ラブライブ!〜1人の男の歩む道〜   作:シベ・リア

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さて……今回はオリジナルキャラクター、オリジナルアイドルがメインです!

その名も……『ナニワオトメ』(声が響く)



第36話「ナニワオトメ」

 

 

音ノ木坂学院…

部室……

「さ、今日は練習の前に昨日行われた大阪地区予選決勝を見てもらう」

ナオキは言った。

「本当ですか!!??」花陽が立ち上がった。

「あんた…なかなかやるわね……」にこが言った。

「ほえ?そんなにすごかったの…大阪地区予選決勝って…」穂乃果が言った。

「知らないんですか!?

昨日の大阪地区予選決勝は『ナニワオトメ』が圧倒的な力をみせて勝利……」

「ナニワオトメ?」ことりが言った。

「ナニワオトメは大坂学園のスクールアイドルだ……」ナオキは言った。

「あ……」みんなが声を合わせた。

 

「ご……ごめんなさい……」花陽は言った。

「いや、花陽は悪くないよ……仕方ない…ナニワオトメは人気出てきてるからな……」

「そうなの?」凛は言った。

 

「うん……ナニワオトメは大阪で圧倒的な人気をほこっているの……」

花陽は言った。

「でももはやその人気は関西No.1と言ってもいいわ……」にこは言った。

「あぁ…おそらく本戦では一番の強敵になるだろう……そこでだ…一度みんなにナニワオトメのライブをみてもらいたいんだ」ナオキは言った。

「なるほどぉ………はやくみたい!」穂乃果は言った。

「よし……ならみんなこのパソコンをみてくれ」

ナオキはノートパソコンを出して、昨日の大阪地区予選決勝のナニワオトメのライブをみせた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そしてみんなが沈黙した………

 

「どうだった?」ナオキが言った。

「確かに…すごいにゃー……」凛は言った。

「うん…」ことりは言った。

「そうやね……これはほんまに強敵や……」希は言った。

「でも……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

楽しみじゃない?」穂乃果が言った。

「えっ?」穂乃果とナオキ以外が声を合わせた。

 

「ふっ……はははははは」ナオキが笑った。

「ナオキ?」海未が言った。

「穂乃果ならそう言うと思ってたぜ……そうだ……楽しみじゃないか?こんなにすごいアイドルと戦えるんだぜ?」

「それは…そうやけど……」希は言った。

「そして……おれは信じてる……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

おれたちなら……μ’sなら……ナニワオトメにだって負けない……

A-RISEにも勝てたじゃないか!

絶対勝てる!」

そしてみんなが笑顔になった。

 

「そうやね!」希は言った。

「ええ…やってやろうじゃない!」にこは言った。

「私たちなら勝てる!」絵里は言った。

「テンション上がるにゃーー!!」凛は言った。

「そうですよね!」花陽は言った。

「ふふっ…そうね…(マチコちゃんたちにだって私たちは負けないんだから…)」真姫は言った。

「はい……必ず勝って見せます!」海未は言った。

「うん!頑張るぞー!」ことりは言った。

「よーーし!!じゃあ練習だーー!!」穂乃果は言った。

「とその前に…」ナオキは言った。

「ほえ?」

「とりあえず…ナニワオトメのことをみんなに知ってもらわないとな…練習はその後だ」

「はーい……」穂乃果は座った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「大坂学園スクールアイドル『ナニワオトメ』……

さっきもにこや花陽が言ったけど大阪……いや関西No.1の人気と実力をほこっている……

メンバーは…

3年生の『大空ヤマト』『小日向ユキ』

2年生の『斎藤ミク』『佐藤メグ』

そしてリーダーは1年生の『香川マチコ』…

中でもマチコはどのメンバーよりもすべてにおいて優れている……

メンバーの平均バストも大きく、衣装も胸を意識している………

そしてこのチームを支えている…というか支配しているというかなんというか……野球でいう監督みたいな立場にいるのが……

大坂学園生徒会長『香川ミツヒデ』だ……

そして……………」

ナオキがここでためらった。

 

 

 

「ナオキどうしたの?」絵里が言った。

 

 

 

「にこ、花陽……すまん……」

 

 

「え?」にこと花陽が言った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ナニワオトメはマチコ以外………全員ミツヒデの女だ……」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「え………」みんなが声を合わせた。

「ちょっと…それ…どういうこと…」にこが言った。

「そのままの意味だ……マチコはミツヒデの妹……そしてそれ以外のメンバーは全員ミツヒデの彼女だ……」

「そんなこと………」花陽は言った。

「マチコから教えてもらったんだ……おれも最初聞いた時は驚いたよ……」

 

 

「なんて人なのですか…ミツヒデっていう人は……あんな破廉恥な衣装で……それに……4人と付き合っているですって……最低ですか!!」海未は言った。

「まぁまぁ……」穂乃果は言った。

「海未ちゃん……」ことりは言った。

「まぁ海未、落ち着け……ミツヒデはそういうやつなんだよ……

でもナニワオトメが歌やダンスが優れているのは確かだ……」

「そうやね……メンバーの実態はそんなんやけど……実力はホンモノや……」希は言った。

「ですが………」海未は言った。

「それにミツヒデたちは……μ’sを一番目の敵にしている……警戒している……と言った方がいいのかな?」

「そうなの?」絵里は言った。

 

「あぁ……これもマチコから聞いた……

あの4人は『μ’sは叩き潰す』『μ’sなんて敵じゃない』『私たちの方が上』『圧倒的な実力をみせてやる』と言っているらしい………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(そしておれから『全てを奪う』……か……)」

 

 

 

 

 

 

 

 

「そこまで言わされて黙っていられないわね……」

「真姫……」海未は言った。

 

「なにが叩き潰すよ!なにが敵じゃないよ!なにが私たちの方が上よ!

絶対μ’sが勝ってやるんだから!」真姫が立ち上がって言った。

 

「真姫ちゃん……」穂乃果が言った。

「あの真姫ちゃんが……」希が言った。

 

「べ……別に……本当のこと言っただけよ!悪い?」真姫は顔を赤くして言った。

「ふっ………さ、気を取り直して練習行くぞ」

「はい!」

そしてμ’sは神田明神にむかった。

(例の階段ダッシュ)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

大坂学園……

ナニワオトメトレーニングルーム…

「ワン!ツー!スリー!フォー!ファイブ!シックス!セブン!エイト!……」

ダンスコーチが手拍子している。

 

「よし!休憩だ!」

「はい!」

 

「ふぅー……今日もハードやなぁー」ヤマトが言った。

「そう?ウチはまだまだいけるで……ハァハァ……」ユキが言った。

「ユキもばててるやんけ…」ミクが言った。

「あはは…でもミツヒデくんの頼みだもん!やらなきゃ!」メグは言った。

 

 

マチコは外を眺めていた。

(真姫ちゃん……見ててくれたかな……ナオキ先輩も……

もうすぐ会えるのかな……)

 

ガチャ……

「よぉ、頑張ってるか?」ミツヒデが入ってきた。

「ミツヒデくん!」マチコ以外の4人は言った。

「お兄ちゃん……」マチコは言った。

「んー……みんな汗で練習着が濡れてるぞー

なんかいいな……」

「もうミツヒデくんったら…エッチだねー」ヤマトが言った。

「それはみんなが悪いんだよ…おれを誘惑するから」

「なに言っとんねん!」ユキはミツヒデにつっこんだ。

「あ……」みんなが声を合わせた。

 

 

「……よし、決めた…ユキ……今日は寝かせねーぜ……おれにつっこんだお仕置きだ」

「あーユキちゃんいいなー」

 

 

 

(これが……1週間に1回はある……お兄ちゃんの気分によったら1週間に4人と………

お兄ちゃんは怖い………いろんな意味で……

さらにこの4人以外にも何人も彼女さんがいる……

みんな私をお義姉ちゃんと呼べとか言ってくるし…………

昔はお兄ちゃんあんなんじゃなかったのに……

なんで………)

 

 

「おい、ミツヒデ!なにイチャイチャしてんだよ!はやく練習再開させろ!」ダンスコーチが言った。

「わかったよ……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

チンギスカン」

「あぁ……さ、練習再開だ!」

「はい!」

 

そう、チンギスカンはナニワオトメのダンスコーチを任されているのだ。

 

そしてナニワオトメは練習を再開した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして時は流れ……

 

 

沖縄……

国際通り……

大広場…………

 

「沖縄地区予選決勝勝者は……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

首里城高校スクールアイドル……

『Wウフソー(タブルウフソー)』だー!!」

 

 

 

 

 

 

香川宅……

「ついに決まったか……本戦に出場する全スクールアイドルが……」

「そうね………」

「だが誰が相手でも……」

「私たちが勝つ……

あら…希からメールだわ……」

「おっ、なんだ?」

「えっと……

『えりちー、ごめんやけど大晦日に神田明神のお手伝いしてくれへんかな?

ナオキくんも一緒でええから!』

だって……」

「大晦日…そうか…もうすぐだったな……お手伝いって言ったら絵里、巫女装束着るのか?」

「え……そうなのかしら?」

「そうだろ……みたいなー、絵里の巫女姿……」

「もう………じゃ、希にOKしとくわね…ナオキも一緒に!」

「おう!」

 

2人とにこは希に頼まれて大晦日に神田明神の手伝いをすることになったのだった………

 

 

 

次回へ続く……

 

 






はい、なんか今回は終わるの早かった感じがします………

ナニワオトメの事情といいますか関係といいますか……
なんか……ミツヒデが最低な男になりましたね……もともとやけど……
とにかくおわかりでしょうがミツヒデたちは悪役という位置づけです。
最後に出てきた沖縄の首里城高校スクールアイドル『Wウフソー(ダブルウフソー)』のウフソーは沖縄の方言でおっちょこちょいという意味らしいです!
なんかおっちょこちょいってよくね?

てことで……
次はやっと……アニメのストーリーに戻ります!!
またBDみなければ………

それでは次回もお楽しみに!
感想などもお待ちしてます!

















テスト中やのに何やってんや………おれ…………

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