俺は人外じゃなくて一般人だ!!   作:ホッキー( ゚Д゚)

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どうも、ホッキー( ゚Д゚)です。

誹謗中傷はご遠慮下さい。

第4話を投稿してからの感想ありがとうございました。

そして、お気に入り登録が500人Σ(・□・;)を超えていることに驚きました。

そんなに読んでいただけているとはビックリです(笑)

自分の文章力は拙いですが、読んでいただいた方々に面白いと思っていただけたら幸いです。

それでは、第5話どうぞm(__)m



第5話

朝のHRは臨時全校集会だった。

 

「皆も今朝の騒ぎで知っておるじゃろう、武士道プラン」

 

全校生徒の前で学長 川神鉄心が説明をしていた。

 

「この学園に転入生が6人来ることになったぞい」

 

え?武士道プランって3人じゃなかったっけ?

というか、川神学園に転入して来るっていう時点でまともじゃないけどな!!

周りの生徒も俺と同じように人数に違和感を感じたようだった。

 

「武士道プランについては、新聞でも見るんじゃ

 重要なのは学友が増えるということ。仲良くするんじゃ」

 

おおう!このカオスな学園の学長がすごい良いことを言った!!

学長の言葉に少し感動していると・・・

 

「…競い相手としても最高級じゃぞい、なにせ英雄」

 

おい学長!!何故に最後煽った!!

人が折角学長の言葉に感動してんのに!!

俺の感動を返せ!!!!

そんな煽り方したら生徒たちが黙ってないでしょうが・・・

ほらほら、Sクラスの猟犬が反応してるし・・・

 

「武士道プランの申し子たちは、全員で4人じゃ。残り二人は関係者

 まず3年生、3-Sに入るぞい」

 

クラスなんかどうでもいいから!!

そんな俺の思いも届かず紹介は続いていく

 

「それでは葉桜清楚、挨拶せい」 

 

学長の言葉の後に女の子が出てゆっくりと壇上に上がっていく。

周りの生徒は女の子の清楚な立ち振る舞いに感嘆の域をもらす

 

「こんにちは、葉桜清楚です。皆さんとお会いするのを楽しみにしていました。これから、よろしくお願いします」

 

挨拶した後、男子から歓声が巻き起こった。

その後、育郎の馬鹿なスリーサイズについての質問があったりと色々あった。

Sクラスの井上にとっては腐ってるらしいです。

 

「女は小学生までだよね、変な意味じゃなくて」

 

いやいや、変な意味しかないから!!

もう、こいつダメだ・・・今更だけどな!

井上のバカは不治の病だから放っておくとして、一番の謎は葉桜先輩は誰のクローンわかっていないって事だ

 

「私は本が読むのが趣味なので、清少納言あたりのクローンがいいなと思ってます。」

 

葉桜先輩はああ言っていたが、絶対嘘だ!!

あのやること、なすこと、ついでに存在そのものが破天荒な九鬼が清少納言なんて生易しいクローンを武士道プランに組み込むわけがない!!

絶対、戦闘系の英雄だ!!

これは推測ではなく確信だ。

だって、あの九鬼だぞ?武神と互角だった揚羽さんの家族だぞ?

文系の偉人であるはずがない!!

大事だから2回言った。

 

次に紹介されたのは、源義経、武蔵坊弁慶

岳人達が弁慶に興奮していた。

確かに弁慶はエロかった。九鬼絡みじゃなければなぁ・・・

深いため息が出た。

その2人に続いて紹介されたのは那須与一

が、いっこうに姿を現さない・・・

 

「照れているのかのう、よーいーち!」

 

学長の言葉を皮切りに委員長が声をかける。

あ、井上が反応してあずみさんにシバかれてる

まあ、結局のところ与一はサボり、弁慶は全校生徒の前で川神水を飲んで2-Sの連中が闘争心を刺激されるなどがあり、武士道プランの生徒の紹介が終わった。

全校集会ぐらいまともに終わりやがれ!!

そう思った俺は悪くない・・・

 

「後は武士道プランの関係者じゃな、ともに1年生」

 

そうだった、後2人もいやがった・・・

黛が友達ゲットのチャンスだと息巻いてるのがわかる

まず、松風と話すのを控えような!!面白いけど!!

そう思っていると、行儀よさそうな奴らがぞろぞろと出てきた。

あれは、有名な交響団らしい・・・知らんけど・・・・・・

その演奏を出てきたのは・・・

 

「我、顕現である」

 

バッテンの妹だった・・・

ああ、更にカオスになるな

しかも、近くには金髪のファンキーな爺さん

護衛っぽいからスゲエ強いんだろうなぁ

 

「我は退屈を良しとせぬ、1度きりの人生互いに楽しくやろうではないか」

 

俺は普通の人生が1番です!!

兄も濃いけど、妹も濃いなぁ・・・

まあ、九鬼一族に普通を求めるほうが間違ってる、ていう話なんだろうなぁ

俺は、もう一人の執事のほうに目を向ける。

自然とその執事と目があった。

 

「おい、じじい。もう一人の転入生はどこだ?」

 

執事と目を合わせた状態で川神先輩の質問を聞いた所、学長の答えからこの執事ヒューム・ヘルシングがもう一人の転入生らしいとわかった。

このヒュームさんも強そうだから川神先輩もうずうずしてそうだなと思いながら川神先輩のほうに目をむけると川神先輩のすぐ後ろにヒュームさんが立っていた。

しかも、がっつり俺と目があってるし

え??

ああ、この人も武神同様に人外なのね・・・

俺にはもう笑うことしか出来なかった。

 

 

 

 

 

 

俺、ヒューム・ヘルシングは紋様の護衛として川神学園の1年生として転入することになった。この川神学園にはあの川神百代がいる。

俺にとってはまだまだ赤子だがな・・・

そう思いながら紋様の後ろで全校生徒を見渡す。

川神百代以外にも才能を持った者がまだまだいた。

ほう、百代以外にも壁を超えているものがちらほらといるな・・・

けれど、まだまだ赤子ばかりか・・・

そう思っているとある生徒と目があった。

普通ならば取るに足らんと無視するのだが本能的に目が離せなかった。

鉄心に促され挨拶をするもその生徒は何の感情も現さずただただ俺を見ている。

いい機会だと、瞬時に川神百代の後ろに立つ。

壁越えしていなければ何処に行ったのかわからず、壁越えしていても認知できない速さで。

しかし、その生徒はこちらを、俺を見ていた。

川神百代でさえ気づいていなかったのにだ・・・

あろうことか、その生徒は笑ったのだ。

俺の動きを見た後に・・・

フハハハハハッ!!面白い!!

心の中で自然に笑っていた。

川神百代並、もしくはそれ以上の赤子がいるかもしれないことに

 

 

偶然にも九鬼従者部隊零番ヒューム・ヘルシングに目をつけられた事を知る由もない俺は笑うしかできなかった。

 

転校先探そうかな・・・

迅速に・・・

ハァーーーーーーー

深ーーーーいため息は周りの喧騒に消えていった・・・・・・

 

 

 

 

 

 

 




感想をお待ちしております。

今回は転入生紹介までしかいけませんでしたが、次回はあの人もだせるといいなぁと思っております。

そして、今の悩み

ヒロインいるのか??これ?・・・
どうしよう・・・(笑)

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