ラブライブ!〜1人の男の歩む道〜   作:シベ・リア

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さて、いよいよ真姫編も最終回です!




第85話(西木野真姫編章末回)「真姫、これから進む道」

 

そしてついにラブライブ!本戦の日が近づいてきた……

 

 

「……どう?」

 

「……そうだなぁ〜」

 

私はナオキに本戦で使う曲を聞いてもらってた。

 

「やっぱり私たちのラストライブだし、それにトリ……なにか足りない気がするの……」

「……少しいいか?」

「えぇ…何でも言って」

 

「ちょっと曲のばすか……」

「ヴぇえ!?」

「いや……やっぱりトリだから……観客のみんなで歌ったりとか……サビをのばしてテンション上げるとか……な?」

「はっ…!?それだわ!」

「お……おう……」

「そう!ナオキ、いいアイデアよ!!」

「そ…そうか……よかった…うん…」

「ありがとうね」

「真姫が素直に……ハラショー……」

「なによそれ!」

 

ま、そんな感じでナオキにアイデアを貰ってラブライブ!本戦で披露した風になったの……

 

ほんとうに……感謝してるんだから……///

 

 

 

そしてラブライブ!本戦で私たちはマチコちゃんたちナニワオトメにも勝って…優勝した……

 

 

 

 

 

 

そして卒業式の送辞でナオキが歌を歌うと言い出した。

そしてあの日、私が音楽室で弾いて歌っていた『愛してるばんざーい!』とナオキが考えた『SENTIMENTASteps』を歌うことを決めてμ'sの1.2年生で練習したりした。

 

そして卒業式では大成功!

いい卒業式になったわね……

 

 

 

そしてその後のお別れ会のあとに……

 

 

 

ナオキは絵里にプロポーズした……

 

 

 

それでたとえチャンスが無くなったとしても……

 

 

私はこの想いを伝えたい………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

私の将来の夢?

そんなのわかってるでしょ……

私は西木野病院を継ぐの。

そのために大学は医学部に行く予定。

どこの大学にしようかな?

 

なんて…もう決まってるんだけど……

 

私が進む大学は『西木野大学』

医学部を専門とする大学で、卒業生は大体西木野病院での就職を目指す。

実際に今、西木野病院で働いている職員の9割は西木野大学の卒業生。

この大学の学長でもあり、創設者はパパよ!

だから私はパパやママに試験での不正とかしないように念を押して言ったわ。

 

 

 

 

「…………」

カキカキカキ…………………

 

 

私は今、生徒会室で勉強している。

 

「…間違ってるぞ」

「ヴぇえ!?」

「いいか?今となってはまだ本能寺の変は謎に包まれている。

その説の信ぴょう性の高いひとつを書けという問題だ」

「えぇ…だから『織田信長が明智光秀に暴力をふるって、その光秀の恨みが溜まって謀反を起こした』って……」

「だから間違ってるって」

「ヴぇえ!?」

「いいか?まぁ…それは江戸時代につくられたある物語の話だ。だから信ぴょう性は低い」

「へぇ〜」

「だから…そうだな……

『織田信長は四国地方の長宗我部元親を攻めようとしていた。だが明智光秀の家臣斎藤利三が長宗我部と親戚関係にあり、光秀は織田と長宗我部の仲介役を担っていた。しかし信長は四国地方全土を領有しようとし長宗我部と対立。神戸信孝大将の四国方面軍をも作り、長宗我部を討伐することに方向転換したので光秀は信長に反旗を翻した』がいいかな?」

「長いわね…」

「こんなもんだろ?文字数制限ないし」

「凄いわね……」

「ここだけな(エッヘン)」

「はぁ…なんで医学部なのに日本史があるのよ……」

「パンフレットに書いてあったろ?

『医者を目指すたるもの、医学の知識のみならずほかの知識も得るべし』って」

「それで選択科目があって……」

「真姫はおれに『日本史教えて』って言いに来た」

 

そう…ナオキは日本史と現代社会に関しては成績はトップ。

だからナオキに日本史を教えてもらうことにしたの。

 

べ…別にナオキに勉強を教えてもらいたいから日本史を選んだわけじゃないから!!/////

 

 

「ねぇ…どうやったらそんなに頭に入るの?」

「う〜ん……とりあえず人ってさ、興味あることはどんどん吸い込むから…それじゃね?」

「ふ〜ん……」

「ま、ゆっくり覚えていこうか」

「えぇ…でも……ナオキは今年卒業…

時間も限られてるし……」

「そうだな……よし、この1年…みっちり鍛えてやる!覚悟しろよ!」

「えぇ!望むところよ!」

 

 

ナオキったら…私の家庭教師みたい……ふふっ……

 

 

でも、まだ私は想いをナオキに伝えれてない……

伝えたいのに……

勇気がでない……

 

 

ううん…でも伝えなきゃいけない…絶対に……

 

 

 

 

 

 

 

 

「わ…私……ナオキのことが……ずっと好きでした!///」

 

 

 

 

 

 

 

次回、新章へ続く……

 

 






ありがとうございました!

ということで真姫編はこれにて閉幕です!どうでしたか?
今回の本能寺の変の四国説は今現在1番有力とされている説です。
やっぱり光秀がいじめられてたとか暴力を受けたからっていうのは江戸時代の物語の中でのことなんで信ぴょう性は低いです。

あ、すみません…完全に歴史好きのスイッチが……


もうここまでくれば次回は誰か……分かりますよね?

あ、でももうすぐ花陽誕のも書かないと……
どんなのにしようかな…(困惑)


そして、新しく感想をくださったえりち神推しさん、ありがとうございます!
それでは、感想などお待ちしています!!

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