ラブライブ!〜1人の男の歩む道〜   作:シベ・リア

77 / 200

もう花陽編最終回……はやい(確信)




第69話(小泉花陽編章末回)「花陽、これから進む道」

 

 

 

卒業式は驚きの連続でした……

 

 

私はにこちゃんに次期部長に任命されるし……

 

 

 

なにより………

 

 

 

 

ナオキくんがアルーさんとパカさんとお話していたのが1番驚きました……

 

 

ナオキくんいつの間にあんなスキルを………

 

 

 

そして………

 

 

ナオキくんは絵里ちゃんにプロポーズしました………

 

 

プロポーズ………

 

婚約………

 

 

結婚…………

 

 

 

ということは私にはもうチャンスはないってこと……なの?

 

 

そんな…………

 

もっとはやく伝えておけばよかった………

 

 

 

でも伝えなきゃ………

 

 

たとえ叶わない恋になったとしても……

 

伝えなきゃ…………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして私たち1年生は2年生に、

ナオキくんたち2年生は3年生になりました。

 

 

 

「やっぱりごはんは最高です!」

「だよなぁー!」

 

私とナオキくんはごはん屋さんでごはんを食べていました。

 

やっぱりこのときが………

 

ナオキくんと一緒にごはんを食べながら話しているのが幸せです……

 

 

 

 

 

 

 

そしてある日の昼休み………

 

 

「だからあんまり動くなって……

妊娠してるんだろ?アルーさん…」

「メェー!(あんたは私の親か!)」

「はぁ……もう……」

 

「アルーさん、ナオキくんの言うこと聞かなきゃだめだよ」

「メェー…(花陽ちゃんの言うことなら…)」

「おいこら」

「ペッ…」

「うっ………」

 

なんとアルーさんはナオキくんに唾をかけちゃいました………

 

「ぷっ……ふふふふふふ………」

「笑うな……」

「「メヘヘヘヘ………」」

「お前らもかよ………」

 

ナオキくんは唾を拭きながら言いました。

 

 

「……でさ……花陽は将来の夢とかあるのか?」

「将来の夢……ですか?どうして急に……」

「ちょっと気になってな……」

「そうですね………

お母さんが運営の方で働いてるからそこで働きたい…かな?」

「そうか……花子さんって花陽のお母さんだったな……」

「はい……

それに…あのラブライブ!運営委員会で働けるなんて、一生アイドルに尽くせます!」

「ははは……そうか……

大学には行くのか?」

「うーん……どうしよかなぁー……」

「ま、ちゃんとコネはあるからな」

「そ…そうでした!」

 

そうでした!

ナオキくんのおじさんはたしか運営委員会の会長さん!

それなら………確実にいける!!

 

 

 

そう…私はアイドルに関係する仕事につきたいの……

そして真っ先に思い浮かんだのは……

 

ラブライブ!運営委員会……

 

そこならラブライブ!の運営にも関われるし、もう願ったり叶ったりです!

 

帰ったらお母さんに言ってみようっと!

 

 

「おっ、そろそろ時間だな」

「そうですね……」

「じゃあな、アルーさん、パカさん!」

「またね」

「「メェー(バイバーイ)」」

 

 

そして私たちは自分の教室へと戻っていきました。

 

 

 

 

 

はぁ……もう……なんだろう……

このモヤモヤした気持ち…………

 

 

 

どうしたら伝えれるんだろう………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「わ…私………ナオキくんのこと……

ずっと好きでした!」

 

 

 

 

 

 

次回、新章へ続く……

 

 




はい、ということで花陽編は終了です!
さて……前の流れからして次は誰だろうねぇー………

そして新しくお気に入りしてくださったなすこんさん、ありがとうございます!

それでは、感想やご指摘などどんどんお待ちしてます!

次章もお楽しみにー!!

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。