アタランテが咬ませ犬的ポジジョンなのが納得がいかない!というよりペロペロしたい   作:天城黒猫

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村娘の意思

 アヴェンジャー・ジャンヌ・ダルクはライダーの存在を認めるなり、黒く染まり、禍々しい文様が描かれている旗を大きく振るった。

 すると、その旗から、まさに地獄の業火といったような、漆黒の炎がライダーへと向けて激しく噴出された。その炎は地面に敷き詰められている石や、道の端に設置されている街頭のポールをあっという間に溶かしていった。ライダーはそうした様子を見て、その炎を上空へと跳躍して躱した。

 それでも、ライダーの肌には凄まじい熱気を感じることができた。

 

「何つう炎だ」とライダーは呟いた。「俺の肉体にあの炎は効かないだろうが、それでも暑いからあまり当たりたくねえな。それに加えて、あの炎からは呪いの気配を感じるな!」

「ええ、その通りですとも」とアヴェンジャーは、ライダーを見上げて言った。「私の炎には大量の呪詛が含まれています。その呪いは一度浴びれば、例えどんな大英雄でもひとたまりもありません。呪われたくなければ、蛆虫のように必死に這いずり回って逃げてみなさい!」

 

 とアヴェンジャーは大笑いした。その様子はとても邪悪なものであった。

 彼女は再び旗を振るい、炎をライダー目掛けて放った。ライダーは戦車を召喚し、空中を駆けることによって炎を回避し、地面に降り立ち、そのままアヴェンジャーへと向かって、地面を削りながら、凄まじい速度での突進を行った。

 アヴェンジャーはその、戦車による突進を横に転がることによって回避し、炎を放った。ライダーは再び空を駆け、その炎を回避した。

 アベンジャーはライダーの戦車の元まで跳躍し、腰にぶら下げている剣を引き抜いて、ライダーの肉体を切断するべく振るった。ライダーはそれに、槍の一撃で答えた。

 剣は凄まじい槍さばきによって、アベンジャーの手から弾かれて地上へと落下していった。

 

「妙だな」とライダーは言った。「さっきの剣さばきは、素人同然のソレだった。それに加えて、それ以前の攻撃も同じだ。確かに火力こそはあるが、炎の使い方、タイミングが余りにも稚拙だ。実戦を行ったことのない英霊か? だが、それにしては違和感を覚える。実戦を知らない者でも、もう少しマシな動きをする。

 そう、お前の動きはさながら、赤ん坊のそれだ。生まれたての赤ん坊が、知識も何もない赤ん坊が、手にした力を振るっているだけといったような感覚だな」

 

 こうしたライダーの凄まじい観察眼と、推理を聞いたアヴェンジャーは、驚きの表情を少しだけ浮かべ、邪悪な笑みを浮かべながら拍手をライダーに送りながら、

 

「ええ、ええ、その通りです」と言った。

「この僅かな時間の間で、私の事をそこまで見破る事ができるとは、よほどの観察眼を持っているようですね。私の真名は、聖女ジャンヌ・ダルクの異なる姿、異なる一面。すなわち、司祭ピエール・コーションによって邪悪なる魔女として火刑に処され、世界を憎んだと仮定し、召喚されたジャンヌ・ダルク。本来の聖女としてではなく、復讐の魔女として召喚されたジャンヌ・ダルクです。言うなれば、ジャンヌ・ダルク・オルタナティブでしょうか」

「なるほどな、お前は英霊の座には登録されていないが、ジャンヌ・ダルクをベースにその存在を無理やり造り替えられ、召喚されたっていう訳か。まさに無辜の怪物だな」

「ご名答!褒美として、私の炎で燃やし尽くしてあげましょう!」

 

 とジャンヌ・ダルク・オルタは旗を振るった。

 そして現れたのは、先ほどのように広範囲にわたって燃やす漆黒の、爆発といったような炎ではなく、槍や杭といった形をした、炎の塊が数本現れた。それらは、ライダーへと目掛けて飛来し、命中した。

 アヴェンジャーは、己の勝利を確信しほくそ笑んだ。

 しかし、ライダーの肉体には傷一つつくことはなく、剣を全て弾いていた。

 アヴェンジャーは歯をくいしばり、顔をひどく歪めた。

 

「俺の名はアキレウス」とライダーは言った。「勇者の中の勇者、アキレウスだ! その程度の攻撃ならば、神に祝福された俺の肉体は弾きかえす」

「己の真名を明かしますか?」とアヴェンジャーは屈辱といったように、歯をくいしばり、ライダーを鋭い目で睨み付けた。

 

「アキレウス、踵という致命的な弱点があるというのに、真名を明かすとは。真名を知られても、私程度ならば余裕ということですか? それとも、後を顧みない余程の馬鹿なのですか?」

「何、そんな理由じゃねえよ」と勇者は微笑んだ。「ただ、お前が真名を明かしたというのに、俺が秘匿するというのはどうかと思っただけだ。相手が女なら尚更な」

「アァハハハハハ! どうやら、貴方は後者のようですね! どうしましょう、私、可笑しくってお腹が捻れてしまいそう! ええ、腸捻転になってしまいそう!」とジャンヌ・ダルク・オルタは腹を抱えて大笑いした。それから一転し、その表情はまさにアヴェンジャーといった、憎しみの表情に変化していた。

 

「随分と舐めたことを……! いいでしょう、ならば踵を貫いた後、心臓を粉々に打砕き、その肉体を内側から燃やしてあげましょう」

「いいぜ、やってみせろ!」

 

 アヴェンジャーは漆黒の杭を、アキレウスと彼女が載っている戦車を取り囲むかのように、大量に召喚した。それらは、アキレウスへと向かっていき、その内の何本かは、戦車を牽引する、2頭の馬へと向かっていった。

 馬はそれらの攻撃を、その肉体で弾き返した。それでも、馬の機嫌を悪くするのには十分であり、馬は鼻息を荒くして嘶いた。

 残りの杭はアキレウスへと、そのうちのほどんどが踵へと向かっていった。ライダーは、それらを槍で弾き返したり、粉々に打ち砕いたりした。

 

「我が炎に焼かれなさい!」とアヴェンジャーは旗を振るい、巨大な炎を出現させた。

 それを見たライダーは、手綱を強く引いた。

 主人の命令によって、馬は一気にその場から素早く駆け出した。その速度は音速に届くかどうかといったところだった。

 こうした戦車の急発進により、アヴェンジャーは戦車から振り落とされ、炎は最初に彼女が狙っていたのとは全く違った方向へと放出された。

 アヴェンジャーは地面に着地すると、ライダーが乗っている戦車を睨み付けた。

 

「行くぜ!」とライダーは、馬に、手綱による命令を送りながら言った。「お前に構っている時間はあんまりねえんだ! これでケリをつかせてもらおう!」

 

 ライダーが操作する戦車は、天から地面へと降り、アヴェンジャー目掛けて突撃しようとし、道の表面を、馬の蹄や戦車の車輪によって粉々に粉砕しながら突き進んだ。

 アヴェンジャーはそれを回避しようとしたが、回避するような手段が無いということを理解し、己の旗を構えた。

 

「いいでしょう」とアヴェンジャーは旗を一回、回転させながら言った。「ならば私はその企みを粉々に打ち砕いてあげましょう。そして、嘲笑ってあげましょう!

 ──これは煉獄よりの炎、私の魂を今も尚、燃やし続けて煉獄の一部とする炎なり! その炎は我が憎悪に包まれている!咆え立てよ、我が憤怒(ラ・グロンドメント・デュ・ヘイン)!」

 

 アヴェンジャーの旗からは、これまでに彼女が放った炎と比べると、更に巨大な、更に威力のある炎がライダーへと向かって放出された。

 しかし、ライダーとその戦車と馬たちはその炎の中を突き進み、突き破った。そして、ライダーの戦車はあと数秒もかからずに、彼女を蹂躙するばかりであった。

 

「ここは地獄だ」「ここは悪魔が巣食う地獄だ」「ここは身勝手な(ははおや)どもが創り出した地獄だ」「ここは何も分からない子供達(ぎせいしゃ)の霊で創られた地獄だ」「ここは母親を求める赤子(さつじんき)が創り出した地獄だ───」

 

 と様々な幼い、男女の声は次々に言った。

 白く、それでいてその中には沢山の、様々な毒性が含まれた霧によって包まれたロンドンの街の一角で、レティシアは身を屈め、そうした声から逃れるかのように耳を塞いでいた。

 

「もう、やめて下さい」とレティシアは、力の全く篭っていない声で弱々しく言った。

「私はあなた達の言う言葉には全く同意できません。悪霊、それか悪魔の口で、それ以上禍々しい言葉を囁かないでください」

 

 こうした言葉を言う彼女の呼吸は、細かく、荒々しい物となっていた。それは精神的な疲労と、恐怖による影響が明確に現れているからであった。彼女の顔は、通常ならばこの世界に生を受けた一人の人間、主によって見守られている一人の天使といったかのように、いつも明るい日差しによって照らされていた。しかし、この時にはそうした様子は全く見られず、顔はひどく歪み、目元には黒い隈が浮き出ており、つややかな髪はひどく乱れており、屈みながら両手で耳をふさぐ、あるいは髪に手を突っ込み、掻き分ける様子は、地獄の亡者、あるいは悪魔であるかのようだった。

 

「ねえ、ねえ、見てよ」と子どもたちは言った。

「世界はとても残酷なんだよ。世界はとても邪悪なんだよ。世界はとても醜いんだよ。そんな世界にかみさまはいないし、聖女さまなんてものもいない。だって、もしも本当にかみさまやせいじょさまなんていうものがいたのなら、わたしたちはとっくに救われているんだから。でも、わたしたちの前に救世主なんてものは現れなかった。

 大人たちはわたしたちを見捨てた。ゴミと同じように扱った。わたしたちは憎い。この世界が憎い! 憎くてたまらない! わたしたちを見捨てたこの世界が! わたしたちを見捨てた大人たちが!」

 

 悪霊たちのこうした囁きは、レティシアの心、精神を少しずつ侵していった。すなわち、アヴェンジャーとして再召喚されたことによって、彼らが僅かに持っていた復讐心が増幅され、悪霊たちは、宿主であるレティシアの心を、復讐者として相応しいものへと塗り替えようとしているのだった。

 

「わたしたちが可哀想だと思うなら、世界を憎もうよ」と悪霊たちは囁いた。「だって、あなたも世界に見捨てられたんでしょう? 聖女という名の魔女に騙され、地獄のどん底に突き落とされたんでしょう?」

「いいえ、いいえ、違います……!」とレティシアは頭を激しく振りながら言った。

「違わないよ? だって、あの聖女は魔女なんだもの。フランスを救うと言ってあらゆる殺戮を行った。兵士を、その家族をあらゆる方法で殺した。そこに救済なんていうものはなく、ただただ戦争を行い、地上に戦場と言うなの地獄をつくりだしただけなんだもの。

 ああ、かわいそうに。あなたはあの魔女にだまされているよ。だって、あの魔女があなたに声を描けなければ、あなたは地獄を知ることもなく、わたしたちを知ることもなく、世界の醜さを知ることもなく、おうちで平和にくらせたのに。ねえ、辛いでしょう? この地獄を見るのは、でも、これをつくりだしたのは世界なんだよ。これをあなたに見せているのは、あの魔女なんだよ。ここから逃れる方法はただ一つ。憎めばいいんだよ。憎んで、憎んで、その苦しみを、憎しみを外にだして、ほかのひとに、世界にぶつければいいんだよ」

「ああ、聖女様、助けて下さい!」とレティシアは叫んだ。「これ以上この声を聞いていたら、私はおかしくなってしまいそうです……私の頭の中が黒く染まっていきます、私の心の中が黒く染まっていきます、この黒い、禍々しいもの、これを飲み込むと私はあらゆる物を憎む、ただの怪物になってしまいそうです!」

 

 彼女は涙を流し、頭を地面に擦り付け、髪に両手を突っ込んで引っ掻き回した。

 悪霊たちはそうした彼女の回りを踊ったり、あるいは彼女の体を優しく撫でたりしながら、

 

「怖がることはないよ、だって此処はロンドン(地獄)なんだから。地面は浮浪者たちや労働者たちの血でできていて、空は毒とくすりでできていて、川をながれるお水はわたしたちの死体でできている世界だから。ねえ、この地獄をつくりだした世界を一緒に、めちゃくちゃにしようよ」

 

 こうした悪霊たちの囁きは、精神的な傷、疲労を激しく負ったレティシアには効果抜群のものであり、レティシアは悪霊たちが差し伸べる手を、ひどく乱れた顔、涙が溜まった目で見、それに手を伸ばそうとしていた。

 

「いいえ、いけません」とそうしたレティシアの手を優しく握る声があった。その手と声には、まさに太陽といったような、全てを包み込むぬくもりが感じ取られた。

 

 レティシアは、自分の手を握った手、すなわちその人物を見て、先ほどのようなひどく乱れた様子を見せつつも、笑顔で、安心したような様子を見せた。

 

「聖女様……!」とレティシアは言った。

「はい、申し訳ありません」とジャンヌ・ダルクは答えた。それから、彼女は悪霊たちを睨みつけ、「ここから彼女を開放しなさい。在り方を捻じ曲げられた哀れな悪霊たちよ!」と叫んだ。

 

 そうした彼女の叫びに対し、悪霊たちはわずかにたじろいたが、すぐさま顔を赤らめ、歯をむき出しにし、憎しみの表情を作り出して聖女を睨み返した。

 

「いやだ」と悪霊たちは口を揃えて言った。「ずっと放さないよ。その子は、わたしたちのなかまなんだから」

「そうですか」とジャンヌ・ダルクは頷いた。

「聖女様!」とレティシアは叫んだ。彼女の目は、眩しいぐらいの輝きを放っていた。その光は、希望の光であった。

「レティシア、私は貴女に謝らないといけませんね。こうした危険な、魔術師同士の戦いに貴女を巻き込んでしまった事を」

「いいえ、いいえ、聖女様が謝る必要はありません。私は自分の意思でここにいるのですから、自分の足でここまで来ることを選択したのですから」

「全く、優しい人ですね」とジャンヌ・ダルクは、その場に居る人達全員に聞こえないように小さな声でつぶやいた。

「私が現界するにあたって、私が彼女のその肉体を借りるということを受け入れ、この戦いへとその身を投じて行った……そうした事がなければ、こうした世界の醜さを知らずに、精神に傷を負うような事もなく、至って平和に、日々を友と過ごし、勉強し、楽しく充実した平和な毎日を送れたというのに。この少女は、自分が傷を負おうが、攻撃を受けようが、その根本的な原因である私を全く責めない。おお、主よ、この優しい少女こそ、祝福される存在なのではないのでしょうか?」

 

 ジャンヌ・ダルクは手で十字を斬り、神に祈りを捧げた。

 

「レティシア」と聖女は微笑みながら言った。「申し訳ありません。謝罪をしなければ。私のために、魔術師達の儀式に巻き込んでしまいましたね」

「いいえ、聖女様」とレティシアは首を振りながら言った。「謝る必要はありません。本当なら、聖女様がやられ、街の外に転移させられた時に、私はすぐさまその場を逃げ出すべきだったのです。ですが、私は自分の意思で、自分の足でここまで来てしまったのですから。悪いのは、私なのです」

「そんな事はありません」

「いいえ、違います」

「レティシア、良いのです。それで、一つ聞きますが、貴女はどうしたいですか?」

「どうしたいとは?」とレティシアはオウム返しに言った。

「この戦いを見届けるのか、それとも故郷の村に帰り、いつもの日常に戻るかです」

「私は……」とレティシアは暫くの間、考え込む様子を見せた後、「見届けたいです」と言った。

「なぜですか?」

「私は知りたいのです。あの”赤”のアーチャーのマスターが言った言葉が、どうにも頭のなかにこびりついて離れないのです。『この先、あるのは戦争だ。それはとても残酷で、とても恐ろしい物だ。それこそ、常人が耐え切れるものではない光景が繰り広げられるだろう』私は、彼のこうした言葉の中に、忠告や脅しといったものではなく、一つのいたたまれない気持ち、ある種の苦痛のようなものが感じ取られたのです。だからこそ、私はその言葉の真意が、どのようなものなのかを確かめてみたいのです」

「そうですか、わかりました」とジャンヌ・ダルクは頷いた。「私も、貴女が言ったのと同じようなものが、彼から感じ取る事ができました。それに、彼は己の恋を叶えると言っていました。しかし、それと同時に破滅のようなものを感じ取る事ができました。きっと、この2つの感情は矛盾しているのでしょう。さて、レティシア」

 

 と聖女は、まさに聖女としての威厳を表に出しながら言った。

 

「改めて聞きましょう。貴女はどうしたいですか?」

「私は、見届けたいです。彼の真意を知りたいです。そして、もしも彼が苦しんでいるのならば、望まない事を望んでいるというのならば、それをどうにかしたいです」

「それはつまり、彼を救いたいということですね?」

「はい、その通りです」

「救済というのは、簡単なことではありませんよ。それに、救済を望まない者に対して、救済を行えばそれは自分の気持を押し付けるだけの、愚かな行為に過ぎません」

「わかっています」

「そう、ですか」とジャンヌ・ダルクは重々しく頷いた。

 

 こうした会話の間、悪霊たちはジャンヌ・ダルクのことを警戒し、一切手をだすようなことはなかった。というのも、ジャンヌ・ダルクは話している間にも、悪霊たちを、その僅かな身振りや動作で牽制していたから。しかし、ジャンヌ・ダルクはそうした牽制を解き、レティシアに背をむけ、彼らに向き合った。

 

「レティシア、それが貴女の選択というのならば、私は何も言いません」と聖女は言った。「隣人の言葉を聞きなさい、隣人の姿を見なさい。そして、隣人が苦しみ、救いを求めているのならば、手を差し伸べてください。レティシア、貴女は優しい人です。ですから、決して後悔のないようにしてください。

 ……あまりにも長く話してしまいましたね。ここはジャック・ザ・リッパー達の精神空間とでも言ったような場所、私の霊核をジャック・ザ・リッパーが食らったお陰で、私はここにいます。ですが、それも残り滓といったようなところでしょう。私がこうして、この空間に存在できる事自体が奇跡のようなものですから。こうした間にも、私の存在は少しずつ消えていきます。その前に──レティシア、貴女をこの空間から脱出させます! 貴女をしばりつけている、この幼き魂たちによる呪縛を解きます! ”主よ、この身を委ねます─────”」




……おかしい、この話だけでアキレウス戦を終わらせようとしていたのに……次でアキレウス戦終わるといいなあ……


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