ものすごくエロい人間だからこそわかることもあるのかもしれない   作:佐渡カラ君

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えーっと、あの問題のシーン、なくすつもりだったんですが、結局玲奈と岳は一線を越えてしまいました・・・ まぁこの後の展開を知っている方には全然大丈夫だと思いますが!っていうか読んでくださってる方なんていないんですけどねw


お祭り(3) リメイク

とりあえず3人は玲奈が行きたいといった金魚すくいに行く。

「うわぁ~金魚だ~!」

今これを言ったのは玲奈だ。あの玲奈だ。

相変わらず玲奈のテンションがおかしい。こっちまで調子がくるってくる。

玲奈はいつの間にか金を払って着物を丁寧に手で邪魔にならないようにしてかがむ。

七海もお金を払って玲奈の隣に座る。

岳は、一応周りを見張っておく。まぁさっきあっちに行ったからあのグループはこないだろうけど。

「岳はやらないの?」

七海がしゃがんだまま振り向いてちょっと寂しいよ、みたいな顔で聞いてくる。

やっぱり、なんだかんだいって可愛いんだよなぁ。胸もちょっと見えそうだったりするし。

「ん、俺はちょっと。」

「そっか。」

これは二人の姿を見ていたほうが得だ。キラキラして見える。

仲良く2匹ずつとって、二人とも金魚を袋に入れて次の場所に行く。

「次どこいこっか?」

「わたし射的行きた~い!」

「射的か~!よしっ!俺もやるぞっ!」

「私もやるっ!」

3人で3百円払って、1人5発もらう。けっこう本格的な射的みたい。

一回に2人ずつしかできないので、まずは玲奈と七海にやってもらう。

2人とも一番上の段の大きいくまさんを狙ってるようだ。

だいたいこういうのって、落ちないようになってるんだようなぁ。当たっても、絶対落ちない。

七海は早々と5発使い切って、クマをあきらめて最後に落としたチョコボールだけもらった。

玲奈は最後までくまを狙い続けたけど結局何もとれなかったらしい。

「岳、お願い!」

「エロ男~頼む!」

確かに、あのクマは結構可愛い。つぶらな瞳が「僕のことを取ってください」みたいにこっちを見つめてる。(あくまで個人の妄想です)

「わかったよ~、あのくま、とりゃいいんだろ。」

「「ありがとっ!」」

クマを含めみんなが見守る中、岳は極度のプレッシャーに襲われながらクマさんを狙う。・・・確かにこれは落ちない。何度当てても、クマはその瞳に涙を浮かべながら見つめるばかり。自分から動こうとはしない。残り2球。岳はある奇策を思いついた。

岳は店の左端のほうに行き、クマから角度をつけた場所で銃を構える。

「岳、くまさんあきらめちゃったの?」

「きっとエロ男のなんか考えがあるんだよ。」

そう、その通りだ。

岳はその場所から、クマより岳側(手前)にある、裸のガンダミュ(一応名前は出しちゃいけないのかなぁと思いw)フィギュアを打つ。ほぼ横からだ。様子見の一発と思っていたが、、、ガンダミュフィギュアをその角度から倒し、それによってその右のクマを倒す。ドミノ倒しだ。クマは地面に落下する。店主は渋々クマとフィギュアをとり、岳に渡した。ちなみに岳は残りの1球で適当にキューヒーのあの赤ちゃんのやつをとった。

七海と玲奈は子供みたいにきゃっきゃとはしゃいでいる。よっぽどクマさんがほしかったんだろう。うん、気持ちはわかる。ちょっと荷物はかさばるが、その3匹と一緒にお祭りを回ることにした。

 

そろそろ花火の時間だね、ということになり、3人は元の場所に戻る。場所選びは正解で、きれいに見えてみんな満足していた。岳は花火に照らされる七海や玲奈の笑顔を見ると、なんとなく、これが一生続くといいな、と思うのであった。

 

もう岳もあのグループのことなんか忘れ、全力で楽しんだ3人は岳の家に帰ってきた。

岳は「家のことをやんないといけないから、」と、女子二人を先にお風呂に入らせた。

「ねぇ岳。」

お風呂先入ってと言われた七海は何かハッと気づいたかのように岳の名前を言った。

「ん、なんだ?」

「もしかしてさ、洗濯とか、やってくれちゃうの?」

「うん、やるつもりだけど。七海はまだ明日も明後日もいるわけだし。」

「そうだよね、岳がやるんだよね?」

「いや俺しかいないからね、そりゃそうなるでしょうね」

「・・・え~やだぁ。」

「んでも、しょうがないでしょ。もし七海が洗ったら俺のパンツもあるからな」

「ん~分かったぁ。あんまり見たり触ったりしないでね。特にブラとか…」

「私のもあんまり見ないでね」

どこからかひょこっと出てきた玲奈が念を押す。

「見ねーよ。ってかあんまりってなんだよ!ちょっとはいいのかよ!」

「べ、別にいいよ…?」

「・・・みません。早く入って。」

「ごめんごめん」

「まったく…俺は下心だけの人間じゃないんだぞ?」

「知ってるよぉ。」

そう言って七海と玲奈はお風呂に向かった。

岳の家の浴槽は結構広かったので、玲奈と小柄な七海は二人とも脚を延ばすことができた。

「ふゎ~、今日は楽しかったねぇ~」

「そうだね~、今川焼も食べれたし、今川焼も食べれたし。」

「あ、そんなに今川焼好きなんだね…」

「うん!私、さきシャワー浴びていい?」

「うん。どうぞどうぞ」

立ってシャワーを浴びる玲奈を見ていた七海は、「あそこのまわりまだ玲奈ちゃんもつるつるなんだね~」と自然にいった。

「え?まぁ、まだね。七海ちゃんもパイパンでしょ?」七海と玲奈の口から、おそらくここでしか出ないような言葉が出てくる。

七海と玲奈がシャワーの交代をすると、玲奈が湯船につかりながら「岳って好きな人とかいるのかな、」とつぶやいた。七海はボディーソープを全身に塗りながら、答えに迷った。この前、岳に好きだと言われた。でもそれが本当かどうかはわからない。本当だったとしても、この間柄だと友達として、という意味なのかもしれない。とりあえず七海は「どうだろうね」と曖昧にしておいた。

 

「あ!」

「七海ちゃん、どうしたの?」

「寝間着とバスタオル、洗面所に持ってくんの忘れた。」

「あ!私も!」

「どうしよっか。」

「何かで隠していく?1人でも行けるし。」

「何かって?」

「う~ん、、、岳のバスタオルとか?」

「あ、うぅん、それぐらいしか、ないもんね、」

「どっちがいこっか?」

「私行ってもいいけど?」

「私も!」

「じゃあじゃんけんにしよう!」

結果は玲奈の勝ち。玲奈は岳のバスタオルを体の前側だけ隠すようにして使った。

七海には、玲奈のこれからの行動がおそらくわかる。とりあえず七海の視界から消えたら、全身をちょっと体に絡ませるように拭き、おまんこにバスタオルを入れて・・・

玲奈は、七海の予想通りに動いた。

バスタオルで体を隠しながら2回の岳の部屋に上がる。

「岳、入るよ。」

「うん、、、って!何その格好!ってかそれ俺のバスタオル」

「ごめんね、七海ちゃんも私も、バスタオルと寝間着洗面所に持ってくの忘れちゃって、しゃがむから、見ないでね。」

「うん」

玲奈の体は、全身を拭いたつもりなのかもしれないけど、ところどころに水滴がついていて、なんか持っちりしているように見えて、とても色っぽい。

「ちょっと、にやにやしないでよ。」

それを、玲奈もにやにやしながら言う。

「し、してないよ!ちょっと、色っぽいなぁ、と、、、」

「見たい?」

「何を?」

「ちょっとだけ。おっぱい見せてあげる。」

よほど自分の体に自信があるんだろうか。確かに魅力的ではあるが。

岳はずっと黙っていた。

玲奈は、左胸を乳首がぎりぎり見えるぐらいまで出した。

「うわぁ、、、なんか、もちもちしてそうで、おっきいね・・・」

「ありがとう。触ってみる?」

「いや、それはいいや笑」

「いいんだ、じゃあ、見せてあげたからさ、岳のおちんちん、さわっていい?」

「いや、よくない、、、」

「駄目。触るの。」

玲奈は強引に、岳を動けないようにして岳の棒をズボンの上から触った。

「うわぁ、起ってるね笑 生で見ちゃ、、、だめ?」

「生?だめだよだめ。むりむり。」

玲奈はそれを聞くと、いきなりバスタオルを下して完全に全裸になった。

「玲奈、ちょ、玲奈!」

岳は玲奈のほうを見ることができない。

「エロ男、そのビンビンの悪い子、気持ちよくさせてあげる。」

玲奈は、岳のズボンを無理やり下した。岳は玲奈に脚をつかまれていて身動きが取れない。

「ちょ、玲奈?玲奈?やめよう?だめなことだよ?これはやっちゃいけないことだよ?」

「・・・私の事嫌い?」

「いや、嫌いじゃないよ、でも、、、」

玲奈は岳の下着を下した。その棒があらわになる。

「うわぁ、おっきいねぇ。」

「ねぇ、玲奈!」

玲奈は岳の言葉なんてお構いなしに、自分の口に岳の棒を入れる。

「やりすぎだって!」

もはや玲奈に岳の言葉は聞こえてなかった。

激しく、そして優しく、玲奈は口と舌を動かす。まるで経験者のようなテクニックだった。(らしい)

 

そろそろ遅い。少し胸を触らせてあげるのかな~、ぐらいは、七海も予想していた。それくらい許した。でも、それにしては,遅い。七海は、裸ながらも、濡れた体で、なるべく音を立てないように階段を上った。

 

「玲奈ちゃん、、、」

七海が岳の部屋に入る。

岳と玲奈のプレイはもう終わっていた。でも、部屋には独特のにおいがたちこめ、玲奈の顔にはところどころに白いドロドロとした液体がついている。もう、言い逃れできない状況だった。

「な、なんで?なんで七海裸なの?」

「玲奈ちゃん、何してたの?」

「え?」

「今、何してたの?」

「え、いや、あの、、、」

「七海、」

「岳に聞いてないの!玲奈ちゃんに聞いてるの!」

岳は、こんな七海、見たことがなかった。完全に、自分が、本当に七海を傷つける悪いことをやってしまった、取り返しのつかない、もう七海とはやっていけないかもしれない、とまで思った。それぐらいの七海の興奮度だった。

その七海の眼には、もう大粒の涙が浮かんでいた。




ありがとうございました。

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