ラブライブ!〜1人の男の歩む道〜   作:シベ・リア

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今回は前書きをこういうふうに使わせていただきます!
時々前書きや後書きもこういうふうに使うこともあるので……
てことで……
やっときたぜ!30話!
ていうか外伝も合計したらもう超えてるんだけどね…
てか今はまだアニメの2期やで?
2期だけでどんなけ書いとんねんってなww
今回はお待ちかねのスノハレ回(スノハレ歌うとは言ってない)
あとちょっと……これR指定じゃね?っていうシーンもあるので私はこの小説にR指定しなあかんかなーって思ってます……
それでは前置きが長くなってしまいましたが
ラブライブ!〜1人の男の歩む道〜
スタート!

※内容を一部変更しました


第30話「決戦前夜と雪の災難」

絢瀬宅……

予選決勝前日、ナオキは絵里に頼まれて絵里の部屋に泊まることになった…

「お義兄さん、お茶どうぞ」

亜里沙はナオキにお茶を出した。

「お義兄さんって……絵里は風呂だからいいけどよ……」ナオキは言った。

「えーなんでですか?いいじゃないですかー」

亜里沙は言った。

「だかな…まだ…」

「ふぅーお待たせー」

「うっ…」

ナオキがなにか言いかけた時に絵里は風呂から出てきた。

「あら?なに話してたの?」

絵里は言った。

「えっとねーμ’sのことだよ!」

「(亜里沙ちゃんナイス!)そうなんだよ…おれがμ’sと出会った時のことを話してたんだ!」

「ふーん」

そういうと絵里は冷蔵庫へむかった。

「亜里沙ちゃん…まだ内緒だぞ…」

「はい…」

ナオキと亜里沙はボソッと話した。

 

 

 

「ごめんねナオキ…急に頼んじゃって」

絵里は言った。

「いや、いいよ………いよいよ明日だな………」

ナオキは言った。

「ええ……」

「私!応援行くからね!」

亜里沙は元気よく言った。

「ありがとう、亜里沙」

 

 

 

「さ、おれはどこで寝ようかな…」

「私の部屋でいいわよ」

「え……わ…わかった……」

「私はもう寝ますね!おやすみなさい!」

「おやすみ」

「おやすみ…」

そして亜里沙は自分の部屋へとむかった。

「おれたちも行くか?」

「そうね」

そして2人は絵里の部屋にむかった。

 

 

 

「お、あったかい…」

「雪も降ってるし寒かったから暖房つけておいたの」

「流石絵里!自慢の彼女!」

「も…もう……///」

絵里の顔があかくなる。

「そ…そういえばナオキ、ちゃんと明日の挨拶は考えた?」

「あぁ!バッチリだ!」

「ハラショー!流石ナオキね!自慢の彼氏!」

「仕返しかよ!」

「えぇ!」

「『えぇ!』じゃねーよ」

「明日も早いしそろそろ寝ましょうか」

「そうだな…じゃあおれは床で寝るかな」

「………」

「ん?どうした絵里?」

急に絵里は黙ってしまった。

「あ、なるほど……わかった隣で寝てやるよ(実は一緒に寝たかったりして)」

「ほんと!」

絵里はとても喜んだ。

(なんだろう…可愛すぎる…)

と思うナオキであった。

そして2人は暖房をきって電気はつけっぱなしで布団に入った。

「電気は豆球でいいんだよな?」

「うん…」

「えっと……これかな?」ポチッ…

(あ、間違えた……)

ナオキは豆球にするつもりが間違って真っ暗にしてしまった。

「ちょっと!ナ、ナオキ…な、なにしてるのよ!?豆球って言ったじゃない……」

絵里は涙声で言った。

「ご、ごめん!間違えた!今すぐ豆球にするから!なくなって!(泣いてる絵里もいいな…)」

 

 

そしてナオキは豆球にした。

「うぅ……」

「そんなに怖かったか?」

絵里はコクリと頷いた。

(おれは今日は何回絵里にときめくのだろう)

「よしよし……ごめんなー」

ナオキは絵里の頭をなでた。

「ナオキ……」

「ん?」

「……抱きしめて……」

「…お…おう……」

ナオキは絵里の顔を自分の胸にくるように抱きしめた。

「あったかい……」

「そうか……」

「なんだろうね……夜は冷えるはずなのに……」

「そうだな…なぜかあったかくなる…」

ナオキの鼓動がドクドクなっている…そして絵里も……

「なぁ…絵里……」

「なに?」

「おれに泊まって欲しいって頼んだのって不安だからか?」

「えっと……そう……よ…」

「そうだよな…不安になるか……」

「えぇ……でもナオキといるとそんなのが吹き飛んじゃう…」

「実はな……おれも不安なんだ…」

「え?」

「なんだろう……おれは舞台のみんなを輝かせたい……でも本当におれにそれができるのか……みんなを100%輝かせることができるのか……不安なんだ……でも絵里といると落ち着く……おれは自信をもてるんだ……」

「ナオキ……」

「明日…頑張ろうな…」

「えぇ……んっ…」

絵里が返事をするとナオキは絵里の唇にキスをした。

「はぁ……もう……んっ……」

 

 

ナオキはまだやめない……

(これは俗に言うディープキスというものである)

 

 

「はぁ…はぁ…もう…おしまい……」

「……すまん……」

「なんで謝るのよ……もう…ふふっ……」

「そろそろ寝ないとね」

「そうだな…おやすみ」

「おやすみ…」

そして2人はすぐに寝付いたのだった。

 

 

 

朝……

「ん……朝か……寒っ…」

ナオキは目が覚めた。

(しかし……おれは『やらかしたかな?』と思ってしまう……絵里の顔が近いし……寝る前にあんなことしたし……)

絵里はナオキの腕を枕にして寝ていた。

俗に言う腕枕ってやつ。

(かわいい……できることならおそ…ゴホンゴホン…...これ以上言うのはまだはやい…さ、そろそろ準備せねば…)

ナオキは腕をそっとぬこうとしたのだが…

「ん……あらナオキ…はやいわね…おはよう……」

絵里は目をこすりながら言った。

(絵里を起こしてしまった…寝起きの絵里もかわいいな……)

「おはよう…おれははやめに出なきゃいけないからな…ほんとは絵里をもうちょい寝かすつもりだったけど…起こしちゃったな…」

「いいのよ…別に……うわぁ……」

絵里は外を見ると言った。

「ど…どうしたんだ?……おーー…」

ナオキも声をあげる。

外では雪が積もっていたのだ。

「すげぇ……東京でもこんなに積もるんだな…」

「小さい時も積もったことあったわね」

「そうだな…」

ナオキは絵里を引き寄せていた。

そして布団をくるませた。

「寒くないか?」

「ううん…大丈夫よ……しばらくこのままでいさせて…」

「あぁ……」

「あったかい……」

絵里はナオキにもたれた。

 

「なぁ…絵里……もしかして緊張してる?」

「え…ま…まぁね…」

「バレエ発表会の時と同じ顔してんぞ?」

「そ…そうかしら?」

ナオキは絵里を抱きしめた。

「大丈夫……おれがついてるから……」

「えぇ…」

「やべ…そろそろ準備しねーと…」

「私は朝ごはん作ってくるから着替えててね」

「はーい」

絵里は部屋から出ていった。

 

 

「寒い…脱ぎたくないよー……タ゛レ゛カ゛タ゛ス゛ケ゛テ゛ェ~!!」

ナオキは1人ダダをこねていたが1人であることに自分が痛くなった。

(何言ってんだよ…おれは…)

 

 

ナオキは着替えてリビングへむかった。

ガチャ……

「んー……いい匂い……」

「あ、お……ナオキさん!おはようございます!(危なかった…)」

「おはよう!亜里沙ちゃん!(絶対お義兄ちゃんって言いかけたな)」

「さ、ナオキはやく座ってね!もうすぐできるから!」

「はーい」

ナオキは椅子に座った。

 

 

「はいどうぞ…簡単なものだけど」

絵里は玉子焼きを作った。

「おー玉子焼きか!うまそーいただきまーす!」

「いただきます!」

「うん!絵里の玉子焼きは甘いな!」

「お口に合うかしら?」

「あぁ!美味しいよ!すっごく!!」

「あ…ありがとう……///」

絵里は顔をあかくした。

 

 

 

「やべ…そろそろ行かなきゃ」

「ほんと…ナオキ急いで!」

「あれ?おねぇちゃんは急がなくていいの?」

「えぇ…ナオキは学校の説明会があるから、亜里沙も雪穂ちゃんと一緒に行くでしょ?」

「うん!ナオキさん!頑張ってください!」

「あぁ!それじゃ行ってくるわ」

ナオキは玄関へとむかった。

 

 

「ナオキ大丈夫?忘れ物ない?」

「あぁ…大丈夫だよ……むこうで待っといてくれ…終わったら絵里のところへ飛んでいくから」

ナオキは絵里の頭をなでた。

「ふふっ…わかったわよ…それじゃいってらっしゃい……」

「いってきます……」

ナオキと絵里は軽くキスをした。

そしてナオキは音ノ木へとむかうのだった。

 

 

マンション前…

「あれ?希じゃん、おはよう」

「おはよう、ナオキくん!」

ナオキはマンション前で希と会った。

「なんでここに?」

「カードがなぁ…今日は3年生3人で行かないと後悔するって言ってたの」

「なるほど……(そうか…もうすぐ3年生は……)」

「……くん……ナオキくん!」

「は…はい!!」

「なにボーってしとるんや?」

「え…っと……ちょっと考え事を……」

「……ま…大体考えてることはわかるけどな」

「ほえ?」

「どうせウチらはもうすぐ卒業……って思ってるんやろ?」

「(ギクッ…)ハハハハ……希には隠し事は無理か……」

「えっへん!」

「じゃ、おれそろそろ行くわ」

「うん!頑張ってね」

ナオキは足を進めた。

 

 

「……………卒業………か……」

希は呟いた。

 

 

園田家前……

「お、海未…おはよう!」

「おはようございます…なんでここに?」

「えっと……なんとなく?」

「ふふっ…相変わらず優しい人ですね…」

「なんだよ………///」

ナオキは顔をあかくした。

「さ、行きましょう……どうせ真姫の家にむかうのでしょう?」

「(ギクッ……)な…なんでわかった……」

「ナオキのことですからみんなをむかえに行くだろうと…」

「アハハ…バレてたか……」

「バレバレです……」

2人は真姫の家にむかった。

 

 

西木野宅前……

「いってきます」

「気をつけてね…あら」

「ん…どうしたの?……って…ヴぇえ!?」

「よぉ、真姫おはよう」

「おはようございます」

「あらナオキくんに……そちらは?」

「はい…お初にお目にかかります、園田海未と申します」

「あら礼儀正しいこと…ん?園田……あなた園田道場の?」

「はいそうです」

「ふーん…これからもよろしくね」

「はい!」

「もうなに話してるのよ!さっさと行くわよ!」

真姫はさっさと歩き出した。

「おい待てよー!……それでは…」

「失礼します…」

ナオキと海未は一礼して真姫を追いかけた。

 

 

3人はしばらく歩いた。

「…ったくなに照れてんだよ」

「照れてないわよ!」

「さ、フミコのとこにむかうか」

「はい」

「家知ってるの?」

「……………あ………」

「ウソでしょ………」

「ナオキ…………」

「す……すまん……」

 

 

「あれ?ナオキくんに海未ちゃんに真姫ちゃん?」

「その声は!?」

ナオキがふりかえるとフミコがいた。

「お…おはよう……3人揃ってどうしたの?うちの前で」

「ほえ?まさか……ここがフミコんち?」

「そうだけど………」

フミコの家が真姫の家から近かったことが判明した。

「ハラショー………」

「さ、学校にむかいましょう」

「はーい」

4人は音ノ木にむかった。

 

 

 

高坂宅……

「おねぇちゃん!いつまで寝てんの!……って起きてる!?」

雪穂は穂乃果の部屋のドアを勢いよくあけて言った。

(雪でも降るの?)

雪穂はそう思った。

いや…もう降ってますね……

「なにーその反応?それじゃあ私がいつも寝坊してるみたいじゃん」

「してるじゃん」

「いつもじゃないもん!時々だもん!」

「ってそんなことはどうでもよくって、はやく行かなくていいの?亜里沙がナオキさんはもう行ったって…」

「あぁ……ナオキくんたちは学校の説明会があるからはやめに行って、そのあと会場に来るって行ってたよ」

「ふーん………ねぇおねぇちゃん」

「どうしたの?」

「もしかして……緊張してるの?」

「そ…そう?」

「だって………サイドテールが逆だよ……」

「え?」

穂乃果は頭をさわって確認した。

「はわわわわわわ!!ほ…ほんとだ!」

「もう……世話のやけるおねぇちゃんだね……」

雪穂は穂乃果の髪型をいつも通りにしようとした。

「ねぇ雪穂……」

「ん?」

「………応援……来てね…」

「……わかってるよ……」

仲のいい姉妹だこと……

 

そして雪穂に直してもらい穂乃果は外を見た。

「雪………神様のイタズラかな?」

「穂乃果ちゃーーん」

「ことりちゃん!」

「まだ着替えてないのー?」

「ごめーん今から着替えるから上がってきて!」

「はーい」

 

 

 

絢瀬宅……

ピンポーン……

「はーい……って希!?」

「おはよう……さ、行こう!」

「ちょっと待ってて……荷物取ってくるから」

 

 

 

小泉宅……

「かよちーん…まだー」

「待って!あと1杯だから」

「かよちん朝からよく食べるにゃー」

「だって今日は予選決勝だよ!たくさん食べて力をつけなきゃ!」

「……そうだね…凛も食べるにゃー!」

「はい、ちゃんと凛ちゃんのも入れときましたよ」

花陽のお母さんが凛に卵かけご飯をだした。

「ありがとう!おばさん!」

「いえいえ……2人とも頑張ってね!」

「うん!」

花陽と凛は声を合わせた。

 

 

 

矢澤宅……

「にっこにっこにー」

「にっこにっこにー」

「にっこにっこにー♪」

こころとココアとにこはにっこにっこにー♪をしていた。

「おー!」

「やっぱり本物は違うねー」

「さぁもう一度おねぇ様にエールを!」

「うん!」

「にっこにっこにー…にっこにっこにー…にっこにっこにー♪」

「ありがとう!予選…絶対勝つからね!」

その時、虎太朗が勢いよくドアを開けた。

「うわぁ!」

「虎太朗!静かにしなよ!」

「できたー」

「ほぇ?」

虎太朗はμ’s10人の雪だるまを作っていた。

「μ’s……これ…虎太朗が?」

「うん……がんばれー」

「うん!お母さんに連れてきてもらいなさい!私がセンターで輝くから!」

「ほんと!?」

「えぇ!だってμ’sはナオキも含めてみんながセンターなんだから」

 

ピンポーン……

「はーい……え……」

「おはよう…にこっち」

「なんであんた達が来るのよ…」

にこは扉を閉めようとしたが希が足で止めた。

「希がね……みんなで行きたいって」

「ウチやないよ…カードがや」

「なによそれ……」

「素直じゃないでしょ……」

「絵里もね……」

「え?」

「待っててすぐ準備するから…………えっと……寒いから…中に入りなさいよ……」

 

 

 

音ノ木坂学院……

生徒会室……

「……ってな感じな挨拶なんだけどどうかな?」

「はい…いいと思います」

「いいんじゃない?」

「うん!いいと思う!」

「……さ、講堂にむかうか」

「うん!」

海未と真姫とフミコは声を合わせた。

4人は講堂にむかった。

海未の持つ書類の中には『Snow halation』の歌詞カードがあった。

 

 

 

講堂……

「おい、ナオキ」

「どうしました先生?」

「すまんが開始が1時間遅れる」

「えぇ!?」

4人は驚いた。

「しょうがないだろ…この雪じゃ…」

「それじゃあ…予選決勝が……」

「それならナオキくんたちは行けばいいよ!」

「フミコ……いや……それはできない……とくにおれは…海未と真姫だけでも」

「なに言ってるのよ」

「ほぇ?」

「あなたをおいて会場にむかえと?μ’sの10人目のメンバーなのに」

「そ…それは……おれは踊るわけじゃないし……」

「あなたってほんとにバカねぇー」

「私たちをステージでいつも輝かしてくれるのは誰ですか?ほかでもないナオキでしょう……

私たちにはナオキが必要なんですよ」

真姫と海未はため息をついて言った。

「…………そうだな……わかった……説明会を成功させてみんなの元に行こう!」

 

 

「あ、もしもしヒデコ?お願いがあるんだけど……」

そのときフミコはこそこそと電話をしていた。

そのことをナオキと海未と真姫は知らなかった。

 

「ってことなんだ……絵里……時間稼げるか?」

「そうね……なんとか7人でやってみるわ…私たちの出番は最初だし……なるべくはやく、気をつけて…」

「うわぁ!」

絵里がナオキと話していると突然にこと穂乃果と凛が声をあげた。

「どうしたのよ3人とも……って……ハラショー……」

「おいどうしたんだ?」

「えっと………その……ステージが…………」

7人の前に広がるのはとても大きなステージだった。

「とにかく……これは時間を稼げるかわからなくなってきたわ……」

「そんなけすごいのか………」

「えぇ……また写真をおくるわ……」

「わかった……なるべくはやく行くようにするよ……」

 

 

電話をきった後、絵里から写真がおくられてきた。

「どれど……れ………ハラショー……」

ナオキは写真を見るなり驚いた。

「どうしたの…です……か…え…」

「なに……を……ヴぇえ!?」

「私にもみせ……て……でかっ!?」

海未と真姫とフミコも驚いた。

「はやくしないとな……」

「あぁ、そうだ今ねヒデコたちが雪かきしてるから」

「なら私たちも…」

「やめとけ……」

「ナオキ!?……しかし……」

「あのな海未……まずそのスカートのままで防寒着とかも最低限しかないのに……雪かきできるか?」

「そ……それは……」

「それもそうね……今は体力を整えておきましょう……」真姫は髪の毛をクルクルしながら言った。

「そうですね……」

海未も納得したようだ。

「さて……雪は昼までらしいけど……止むかな……」

ナオキは不安そうに空を見上げた。

 

ラブライブ!東京地区予選決勝会場横……

ラブライブ!運営委員会本部……

廊下……

運営委員会本部には選手の控え室が整えられている。

「おやおやμ’sのみなさんではないか」

「晋三さん……」

不安そうに空を見上げるμ’sの前に現れたのは会長の伊藤晋三だった。

「おや?ナオキがいないようだが……あとの2人も…たしか……真姫さんと海未さんだったかな……」

「はい…あの3人は学校の用事で遅れてきます」

絵里は言った。

「そうなのか……間に合うといいのだかな……それではな…ステージ楽しみにしているぞ」

そう言うと晋三は歩き出した。

「ここから見てもステージ大きいにゃー……」

凛は言った。

「ほんとうにいっぱいになるのかな?」

花陽は言った。

「それは心配ない……」

「完っ全にフルハウス……満員になるのは間違いないわ……」

そこに現れたのはA-RISEだった。

「A-RISE……」

にこは恐る恐る声をあげた。

憧れの大スターを前に恐縮しているのだろうか……

「にこっち…あかんよ……今は同等……」

希がそう言うとにこはビシッと構えた。

「あら?ナオキくんたちがいないようだけど」

ツバサが言った。

「はい!3人は学校の用事で遅れてきます!でも本番には間に合います!」

穂乃果は言った。

「そう……」

ツバサは穂乃果に近づいてきた。

そして手を差しのべた。

「えっ……」

「今日はお互いベストを尽くしましょう……」

「はい………」

2人は握手をした。

「でも……勝つのは私たちよ……」

「………いいえ……私たちが勝たせてもらいます!」

「ふふっ……ほんとあなたって面白いわね……じゃ、健闘を祈るわ…」

そいうとA-RISEは歩き出した。

「ナオキ………」

絵里は不安そうに空を見上げた。

胸を掴みながら……

 

 

音ノ木坂学院……

「皆さん、こんにちは!生徒会長の香川ナオキです!今日は足元が悪い中ありがとうございます!今日はこの音ノ木坂学院の素晴らしさを伝えていけたらと思います!

今、生徒会はこの学校を共学にしようと動いています!

来年度はまだ女子だけ……男子は私だけですが………

再来年度には共学にしようと考えていますのでよろしくお願いします!

それではこれからこの学校のことを説明していきますのでよろしくお願いします!」

 

 

そして音ノ木坂学院学校説明会は幕を開けた。

 

果たしてナオキたちは間に合うのだろうか!?

 

 

 

次回へ続く………

 

 




てことで一旦ここで今回は終わり
だから言ったやん歌うとは言ってないってww

感想などお待ちしてます!
それらは全てTwitterの……
@sengoku0916
絵里の婚約者シベリア香川まで
リプやDMをおくってくださいね!
もちろんハーメルンに直接するのもOKです!
それでは次回もお楽しみに!

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