さて、海未編に続く個人編は……
ごはん!ごはん!かよちんだぁー!!
第66話「先輩禁止2」
私、小泉花陽です…
音ノ木坂学院に通う高校1年生です…
今日は卒業式なんです!その後はお別れ会もして……
その後………
「おれと結婚してください!!!」
ナオキくんは絵里ちゃんにプロポーズしました……
それを聞いた時、胸が痛かった………
だって……私は……ナオキくんのことが……す……す……………ちゅきだから!
あ、ごめんなさい!噛んじゃった……
あの日、ナオキくんは模擬男子生徒として音ノ木坂学院に転入してきました。
自己紹介をしたんですけど…
ぅぅ…緊張しました………
そしてある日の昼休み……
私は飼育係なのでアルパカのアルーさんとパカさんの様子を見に行きました。
「あ……」
なんとそこにはナオキくんがいました。
「かわいいなぁー……」
ナオキくんはアルーさんとパカさんをなでていました。
「ん?たしか…花陽ちゃん」
「は…はい…なにしてるんですか?」
「いや…かわいいなぁーって思ってさ、名前なんて言うの?」
「アルーさんとパカさんです…」
「へーそんな名前なのかー……
よしよーし」
「メェーー……」
アルーさんとパカさんはとても嬉しそうでした。
「かよちーん!」
「あ、凛ちゃん…」
凛ちゃんが走ってきました。
「あれ?ナオキくんもいるー」
「やぁ凛ちゃん」
凛ちゃんはナオキくんに馴染む早いなぁー
まだ私は……
「そういや花陽ちゃんや凛ちゃんのことなんにも知らねーわ」
「凛もだにゃー」
「わ…私も……ナオキ先輩のことは…」
「こら花陽ちゃん!」
「は…はい!」
「先輩禁止なんだろ?」
「あ…」
「そうだにゃー!
それならナオキくんもだにゃ!」
「はぁ?」
「『ちゃん』って付けてるのって凛とかよちんにぐらいだにゃ!不公平にゃ!」
「そ…それは……」
「それをちゃんとしたらかよちんも先輩つけなくなるかもよ!」
「ふぇえ!?」
「……ったくわかったよ……
花陽、凛……よろしくな」
「うん!ナオキくん!」
わ…私も………勇気をだして……
「な……な………ナオキ………せん……ナオキくん……」
「「おー」」
い…言えました……ふぅ……
「そういや2人ともは好きな食べ物とかあるの?」
「ごはんです!」
「ラーメンにゃ!」
凛ちゃんと私は同時に言いました!
ごはんは最高です!
「お、花陽はごはんが好きなのか!」
「はい!やっぱりごはんは………」
それから何分かごはんのことを話していた気がします!
あ、作者さんより……
『ごはんは好きですが語れるほど詳しくないのでカットします…
申し訳ありません』
なんと!だからごはんは…………
「おー!おれもごはん好きなんだよー!」
「そうなんですか!?」
「おう!また食いに行くか!?」
「はい!」
「凛もラーメン食べに行きたいにゃー!」
「あぁ!いいぜー!」
ここでナオキくんもごはんが大好きだったことが発覚しました!
はらしょーです!
そして次の日…
「んー!ごはんはやっぱり最高です!」
「だよなぁー!」
今、私とナオキくんはごはん屋さんにいます。
しかもナオキくんがここのごはん屋さんの無料券×2を持っていたんです!
そして私たちはそれからも何回か食べに行きました!
その時間は幸せでしたぁー……
ごはんが食べれるのもありましたけど…
ナオキくんと一緒……っていうのも………////
でもなんだろうな……
初めて部室でナオキくんの顔を近くで見たとき、"初めて会った"感じがしなかった………
どこかであった?
ナオキくんの笑顔は………
眩しかった…………
もしかして………
次回へ続く……
はい、ということで花陽編でした!
2人ともごはん大好きなんだよなぁー………
あ、タイトルが『2』なのはアニメの方の話があったから花陽からみたのでそうしました!
そして新しくお気に入りしてくださった鶺鴒 灯さんありがとうございました!
それでは、感想などお待ちしてます!