仮面ライダーエターナル―NEVER SIDE STORY―   作:K/K

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Tの銃口/芦原賢の章その1

 乾いた複数の靴音が反響し、静寂に満ち、生のなかった空間に一時的な生を吹き込む。

 靴音の主たちは、全員が同じ黒のスーツで統一した格好をしている。そして、頭部もまた服装と同じく統一され、黒の地に白い骨のような模様が浮き出た覆面に覆われていた。

 全員が全く同じ格好をする。見る人間によってはひどく滑稽な集団に映り、指を差して笑うかもしれないが、覆面の男たち全員が手に持つ黒光りする拳銃を見たのならば、すぐに笑うのを止め、震え上がるだろう。

 男たちの正体はマスカレードドーパントと呼ばれる怪人。ガイアメモリと呼ばれる地球上に存在する記憶を宿す装置で「仮面舞踏会」の記憶を秘めたガイアメモリを使用してその身を変えた者たちである。

 彼らがいる場所はとある廃ビルの三階。数ヶ月前に倒産し、人が寄り付かなくなった場所ではあるが、埃やゴミなどが所々に積もり、机やイスなどがまだ置いてあることに人がいた名残を強く感じさせていた。

 マスカレードドーパントたちは、数人で行動し、前後左右に気を配りながら壁伝いにビルの廊下を歩いていく。

 先頭にいるマスカレードドーパントが曲がり角に差し掛かると慎重に進みながら曲がり角の先に頭を出し何もないか確認をする。

 何もないことが分かると先頭のマスカレードドーパントは後ろに控えているマスカレードドーパントたちに指で合図を送り、先に進むことを促す。一人一人曲がり角の先に消えていき、最後の一人が曲がり角を曲がろとしたとき、突然背後から伸びてきた手によって口を押さえつけられる。

 

「……!」

 

 咄嗟に声を出そうとするが、凄まじい握力によって締め付けられ声を出すことが出来ない。

 そのまま後ろに引っ張られると壁に顔面から叩きつけられ、拳銃を握っていた手を後ろに持っていかれ鉤状に曲げられると、それを背中に押し付けて拘束される。

 マスカレードドーパントが逃れようと行動するよりも早く、マスカレードドーパントの後頭部に冷たい塊が押し付けられる。

 その覚えのある感触に背筋を凍らせ、必死になって仲間に知らせようする。

 

「ゲームオーバー」

 

 が、後ろに立つ人物の声と同時に押し付けられた塊――拳銃から弾丸が吐き出されマスカレードドーパントの頭部を撃ち抜いた。

 突然鳴った発砲音に、曲がり角の先にいたマスカレードドーパントたちは弾かれたように後ろに振り向く。最後尾にいたマスカレードドーパントの姿は無く、慌てて来た道を戻っていくマスカレードドーパントたちが見たものは、地面に横たわった仲間が塵に変わり果てる姿だった。

 マスカレードドーパントたち全員を包み込む恐怖や悲しみに満ちた沈黙。

 

「周囲を確認しろぉ!」

 

 マスカレードドーパントの一人の怒声で、我にかえったように急いで円陣を組み、拳銃を構えて周囲に敵の姿が無いかを確認。些細な変化も見逃さないように目を凝らし、物音一つ聞き逃さないように耳にも神経を集中させる。

 先程の沈黙とは違い、空気が張り詰め、緊張感に満ちた沈黙。

 それが、いつまでも続くかと思えたとき、唸るような音が響く。

 反射的に拳銃を向けるマスカレードドーパントたちだったが、その先にいるのは同じくマスカレードドーパント。

 

「ちょっ、ちょっと待て!」

 

 拳銃を向けられたマスカレードドーパントは、慌てて他のマスカレードドーパントたちを制すると、スーツの内ポケットに手を伸ばし、中からマナーモードになって震えている携帯電話を取り出した。

 

「もしもし、俺です」

 

 マスカレードドーパントは、通話ボタンを押し、携帯電話の向こう側にいる人物に話し掛ける。

 

『遅いですね。十分置きに連絡を入れて下さいと言ったはずですが?』

 

 電話の向こう側から聴こえてくるのは、丁寧な口調で話してくるも、まるで鉄のように無機質で体温を感じさせない声。その声にマスカレードドーパントの体は緊張で硬直し始める。

 

「す、すみません!て、敵が攻めてきてそれで!」

 

『そうですか、分かりました。それで被害の方は?』

 

「ひ、一人殺られました」

 

『分かりました。これで敵はまだビル内に居たということが分かりましたね。引き続き探索をお願いします』

 

 人が一人死んだという事実にも携帯電話の向こう側にいる人物の態度は変わらず事務的な口調で話し続ける。

 

「わ、分かりました引き続き探索を続行します」

 

 彼らマスカレードドーパントたちがこの廃ビルを探索することになった切っ掛けは一つの情報であった。

 

『配られた資料にある人物を見つけた』

 

 そのような情報が仲間から入り、急いで仲間の元へと向かったが、到着するよりも前に資料の人物がとある廃ビルに入ったので後を追う、という連絡を最後に仲間との情報は途絶えてしまった。

 そして今、その仲間の情報にあった廃ビルへと足を踏み入れ、姿を隠した襲撃者に仲間の一人の命が奪われた現状に至る。

 通話ボタンを切り、周りを見るマスカレードドーパント。他のマスカレードドーパントたちの様子は暗く、仲間が殺られたことで士気が落ちていた。

 

「しっかりしろ! もうすぐ応援もくる! それまでに終わらせるぐらいの気概を見せろ!」

 

 声を荒げ、他のマスカレードドーパントたちを叱咤する。その声には自らも感じている不安を払拭しようとするのが感じられるが、重苦しい空気を払うのには十分だった。

 残りのマスカレードドーパント全員が、気力を回復させ気持ちを高ぶらす。姿を見せない襲撃者に対して怯えるのではなく、仲間の仇をとるぐらいの気持ちで再び歩を進める。

 三階を警戒しながら進んで行くが、先程とは違い全く襲われることなく四階へと続く階段へと辿り着く。

 前後に細心の注意を払いながら階段を一段一段昇っていく。

 階段の昇りきった先にあったのは三階とほぼ同じ光景。三階、四階とも同じ部屋の構図になっているらしい。

 

(いくぞ)

 

 声は出さず、手の動きで回りに合図を送ると周囲を警戒しながら歩を進める。

 マスカレードドーパント全員が一歩一歩進む度に、胃の内容物がせり上がってくるようなストレスを感じながらも気力で無理矢理それを押し込め、一瞬たりとも気を緩めないようにする。

 そんな状況が十数分続き、四階も半ばまで探索し終えたとき、カツンという物音が響く。

 マスカレードドーパントたちが一斉に物音がなった方へと銃を向ける。

 物音が鳴ったのは、通路の先にある右に曲がる角の先。そのまま数十秒待つが角の先から誰かがくる気配はなく、また物音もそれ以降鳴らない。

 痛い程の沈黙。

 しかし、それを一人のマスカレードドーパントの足音が破る。

 革靴の乾いた音を響かせ、通路の先に進んでいく。慌てて別のマスカレードドーパントが彼の肩を掴み、それを制止する。

 

「止めろ! 危険だ!」

 

 掴んだマスカレードドーパントの声量は出来るだけ抑えられ、掠れたような声であったが、そこに込められたモノは並々ならぬものであった。

 

「このままじゃ埒があかない……誰かが確かめないとな……」

 

「なら全員で行けば」

 

「最悪の場合全滅する罠が仕掛けられている可能性もある。一人で行けば犠牲も最少で済む」

 

「だからと言って……!」

 

「温いこと言うなよ? ここで変に善人ぶるな、その態度は逆に周りを不安にさせるだけだと自覚しろ。大人しく下がれ」

 

 有無を言わせない言葉に、制止したマスカレードドーパントは何も言い返せず、無言のまま掴んでいた手を放した。

 

「それでいい」

 

 そう言うと拳銃を構え、音の鳴った場所に向かって歩き始める。

 マスカレードドーパントが曲がり角に近づく度に、他のマスカレードドーパントの心臓が早鐘のように鼓動を早め、緊張によるストレスが彼らの手足を震わせていた。

 曲がり角への距離が二メートルを切る。曲がり角の先が音の発生から一向に変化しないことに何の意味も無いただの物音に過ぎないのではないか、とどこか楽観的な思考が生まれてくる。

 

(ただの杞憂……だったらどんなに楽か……)

 

 長い時間、精神に負担がかかり続けていることから、それを少しでも和らげようとする現実逃避に近い思考、それを否定する現実的な思考、二つの思考が死地になるかもしれない場所に進んでいくマスカレードドーパントを静かに蝕む。

 知らず知らずのうちに呼吸が荒くなり、運ぶ足も鉛のように重くなる。

 自らが望んで行っていることだが、覚悟をしたところで、恐怖や不安を消せるほど人間という生き物は単純では無いらしい。

 曲がり角まであと三歩の距離にまで来た。

 マスカレードドーパントの緊張は限界まで高まる。

 呼吸するのも忘れ、自分の進んで行く先を凝視し続ける。

 

(三……二……)

 

 心の中でカウントダウンを始める。もう後戻りすることは出来ない。

 

(一……ゼロ!)

 

 カウントがゼロになったと同時に曲がり角の先に一気に飛び込み、拳銃を構える。

 が、そこに人の姿はなくゴミが所々に落ちている通路があるだけであった。

 警戒を解かずに周囲を確認するマスカレードドーパント。

 するとマスカレードドーパントの頬を撫でるように風が吹き、再びカツンという音が足元から鳴る。

 見ればそこには捨てられた空き缶が、風に吹かれ別の空き缶にぶつかっていた。

 それを見てマスカレードドーパントは思わず脱力してしまう。

 いま来た通路もゴミが所々に落ちていたが、マスカレードドーパントたちが歩いてきた通路と曲がり角の先にある通路には違いがあった。

 曲がり角の先の通路は窓ガラスが何枚か割られていたり、窓を開放してあったりと随分と風通しの良い状態にされていた。

 物音は、そこから吹く風にゴミとゴミが衝突していたのが原因らしい。先程まであった緊張はすっかり霧散し、待機しているマスカレードドーパントたちの方へ振り替える。

 

「全く、人騒がせな風だよ!」

 

 他のマスカレードドーパントたちに良く聞こえるような通った声で物音の原因を話す。

 その言葉を聞き、マスカレードドーパントたちの不安はようやく消えた。

 

タァン

 

 そのとき新たに響く、通路の上に何かが降り立ったような重みを感じさせる音。

 

「え?」

 

 曲がり角からマスカレードドーパントたちへと合流しようとしていたマスカレードドーパントは足を止め振り向く――ことは出来なかった。

 振り向こうにもマスカレードドーパントのコメカミに突きつけられた拳銃がそれを拒んでいた。

 マスカレードドーパントたちの息を呑む声が聞こえる。

 あまりに唐突に現れた死を前にして、突きつけられたマスカレードドーパントの時間は何十倍にも引き延ばされたかのような感覚に陥る。

 辛うじて目だけを動かし、拳銃を突きつけている人物を見る。

 黒のグローブで覆われた両手が拳銃を固定、赤のラインが入った黒のジャケットのせいで拳銃から腕まで同化しているような錯覚を覚える。

 軽く撫で付けた髪に、刃を彷彿させるような冷たく鋭い眼、その眼からは鋼のような眼光を放っている。顔には表情らしい表情は浮かんでおらず、人を殺そうとする人間の表情としてはあまりに淡々としていた。

 死にゆくマスカレードドーパントの目に焼き付けられる最期の光景、一秒にも満たない時間が過ぎたとき、拳銃から発射された弾丸はマスカレードドーパントの頭蓋を貫いていった。

 横殴りにされたように倒れていくマスカレードドーパント。倒れたマスカレードドーパントは爆発し塵になる。その姿を他のマスカレードドーパントたちは、呆然と眺めていた。

 安堵した瞬間に訪れた突然の襲撃、現実の余りの落差に精神が一時的な空白状態を造り出す。

 そして、襲撃者はそれを狙ったかのように曲がり角から飛び出す。

 それと同時に鳴る二発の発砲音。

 こちら側の配置を全く把握していない状態にもかかわらず、襲撃者の放った弾丸の一発目は一番手前にいたマスカレードドーパントの胸部に命中、そして立て続けに額に命中した。

 撃たれたマスカレードドーパントが塵になるよりも速く、三発目の銃弾が別のマスカレードドーパントの心臓に撃ち込まれ、最初に撃たれたマスカレードドーパントが塵になったと同時に四発目の銃弾が三人目のマスカレードドーパントの額を撃ち抜いた。

 この間、五秒にも達していない。

 三人目が殺られたときに全員が正気へと返り、構えていた拳銃の引き金を引こうとするが、その間にも五発目の銃弾が最初に正気へと返ったマスカレードドーパントの顔面を穿ち、死ぬのを見届けずに、襲撃者は駆け出した。

 この時点になってマスカレードドーパントたちの拳銃から銃弾が弾き出される。しかし、それを見越していたのか、襲撃者は壁際に向かって走るとあろうことか勢いを殺さないまま壁を踏みつけ、壁の上を走り始める。

 その不安定な状態狙いを定め、六、七発目の銃声を鳴らし、二人のマスカレードドーパントを地に伏せさせた。

 すぐに壁を駆けている襲撃者に拳銃を向けるが、向けられる前に壁を蹴り、マスカレードドーパントたちの前に飛び出す。

 相手の一歩先を行く行動に完全に振り回されるマスカレードドーパントたち。

 拳銃の向きを修正する前に、襲撃者は拳銃を構えたまま一番近くにいるマスカレードドーパントの右脇腹を蹴り、すぐ隣にいたマスカレードドーパントを巻き添えにして壁まで飛ばす。

 それによって後方にいたマスカレードドーパントの姿が露になり、襲撃者は引き金を引き、合わせるかのように崩れ落ちていくマスカレードドーパント。

 襲撃者の動きはいまだに止まらず、次に狙いをつけたマスカレードドーパントの懐に潜り込むと、マスカレードドーパントの顎を肘で叩き上げる。

 仰け反るマスカレードドーパントに銃口を向けるが、先程壁に叩きつけたマスカレードドーパントたちの内の一人が、拳銃をこちらに向けようとするのを視界の端に捉える。

 すぐに身を低くし、体勢を変えると、その二人のマスカレードドーパントに銃口を向けるが、今度はマスカレードドーパントたちの方が早く引き金を引いた。

 しかし、銃弾は襲撃者のジャケットを僅かにかすり、通路にめり込んだだけで終わってしまう。

 銃弾が外れると今度は、もう一人が傷付いた体に鞭打ち構えるが、その少しの時間のロスが相手に攻撃の機会を与える。

 男は地を蹴り上げて一気に加速。先程銃を撃ったマスカレードドーパントの手を拳銃のグリップごと掴むと、引き金に掛かっていた指に自分の指を重ねる。そして、そのまま手首を返し、もう一人のマスカレードドーパントの頭に無理矢理ねじ曲げた。

 その流れで、自らの持つ拳銃を掴んでいるマスカレードドーパントの胸に押し当て、同時に相手と自分の引き金を引いた。重なる発砲音、そして二人のマスカレードドーパントが塵へと還っていく。

 

「う……あ……」

 

 先程男に殴り倒されたマスカレードドーパントが、ようやく立ち上がる。

 一瞬、自分の周囲を見回し、自分以外立っていないことに驚愕し、そして目の前に立っている男に恐怖した。

 

「う、ああああ!」

 

 半狂乱状態で銃を構え、ろくに狙いをつけずに引き金を引こうとするが、それよりも早く、男の靴底がマスカレードドーパントの胸の中央に押しつけられ、密着した状態で一気に蹴り飛ばした。

 マスカレードドーパントの体は宙に浮き、背後にあった窓ガラスを突き破り、ビルの下へと落ちていく。

 

「ゲームオーバー」

 

 それが落下していくマスカレードドーパントが最期に聞いた言葉であった。

 

 

 

 

 廃ビルの前に一台の黒塗りの高級車がエンジンを止め、停車する。

 ドアを開け、中から現れたのは黒のスーツで身なりを整え、眼鏡をかけた三十前後の男。

 男は腕に巻いてあるブランドものの腕時計の時間を確認すると、ため息を短く吐き、スーツの懐から携帯電話を取り出し、誰かに電話をかける。

 その直後、目の前にある廃ビルの窓からガラスを突き破り、人が落ちてくる。

 もがくように空中で手足を動かすが意味も無く、やがて落下地点に停めてあった車の屋根に衝突した。

 屋根はひしゃげ、ガラスも全て砕け散り、車を大きく変形させる。

 それでも落ちてきた人物は僅かに息があり、自分が落ちた階に、震える手を伸ばす。

 眼鏡の男は眉一つ動かさず、落ちてきた人物――マスカレードドーパントを一瞥すると、携帯電話を切り、仕舞う。

 

「ご苦労様でした」

 

 眼鏡の男が短く告げるとマスカレードドーパントは、伸ばした手を力無く下し、やがてその身を塵に変えた。

 

「遅れた分、きちんと仕事はするつもりですよ」

 

 再び、眼鏡の男は懐に手を入れ、今度は携帯電話とは違う物を取り出す。

 骨のような生物的な装飾を施され、中央にアルファベットが描かれたUSBメモリに酷似した物体――地球の記憶をその中に宿したガイアメモリ。

 眼鏡の男はガイアメモリを起動させ、その内に眠る記憶を呼び起こした。

 

 

 

 

 全てのマスカレードドーパントを葬った男――芦原賢は、この廃ビルを後にしようとし不意に足を止めた。

 何かがいるわけではない。しかし、賢の中で培われてきた経験が彼の意識に囁く、油断するなと。

 周りを見渡し、再び足を進めようかとしたとき、賢が弾かれたかのように背後へと振り向き拳銃を構える。

 構えた先には誰もいない。しかし、今この空間には誰かが存在する。見えざる者の敵意がこの場所に渦巻いているからだ。

 

「いい勘です」

 

 賢の耳のすぐそばで聞こえる声。咄嗟に声の方へ向くが誰もいない。

 次の瞬間、通路の壁に張られた窓ガラスが奥側から順に砕け散っていく。

 

「ッ!」

 

 賢のすぐ隣の窓ガラスが割れると同時に賢の体は藁屑のように宙に舞った。

 

 

 




無口なキャラクターは表現が難しいですね
原作でも殆どセリフが無いですし

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