2人の教官と最弱の小隊 growth record 作:トランサミン>ω</
入学書類の記入等で忙しくて更新できませんでした。
入学書類というとでわかりますよね?
はい!このトランサミン、見事合格致しました!
これからファンタジア大賞に送る小説を執筆しつつ
こちらも進めていきますので応援よろしくおねがいします!
カズキはミソラ、レクティ、リコを小隊室に集合させて話し始めた。
「なによいきなり呼び出して」
「あのぅ…カズキさんっ…?」
「ふむ、女神なわたしを呼び出したんだふざけた内容だったら許さんぞ?」
ミソラは訓練を中断させられたことに若干イライラし、レクティはこれから何が起こるのかわからずおどおど、リコにいたっては訓練はしたくないという感情が滲み出ている。
「まぁ、先ずは話を聞けって」
「そういえばあいつとユーリさんは?」
ミソラはカナタがいないことに疑問を感じカズキに問いかけた。
「カナタには時間稼ぎをしてもらってるよ。んで本題なんだけどユーリが入って少ししたけどちゃんと歓迎会して無かっただろ?」
「そういえばそうですねっ…。わ、わたしユーリさんをちゃんと歓迎したいですっ!」
「ああ、そうだな。えらいぞレクティ」
「あうあう…」
カズキはレクティの前髪をくしゃくしゃに撫でてやる。
レクティも恥ずかしそうにしながらもなすがままだ。
「ふむ、ユーリもこの小隊の一員だ。歓迎してやらん理由は無いな。それでその歓迎会とやらはいつやるんだ?」
「ん?今日だけど?」
「きょ、今日!?」
「なんだミソラ、都合悪いか?」
「そんなことないけど…準備はどうするのよ?」
「それはちゃんと考えてあるさ。先ずリコには悪いけど倉庫から荷物をレクティの部屋までとってきて欲しい。ちょっと重いかもしれないけど頼めるか?」
「ふむ…疲れるのは嫌なのだが」
「後でマッサージしてやるからさ」
「そ、そうか?ならやってもいいぞ」
「よろしく頼むよ」
リコはマッサージという言葉を聞いて直ぐに肯定の返事をした。
カズキはこの前のマッサージがそんなに良かったのか?と思いつつもリコが了承してくれたことに安堵した。
「ミソラは料理の食材調達だ。目利きは得意だろ?」
「ま、まぁそうだけど。ユーリさんの為だしやるわよ」
「ありがとな。レクティは俺と歓迎会の料理を作るぞ」
「わ、わかりましたっ!でもカズキさんって料理できるんですかっ?」
「こう見えて得意だぞ?カナタがたまに食いに来るしな」
「そうなんですかっ!こ、こんど教えてくださいっ!」
「ああ、いいぜ。その時は試食に皆を招待しないとな」
「ねぇ、あいつはなにやるのよ?」
「ん、カナタか?あいつはユーリの足止めを今やってるけどそろそろ一旦終わるだろうからしばらくは別の準備だな。んじゃそろそろ始めるか?会場はレクティの部屋な」
「わかったわ」
「わかりましたっ!」
「ふむ、わかったぞ」
4人は各々の仕事をこなすべく、小隊室から出ていった。
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