ものすごくエロい人間だからこそわかることもあるのかもしれない   作:佐渡カラ君

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思わぬお客様 リメイク

「ね、おなかすかない?」

約1時間の静寂(勉強していたから)を破ったのは、七海だった。

この1時間、二人ともずっと隣にいるのにずっと無言で頑張っていたんだ。結構集中していたと思う。

「いや別に俺は―」

「空いたよね~ じゃあ食べよ~」

「・・・人の意見は聞かないのね。 何がいい?」

「チャーハン!か、ラーメン!か、中華スープ!」

「ん、中華系ね。・・・ちょっと買い出ししてくるから、待ってて。たぶん材料全然そろわないだろうから。」

「ステンデーズ?」・・・というのは、この家から徒歩一分ほどのところにあるコンビニエンスストア。全国展開はしていないようだが、ここらでは人気がある。(らしい・・・)

 

「そうだけど。」

「じゃ、わたしも一緒に行く。お菓子も買う。」

「え?お前の金だよな?」

「え~~~、ちょっとだから、ね?いいでしょ?」

「わかったよ。しゃぁないなぁ」

「やっさしい~」

七海は突然、岳に抱き着く。

岳はその勢いで、床に倒れた。

「なんだよ最近どうしたんだよ七海~」

「なんでもないよ~」

顔が近すぎる。それにCカップがすごい。

「なんでもなくないだろ~ 恥ずかしいし重いし苦しぃ もうだめ」

岳は、恥ずかしさに負けて、七海をやさしく突き放した。

「ほんとに最近七海おかしいって・・・」

七海は、数秒間岳を見つめた後、「岳大好き~」と言ってまた抱き着いた。

「お前何目的だ? わかった、お菓子買ってやるから、だから、いいから離れて~」

「やったー!」

七海は自ら岳を開放する。

「やっぱりお菓子目的だったんだな?」

「いや違うよ~。 岳顔赤いよ?」

「き、気のせいだよ・・・ ほら、行くぞ。」

岳は恥ずかしさを隠すためか勢いよく立って、いつまでも座って笑ってる七海に手を出した。(差し伸べたって意味です。手を出した…そういういやらしい意味じゃないですw)

七海が岳の力も借りながら「うんとこしょっ」と立ち上がると、二人は仲良くステンデーズに向かった。

 

ステンデーズに入った2人は、偶然、玲奈にあった。

「エロ男と七海ちゃん、デート?声みんなにまるぎこえだけど。」

「デートじゃねえよ。ってか、なんで玲奈いんの?」

岳は七海がお泊りしに来てるなんて知られたくないため、がんばって話題をそらそうとする。

「家は、今日誰もいないから、お昼ご飯作る材料買いに来ようと思って。」

「あ、おんなじだね。七海もね、お昼ご飯岳が作ってくれるっていうから―」

おいっ!七海、何言ってんだよこいつ―といわんばかりに、岳は七海の口を手で押さえる。

「何?七海ちゃん、エロ男んちにお泊りしてんの?」

ああ、もう言い逃れできない・・・

「だから、、、俺も七海も、ここ2日3日家に誰もいないから、七海がおれんちに泊まりに来たの。」

「いいなぁ~、七海ちゃん。私も今日だけ泊まっちゃダメ?」

「別に、わたしはいいけどー、岳が、玲奈ちゃんいると緊張しちゃうんじゃない?」

「なんでだよ!」

「だって、玲奈ちゃん美人だしおっぱ・・・」

七海もさすがに場所と状況を判断してその後の言葉はのんだ。

「じゃあ、とまっていいの?」

「うん、別にいいよ。でも、ベットどうしよっか。」

「わたしと玲奈ちゃんが、ベットで寝て、岳は、下。」

「いや、一応俺のベットだからな。」

「レディーっちが岳のベットで寝てあげるって言ってあげてんだから、感謝しなさいよ。・・・仕方ない、2日目は岳がベットで寝ていいから。」

「なんで上から目線なんだよ。」

でも確かに、この美少女たち二人が寝たベットで今度生活していくのは結構ニヤニヤがとまらない事かもしれない。ここは、自分の欲望のままにやってやろう。

「うん、いいよ、ベットで寝て」

「やったー!」

「あ、ねえ!これ買って~」

七海は、不動の人気を誇る中にチョコが入っているほうのチョコ菓子を岳に渡す。

「・・・ん。」

岳も、仕方なく受け取って買い物かごの中に丁寧に入れる。

「え~いいなぁ。ねえ、エロ男、私にも買ってよぉ」

「え~!!!お前絶対金めっちゃ持ってんだろ。」

「七海ちゃんには買ってあげるのに?」

玲奈は、ほかのおかし探しに夢中の七海に聞かれないように、岳の耳元で小声で、

「夜七海ちゃんに内緒でいっぱい私のいろんなとこ触っていいから。」と言った。

「わかったよ。」

岳は、玲奈にレモンの形をしたチューイングキャンディーを買ってあげる。

「ありがと、岳。」

「一個くれよ。

「うー、あげてもいいよ。」

「上から目線・・・まあいいや。ありがとう。ん、おいしいね。やっぱ。ちょっと溶けてないか?」

「そんなことないよぉ」

「岳、私のもあげる!」

玲奈は、七海と岳の会話に対抗するように、岳に無理やり渡す。

「サンキュー、お、やっぱこれもすきだなー」

「岳、結局お昼はチャーハン?」

「そうする。」

「やったー!わたしチャーハン大好きー!」

「この前キムチチャーハンが給食で出た時3杯もお分かりしてたもんな。七海、意外と大食いだよな。」

 

「玲奈、お昼はうちで食べんの?」

「うちって、岳の?」

「あ、うん。」

「食べていいの?」

「材料は足りるけど。」

「じゃあ、いただこうかな。」

「えっと、お箸と、コップと、あと寝間着とか、いろいろ持って着てくんない?」

「わかった。」

「じゃあな、玲奈が来るまでお昼食うの待ってるから。」

「ありがと~あとでね~」

 

玲奈が一度家に向かったので、岳と七海は二人で岳の家に向かう。

「玲奈、来るの良かったのか?」

「別にいいよ。1日で帰るみたいだし。2日目は岳といっぱいエッチできるもん。」

「だからしないって。 っっ!カエルっ!」

岳は、思わず七海に抱き着いてしまった。

道が住宅街の奥のほうの誰もいない道で幸いだった。

「うわっ、岳なによっ ・・・ほら、やっぱ岳苦手じゃん、こういう生き物。」

「ご、ごめん。」

「いやいいんだよぉ。岳に抱かれるの好きだも~ん」

七海は、腕を岳の首に回して抱き着く。

「ねぇ最近本当にそういうの多いって~ 七海大丈夫?」

「大丈夫だよ~!岳のことが大好きなだけ~!」

「そ、そういうことこういうところで言わない。」

「なんで、恥ずかしいの?」

「恥ずかしいよ。そりゃ」

「ま、しょうがないか。」

 

そうこうしているうちに、二人は岳の家について、岳は先にご飯を作り始めて、七海は珍しく勉強を始めた。

 

 




閲覧ありがとうございました。
夏休みですね~
学生なんで宿題が・・・

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