GOD EATER 2 RB 〜荒ぶる神と人の意志〜   作:霧斗雨

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第8話です。
シエルさんがよく動き、主人公が頭を悩ませる話。
アリサ、登場。


第8話 シエル・アランソン

「改めて、今後ともよろしくお願いします」

 

「ああ、えと、シエルだっけ?俺は朽流部レイだ、よろしく」

 

あの後、全員解散し、レイはロビーに行った。

訓練でもしようか、とカウンターに足を運ぼうとした時、シエルが声をかけてきたのだ。

どうやら、早速今後の方針を打ち合わせたいらしく、既に、ラケルの部屋を借りてきたという。

しなければならない訓練ではないし、する事も無いのでレイは二つ返事で了承した。

どうせしなければいけないのだ、だったら早いほうがいい。

ラケルの部屋に移動し、簡単な自己紹介を済ませる。

 

「先に、確認しておきたいことがあります」

 

「ん?」

 

「ブラッドとして作戦行動を行った回数はどのくらいでしょうか?」

 

シエルに問われ、レイは少し考える。

そもそも、レイはまだまだ素人である。

個人的に素材集めやらなんやらで結構討伐はしているが、ブラッドとしてといわれると、数えるほどしか行っていない。

 

「あー、そうだなぁ……。俺自身神機使いになったばっかだし、ブラッドとしてって言われたらあんまりやってねぇかな」

 

「なるほど。つまり、ほとんど経験がないということですね」

 

「まぁ、そういうこった」

 

「わかりました、それでは次回以降、しばらくは戦術レベルでの連係訓練を行っていくべきですね」

 

シエルは、ふむ、と頷いて見せた。

そして、少し沈黙してから、ふとこんなことを口にした。

 

「副隊長から私に、何か質問などはありますか?」

 

レイは少し、首をかしげて考える。

そんなこといきなり言われても。

俺はロミオみたいなノリはできないんだがなぁ。

 

「質問ねぇ。……あー、そういや、ジュリウスと同じとこの出身なんだってな」

 

ふと、思いついた事を聞いてみる。

確か、そう言っていたはずだ。

 

「はい、「マグノリア=コンパス」でご一緒させて頂きました。ラケル先生からは、知識だけではなく神機使いの矜恃というべきものを教わりました。今、私がこの誇りある職務に従事できるのは、他でもない先生に拾って頂けたおかげだと思っています。ですから、自分の境遇を不幸だと考えたことはありません。おそらく、隊長も同じだと思います」

 

レイが思っている以上に、シエルはしっかりと答えてくれた。

ふと思ったことなので、大して興味もなかった事だったのだが、こうもしっかり答えてもらえるとは。

少し悪い気がしながらも聞き流し、もう一つ問うてみることにする。

 

「ほー。じゃあもう一つ。どんな勉強をしてきたんだ?」

 

「そうですね……体術や各種武器の扱いのほかには、破壊工作、諜報活動、暗殺術などを一通り学んだ程度です。既に、第一線で戦っている皆様に対して誇るほどのものはありません」

 

「ははっ、言うねぇ」

 

レイは、肩をすくめて苦笑した。

そこまでいろいろやって誇るようなものはないと、シエルは言ってのけた。

冗談じゃねぇ、俺は一個もやってねぇよ。

 

「オッケー、こっちからの質問は終了。そっちから俺になんか質問があるならどうぞ?まぁ、今でなくても、聞いてくれたらいつでも答えるけど」

 

「副隊長の活躍は、ラケル先生から伺いました。早くも「血の力」に目覚め、目覚しい戦果を上げた、と」

 

「確かに「血の力」には目覚めたが、そこまでのことやってねぇぞ、俺」

 

「私も実戦経験では及びませんが、そのぶん、戦術の知識でブラッドに貢献できればと考えています」

 

レイは、バリバリと頭を掻きながらシエルを見る。

さっきから微妙に会話が噛み合っていない。

意図的にしているのか、無自覚なのかが表情から読み取れないのが、レイには少し不気味に見えた。

 

「ええと、こういうときは……えっと……」

 

「ん?」

 

「ああ、すみません、思い出しました。お互いに、足りない所を補って高め合っていければ……と思っています」

 

そう言うシエルの目は、レイを見ていない。

明らかに意図的に反らされた視線は、とても自信がなさそうに見えた。

 

「ああ、おかしなことを言っていたら、すみません。社交的な会話には、どうも不慣れなもので」

 

「そうかい。俺も人のこと言えねぇけど」

 

苦笑しながらレイはシエルを観察する。

この部屋に入ってからずっと、シエルに対しての違和感が拭えないのだ。

それが何なのかはよくわからないが、レイはシエルの行動や言動に人間味がないと感じていた。

まるで、行動をプログラムされた人形だ。

 

「あ、そうだ。こちらの資料に、目を通していただけますか?皆さんの戦闘データを基に作成したトレーニングメニューです」

 

不意に、シエルがレイにタブレットを差し出し、レイは慌ててそれを受け取る。

 

「え?ああ、サンキュ。ええっと?」

 

それを受け取り、上から目を通していく。

その概要を、シエルが淡々と説明した。

 

「1日24時間のうち、睡眠8時間、食事その他の雑事2時間、任務に4時間として……」

 

「ん?」

 

「残り10時間のうち、戦闘訓練に4時間、座学に6時間分配します」

 

「んん?」

 

「そして、こちらが各メンバーに合わせた訓練計画です」

 

「んんん?」

 

なんだこれ。

正直なところ、これしか感想が思いつかなかった。

 

「少し、精度が甘いかもしれませんが、十分、小隊戦力の底上げにはなるかと……」

 

「いやいや、待て待て。これで甘いってどういうこったよ。十分すぎっつーか、やりすぎにも程があんぞ……」

 

タブレットを凝視しながら、レイは思わず呟いた。

こんなメニュー、1日ももたずに放棄されるぞ。

 

「では、失礼いたします。これからもよろしくお願いします、副隊長」

 

どうやら、レイの呟きは聞こえなかったようで、シエルはやることは終わったとばかりに足早に引き上げていった。

 

「あ、おい……。はーあ、こりゃ、厄介なことになるかもなぁ」

 

1人、部屋に残されたレイは、タブレットを眺めながらため息をついた。

どうやら、一筋縄では行かなさそうだった。

 

ーーーー

 

しばらくぼーっと突っ立った後、レイがラケルの部屋からロビーへ戻ると、フランから新しいミッションが発行されていると言われ、促されるままに受注した。

内容は鉄塔の森での小型アラガミの討伐だが、近くにヤクシャの反応があり、いつ作戦エリアに侵入されるかわからない、と言ったもので、メンバーはレイ、ギル、シエルの3人だった。

ジュリウスはナナとロミオとで別のミッションを行うらしく、これが副隊長としての初めての任務である。

とはいえ、ここで変に意気込んだところで何かが変わるわけでもないので、普段と同じようにミッションに望んだ。

 

「えーと、今回は、別段どう動くとか決めねーでやるから。好きにやって」

 

「普段通りってことだな」

 

「そゆこと。シエルがどこまでやるかわかんねーし、決めたって意味無いだろ?とりあえず、ジュリウスが言ってたとおり、ヤクシャが接近したら一時退避ってつもりにしといてくれたら十分。シエルもこれでいいか?」

 

「了解しました」

 

こく、とシエルが頷き、レイは内心ホッとした。

正直、反論されると思っていたのだ。

レイは2人に頷きかけ、神機を構える。

 

「ふぅ……行くか」

 

グッ、と地面を思い切り踏み込んで蹴り、小型アラガミの群れの真ん中に飛び込んだ。

オウガテイルを一撃で斬り払い、振り向きざまにもう一体を屠る。

 

「うし、今日もそれなりの調子だな」

 

ガシャンと神機をアサルトに変化させて、連射する。

たまらず、アラガミの群れはレイから距離を取るように後退した。

バレットを連射するレイの横を、ギルとシエルが追い抜き、アラガミを倒していく。

ギルがベテランの余裕を見せる一方、シエルはオウガテイルを切り伏せると同時に神機を変形させ、構える。

 

「目標確認」

 

そう言った瞬間、離れたところにいるオウガテイルを見事に狙撃して見せた。

 

「ひゅぅ、やるね」

 

「お手本みたいな戦い方だな。ロミオとナナにみせてやりてぇ」

 

「はは、言えてる」

 

クク、と笑いながら戦ううちに、小型アラガミの群れはあっという間に殲滅し終わった。

 

『ブラッドβ、ヤクシャが近付いて来ています。予想到着時刻はおよそ30秒後』

 

無線に入ってきたフランの連絡を聞いて、レイは少し考える。

本来なら一時退避だが、思っていたよりも近い。

 

「りょうかーい。うん、こりゃ迎撃かな」

 

「片づけに行くぞ」

 

「待ってください」

 

不意に、シエルが迎撃に向かう2人を引き止めた。

 

「「ヤクシャが接近した場合一時退避」という内容の作戦だったはずです」

 

「俺たちの仕事はアラガミの討伐だ」

 

「ギル、作戦通りに行動できないようではより強力なアラガミとは戦えません」

 

「状況に応じて臨機応変に戦うべき場面もある」

 

だんだんと、ギルの声が鋭さを増し始める。

しかし、シエルは全く引かなかった。

確かに、シエルの言っていることは正しい。

かと言って、ギルが間違っているわけでもない。

どうするかレイが迷っていると、内線からジュリウス達ブラッドαの声が聞こえた。

 

『落ち着けふたりとも。現場での指揮権は副隊長にある』

 

『ケンカはよくないよー』

 

『怒られてやんのー』

 

『ヤクシャ、廃工場エリアに侵入しました』

 

ナナとロミオの声に混じって聞こえる、フランからのアナウンスを聞き、レイは周囲の気配を探る。

 

こうして喋っているうちに、ヤクシャだけでなく、他の雑魚まで寄ってきてしまったようで、あちこちからアラガミの気配がした。

 

端末でアラガミの位置を確認すると、レイたちから遠い場所にいるわけではなく、退避している余裕はなさそうだった。

 

『雑魚を分断して先に対処するか、まとめて一気に相手にするか、副隊長、後はおまえが決めてくれ』

 

ジュリウスにそう言われ、レイはふぅ、と息を吐いた。

あまり迷っている時間はない。

レイは、2人に指示を出した。

 

ーーーー

 

『対象の討伐を完了した。そっちはどうだ?』

 

「お疲れ様です隊長。こちらは……」

 

「ああ、問題なくクリアだ」

 

レイの出した答えは、まとめて一気に相手にする、つまり乱戦だった。

分断しようと思っても、雑魚とヤクシャの距離が近すぎて難しかったのと、何より一気に相手してしまった方が楽だったのである。

シエルとギルが雑魚の相手をしている間に、レイは習得したブラッドアーツ、ダンシングザッパーを駆使してヤクシャの顔と肩鎧の結合崩壊をさっさとやってのけ、一気に叩いて終わらせた。

さして悪い戦果ではないのだが、シエルは、納得がいかないというような顔をしていた。

作戦はなんとかなったが、どうも不和が生まれたような気がした。

 

『……そうか。ご苦労、帰投しよう。副隊長、今後の作戦ではしばらくおまえに指揮権を譲る。シエルとよく話し合っておいてくれ』

 

「……うっす」

 

レイは、ため息をつきながら返事をした。

それからというもの、任務の度にシエルの注意の声が飛んだ。

グボロ・グボロとシユウを相手にしている時は、ロミオにシユウの頭部の狙撃を推奨し、ナナにグボロ・グボロの尾ヒレにハンマーは効率的ではないから胸ビレと砲塔を狙えと言い、それからほかに数個の注意を受けた。

ウコンバサラとその他の雑魚を相手取っている時には、ギルに混戦を避けるべく一旦散開しようと言い、ロミオに無駄な会話をやめて周辺状況の報告をこまめに行えといい、ナナにアラガミの特性によっては銃形態での攻撃で効率が上がるから神機の機能をすべて生かして最大の成果を得ろという。

レイにはより戦術的な指示や交戦ポイントの選択があるから慎重かつ迅速に支持を出せ、という。

間違ってはいない。

だが、こうも逐一注意を受けるとやる気が失せるというもので、いつしかブラッドの空気が沈んでしまっていた。

ナナもロミオも、仲良くなれるきっかけが見つけられずにおり、ギルからは不満の声が上がっていた。

 

「……どうしろってんだよ」

 

レイは、完全に困ってしまっていた。

ジュリウスに話があると呼び出され、さてなんなのかと聞いてみたら、フランからブラッドの戦闘効率が落ちてきていると連絡があったが、そういう時期もあると答えておいた、お前の好きにやれ、と言われた。

好きにやるどころじゃねぇんだよ、と突っ込みたいのを必死にこらえた。

そんな雰囲気でのブリーフィングは、最悪だった。

誰も何も言わず、ただジュリウスのいうことを聞いているだけだった。

 

『オープンチャンネルに救援要請!繋ぎます!』

 

突然の要請に、全員の表情が一気に締まる。

 

『こちらサテライト拠点第2建設予定地!感応種と思わしき反応を観測塔から北北東30Km地点に確認!複数の通常アラガミを引き連れている模様、至急救援を求めます!』

 

「感応種……!」

 

『ブラッドに緊急連絡!近くに感応種と思しき反応を確認!先ほどの救援要請地点とほぼ一致、救助並びに感応種討伐をお願いします!』

 

立て続けに、ロビーに放送が鳴り響く。

 

「い、急いで助けに行かないと!みんな、感応種とはまともに戦えないんだろ!?」

 

ロミオが慌てながら言った。

ジュリウスが頷き、指揮を執った。

 

「あぁ、つまり……今が、俺達の本領を発揮する時だ。感応種討伐!ブラッド、出るぞ!」

 

「「「「「了解!」」」」」

 

ーーーー

 

討伐対象となった感応種は、イェン・ツィーと呼ばれるシユウ神族の感応種だった。

まず、レイとジュリウスが飛び込み、イェン・ツィーの感応波を血の力で打ち消して神機を使えるようにし、あとは普段通り戦った。

イェン・ツィーの能力でチョウワンが大量に生み出されたが、さすがはブラッド、と言ったところだろう。

各自が片っ端から迎撃し、確実に数を減らす。

おかげで初めての感応種討伐は、大した危険もなく終わることが出来た。

相変わらずシエルの注意は飛び続けていたけれども。

 

「うし、終了っと」

 

「あ、あれ?」

 

不意に、素っ頓狂な声が聞こえた。

チラリ、とそちらに目をやると、長い銀髪の上に赤いベーレ帽をかぶる、白と赤の制服を身につけた女性が立っていた。

さっきまで隠れていたゴッドイーター達ではなく、応援に駆けつけたようだった。

少し遅かったが。

ま、あとはジュリウスがやってくれるだろうと、レイは女性から視線を外し、周囲の索敵を開始する。

今のところ、アラガミの気配はない。

 

ーーーー

 

「あの……貴方たちは?」

 

女性が戸惑いながら言った。

 

「失礼。フェンリル極致化技術開発局所属ブラッド隊隊長ジュリウス・ヴィスコンティです。オープンチャンネルに救援要請が入ったため、こちらに参りました」

 

「フェンリル極東支部アリサ・イリーニチナ・アミエーラです。救援要請へのご対応ありがとうございます」

 

「いえ」

 

ジュリウスと簡単な挨拶を交わすと、アリサはふと、ある背中に目が止まった。

持っている神機のタイプはショートブレードとバックラー、銃身は自分と同じアサルトだろう。

今は欧州にいる、あの人に何故か雰囲気がそっくりだ。

 

「……ユウ?」

 

自分にしかわからない程度の声で呟いたはずなのに。

その男は明らかにその声が聞こえたようで、少し驚いたような顔をしてこちらを振り返った。

その顔を見て、アリサは人違いに気が付き、少し顔を赤くした。

ユウとは髪色と顔付きがまるで違う。

雪のように真っ白だったユウの髪に対し、この男は闇よりも深い黒色だ。

それに、ユウの左頬にあんな傷はなかったし、何より瞳の色が違った。

ユウの瞳の色はコバルトだが、その男の瞳の色はガーネット、全く違う色だ。

何より、アリサよりも若干若そうに見える。

その男は、何か言いたそうに口を開きかけたが、先にジュリウスが口を開いた。

 

「ん?私の部下が何か?」

 

「いえ!ただ、少し知っている人と似ているような気がしたので……」

 

「そうですか」

 

そうこうするうちに、シエルがジュリウスに声をかける。

 

「隊長、帰投準備ができました」

 

「了解だシエル。今行く。それでは……また」

 

ジュリウスが軽く会釈をし、ブラッドの面々を引き連れて帰投していった。

アリサは、暫くその場に留まってブラッド隊を見送った。

 

ーーーー

 

「……」

 

「……レイー、どうしたのー?」

 

ナナからの呼びかけで、レイはハッとした。

まだフライアの外で、気を抜いているわけにはいかないのに。

レイはチッ、と舌打ちをした。

 

「悪い悪い、なんでもねぇよ」

 

レイは適当に笑ってはぐらかす。

ナナがしつこく聞いてきたが、何でもないと言い張った。

 

(……アイツ、ユウを知っていた)

 

レイより3年早くゴッドイーターになった義兄を、あのアリサは知っている。

時々端末に届くユウからのメールには、調子はどうだのちゃんと食べているかなどとお前は母親かと言いたくなるような内容ばかりであったが、時々、同じチームのメンバーの話をしてくれていた。

名前は伏せていたが、恐らく。

 

(……ま、のちのち分かりゃいいさ)

 

ふう、と息をついて、レイは頭を切り替える。

そんなことを気にしてる余裕は最早無く、一刻も早くブラッド隊の不和をなんとかしなければならない。

この帰投中の現在、ギルとロミオは言い合いをしているし、ナナはシエルに話しかけるかでおどおどしながらレイを見てくるし、シエルに至ってはそれをスルーしているし、ジュリウスは何故だか微笑みながら黙っている。

 

「こういうのって面倒だなぁ……。ほんと、参った……」

 

レイは盛大にため息をついた。

昔から、人間関係とやらは苦手なのだ。

もう、これはこれでいいんじゃなかろうか。

そんなことを考えて自身にうんざりすると、この場を収めることを最早諦め、レイは足を動かすことに専念した。




主人公頑張れ、な8話でした。
もう少し頭を悩ませてもらいますよ、ごめんね主人公。
ところで、このまま行くと一体何話書くのでしょう私は。
レイジバースト編や、無印主人公が帰ってきたよー、なIf編も書きたいんだけども。
ペースを上げればいい話なんだろうか。
うーん、頑張ろう。
感想、お待ちしています。

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