ラブライブ!〜1人の男の歩む道〜   作:シベ・リア

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なんと、お気に入りが100件を突破しました!ありがとうございます!!
他にも言いたいことありますが、それは後書きにて……

それでは、絵里編第3話目です!




第88話「運命のとき」

 

 

 

そして私は3年生になった……

 

だけど……理事長から『学校廃校』の知らせが告げられた……

 

私は…どうすれば……生徒会長として……何をすべきか……

 

 

ナオキから電話がかかってきたら笑顔で振る舞えた。

でも心の中では少し、追い詰められていた…かな……

 

でも、ナオキの声…少し変だったな……

ちょっと落ち込んでるような……

 

 

そして私の前に現れた……

穂乃果、海未、ことりの3人だった……

 

スクールアイドル……

 

最近どんどん流行ってるのね…

たしか部活動でだったかしら?

 

でも、最初は私は反対だった…

思いつきで行動しても……意味がないって思ったから……

スクールアイドル?

そんなもの、私から見れば雑魚よ雑魚。

素人集団のお遊びにしか思えない。

穂乃果たちもお遊びでしてるなら……

ってね……

 

でも、違った……

 

本気だった……

 

穂乃果たちは本気で…スクールアイドルでこの音ノ木坂学院を廃校から救おうとしていた……

 

そんな姿に私も少し…憧れていた……

 

もう一度…ナオキと出会ったときのように歌って踊りたい……

 

 

ある日、ナオキは……私に電話をしてきて……

 

「…………絵里の今1番やりたいことってなんだ?やりたいことは……なんなんだ……」

 

「やりたいこと?……だから学校を廃校にさせたくないって前に…」

 

「それは生徒会長としてじゃないのか?」

 

「え?」

 

 

「おれは音ノ木坂学院生徒会長絢瀬絵里に聞いているんじゃない!絵里自身に聞いているんだ…」

 

 

「私自身に?」

 

「あぁ…絵里の本当にやりたいことは……なんなんだ?」

 

 

そんな言葉は私の心に刺さった……

そして私の口から出た言葉は……

 

「知ったような口で言わないで…」

 

 

「え…」

 

 

「あなたに私の何がわかるのよ!」

 

 

そして私は電話を切った。

 

 

あぁ…言っちゃった………

 

私の目からは涙が零れていた。

 

 

私……もう……ナオキに………

 

 

 

ナオキから電話がかかってきても出なかったわ……

いえ…出れなかったという方が正しいかな……

 

 

 

その2日後、希からも同じことを言われて……私は希に想いをぶつけた。

そして自教室に走っていった。

 

 

そしてナオキから電話がかかってきた…

私は……通話のボタンを押した……

 

 

「…もしもし?」

「あ…絵里…やっとでてくれたな…」

「その…私…」

「どうしたんだよ…涙声だぞ」

「な…なにもないわよ…ほっといてよ」

「ほっとけねーよ!」

「ナオキ…なんで…なんでそこまで…なにも知らないくせに!!」

「知ってる…知ってるよ!音ノ木坂学院生徒会長絢瀬絵里としてじゃない……おれはおれの幼なじみの…絵里の…絵里自身のやりたいことを聞いているんだ!!」

「私自身の……」

「絵里自身の…やりたいことは?」

 

 

すると穂乃果が手を差し伸べてくれて、私をμ'sに勧誘してくれた。

 

 

そしてナオキも……

 

「挑戦してみたらどうだ?」

「ナオキ……」

「それがほんとうにやりたいことになるかもしれないぞ……」

 

そして……私は……

 

「わ…私は……ずっと…追い込んでたのかもね……生徒会長としての責任感に……生徒会長としてじゃない……私は…私としてこの学校を廃校にさせたくない!!」

「あぁ…おれは…応援してる…ずっと……」

「うん……ありがとう…」

 

 

そして私、絢瀬絵里はμ'sの一員になった。

 

 

そしてオープンキャンパスの日……

 

私はなぜかナオキが見ていてくれるような気がしたわ……

 

でもほんとうに見ていてくれてたなんてね……

 

 

 

 

そしてあの日………

 

 

 

ナオキが音ノ木坂学院に模擬男子生徒として転入してきた。

 

 

そして………

 

 

そのときは突然だった……

 

 

 

「なぁ…絵里………」

「どうしたの?」

「お………おれ…………小さいときから………」

「小さいときから?……」

「おれ………絵里のことが…………」

「私の……ことが?」

「す…………………………好きだ!!おれと………おれと…………付き合ってください…………」

「え……………」

 

 

ナオキは私に告白してくれた……

 

私の応えは……決まってる……

 

 

だって……

 

 

「ふふっ……あなたもだったのね……」

「え?」

「私もよ……私もナオキのこと……ずっと好きだったわ……小さいときからね………」

「そ……そうやったんか……」

「絵里………これからよろしくな……おれの……彼女として……」

「私からもよろしく……ナオキ……私の…彼氏として……」

 

 

 

そして私とナオキは付き合うことになった……

 

 

嬉しかった………

 

 

ナオキも同じ気持ちだったこと……

 

 

そしてその気持ちを伝えてくれたこと……

 

 

なにより……私のことを大切に思ってくれることが……

 

 

 

もしかしたら………

 

 

 

 

結婚まで行っちゃうかもって……

 

 

思っちゃう……

 

 

 

 

だって、そんなの思わないじゃない…

 

 

まだ付き合ってちょっとしか経ってないのに……ね……

 

 

 

 

次回へ続く……

 






ありがとうございました!
絵里編第3話目でした!
てか次最終回かよ……

そして新しく評価してくださったBibaruさん、さーくるぷりんとさん、大獣王さん、磁中さん、

さらに新しくお気に入りしてくださったロミボさん、同じく大獣王さん、shiyaさん、同じく磁中さん、シーマさん、koroさん、アンダーグラフさん、副部長さん、kirino0515さん、takuchattoさん、SHADONMEさん、ありがとうございます!

そして……この作品の……評価に……なんと……色がつきました!
さらに……なんと本日の日間ランキングの16位に入ってました!(20時44分時点)
ありがとうございます!!
まさかこんな日がくるとは思いもしませんでした!
ほんとうに……ありがとうございます!!
これからもよろしくお願いします!!

ということで、感想などお待ちしています!

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