アナタと私の俺ガイル的恋唄短編集   作:西園弖虎

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初めまして、西園弖虎ともうします。

初の投稿となり緊張しております…

誤字脱字とかあると思いますが、脳内変換をよろしくお願いいたします。


それでは、拙い文ですが少しでも喜んで戴けたら幸いです。


八幡は本気で○○をする。
み・ず・あ・び・しましょ♪


放課後、いつものように授業が終わりさっさと部室に向かい、挨拶を済ませ部室で本を読んでいると部室の扉が開き、あざと後輩があらわれた。

 

「こんにちは、雪ノ下先輩、結衣先輩」

 

「こんにちは、一色さん」

 

「やっはろー!いろはちゃん!」

 

「先輩もこんにちは」

 

「おう」

 

 

 

一色は部室に来て挨拶を済ませると後ろから椅子を持ってきて、俺の真横に椅子を置き座ると

 

近い近い柔らかい、あと良い匂い。

 

 

「せんぱい、せーんぱい」

 

「…んだよ」

 

 

「ここ、行きましょうよ!オープンしたばかりです」

 

そう言って一色が見せてきたのは、どうやらプール施設の紹介パンフのようだ。

…何々…長!全長182m!?なんだよ、このスライダーは…

他にも色々とあるようだ…つーか、そこリア充が行く処だろ。

 

 

「やだよ、暑い中なんでわざわざ行くんだよ。人多いだろ、ヤダ、ゼッタイ」

 

「なんでですかー!」プクゥ

 

「……あざとい」ボソッ

 

「あざとく無いです!うー!うー!行きましょうよ先輩!ね?ね?今なら私のかわいいかわいい水着姿が見れますよー?」

 

「行かない」キッパリ

 

俺が、そう言うと一色は席を立って俺の耳元に顔を近づけ…囁きだした。

 

「……せ・んっ・ぱい♪……私と行きましょ?」ポショポショ

 

「」ゾクゾク

 

コイツ何てことしやがるんだ…。

だから、すげー良い匂いがするし、柔らかいんだよっ。

 

 

「はぁ……」

 

いけるわけねえだろ、そんなとこに行ったら他の奴等に一色の水着姿見られるだろうが」

 

「////////」カァァァァ

 

「ん?」

 

『…………………………………ッ』イラッ!

 

「むーー!………………………」

 

 

「せ、せんぱいっ……」

 

「どうした?赤くなって」

 

「こ、声に………出てました///」カァァ

 

「え?………………………///」カァァァァ

 

「せんぱいの方がよっぽどあざといじゃないですか」ボソッ

 

 

「いやいや、まてまて、待てって!」

 

気がつけば奉仕部二人から睨まれている…部室の温度も下がる一方だ………

 

不味い!何とか言わないと――。

 

 

「なんで、お前らの水着姿、他のやつに見せなきゃなんねぇんだよ…見せたくねーんだよ、見るなら俺だけが見たいんだよ」

 

「ひ、比企谷君!な、何を、い、言っ…ている……の/////」カァァァ

 

「ひひひひひひ、ヒッキー!ななななななな何を/////」カァァァ

 

 

 

 

 

わっほい!?どうした俺!?何口走っちゃってるの?!馬鹿なの!?死ぬの!?

 

 

 

「わ、悪い!!お、俺、帰るわ!」

 

 

兎に角逃げるしかない!俺は鞄をひっ掴んで、部室から脱出……

 

「比企谷君待ちなさい!、二人とも!」

 

「お任せだよゆきのん!」

 

「任せてください!雪ノ下先輩!」

 

……雪ノ下の一声で、一色は出入り口を両手を広げて遮り、由比ヶ浜は俺の左腕に抱きつき、速度を殺された……

どのみち一色が両手を広げて遮っているから出れない…下手に触ったらどうなるかわかったもんじゃない。

 

これからどうなるんだろう…そう思いながら下げていた視線を上げるといつの間にか俺の傍に雪ノ下が来ていた…正面に雪ノ下、右腕をいつの間にか一色に抱き締められて、左腕を由比ヶ浜に抱き締められて、完全に拘束されていた……全員、顔が真っ赤だった…。おこなの?激おこなの?これから一方的に裁かれるのか…俺には、彼女等が異端審問官に見えなくもない…状態だった。

 

 

怒らせたのならし方がない、おとなしく雪ノ下の言葉を待つことにする。

 

チラッと正面を見ると目の前には腕を前で組み、顔を真っ赤にした雪ノ下が立っていた…。

 

 

「つ、つまり、一色さんの水着姿だけでなく、私や由比ヶ浜さんの水着姿も公衆の面前に晒さず、自分だけで堪能したいと言うことね?」

 

「どうしようもないほどの色欲魔神ね、七大罪谷君……」

 

反論したいが、さっきやらかしたばかりだ黙っておこう…

 

「通報したいとこだけど、たまにはあなたのその下卑たる欲望に付き合ってあげてもいいかもしれないわね。あなたが我慢できずに誰彼構わず襲っても…その、困るし。それに最近暑いから、私も゙水浴び゙をしたいのだけれど、場所はどこが良いかしら?人の多いところは苦手なのよね…」

 

 

「そうだ!いいこと思いついた、ゆきのん!私達だけで゙水浴び゙すればいいんだよ!えと、ほら!前に私がゆきのん家に泊まった時に、二人でお風呂入っても全然余裕で広かったじゃん?だからゆきのん家でやろうよ!」

 

 

 

相変わらず馬鹿なことを言う馬鹿ヶ浜。

何が、"一緒に"だよ!…だがな、馬鹿ヶ浜、雪ノ下はそんな提案は受け入れないぞ。

 

と………その時までは思っていました。

 

 

そう、、次の雪ノ下の一言に俺の時は止まったのだった…。

 

 

 

 

「そうね、それがいいわね。と言う訳で比企谷君、あなたの望を叶えるわ♪♪」

 

なん……だと、あの雪乃が……

 

 

「そ、そうですね!たまには先輩のお願いきいてあげます♪♪」

 

 

一色よ、そんなことより、普段の俺の言うこと聞いてくれよ…

 

 

 

「だ、だよね、ヒッキーのお願い叶えちゃう♪♪」

 

いやいや、叶えなくていいから!

 

 

 

「え?Why?」

 

あまりの出来事に流暢な発音をしてしまう、今なら英語テストいけるか?いけないな…そんな現実逃避をしている間にも話しは進み、、

 

 

 

「そうと決まれば、由比ヶ浜さんの提案の通に、私の家に行きましょう、着替えるのにも十分な広さがあるし、何より私達だけで、誰にも邪魔されずに゙水浴び゙も全員で出来るわ♪♪」

 

 

「や、ちょっ、お、お前たち今、水着なんて持ってないだろ?俺もだし、だ、だから一旦家に帰って持っ」

 

 

「心配いりませんよ先輩、先輩がいつでも私の口車に乗ってお出かけの約束してもいいように水着は常に持ってますから♪」

 

なに考えてるんだコイツ、口車って…最悪だよ、お前……

 

 

「あたしもだよ、ヒッキー♪」

 

アホの子なんかの口車に俺が乗るかよ…

 

 

 

「貴方が約束してくれる機会なんて滅多にないのだから、わ、私だって常に用意して持っているわ////…それに貴方の水着も私が用意してあるわ//////」カァァァ

 

 

俺の水着も用意してあるって…何、照れながらカミングアウトしちゃってくれてるのこの子!?!?

 

「照れながら言うなよ…ただでさえ可愛いんだから」ボソッ

 

「あう////////」カァァァ

 

「あ…」

 

また、やらかしちゃったよ…もういいや。

 

 

「なに、雪ノ下先輩を口説いているんですか!せんぱい!」

 

「むー!ヒッキー!」

 

 

「コホン…それより、二人とも他の人の邪魔が入る前に……」

 

 

 

「比企谷君を二人とも連行して」

 

「「あいあいさー♪」」

 

 

「ま…待っ」

 

 

こうして、俺は三人に拘束されながら雪ノ下のマンションに連れて行かれ………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この後メチャクチャ゙水浴び゙をした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

エピローグ

 

 

Pi

 

 

なにやら暗闇の中で機械を操作する人影が一人。機械の横にある画面には、男の子が一人と女の子が三人が映し出されている。

 

 

 

 

 

 

 

「…………゙水浴び゙…ね…………」クスッ

 

「油断したね、雪乃ちゃん♪全部バッチリ録れてるよ…あはっ♪」

 

「さて、比企谷君をどうしようかな〜♪」

 

 

 

to be continued??

 




如何でしたでしょうか?

僅かにで楽しんで戴けたのなら幸いです。



それでは、御機嫌よう。

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