ラブライブ!〜1人の男の歩む道〜   作:シベ・リア

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ついに80話目!
ま、外伝やAnother wayを合わしたらとっくに越えてるんだが……

それでは、にこ編第3話目…どうぞ!




第80話「喜びから」

 

 

 

ついに私たちは念願のラブライブ!本戦に出場できた!

まさかあのA-RISEに勝てたなんて…

夢みたい……いや…夢じゃない……

 

 

 

でも……そんな喜びも消し飛ばされる出来事が起きた……

 

それは………

 

 

 

 

「はぁ…はぁ…はぁ…………」

 

 

ナオキが倒れた。

 

 

あのミツヒデとかいう男……絶対に許さない………

 

 

私の中には怒りと不安しかなかった……

 

 

 

ナオキは西木野病院のICUに運ばれた。

 

最悪の場合死に至るほどだった……

 

 

そして私たちはナオキを囲んで祈った……

 

 

無事で戻ってくることを……

 

 

「ナオキ……あんた…このままだったら許さないから……ちゃんと…役目を果たしなさいよ!」

 

 

戻ってこなきゃ……ちゃんと無事で戻ってこなきゃ………許さないんだから……

 

 

 

そしてナオキの呼吸も落ち着いた……

 

 

とりあえずは一安心ね……

 

 

 

 

 

数日たってナオキが目が覚めたって連絡があって、私は病院に行った。

 

 

 

ガラガラ……

 

私はドアを少し開けて間から病室を覗いた。

 

「ん?……誰だ?」

「……にこよ……」

「なんだにこか…入れよ」

「……絵里はいないの?」

「あぁ…今はトイレに行ってる」

「そう……」

 

ガラガラ……

 

そう…私は絵里がいたか見ていたの…

 

だってあの2人は2人っきりだったらイチャイチャイチャイチャするから!!!!

 

 

「で、もう大丈夫なの?」

「あぁ…おかげ様で。今日退院できるよ」

「そうなの…なら明日から学校に?」

「いや…しばらくは家で安静にしろだとさ。だから行くのはまだ先だな」

「…そう……」

「…フッ」

 

私がそう言うとナオキは笑った。

 

「な…なによ!?」

「いや…なんでも……頑張って早く行けるようにするよ……」

 

するとナオキは私の頭を撫でた。

 

「…そ…そう……///」

「ちゃんと役目は果たすから…絶対に……」

「…聞こえたのね……ふふっ……そうしなかったら絶対に許さないからね」

「同じこと言ってたじゃん」

「そうね……」

「おれが行くまでちゃんと練習してろよ…してなかったらメニューきつくしてやる」

「あ…あんたがそう言ったらほんとうにきつくなるじゃない!?」

「ははは……ならがんばれよ……」

「言われなくても頑張るわよ!見てなさい!あんたが次来た時びっくりさせてやるわ!!」

「あぁ…楽しみにしてる……」

 

「えぇ…それじゃ、私は行くわね」

「あぁ…じゃあな」

 

そして私は帰っていった。

 

 

 

 

「……ナオキに撫でられるのってこんなに気持ちよかったっけ……///」

 

私は帰り道でそう呟いていた。

 

 

 

そしてついに本戦のとき……

 

 

μ'sは大トリで、最後のライブを最高のカタチでむかえた。

 

そして私たちは見事に優勝……

 

 

あのステージは一生忘れない………

 

 

これからも……ずっと………

 

 

そして卒業式の日をむかえたの…

 

朝、私は部室で思い出に浸っていた……

 

そのときだった………

 

 

 

 

次回へ続く……

 






ありがとうございました!
にこ編第3話目でした!

ということで、次回はいよいよにこ編最終回になります!

そして、UAが30000を越えました!
ありがとうございます!

それでは感想やご指摘などどんどんお待ちしてます!

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