もう花陽編最終回……はやい(確信)
卒業式は驚きの連続でした……
私はにこちゃんに次期部長に任命されるし……
なにより………
ナオキくんがアルーさんとパカさんとお話していたのが1番驚きました……
ナオキくんいつの間にあんなスキルを………
そして………
ナオキくんは絵里ちゃんにプロポーズしました………
プロポーズ………
婚約………
結婚…………
ということは私にはもうチャンスはないってこと……なの?
そんな…………
もっとはやく伝えておけばよかった………
でも伝えなきゃ………
たとえ叶わない恋になったとしても……
伝えなきゃ…………
そして私たち1年生は2年生に、
ナオキくんたち2年生は3年生になりました。
「やっぱりごはんは最高です!」
「だよなぁー!」
私とナオキくんはごはん屋さんでごはんを食べていました。
やっぱりこのときが………
ナオキくんと一緒にごはんを食べながら話しているのが幸せです……
そしてある日の昼休み………
「だからあんまり動くなって……
妊娠してるんだろ?アルーさん…」
「メェー!(あんたは私の親か!)」
「はぁ……もう……」
「アルーさん、ナオキくんの言うこと聞かなきゃだめだよ」
「メェー…(花陽ちゃんの言うことなら…)」
「おいこら」
「ペッ…」
「うっ………」
なんとアルーさんはナオキくんに唾をかけちゃいました………
「ぷっ……ふふふふふふ………」
「笑うな……」
「「メヘヘヘヘ………」」
「お前らもかよ………」
ナオキくんは唾を拭きながら言いました。
「……でさ……花陽は将来の夢とかあるのか?」
「将来の夢……ですか?どうして急に……」
「ちょっと気になってな……」
「そうですね………
お母さんが運営の方で働いてるからそこで働きたい…かな?」
「そうか……花子さんって花陽のお母さんだったな……」
「はい……
それに…あのラブライブ!運営委員会で働けるなんて、一生アイドルに尽くせます!」
「ははは……そうか……
大学には行くのか?」
「うーん……どうしよかなぁー……」
「ま、ちゃんとコネはあるからな」
「そ…そうでした!」
そうでした!
ナオキくんのおじさんはたしか運営委員会の会長さん!
それなら………確実にいける!!
そう…私はアイドルに関係する仕事につきたいの……
そして真っ先に思い浮かんだのは……
ラブライブ!運営委員会……
そこならラブライブ!の運営にも関われるし、もう願ったり叶ったりです!
帰ったらお母さんに言ってみようっと!
「おっ、そろそろ時間だな」
「そうですね……」
「じゃあな、アルーさん、パカさん!」
「またね」
「「メェー(バイバーイ)」」
そして私たちは自分の教室へと戻っていきました。
はぁ……もう……なんだろう……
このモヤモヤした気持ち…………
どうしたら伝えれるんだろう………
「わ…私………ナオキくんのこと……
ずっと好きでした!」
次回、新章へ続く……
はい、ということで花陽編は終了です!
さて……前の流れからして次は誰だろうねぇー………
そして新しくお気に入りしてくださったなすこんさん、ありがとうございます!
それでは、感想やご指摘などどんどんお待ちしてます!
次章もお楽しみにー!!