ものすごくエロい人間だからこそわかることもあるのかもしれない 作:佐渡カラ君
というか、遅れてすいませんでした。
「ほんとに酷いよね。田島君。」
岳は、避けていた話題を七海から切り出してきたので、ちょっとビックリした。
「え?」
「わたしだって、勘違いしたのは悪いとは思ってるよ。でも、あれは・・・」
「そうだよな。大っ嫌いはないよな。 」
「あと、最後の、エロすぎるっていうのもむかつくよ。誰がエロいっつーの!」
「いや、それはちょっと否定できないけど・・・」
「なぁにそれ。 岳にエロいなんて言われたくないんだけどぉ。」
「・・・??? どういう意味?」
「そのまんまだよ。 ああ、美味しかった。ごちそうさまでした。」
「はい。」
「だめだよ、そういう時は、お客様には『お粗末様でした』って言わないといけないんだよ。」
「誰がお客さまだよ。」
「わたしだよ。」
「・・・お粗末様でした。」
「よろしい。」
「おまえホントに客かよ。 まだ七海ここにいる?」
「うん、居たい。」
「何すんの。」
「うーん、エッチはしたい気分じゃないから、一緒にゲームでもしない?」
「あの、一応受験生なんですけど。」
「大丈夫だよ、ちょっとぐらい。わたしは頑張るし、岳はもう勉強いっぱいしてるんだから。」
「ふつうは勉強すんの。」
「お願い!」
「・・・分かったよ。 その棚の一段目、色々ゲームはいってるから、適当に選んでて。」
「オッケー。何があるかなぁぁぁ。 あ! マリオ!ね、マリ〇やろう。」
「なんかほかに大人っぽいの無かったの?」
「大人っぽいのって、エロゲー?」
「ちげえよ。 その、子どもっぽくないって意味。」
「結局エロゲーじゃん。」
「じゃもういいよ、マリ〇で。」
ということで、七海と岳はマリ〇カー〇をやることにした。」
「二人で対戦しよう! わたしね、マリ〇カー〇ね、得意だからね。」
「俺も強いから。」
「じゃあコース選んでいいよ。最初。」
そのあと岳の家からは、楽しい声がたくさん聞こえてきた。
「そいや美奈はさ、最近大丈夫そう?」
「大丈夫って?」
「いや、あの、いじめのこと・・・」
「どこを基準に大丈夫って言うのかがよくわかんないけど、、、前よりは大丈夫そうだよ。わたしと玲奈ちゃんがけっこう色々一緒にいたし、岳も仲良くしてくれたみたいだし。」
「ああ、結構。」
「実は岳ってちっぱい好きなの?」
「別に好きじゃないけど、女の胸なんか別に関係ないだろ。性格だよ。性格。」
「嘘だね。どーせおっぱい目的だもん。」
「だから違うって!」
「んじゃ、玲奈ちゃんのどこが好き?」
「それは・・・」
「ほら、やっぱりおっぱいと顔だよ。」
「ちが・・・」
「そうなでしょ。よし、わたし帰るね。」
「もう?」
「何?おっぱい触りたかった?」
「あ、触りたかった。」
「じゃあいいよ。 ほれ。」
岳は、七海の胸を触った・・・というか、揉んだ。
「なんか、大きくなった?」
「そーかなぁ?」
「でかくなってるよ。」
「岳が揉みまくるからだよ。 岳のおちんちんは相変わらずちっちゃいままかな?」
「だから俺のはデカいっつってんだよ。」
「ふん! 少なくともわたしのバイブよりはちっちゃいね。」
「いや、そもそもバイブは本物の棒の形してないからね?」
「でも、バイブのほうがデカいもん。」
「どーでもいいよ んなことは。」
「あっそ。じゃね。また明日。」
「じゃ。気を付けてね。」
「うん。」
岳はその時、七海の眼が涙でいっぱいだったのを見逃さなかった。
閲覧ありがとうございました。(何も言うことがないときはいつもこういうwww)