるんだ…だからそう言う事にしておいてやれよ」

ラディ「そうだよ」

フラン「エンデとラディの言う通りよ」

ルルー「皆様…ありがとうございます」

 

ルルーは立ち上がる

 

リルナ「さてと…人魚族の長老の病気を治すパナシーアボトルを作らなきゃですね!」

ルルー「長老がどうかなさいましたの?」

ラディ「実はじっちゃんが難病にかかちゃったんだ…それでオイラ達はここに生えている『ウェリハーブ』と言う名前のハーブを採りに来たところなんだ」

ルルー「長老が病に…!?」

エンデ「あぁ…もう長老には時間がない…俺らは急いでいるんだ…悪いが、ルルーも付いて来てくれるか?」

ルルー「わかりましたわ…わたくしも同行させてもらいますわ!」

 

一行はウェリハーブを採ると急いで海辺の洞窟を出た。

 

 

 

 

 

 

~長老の家~

 

エンデ「なんとか帰って来れたな」

リルナ「そうですね」

ラディ「じっちゃん…大丈夫かなぁ…」

 

一行が歩いていると、男性が待っていた

 

男性A「あっラディ達、お帰り」

ラディ「戻ったよ」

男性A「ちゃんとウェリハーブを採って来たみたいだな…よし、急いで長老の部屋に向かおう!ルルー様も付いて来てください!」

ルルー「分かりましたわ…早く案内してくださいまし!」

 

 

 

男性と一行は長老の部屋に向かった

 

 

 

 

 

 

~長老の部屋~

 

 

男性A「長老…ラディ達が帰って来ましたよ!」

ラディ「じっちゃん!」

 

しかし、長老は寝たきりで答えない

 

エンデ「長老…?」

ルルー「多分寝ているのでしょう…ちょっと触って確認してみますわ…」

ラディ「うん…」

 

ルルーは長老の頬触れた

 

ラディ「どう……?」

ルルー「残念ですが…わたくし達が…一足遅かったようですわ…」

ラディ「そんなぁ…じっちゃんは…死んじゃったの…?」

ルルー「その様ですわ…」

 

一行が長老の家に着いた頃には、長老は息絶えていたのだった

 

エンデ「ウソだろっ…間に合わなかったのかっ…?」

男性A「長老っ…!!」

ルルー「ごめんなさいっ…わたくしがもっと早くここに来ていればっ…!!」

ラディ「じっちゃんっ…!!」

 

長老の死に皆、涙を流した

しかし、リルナは涙を流さずに…そっと祈り始めた

 

リルナ「お願い…」

 

リルナが祈り始めると、リルナのペンダントから光の粒が出て来た…

それを見た瞬間にエンデは泣き止んでいた

 

エンデ「リルナ…」

リルナ「…長老を元気にしてあげて」

 

リルナが願い事を言うと光はペンダントから解き放たれ、長老を包んだ

今まで泣いていたラディはその光に驚いた

光が消えた瞬間、長老は目を覚ました

 

ラディ「じっちゃん!」

長老「儂は…生きておるのか…?」

男性A「そうですよ長老…あなたは生きているんですよ…!」

長老「そうか…」

リルナ「長老、気が付きましたか?」

長老「あなた様が…儂の病気を治してくれたのですかな…?」

エンデ「そうだぜ。リルナが病気を治したんだぜ」

長老「左様でございますか…儂の…病気を治してくれてありがとうございますリリルテーゼ様…あなたは神の様なお方ですな…」

リルナ「病気が治って…良かった…です…ね…」

 

リルナは倒れた

 

エンデ「リルナっ!」

長老「儂のために能力を使ったのでしょうな…今日は儂の家で泊まり、明日に出発するようにした方が様ですな…」

ルルー「そうですわね…今日は泊まらせてもらいますわ」

 

 

一行は長老の家に泊まる事にした

 

 

 

チャプター12へ続く

敵キャラで気になったキャラは?

  • 1:ミオウ
  • 2:メアリィ
  • 3:ジョルジュ
  • 4:ナタリー
  • 5:黒マントの少女
  • 6:マーガレッタ

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