ラブライブ!〜1人の男の歩む道〜   作:シベ・リア

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TwitterやLINE、活動報告でお知らせしましたがこの小説の題名を『シベリアのラブライブ!妄想物語』から『ラブライブ!〜1人の男の歩む道〜』に変更しました!


さて、ことりの次の個人編は…………



ファイトだよ!ファイトだよ!
ファイファイファイファイファイトだよ!
穂乃果だああああああああ!!!





高坂穂乃果編
第74話「太陽に憧れて」


 

 

 

私、高坂穂乃果!音ノ木坂学院に通う高校2年!今日は3年生を見送る卒業式!……だったんだけど………

 

 

 

 

 

「おれと結婚してください!!」

 

 

 

け…結婚!?

それって…家族になるってこと!?

 

そんな……まだチャンスがあると思ったのに………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

穂乃果とナオキくんの出会いはね、小学1年生のときなんだ!

 

 

「てやあああああああ!!」

 

「穂乃果ちゃん!」

 

「てやああああああああああ!!」

 

私は神田公園で水たまりを飛び越えようとしていたんだ!

いけると思ったんだよ!でも……

 

ツルッ…

「わあ!!」

「穂乃果ち~~ゃん!」

 

滑ってコケちゃった……

あはははは………

 

 

「むぅー……もう!なんでなんでなんでー!」

「もう無理だよ……帰ろう!」

「大丈夫!やれば出来る!

行くよ……」

 

そして私はまた水たまりを飛び越えようとした……

 

そんなとき………

 

 

『ララランラーン ララランラーン

ララララララララー

ラララララララララララララ

ララーラーラーラー

ララランラーン ララランラーン

ララララララララー

ララーラーララー ラーラーラーララララ ラーラララー』

 

私は突然聞こえてきた歌声のリズムにのって走ったんだ!

このときの歌声に元気と力をもらって……

そして………

 

タタッ…

 

「す…すご~い!」

「やったー!できたよー!」

 

私は飛んで喜んだ!

そしてふと公園の出入口の方を見ると……

 

「ん?」

「どうしたの?穂乃果ちゃん…」

「ちょっと待ってて……」

 

私はそっちに走った。

 

 

「こんにちは!」

「わっ!?ば…バレてた?」

「うん!さっき見えたよ!」

 

さっきこっちを見てた1人の男の子……

 

「ねぇねぇ、一緒に遊びたいんでしょう?」

「…そんなことは……」

「だってずっと見てたもん!絶対遊びたいんだって!」

「で…でも……」

「さ、行こう!」

 

そう言って私はその男の子の腕を引っ張って走った。

 

 

そしてことりちゃんが…

その男の子が同じクラスのナオキくんだって言って…もう穂乃果びっくりだよ!

 

 

それから海未ちゃんも加わって4人で一緒に遊ぶようになったんだ!

 

それで…ナオキくんの笑顔って…とっても輝いてて……まるで…太陽みたいな……

 

そんな笑顔に私は憧れて……

笑顔の練習もして……

それでみんなから『穂乃果ちゃんって太陽みたいだね』って言われるようになった。

 

 

 

そんな憧れがやがて……

 

恋に変わった……

 

 

 

 

そして小学3年生のとき………

ナオキくんが大阪に引っ越すことを話してくれた……

 

「ナオキくん…大阪に行っちゃうの?」

「うん…ごめんね……穂乃果ちゃん……」

「うっ…ぅぅ……嫌だ!ナオキくんとお別れなんてやだよー!」

「な…泣かないでよ……また会えるって!」

「ほんと!?」

「うん!絶対に……約束!」

「うん!約束だよ!」

 

 

 

そしてナオキくんは引っ越していった。

 

 

このときはまさかあんなカタチで再会できるなんて思いもしなかったよ!

 

 

 

 

次回へ続く……

 






ありがとうございました!
ということで穂乃果編第1話でしたー。
てか今回で初めて映画のシーン書いたな……www
そして新しくお気に入りしてくださったY33CEDさん、ありがとうございます!
それでは、感想やご指摘などお待ちしてます!

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