ラブライブ!〜1人の男の歩む道〜   作:シベ・リア

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そう言えばスクフェスでは希イベが始まりましたね!
私は『シベリア@KKE団』でプレイしているのでみかけたらよろしくお願いします!

それでは、真姫編第3話目です!





第84話「もう少しだけ」

 

ある日、私はナオキに生徒会会計に選ばれた。

マチコちゃんと一緒に……

 

最初は正直嫌だったけど…結局やることにした……

 

そうしたらナオキとのいる時間も増えるし……

 

もしかしたら………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「……真姫、大丈夫か?」

「えぇ…まぁ…これぐらいは大丈夫よ」

「そうか………すまんな、今日は他のみんなが用事で無理だって言うからさ」

「いいのよ別に……」

「よかった……あれ?計算合わない……」

 

「もう…なにしてるのよ……どれどれ……」

「ま…真姫……近っ……///」

「いいでしょ…別に……///」

「……そんなことされたらな……おれは……」

 

「きゃっ……ちょっと……///

急になによ…///」

 

「真姫……おれのもんになれ……」

 

「……はい……」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

……って何考えてるのよ私は/////

イミワカンナイ!!

 

 

 

 

そしてあの日……

事件が起きた………

 

それは、書道部の予算が承認されたこと……

 

その問題がわかった翌日、犯人はマチコちゃんだろうとナオキが言った。

 

私は……マチコちゃんを信じたかった…

マチコちゃんが犯人ではないと……

それで必死にマチコちゃんが犯人ではないと叫んだ……

 

だってマチコちゃんは私の好敵手(ライバル)でもあり、親友だったから……

 

それでナオキにも酷いこと言って……

 

結局、マチコちゃんが犯人だとわかって…マチコちゃんのお兄さん……香川ミツヒデの命令で動いたと話して…

マチコちゃんは大阪へ戻ることとなった…

 

そしてマチコちゃんは大坂学園スクールアイドル『ナニワオトメ』のリーダーだったことがわかった……

 

私たちとマチコちゃんは約束した……

ラブライブ!の本戦で戦うということを……

 

 

 

 

そして次の日……

 

「ナオキ………」

「ん?どうした?」

「その……昨日は……ごめん……」

「ん?……あぁ……あのことか……別にいいよ…気にしてないから」

「でも……」

「…ったく……」

 

するとナオキは私の頭を撫でた。

 

「ヴぇえ……///」

「だから気にしてないって……世話のやけるやつだな…」

「な…なによそれ……」

「ははは……だから謝ることねーよ」

「……うん……」

「さ、仕事しなきゃな!」

「わかってるわよ……」

 

そして私とナオキは生徒会の仕事を始めた。

そのあとフミコ先輩や海未が来たんだけど…

正直あと少しだけ2人だけがよかったな…なんて……///

 

 

 

そしてあの日……

 

 

「はぁ…はぁ…はぁ…はぁ…………」

 

 

ナオキが倒れた。

そして西木野病院のICUにナオキを運ばせた。

 

ナオキの容態は悪かった……

 

過大なストレスによって精神的にもダメージがあって、最悪の場合死に至るほどだった……

そして死に至らなくても記憶を失う可能性もあった……

 

そんなの嫌だ……

 

いつものナオキで…いつもの元気で…

私の大好きなナオキで戻ってきて欲しかった……

 

そしてみんなでナオキを囲んで祈った……

 

 

私は……私は…………

 

 

「ナオキ……あなたがいないと…練習は全然進まないんだから…はやく戻ってきなさいよ!」

 

 

 

 

早く戻ってきて………ナオキ………

 

 

 

 

 

そしてナオキの呼吸も落ち着いた。

 

 

そして何日かたった後にお母さんからナオキの意識が戻ったって連絡があって、私はすぐに病院に向かった。

 

 

 

 

ガラガラガラ…

 

「……絵里……?」

 

「お、真姫…」

 

「ナオキ……」

 

「絵里なら寝てるぞ…」

 

「そう……って…もう馬鹿!」

「うぉ!?」

 

私はナオキに近寄って言った。

 

「あんたどれだけ心配したと思ってるの!」

「いやぁ〜……あははははは……」

「『あははははは……』じゃないわよ!ほんとに……心配……したんだから……バカ……」

 

私の声はどんどん涙声になっていた。

 

「……真姫……」

 

ナオキは今にも泣きそうな私を片手で抱きしめた。

 

「…ちょ……ちょっと…///」

「ごめんな…真姫……そんなにまで心配してくれたんだな…」

「わ…私は別に……」

「なんだよ…やっぱり真姫はツンデレだな……」

「はぁ!?ツ…ツンデレって……ナニソレ…イミワカンナイ!」

 

私はナオキから少し離れて言った。

 

「ツンデレってのはな…お前みたいなやつのことを言うんだよ…」

「べ…別にそんなこと聞いてないわよ」

「そうか……でもほんまにすまんかったな……」

「もういいわよ……こうして戻ってきてくれたんだし……」

「あぁ……ありがとう……」

 

「それじゃ…私は行くわね」

「あぁ…また今度な」

「わかってる?ちゃんとゆっくり休むのよ?」

「はいはい…わかってますよ」

「ならよろしい……それじゃ」

「あぁ…それじゃあな!」

 

 

そして私は帰った。

 

 

 

「もう少しだけ…抱きしめて欲しかったな…///」

 

 

私はそう呟いていた……

 

 

 

次回へ続く……

 






ありがとうございました!
ということで真姫編第3話目でした!
いよいよ次回は真姫編最終回!
そろそろ個人編も全てが終わりに近づいてきました……ハラショー……


それでは感想などお待ちしてます!

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