ラブライブ!〜1人の男の歩む道〜   作:シベ・リア

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※内容を一部変更しました


妄想外伝「ことりの誕生日」

9月11日……

 

ことりを除くメンバーで緊急会議が行われようとしていた……

なぜなら12日はことりの誕生日だからだ

 

 

「お前らわかってるな……練習終わったあとできるだけみんなバラバラでことりにバレないようにおれの部屋に集合だ……」

ナオキはことり以外のみんなにボソッと言った。

「了解……」

ことり以外のみんなは声を揃えた…ボソッと……

 

 

 

練習後……

「穂乃果ちゃん!今日一緒に帰ろー」

ことりは言った。

「ご…ごめん!ことりちゃん!ほ…穂乃果…やることあるんだよ!」

(穂乃果が、穂乃果ちゃんが、1番危ない……)ことりと穂乃果以外のみんなは思った。

「じゃあ、私先に帰るわ…妹たちの世話しないといけないから」

にこは言った。

「わ…私も黄金米があるから…」

花陽は言った。

「凛は病院にアレルギーのお薬貰いに行かないと…」

凛は言った。

「あー…お母さんが言ってた患者さんって凛のことだったのね…私もついて行くわ…」

真姫は言った。

「ウチはバイトがあるから…すぐに」

希は言った。

「私は道場で鍛錬があるので…」

海未は言った。

「私はナオキと……」

絵里は言った。

「なにーラブラブしたいのー」

希は言った。

「もう……それより希、はやく行かないと」

「そうやった!お先ー」

希は走って行った。

 

 

そしてみんな帰って行った。

 

 

「うーん……みんな忙しいんだなー」

ことりは1人で帰路についた。

「でも久しぶりだなー……1人で帰るのは……いっつも穂乃果ちゃんと海未ちゃんと一緒だったし……」

ことりは周りの景色を見ながら言った。

そしてサーッと風が吹き、草木とことりの髪を揺らした。

 

 

 

ナオキ宅……

「よし、みんな集まったな……」

ナオキは言った。

「いやぁードキドキしたよー」

穂乃果が言った。

「さ、明日のことを話し合いましょう」

海未は言った。

 

 

10分後……

 

 

「じゃぁ、そういうことで……みんなOKか?」

「はーい」

 

 

 

南宅………

プルルルル…プルルルル……

「ん?穂乃果ちゃんからだ…もしもし?」

「もしもしことりちゃん?明日暇?」

「暇だけどー……どうして?」

「えっと…久しぶりに幼なじみ4人で出かけたいなーって」

「いいねー、わかった!」

「あ、あの公園で待ち合わせね!」

「わかった!バイバーイ」

「バイバーイ!」

 

 

「幼なじみ4人ってことは私と穂乃果ちゃんと海未ちゃんとナオキ君だね!たのしみだなぁー……」

 

 

高坂宅……

「よし!3人にメールだ!」

 

 

ことりちゃんには伝えたよ!

集合はあの公園で!

 

 

 

絢瀬宅……

「お、穂乃果からメールだ……うん!まずは上手くいったみたいだな」

「明日頼むわよ?」

絵里が言った。

「あぁ!」

「さ、ことりへのプレゼント作りましょう!」

「そうだな…」

ナオキは絵里と一緒にことりへのプレゼントを作っていた。

「いたっ…」

「!?どうしたの?指切っちゃった?」

「大丈夫だよ絵里…」

「大丈夫じゃないわよー…ほら、血がにじんできてる……すぐに手当しないと…」

「大丈夫だって、こんなもん唾かけてたら治るよ…」

「そう?………なら……」

そう言うと絵里はナオキの怪我した指を舐めだした。

「ちょっ………絵里……なにを……」

「ん?唾かけてたら治るってナオキ言ったから…」

「そ…そうか………あ…ありがと…」

絵里はそのままナオキの指を舐め続けた。

「さ、これでよし!絆創膏はりましょうか…」

「あ……あぁ……(絵里って結構大胆だな……)」

そう思うナオキだった。

 

 

そしてことりへのプレゼントが完成した。

「できたー!」

「ハラショー!うまくできたわね」

「あぁ!これも絵里のおかげだよ!」

「そ…そんなこと…」

「じゃ、おれは帰るな。明日に備えて寝ないとな…」

「そうね…」

 

 

 

「すまんな…おれがドジなばっかりに…」

「いいのよ……指…大丈夫?」

「あぁ…ありがとう…」

そう言うとナオキは絵里の頭をなでた。

「もう…なによー…ふふっ…はやく帰らないと明日寝坊するわよ?」

「そうだな……じゃぁ、また明日!」

「バイバイ!」

ナオキは帰ってそっこう寝たのだった。

 

 

翌日12日……

神田公園……

「ここも久しぶりだなー……」

ナオキは言った。

「あ!ナオキくんだ!おーい」

穂乃果はナオキを見つけると声をかけた。

「おー穂乃果、おはよう」

「おっはよー!」

「おはようございます…穂乃果が早いなんて珍しいですね」

海未が来て言った。

「あ、そうだ!2人にお願いがあるんだ!実は……」

 

 

 

「ごめーーん!待ったーー?」

ことりが慌てて来た。

「ううん…今来たとこだよ」

「よかったー……」

「さ、行こうか」

そして4人は歩き出した。

 

 

「でも久しぶりですね…この4人で出かけるのは」

海未が言った。

「そうだねー」

穂乃果は言った。

「あぁ…おれは大阪に行ってたからな……」

ナオキは言った。

「何年ぶりだろー?」

ことりは言った。

「うーん……10年ぶりぐらいですかね?」

「ほぇー…」

 

 

 

ショッピングモール……

ゲームセンター『エンジョイ・センター』

 

「ねぇねぇ!プリクラ撮ろうよ!」

穂乃果が言った。

「海未ちゃんは撮ったことなかったっけ?」

「いえ…1度だけ弓道部の試合帰りに撮りましたよ」

ことりと海未は言った。

「さ!はやくはやくー!ナオキくんもー!」

穂乃果はそう言ってことりと海未の手を引っ張った。

「ハハハ…」

 

 

 

撮影後……

「さ、次はデコレーションだな……」

「私やるよー」

ことりは言った。

「ことり!」

「どうしたの?海未ちゃん…」

「その……ついてきて下さい!」

「ええー……じ…じゃぁ、行ってくるぅー……」

海未はことりを引っ張って行った。

「よし!穂乃果今だ!」

「うん!」

 

 

10分後……

 

 

「ごめーーん……写真は?」

ことりは言った。

「また後で渡すよー」

穂乃果は言った。

 

 

 

「ナオキくーん!これ取って!」

穂乃果がくまのぬいぐるみを指さした。

「なんでおれ?」

「絵里ちゃんが言ってたよ?ナオキくんUFOキャッチャー上手だって」

「ああ……わかったよ」

ナオキは500円入れた。

「もうちょっと!もうちょっと!」

「ナオキくん頑張って!」

穂乃果とことりが言った。

「ちょっ…穂乃果…揺らすな……」

「あ……」

4人は声を合わせた。

「穂乃果………」

海未が言った。

「ごめんなさい……」

「大丈夫だよ、まだ1回しかしてないし……」

 

 

そしてナオキは2回目でゲットした!

「すごーい!本当にナオキくんうまい!」

「あと3つ取るか………」

 

 

そしてナオキはあと3つくまのぬいぐるみをゲットした。

「はい、ことり、海未」

「え…いいの?」

「ありがとうございます…」

「あと1つはだれにあげるの?」

「絵里にあげるつもりだ」

「やっぱり…」

「ナオキと絵里は仲がいいんですね……」

「あ…あぁ……////」

ナオキは顔をあかくした。

「あー、顔あかくなったー」

穂乃果が言った。

「う…うるせー……///」

穂乃果と海未とことりは笑った。

 

 

 

1時間後……

「そろそろ行くか」

「そうですね…」

「うん!」

ナオキと海未と穂乃果は言った。

「どこに行くの?」

ことりは言った。

「内緒だ…行くぞ」

ナオキがそう言うと4人は歩き出した。

 

 

(どこに行くんだろ……)ことりは思った。

 

 

しばらく歩くと穂乃果の家に着いた。

 

 

「あれ?穂乃果ちゃんの家……?」

「ただいまー!さ、あがって……」

穂乃果が言った。

「おじゃましまーす……」

「ことり…先に行け……」

ナオキは言った。

「え…うん……」

ことりはドアを開けた。すると……

 

パン!パン!パン!パン!パン!パン!

「わっ!」

「せーの!」

「ことり!ことりちゃん!誕生日おめでとう!!」

絵里の掛け声でみんなが声を合わせて言った。

「えっ……えっ……」

ことりは驚いた。

「えへへーびっくりした?」

凛が言った。

「うん……みんな……ありがとう……」

ことりは涙目で言った。

「ことりちゃん泣いてる!?もう!ナオキくんのせいだよ!」

「なんでおれ!?」

「うふふ……アハハハハ…」

「ハハハハハ…」

そしてみんな笑った。

「さ、はやくケーキ食べましょ!ことりのためにチーズケーキ作ったのよ」

にこが言った。

「わー!」

 

 

穂乃果は電気を消した。

「うっ……」

絵里はナオキの服を掴んだ。

(絵里……怖いのか……)ナオキは思った。

そしてナオキはロウソクに火をつけた。

 

「せーの……」

「ハッピバースデートゥーユー!ハッピバースデートゥーユー!ハッピバースデーディア……ことりー!ことりちゃーん!ハッピバースデートゥーユーー!!」

ナオキの合図でみんなで声を合わせて歌った。

「ふー………」

ことりはロウソクを消した。

そしてみんな拍手をした。

「さ、食べよ!」

「穂乃果!ことりが先ですよ!」

「わかってるよー」

穂乃果と海未が言った。

 

 

 

そしてみんなことりにプレゼントを渡した。

 

「ことり、このケーキは私からのプレゼントよ!」

「ありがとうにこちゃん!」

 

「凛からはこの服にゃー!」

「わー!かわいい!凛ちゃん、ありがとう!」

 

「わ…私からは花の髪飾りを……」

「ありがとう、花陽ちゃん!」

 

「私はことりに曲を作ったの」

「曲を?」

「えぇ…『スピカテリブル』って言うの」

「ありがとう、真姫ちゃん!」

 

「ウチからはお守りや!」

「お…お守り?あ…ありがとう、希ちゃん…」

 

「私からはこの手作りの首飾りよ」

「わーー!綺麗!絵里ちゃんが作ったんだー」

「えぇ!」

「ありがとう、絵里ちゃん!」

 

「おれからは手作りのブレスレットだ……」

「ナオキくんが作ったの?」

「あ…あぁ……」

「ありがとう、ナオキくん!」

 

「私からは着物です」

「着物?」

「はい!初詣にでも来てください!」

「うん、着るよ!ありがとう、海未ちゃん!」

 

「私からはこれ!」

「これって……

プリクラの……あ…」

ことりに渡したのはプリクラの写真そこには手書きでこう書かれていた。

『ことりちゃん!一生ともだちだよ!』

「穂乃果ちゃん………あの時に…」

「そうです…穂乃果がそうしたいと言うので協力しました」

「あぁ……」

「ことりちゃん!ずっとともだちだからね!」

「………うん……ありがとう……ずっと…ともだちだよ!」

 

そうしてケーキを食べ、誕生日会は

終わりに近づいた。

「じゃ、私からみんなにお返し!」

「ことりちゃん?」

 

 

「走り〜出す べりべりぃとれ〜いん 甘くてすっぱくて〜」

 

ことりはソロ曲『ぶる〜べりぃ♡とれいん』を歌った。

 

「君の遅刻を願っちゃ〜う ぶる〜べりぃ♡とれいん」

 

そしてみんな拍手をした。

「もう1曲いくよー!」

「まさか……」

「うん!真姫ちゃんからのプレゼント…『スピカテリブル』を歌うよ!」

 

「風がさらう落ち葉を〜 見守る夜のひかり……」

 

 

 

「ただ恋ゆえに嘆くだけなら変わらない〜……変わりたいのよ」

 

 

そしてみんな拍手をした。

(あそこにセリフつけたらいいかも……うふふ……)ことりは思うのだった。

「みんな!ありがとう!!」

ことりは言った。

(今日は……本当に……最高の1日だよ!)




どうもシベリア香川です!
今日はことりの誕生日だということでこういう外伝を妄想して書いてみました!
これからメンバーごとの誕生日に妄想して書いていくつもりなのでお楽しみに!

さて!おれからも!!

ことり!!誕生日おめでとう!!!
いい衣装を考えてくれて、作ってくれてありがとう!!そのお礼をこめておれはブレスレットを作った!(妄想で……)
本当にありがとう!これからもよろしく!!


それではこれからもシベリア香川のラブライブ!妄想物語をよろしくおねがいします!

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