ものすごくエロい人間だからこそわかることもあるのかもしれない 作:佐渡カラ君
ということで、その期間は更新ストップ、ってことで。
あと、中間テストもあるんで、テスト勉強しなきゃぁぁぁ!
岳たちは、かき氷も食べ終わり、東京駅で買い物もして、埼玉に帰ってきた。
(ちょっといろいろ省いちゃってすいません!)
「あ~、楽しかったしおいしかったしおいしかったし楽しかったね~!」
「ね!本当に楽しかった!・・・みんなありがとうね。」
「なんでお礼なんて言ってんの。お礼するのはこっちのほうだよ。ありがとう。・・・まだ最後じゃないよ。まだまだいっぱいいろいろ考えてるからね~!?」
「え~、どこだろー?」
「秘密!」
「え~、ま、その時を楽しみにして待ってるね。」
次の日、いつも通り、4人は学校に行った。
「玲奈、ちょっと。」
岳は、休み時間に玲奈を小声で呼んだ。
それに対して、玲奈は周りを気にしながら岳のところに向かった。
「今日は、大丈夫そう?」
「だめ。今日も、みんなに・・・」
玲奈は、何かを言いかけたものの、友達に声をかけられたので、岳の方向に両手を合わせて友達のほうに向かった。
「・・・」
「どうかしたの?」
七海が、岳の様子が変だったので岳に声をかけた。
「うん、ちょっと、色々。」
「いろいろって何よぉ。」
「ちょっと、大変なこと。」
「大変なこと?」
「おまえにもかかわる、だいじなこと。 ・・・そうだ、七海も、今日家に来て。」
「わかった・・・」
「玲奈にさ、今日俺んちこいって伝えといてくんない?」
「うん・・・」
「・・・玲奈ちゃん、岳が、この後、岳の家来てだって。」
「七海ちゃんも来るの?」
「ああ、ごめん。」
「いや、大丈夫。むしろ、いたほうがいい。」
「何の話なの?」
「それは・・・今は言えない・・・ ごめんね。」
「・・・」
七海は、家に帰ってから急いで岳の家に向かった。
お決まりのいきなりトイレシーンはなかったようだ。(詳しくは、2、3話らへん)
「岳、来たよ。」
「おお、玲奈は?」
「まだじゃない?」
「そ。」
「・・・ねぇ、なんかしない?」
「なんかって?」
「誰も見てないんだから、触ってよ。」
「だからなんで触んないといけないんだよ。前も何回も言ってんだろ。」
「じゃあ、触りたくないの?」
「触りたいけど、触っちゃダメなの。」
「この真面目野郎。」
「わかったよ。触ればいいんだろ。」
岳は、チョン、と、七海の右胸の乳首のあたりを人差し指だけで触った。
すると、すぐに、Tシャツだけだった七海の乳首は勃起した。
「おまえまたブラ着けてないの?」
「だって、着けてたらもちもちのおっぱい触ってもらえないもん。」
「そこらへん歩く時、恥ずかしくないのかよ。」
「恥ずかしくないよ。だって誰も私のことなんて見てないもん。」
「みてるよ。」
「何それ、どういうこと?」
「・・・いや、だってお前、胸でかいし、それなりに、まぁ、顔もね、可愛いし…」
「えっ、何?岳っていつも外出てるときそういうことばっか考えてんの?」
「考えてねえよ。ただ、お前が、ちょっと可愛いってだけだよ。」
「ふんだ!正直に言いなさいよ。すっごく可愛い、って。」
「は!?お前自分のことそんな風に思ってんの?」
「岳は思ってくれてるんでしょ?」
「そりゃ、思ってるよ。」
その時、インターホンが鳴った。
「は~い!」
「なんで七海が出てんだよ。」
「うるさいなぁ。 玲奈ちゃん、入っていいよぉ。」
3人で岳の部屋に言った後、みんなで話し始めた。
「えっと、で、七海は、まだ何話すか知らないんだよね。まあ、俺もまだよく知らないんだけど。玲奈、七海に説明してくれる?」
「うん。岳にも詳しく説明するから、岳も聞いてね。」
「オッケー」
「このクラスで、男子で一番モテてるのって誰だと思う?」
「・・・将栄?」
田仲将栄、岳たちと同じクラス。
「うん、多分。 じゃあ、岳、女子で一番性格的に面倒くさそう、、、例えば、男子にはすっごく可愛いとこだけ見せてるのに、女の子の前になるといきなり変わって、すごい感じ悪くなる・・・みたいな人は?」
「うーん、末井?」(これで『まつい』と読むのです。 ・・・はい。)
「うん、私が言えることじゃないかもしれないけど、そうだと思う。・・・媄里恵(みりえ、末井。)ちゃんが、
田仲の事好きなの、、、っていうか、付き合ってるの知ってるでしょ?」
「まじで!?」
「え、岳知らなかったの?私は知ってたけど。」
「・・・知らなかった…」
「まあ、どうでもいいから、そうなの。分かった?」
「はい、よくわかりました。」
「で、最近、田仲がほかの女の子と仲良くしすぎだって、けんかになっちゃったみたいなの。で、その仲良くしてる相手が・・・」
「美奈、っていうわけか。」
「そう・・・なの?」
「うん。そのせいで、媄里恵ちゃんがなんか美奈ちゃんのことなんて無視しよー、みたいな事をみんなに言っちゃって、みんな、従わなかったら自分がいじめられちゃうから、って、美奈ちゃんをいじめてるの。
転校生だ、ってこともあるのかもしれない。」
「うそ・・・??? 美奈ちゃん、毎日楽しそうだったのに・・・」
「楽しいことは楽しいと思うよ。けど、なんかもう、本人たえきれなさそうで、今にも美奈ちゃんの何かが爆発しそうで、怖いの・・・」
「なんか、出来ることないの?」
「そんなこと言われても、何も・・・できないことはないけど、そんな勇気私には・・・」
「友達のためだろ。お前は、自分が傷つくからって友達を守ってあげられない友達を、本当に友達だと思ってんの?一緒にいる時間が短いから、長いから、って、友達を差別するわけ?」
「それは、違うけど・・・」
「話す前に、まずやってみろ。やってみようとすれば、できるよ。何かは。」
「岳・・・、分かった。」
「あ!お前今俺のこと岳って言った!」
「え!?うそ!」
「玲奈ちゃん、前も言ってたよ。」
「ウソ~、ヤダ~!」
「なんでいやなんだよ。」
「だって、恥ずかしいもん。」
「だからなんで恥ずかしいんだよ。」
「そりゃ、・・・好きだから?」
「なーんだそれ。だけど、俺は、玲奈のことも七海のことも好きだけど、下の名前で呼んでも全然恥ずかしくないよ。」
「私帰る!」
「おい、玲奈、どこ行くんだよ。そんな顔真っ赤にして。」
逃げそうになった玲奈だったが、玄関で止まった。
「今の言葉、本当?」
「本当だよ。」
「・・・じゃね!」
「おう」
岳は、からかうように玲奈の胸をつまんで、笑った。
「もう、また触った。絶対学校でしないでよ。」
「しないよ。するわけねえだろ。やったらもうみんなにぼっこぼこにされるよ。」
「まいいや、ホントにじゃあね。」
「うん、じゃあね。」
そうして、玲奈は家に帰った。
繰り返すようですが、悲しい悲しい中間テスト・・・
はぁ、学生はテストが多い。そして、社会人は毎日が忙しい。