ラブライブ!〜1人の男の歩む道〜   作:シベ・リア

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本日10月21日は……
かしこいかわいいエリーチカ!!!
愛しの絵里の誕生日!!!
てことで今回は絵里の誕生日記念の外伝をお送りします!



妄想外伝「絵里の誕生日」

 

 

プルルルル……プルルルル……

「あら?ナオキからだわ…………もしもし?」

「もしもし絵里?急だけど明日暇か?」

「うん……暇だけど……どうしたの?」

「あぁ…その……デートに行こうぜ……場所はおれに任せてくれ」

「うん!わかった!楽しみにしてるわね!」

「あぁ……じゃ、また明日な」

「うん!………さて、なに着ていこうかしら!」

絵里はナオキとのデートに着ていく服を選んだ。

 

 

翌日……

「なんでマンションから一緒に行かないんだ……女心はわからん……」

ナオキは絵里のお願いで公園で絵里と待ち合わせをしていた。

 

「あ、ナオキ!待った?」そこに絵里がやってきた。

「はやいな…まだ集合の10分前だぞ?」

「ナオキこそ……ふふっ……いつから待ってたの?」

「いや、おれもさっき来たとこだ…さ、行こうか(ここは集合の1時間前って言わない方がよかったのだろうか……)」

そう言ってナオキは手をだした。

「うん!」

絵里はナオキの手を握り、いつも通り指を絡めた。

そして2人は歩き出した。

 

 

 

 

 

「ねぇナオキ…どこいくの?」

「そうだなー……まずは博物館に行こうか」

「うん!」

2人は博物館へむかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「おーすげー!!ハラショー!」

ナオキは歴史の展示にテンションがあがっていた。

「もう……ナオキったら……」

「絵里!これすごいんだぜ!おれも初めて見た!歴史の教科書にのってるやつだ!」

「はいはい……」

「あ……すまん……つまんなかったか?」

「ううん!そんなことないわよ…ただ……はしゃいでるナオキ…久しぶりに見たなーって…」

「そうか?」

「うん……なんだか…安心するわ……」絵里は顔を赤くした。

「…そうか………そろそろ時間か…絵里次のとこに行こうか」

「え、もういいの?」

「おう!さ…」

「うん……」

2人は博物館をでた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

神田公園……

「そこのベンチに座ろうか」

「えぇ…」

2人はベンチに腰かけた。

「すまんな……デートっぽくなくて……」

「ううん……いいの……ナオキと一緒にいれたらそれでいいもの…」

「………お…おう……」ナオキは顔を赤くした。

「あ、赤くなってるーかわいい……ふふっ……」

 

 

ナオキは一呼吸した。

「……ここに来てよかった……」

「なによいきなり……」

「μ’sと出会えてさ……みんなと仲良くなれて……なにより、絵里と付き合えたんだ……来てよかった…」

「もう……ふふっ……私もナオキが来てくれてよかったわよ……あのとき……μ’sに入るときも……私の背中を押してくれたし……ほんとうに感謝してるわ…」

絵里はナオキにもたれた。

「あぁ……」

ナオキは絵里をさらに引き寄せた。

 

 

「さて、そろそろ行くか……」

「どこに行くの?」

「内緒だ」

「なによー」

そう言って絵里はナオキの腕に抱きついた。

「まぁ、ついてこい」

 

 

 

 

 

 

そしてついたのは穂むらだった。

「あれ?穂乃果の家じゃない…なんで?」

「まぁいいじゃん、さ、どうぞどうぞ…」

「ちょっと押さないでよー」

 

 

 

「あ、そうだ…ちょっと失礼するよー」

ドアの前まで行くとナオキは絵里の目を手で塞いだ。

「ええ!ちょっと……なに?」

「まぁまぁ……」

そうして居間につくと……

「じゃ、はずすぞー………」

ナオキは絵里の目から手を離した。

「もう一体………」

パンパンパンパンパンパンパンパン!

「わっ!?えっ?」

 

「絵里!

えりち!

絵里ちゃん!

誕生日おめでとう!!!!」

絵里以外のμ’sメンバーは声を合わせて言った。

 

「みんな?……え?ナオキ……私をデートに誘ったのって……」

「あ……あぁ……みんなが準備してる間に……時間稼ぎというかなんというか……アハハハハ……(ま、普通にデートしたかったんだけど…)」ナオキは頭をかきながら言った。

「さ、絵里ちゃん!ここに座って!」穂乃果は言った。

「今日の主役は絵里ですよ!」海未は言った。

「ナオキくんは絵里ちゃんの隣ね!」穂乃果は言った。

「おう!……さ、絵里……」

「うん………」

そして2人は席に座った。

 

「はい、これは誕生日ケーキでーす」ことりはテーブルに誕生日ケーキをだした。

「ハラショー!チョコレートケーキだわ!」絵里はとても喜んだ。

「チョコレートケーキ作るのは初めてだったから苦労したわ…」にこは言った。

「これ……ことりとにこが作ったの?」

「うん、そうだよ!これはにこちゃんと私からのプレゼント!」

「ありがとう……」

 

 

 

 

「さ、みんないくぞー……せーの!」

「ハッピバースデートゥーユー……ハッピバースデートゥーユー……

ハッピバースデーディア…

絵里ー!

えりちー!

絵里ちゃーーん!

ハッピバースデートゥーユー!」

 

「みんな……ありがとう……」

 

 

 

 

「よーし!プレゼントだ!穂乃果からは……この、ほむまん(チョコレート味)だよ!」

「チョコレート味のほむまん!?ありがとう!」

 

「私からは……なにをあげたらいいかわからなかったので…ブ〇ボンのチョコレートを……」

「ハラショー!ありがとう海未!」

 

「わ…私からは絵里ちゃんのために作ったおにぎりだよ!」

「ありがとう…あ、のりまいてない(ホッ…)」

「大丈夫!全部塩おにぎりだから梅干しも入ってないよ!」

「ありがとう花陽」

 

「凛からは……このネコのぬいぐるみにゃー!」

「ハラショー!かわいいわね……」

「でしょでしょー!」

「ありがとう凛」

 

「はい、私からはこのヘッドホンよ」

「わー!ずっと欲しかったのよー」

「そ……そうなの?私は知らなかったけど(ナオキから聞いててよかった)」真姫は髪の毛をクルクルした。

「うん!ありがとう真姫」

 

「ウチからはこれや!まぁ、真姫ちゃんにも協力してもらったんやけど…」

「これは……CDと…歌詞?2つあるわね……」

「あのなー、海未ちゃんも作ったんやけど恥ずかしいからって……」

「そうなの?海未…」

「わ…私はそんなんじゃ……ないです……」海未は言った。

「えっと……『Storm in Lover』と『硝子の花園』?」

「『硝子の花園』はウチとの…『Storm in Lover』は海未ちゃんとのデュエット曲やでー」

「デュエット……か…ありがとう希…海未も…そして真姫も」

 

「えっと……おれからは……うーん……ちょっと目を瞑ってくれるかな?」

「え?わかった……」絵里は目を瞑った。

「よし…じっとしてろよ……」

 

ドキドキドキドキ………

絵里の心臓の音がなる。

 

(え?なに?もしかしてキスかしら?ふふっ………

あら?なにか腕につけられた?)

「もういいぞ……」

絵里は目を開けた。

 

 

 

「ん?………ハラショー!綺麗ー」

絵里は腕をあげて、つけられたブレスレットを見た。

「よかった、喜んでくれて………絵里のために作ってたんだ……」

「これ……ナオキの手作りなの?」

「あぁ……我ながら最高傑作と思ってるぜ」

「うん……すごく綺麗だし…なんだろう?愛を感じるわ……」

「そ……そりゃあ………その……絵里を大好きって気持ちをいっぱい込めたからな……その…なんだ……世界に一つだけのブレスレットってことだ」ナオキは顔を赤くした。

「……うん………ありがとうナオキ…大切にするわね」

 

 

そしてケーキを食べ終わり……

 

 

「ねぇねぇ絵里ちゃん!さっきのデュエット曲聞かせてよ!」穂乃果は言った。

「えー…大丈夫かしら…」絵里は言った。

「ほんならまずはウチからやなー」

「わかったわ………」

 

そして絵里と希…のぞえりは『硝子の花園』を歌った。

 

「夢の迷路…百合の迷路…」

 

 

 

 

「恋に恋する〜」

「恋する〜」

「少女の〜」

「少女の〜」

「静かな溜息は

Lonely〜…満ち足りた Lonely〜

 

ラ〜ラララララ〜ラ〜ラ〜ラララララ〜

夢の迷路…百合の迷路…」

 

 

「おーーーー!!!」のぞえり以外が声を合わせて言った。

「なんか……すごいね……」ことりは言った。

「ナオキくんと歌ってもいいかもしれないね!」穂乃果は言った。

「お…おれ!?」

「ふふっ……そうやなー……また聞かせてもらおうかー…さ、次は海未ちゃんやで!」希は言った。

「歌うんですか……」

「歌うんや!」

「さ、海未!歌うわよ!」

「はい……」

 

 

そして絵里と海未…えりうみは『Storm in Lover』を歌った。

 

「逢いたいのSummer! 今年のSummer!

あなたと私は1つのストーリー」

「だから逃げちゃだめ〜」

「怯えちゃだめ〜」

「見つめあえば Storm in Lover〜」

 

 

 

 

 

「見つめあえば Storm in Lover〜

恋は嵐よ Storm in Lover〜」

 

 

「おーーーー!!!」えりうみ以外は声を合わせて言った。

「こっちもなかなか…」穂乃果は言った。

「これもナオキくんとやったら面白そうやねー」希は言った。

「またかよ!」ナオキは言った。

「そうねー」絵里は言った。

「絵里まで………」

「え…いや…なの?」絵里は目をウルウルさせながら上目遣いをして言った。

「ぐっ…いや、嫌じゃないけど…」

 

「それじゃ、絵里ちゃんのお誕生日会も終わりに近づいてきたので…最後に絵里ちゃんのソロ曲を!」穂乃果は言った。

「また歌うの……わかったわ……」

 

そして絵里はソロ曲『ありふれた悲しみの果て』を歌った。

そう……あの日……ナオキに歌った………あの曲を

 

「きっと知らずにいた方がよかった?〜

そんな痛みを抱えながら〜」

 

 

 

 

 

「ありふれた悲〜しみ ありふれた痛みと〜

こぼれそうな涙こらえて見る星は

いつもより眩しく輝いて堕ちそうだ〜

私を静かにてらすけれど〜」

 

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「いやー懐かしいな……あの日絵里が歌ってくれた……グスッ……」

「ナオキくん泣いてるにゃー!」凛は言った。

「だってな……うぅ……」

「もうなによー…でも確かにあの時は号泣だったしねー」絵里は言った。

「……言うなよ……ったく……」ナオキは涙をふいた。

「ほんならナオキくん!えりち!デュエットの準備して!」希は言った。

「ほんとに歌うのか!?今から!?」ナオキは言った。

「じゃ、歌いましょうか!」絵里は言った。

「あぁ……」

そしてナオキと絵里は『硝子の花園』と『Storm in Lover』を歌った。

 

 

 

 

 

 

 

「ひゅーひゅー」穂乃果と凛と希とにこは言った。

「破廉恥です………」海未はぼそっと言った。

「ナオキくんって歌うまいねー」ことりは言った。

「絵里ちゃんとの歌声とマッチしてるっていうか…」花陽は言った。

「ナオキの曲でも作ろうかしらね…ふふっ…」真姫は言った。

「そんな…褒めすぎだ……みんなの方がうまいって…」ナオキは顔を赤くして言った。

「また一緒に歌いましょうね」絵里は言った。

「絵里がそう言うなら……」

 

 

 

 

「それでは!これで絵里ちゃんのお誕生日会を終わりまーす!」穂乃果は言った。

「みんな……本当にありがとう!」絵里は言った。

 

そして片付けをして解散した。

 

「なぁ…絵里…まだ時間大丈夫か?」

「えぇ……」

「ちょっと行きたいところあるんだ……ついてきてくれる?」

「うん!」

2人は腕を組んで歩いた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

高台……

「わぁー!綺麗ー!」絵里は目の前に広がる夜景を見て言った。

「……あぁ………綺麗だ………」ナオキは絵里を見ながら言った。

「ほんとに…」

「あ、そこのベンチに座ろうか…」

「えぇ……」

2人はベンチに座った。

ナオキは絵里の肩を持って引き寄せた。

「なぁ絵里……」

「ん?」

「どうだった?今日は……」

「えぇ……最高の誕生日だったわ……」

「そうか……よかった……」

「でも私にとって…ナオキと2人っきりの時間が最高のプレゼントだわ……」

「そっ……か………」

2人は夜景を眺めた。

 

 

 

 

「少し冷えるわね…」

「そうだな……おれのセーター貸してやるよ…」

そう言うとナオキは着ていたセーターを絵里にかけた。

「ありがとう……ナオキは寒くない?」

「おれは大丈夫だ…」

「そう……ふふっ……」

絵里はナオキにもたれた。

 

その絵里をナオキはさらに引き寄せた。

 

 

 

 

 

「絵里……」

「どうし…ん!」

ナオキは絵里にキスした。

 

「ん…くちゅ…ちゅっ…」ナオキは舌をいれ、肩をもち、おさえるようにディープキスをした。

 

「…ん……はぁ…はぁ…ちょっと…いきなりは…」

「はぁ…そうか…なら…キスするぞ…」

「え…ちょっ……ん…」

ナオキは再びキスをした。

「ん…くちゅ…ちゅっ…」

「くちゅ…ちゅっ…んっ…ちゅっ…」

そして絵里は目を瞑り、ナオキのキスにこたえた。

 

 

 

 

 

「はぁ…はぁ…ナオキ……」

「どうした?絵里……」

「その……今日は泊まっていいかしら?」

「あぁ…」

そして2人はナオキの部屋にむかった。

 

 

 

 

 

 

香川宅……

「さ、どうぞ…」

「おじゃまします……」

2人はリビングにむかった。

 

ガチャ……

「ちょっと待ってろ……」

ナオキは電気をつけた……

「!?これって………」

リビングの机にはバラが花瓶にさされて置かれていた。

「あぁ……2人っきりのバースデーパーティーってやつだ……」

「ほんと……嬉しい………」

ナオキはイスを引いた。

「さ、絵里…どうぞ……」

「ありがとう……」

 

 

「紅茶でいいか?」

「えぇ……」

「雰囲気的にはワインだけど…おれたちはまだ未成年だからな」

「そりゃそうよ……ふふっ……」

 

「さ、どうぞ……」

「ありがとう……」

「それじゃ、絵里……誕生日…おめでとう……」

「えぇ……ありがとう…」

2人は乾杯した。

そして紅茶を口へはこんだ。

「うん……おいしい……」

「よかった……」

「でも…嬉しいわ……ナオキと2人っきりでバースデーパーティーなんて……ありがとう……」

「絵里…今日はありがとう言い過ぎだろ…ハハハ…」

「だって……」

「ありがとうを言うのはおれの方だよ……」

「え?」

「絵里がいたから…おれはここにいるんだ…絵里が大好きだったから…おれはここまでこれた……絵里…生まれてきてくれてありがとう…付き合ってくれて…ありがとう……」ナオキは顔を赤くして言った。

「ふふっ……ふふふふ…」

「なっ…なんで笑うんだよ!」

「だって……ふふふふ……」

「だからー……ははははは…」

2人は笑った。

 

 

 

 

「そうだ!」ナオキは立ち上がった。

「どうしたの?」

ナオキは冷蔵庫を開けてなにか取り出した。

「それは?」

「実は…ことりたちに教えてもらっておれも作ってみたんだ……ケーキ……」

「え!ほんとに!?」

「あぁ……口に合うかわからないけど……」

ナオキは箱を開けた。

そこにはチョコレートケーキとその上にはチョコプレートが乗っており、『Happy Birthday! ELI♡』と書かれていた。

「美味しそう!いただくわ!」

「あぁ……」

「ナオキの手料理なんて……初めてなんじゃない?」

「そう……だな……」

 

そして絵里はナオキの手作りケーキを口へはこんだ。

「……んーーー!!おいしいわ!!ハラショー!!」

「ほんとか!?」

「うん!星…3つです!」

絵里は『チュボーでっせ』という料理番組でおなじみのセリフを言った。

「えへへ……そうか……おいしいか……あ…ありがとう……」ナオキは照れながら言った。

「うーーん……おいしいわー!」絵里はパクパクそのケーキを食べた。

「あ、絵里……ほっぺにチョコついてるぞ……」

「え?ほんと?」

「おれが取ってやるよ……」

そう言ってナオキは絵里に顔を近づけた。

 

ペロッ……

 

「ちょ……もう……そんなとり方しなくても……」絵里は顔を赤くして言った。

「え?ダメだったか?」

「そ…そんなことはないけど……」

「ふーん…あ、紅茶入ってないじゃん…入れてくるよ」

「うん……」

 

そして2人っきりのバースデーパーティーは続き、時間ははやく過ぎていった。

小さい頃の話や世間話をして……

ときにはからかいあったりして……

そして………

 

「あ…もうこんな時間……」

「あら、ほんと」

「それじゃ、風呂わかすからな……」

「うん……あ、服どうしよう…」

「あ、それなら絵里が前に忘れていったのがあるぞ」

「え……あぁ!あったわね…また取りに来ようって思ってて忘れてたわ」

「ははは……じゃ、ちょっと待ってて」

ナオキはお風呂をわかしに行った。

 

 

 

 

 

 

 

そして音楽とともに『お風呂がわきました』というアナウンスが流れた。

「あ、風呂わいたみたいだな…お先にどうぞ」

「ううん……ナオキ先に入って」

「なんでだ?」

「その……みたい番組があるのよ」

「……あぁ、もうすぐチュボーでっせだったな……わかった、じゃお先に」

「えぇ…」

ナオキはお風呂にむかった。

 

 

 

 

5分後…

「ふぅーでたぞー」

「うん!じゃあ私、入るわね!」

絵里はお風呂にむかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

20分後……

「そういえば洗濯機にバスタオル入れるの忘れてたな……まだ絵里入ってるから……今ならいけるか……」

ナオキは洗濯機にバスタオルを入れに行った。

今なら絵里はお風呂の中だと思っていたのだ。

 

お風呂場……

(ナオキも待ってるだろうしそろそろでようかしら?)

絵里はお風呂をでた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ガラガラ……

 

「え……」

 

「あ………」

 

「………………」

 

「………し…失礼しました………」

 

ガラガラ……

 

「これは………」ナオキは忍び足でリビングに行こうとした。

 

ガラガラ!!

 

「ひっ!?」

 

「ナーオーキー………」

絵里の顔は赤くなっていく。

 

「は……はい……」

 

「ば……ばかあああああああ!!」

「ごめんなさああああああい!!(あれ?これ前にもあったような……いや前は上だけだ…今回は……生まれたままの姿を見てしまった……)」

 

 

 

 

 

 

ナオキの部屋……

ナオキに背を向けて絵里は寝転んでいた。

「……あの……絵里さん?」

「なに?」

「まだ…怒ってます?」

「怒ってないわよ……」

「いや…その……さっきはほんとにごめん……絵里はまだ入ってると思って……その……」

「………もう……わかった……許してあげるわ……」

「ありがとう……」

そして絵里はナオキの方へ顔をむけた。

「その……ナオキ?」

「ん?」

「ナオキは……その……私の……」

「絵里の?」

「私の……………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

裸……見たい?」

 

「はい?(あれ?聞き間違いかな?え…絵里が裸を見たいのかって言ってたぞ?)」

 

「もう……だーかーら!私の……裸が見たいのかって言ってるのよ……」

 

「え…えっと……」

 

「もう!…チュッ……」

絵里はナオキにキスをした。

「ん!………チュッ……くちゅ…」

ナオキも舌を入れてそのキスにこたえた。

「チュッ……くちゅ……はぁ…はぁ…」

「はぁ…はぁ……」

 

「ナオキ……いいのよ……」

 

「なにが?」

 

「その……ナオキになら……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

私の裸…見せてあげてもいいのよ?」

 

「いいのか……」

 

「うん……」

 

「ゴクッ……」

そして2人は起き上がり……

ナオキは唾をのみこんで絵里のパジャマのボタンを上から外していった……………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ねぇ……ナオキ…」

「ん?」

「どうだった?」

「あぁ……最高だった……」

「ふふっ……よかった……」

「絵里……誕生日……おめでとう……」

「ありがとう……ナオキとの2人っきりのバースデーパーティー………最高のプレゼントだわ……」

「あぁ……」

 

そして2人は眠りについたのだった。

 

(ほんとにおめでとう……絵里……おれの……世界で一番大切な人……)

 

 

 

 

 





書いてる途中で前編と後編とか「みんなでお誕生会編」と「2人っきりのバースデーパーティー」とかで分けようか考えましたが外伝は1話完結でいきたいのでまとめましたww

それで……
最後はやっちゃいましたねー
ハラショー!

安心してください……履いてますよ

ナオキくんは脱いでません!
てかまだ脱がせません……まだ……


最後に私から絵里へメッセージ……



絵里、誕生日…おめでとう!
いつもおれを元気づけてくれてありがとう…
あのときおれに元気を与えてくれてありがとう…
生きる希望をありがとう…
あのとき絵里の声を聞いて…そしておれの本気の恋が…はじまった…
本気で愛したい…守りたい…ずっと一緒にいたいと思ったのは……
絵里が初めてだよ………
ほんとうに………
生まれてきてくれて………
ありがとう………
これからも…よろしく……
最後に……
ほんまに…誕生日…おめでとう……
愛しの絵里……






あ、そうそうそう……
活動報告でも伝えましたが、
ただいまスクフェスの絵里イベ走ってるので活動を一旦停止するので
次回の投稿は結構あとになりますのでご了承ください


それでは、本編の続きもお楽しみに!!
感想などどんどんお待ちしてます!!

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