ラブライブ!〜1人の男の歩む道〜   作:シベ・リア

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やっぱり前書きってこういう風に使うもんなんかねー………

とりあえず今日もこういう風に使おうか……

今回は第2回ラブライブ!東京地区予選決勝で勝利したμ’sの打ち上げパーティーの日だよ!!
μ’sで闇鍋といえば………あれだよあれ!!

それではどうぞ!

※内容を一部変更しました


第32話「恐怖の鍋パーティー」

ラブライブ!運営委員会本部…

大会議室……

 

予選決勝の次の日、ここでは東京地区予選決勝の授与式が行われていた。

 

「ラブライブ!東京地区予選決勝勝者μ’sには、このタテと、第2回ラブライブ!本戦出場券を授与します!

おめでとう!」

晋三は穂乃果にそれらを渡した。

「ありがとうございます!」

大きな歓声と拍手がわいた。

 

 

授与式後……

「ナオキ…」

晋三がナオキに声をかけた。

「おじさん!」

「おめでとう!良かったな」

「ありがとう、おじさん!」

「次は本戦だ……心してかかれよ」

「はい!」

「それと………」

「ん?」

晋三はナオキの耳元で小声で言った。

 

「大阪地区の予選決勝は明日だ…」

「……………うん……」

「ま、がんばってくれ…応援してるよ」

晋三はナオキの肩に手をおいて会長室へとむかった。

 

(明日………か………真姫にも言わなきゃな……

マチコ…………

ミツヒデ………)

 

「………キ……ナオキ!!」

「はい!……って絵里か……どうした…いきなり…」

「いきなりじゃないわよ!ずっと声かけてたのに!」

絵里は頬を膨らました。

「ごめんごめん……」

ナオキは絵里の頭をなでた。

「……もう………」

「またラブラブしてるなーおふたりさんは」

希は言った。

「……………」

2人は顔をあかくした。

 

「2人ともあかくなってるにゃー」

「ひゅーひゅー」

凛と穂乃果は言った。

「てめぇらー!!」

「わー!!」

ナオキは2人を追いかけた。

「ハハハハハハ………」

みんな笑った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

香川宅……

「ふぅー……ただいまー……って誰もいねーか……さ、片付けよう…」

ナオキは片付けをはじめた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ピンポーン……

「ん?まだはやいな……はーい…」

ナオキはドアを開けた。

「お、絵里!どうたんだ?こんなにはやく」

「ナオキのことだから片付けてるのかなーと思って…」

「まぁ寒いだろ?入れよ……」

ナオキは顔をあかくして言った。

「うん!お邪魔します…」

「セーターとかここにかけり……」

「うん……」

 

 

 

 

 

2人は掃除をはじめた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして終わって2人は座った。

「こんなもんか……流石、絵里がいると早く終わるな」

「もう…なによー……」

「ほんとのことじゃんかー」

「もう……からかわないでよー」

「ハハハハハハ………」

2人は笑った。

「まだ………時間あるな……」

「そうね……」

夕方の5時まであと2時間ある。

「絵里…………」

ナオキは絵里の手を握った。

「ちょっと………」

絵里は顔をあかくした。

「おれ………みんなをちゃんと輝かせたかな……」

ナオキは絵里を見つめて言った。

「ふふっ……うん……だから勝てたんじゃないの……」

「そうか……そうだよな……」

「ありがとう…………ちゅっ…」

そう言うと絵里はナオキの唇にキスをした。

「ん!…………ちゅ……」

ナオキは最初は驚いたがその後目をつぶりこたえるように舌を入れた。

 

 

 

「はぁ……もう……せっかちなんだから……んっ…」

絵里はそう言って唇を離したがナオキは再びキスをした。

 

 

「はぁ……はぁ………もう……そろそろみんな来ちゃうわ……」

「あぁ……でも……」

ナオキは絵里を押し倒した。

「きゃ!…ちょっと………ナオキ……」

「絵里…………」

ナオキは絵里に顔を近づけた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

マンション前……

「ここやで」

希は言った。

「へー……はじめて来たわね…」

にこは言った。

8人は一緒にナオキの部屋にむかった。

 

 

 

 

 

 

「ここがナオキくんの部屋やな……

ついでにえりちのは3つむこうやで」

「へーナオキくんと絵里ちゃんの部屋って近いんだね」

ことりは言った。

「じゃあ!入るにゃー!!」

凛は言った。

「ちょっと待ちなさい!まずはインターフォンをならしなさい!」

海未は言った。

しかし穂乃果はそれを聞かずにリビングに走っていった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「やっほーーー!!きた…………よ………」

穂乃果はかたまった。

 

「あ………」

ナオキと絵里は声を合わせて言った。

 

「どうしたの穂乃果ちゃ………ん……」

凛はかたまった。

 

「こら!だから勝手…に…………」

海未はかたまった。

 

「あんたたち………」

にこは言った。

 

「きゃーナオキくんダイターン」

ことりは言った。

 

「はわわわわわわわわ……」

花陽はかたまった。

 

「ナオキくんも結構やるなー」

希は言った。

 

「なにやってるのよ………」

真姫は言った。

 

「えっと…………あの……その……」

ナオキは言った。

 

「ち…違うの……これは……」

絵里は言った。

 

「いいんやで……ナオキくんも男の子なんやし……えりちもお年頃やしな……」

 

「ていうかいつまでそうしてんのよ…にこたちに見せつけようって思ってんの?」

 

「はっ!?ご…ごめん……」

ナオキは絵里を離した。

 

「う…ううん……いいのよ…」

絵里は起き上がった。

 

「ていうか海未たちどうする?かたまってるけど……」

 

「アハハハハ………なんかごめん……」

ナオキは言った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「もう!破廉恥です!人前でこんな……こんな……」

「ごめんなさい……」

ナオキは1時間正座させられた。

「まぁまぁそれぐらいにしといたりー……お鍋の準備できるよー」

希は言った。

「そうですね…反省しているようですし許します」

「ははー……有り難き幸せ………」

ナオキは土下座した。

 

そしてみんなが席についた。

「よーし!電気消すよー!」

穂乃果は言った。

「は?ちょっと待て!なんで電気消すんだ?」

ナオキは言った。

「え?だって闇鍋でしょ?」

「そうなの!?」

「そうやで?」

「なんで希まで!………ってみんななんで当たり前みたいな顔してんだよ!」

「え?私もはじめて聞いたわよ……(しかも電気消すって……真っ暗になっちゃうじゃない……)」

絵里は言った。

「それじゃあ!消すよー!!」

「はーい!」

「だから待てって……」

ナオキが言う前に穂乃果は電気を消した。

「きゃああああああああああ!!」

絵里はナオキに抱きついた。

「絵里!(あ、そうか暗いから……)よしよし…」

「絵里ちゃん!どうしたの?」

凛は言った。

「はっ!?またナオキが?」

海未は言った。

「いや、おれが水こぼしちゃって…大丈夫、ちょっとだけだから…ふ…拭いてやるからな……」

「なら…いいんだけど…さ、はじめよう!」

穂乃果は言った。

そしてみんなは具材を入れはじめた。

(闇鍋ってことはおれと絵里以外はみんな変な食材だな……おれはうどんだけど……みんなは一体…)

「さ、食べようか!まずはナオキくんから!」

希は言った。

「おれかよ!?………よし……」

ナオキは鍋に手を伸ばした。

「これだあああああああ!!!」

ナオキはなにかをとり、口に運んだ。

「うっ………なんで……こんなものが……がはっ!」バタッ……

「ナオキ!?」

絵里は言った。

(なんで……トマトまるまる1個……しかもこの味は……チーズケーキ……となに?………)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ここでみんなの入れたものをチェックしよう!

ナオキ……うどん

絵里……豆腐

希……紫色の染色液

にこ……サンマ

真姫……トマト

凛……唐辛子

花陽……海苔

ことり……チーズケーキ

海未……ピーマン

穂乃果……ほむまん

っていう感じでしたー………

 

 

 

 

 

 

 

 

そしてみんなは変な味とチーズケーキ味の具を食べてダウンした……

 

 

 

「はっ!?みんな……倒れてる……」

ナオキが起きるとまわりにみんなが倒れていた。

「ちっ……しゃーね……毛布敷いてやろうか……」

 

 

ナオキはみんなに毛布をかぶせて後片付けをした。

「なんだよこれ………紫色だし……チーズケーキ!?やっぱり入ってたか……色んなもん入れすぎだろ……」

ナオキは鍋をみて驚愕した。

「これは置いとくか………」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ん………ナオキ?」

「お、絵里……起きたか?具合は悪くないか?」

「えぇ……あれ?みんな倒れてる……」

絵里も驚愕した。

「とりあえずみんなこのまま寝かしとかなな……」

「そう………ね………」

「あぁ………」

「絵里はどうする?ここで寝るか?」

「えっと………ナオキと一緒に寝ても……いいかしら?」

「……あぁ……」

2人はナオキの部屋へとむかった。

 

ナオキの部屋……

「ねぇ…その……」

「ん?」

「………ううん……なんでもない…」

「そうだ……もうすぐクリスマスだったな…」

「えぇ……」

「その……デートに行かないか?」

「うん!行く!!」

「よし!イブにするか?」

「そうねその方がいいわね」

「じゃ、約束だ……」

「うん……」

「おやすみ………」

「おやすみ………」

そして2人は寝たのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

翌朝……

リビング……

「ん?あれウチら寝てたんか…あ、毛布や……ナオキくんがかけてくれたんかな?そういえばナオキくんがいないなー……えりちも……」

目覚めた希は絵里とナオキがいないことに気づく。

 

そしてみんなが起きてナオキの部屋にむかうことになった。

「いいんですか?勝手に覗いちゃって」

海未は言った。

「いいじゃんいいじゃん!面白そう!」

穂乃果は言った。

「ここかなー?」

ことりは言った。

「開けるで…………」

希はドアを開けた。

 

 

 

「よぉ、おはよう………」

目の前にはナオキは仁王立ちしていた。

「あ………おはよう………ございます」

8人は声を合わせた。

「さ、どうしてくれようか………」

「アハハハハ………」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その後8人は男坂を100往復させられたのだった……………

 

 

 

 

 

次回へ続く…………

 

 

 




はい、ということで32話はこれでおしまい!
どうでしたか?
おれはトマトは嫌いなんです……

感想や評価などお願いします!!
Twitter垢は「@sengoku0916」
絵里の婚約者シベリア香川です!

次回は
ラブライブ!〜1人の男の歩む道〜の1期のリメイクをお送りします!
どういうかたちになるかはおたのしみです!

それでは次回もよろしくお願いします!

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