ラブライブ!〜1人の男の歩む道〜   作:シベ・リア

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※内容を一部変更しました


第23話「PV撮影」

前回の妄想物語!

修学旅行から帰ってきたナオキたち2年生!

そして凛は練習着を変えて練習にのぞんだ!

そして次のライブは体育館ですることに!

そして『それは僕たちの奇跡』はPVも撮影することになった!

そしてナオキは絵里に誓いの石を渡したのだった……

 

 

 

絢瀬宅……

絵里は自分の部屋で御機嫌だった。鼻歌までうたっていた。

「『誓いの石』……か……ふふっ…ナオキったら/////」絵里は呟いた。

 

 

 

 

翌日、3年生教室………

「えりちどうしたん?御機嫌やねー」

「そうよ…なにかあったの?」

絵里が御機嫌だったので希とにこが話しかけた。

「ナオキにお土産貰ったのー」

(やはりか………)希とにこは思った。

「何貰ったん?」

「えっとー…『誓いの石』」

「ふーんどんなの?」

「えっとね、水色とピンク色でね、水色は私のイメージカラーでピンクは『誰よりも愛する』だって……」

「へー、ナオキにしてはいいセンスしてるじゃない……ね、希?」

「うーーん……」

にこが聞いたが希は考え込んでいた。

「希、どうしたの?」

絵里が聞いた。

「えっと………その色の組み合わせは……」

「組み合わせ?それがどうしたの?」

「………ううん…なんでもない!えりち!大切にしいや!」

「え…えぇ…(なにかあるのかな?)」

 

 

生徒会室……

「じゃ、今日の会議はここまで!お疲れ様」

「お疲れ様でしたー」

「あー真姫、マチコさん!」

「ん?」

「どうしたんですか?」

「俺たちがいないあいだありがとうな」

「いえいえ!お土産までいただいて、ありがとうございます!」

「こちらこそ!じゃ、お疲れ」

「お疲れ様です!」

 

 

部室……

「じゃ、今日は3曲の練習するからな、それとそれが終わったらPVのこと聞くからな」

「はーい」

 

 

屋上

「まずはストレッチからー」

「はい!」

「ねぇ、ナオキ…」

「ん?どうした絵里…」

「ストレッチ……」

「……ああーそっか、わかったよ」

ナオキは絵里とペアを組んでストレッチをすることになった。

「やっぱり絵里は伸びるなー」

「でっしょー、伊達にバレエやってないわよ」

「あーそういやよく見たなー…確かにバレエの絵里は輝いてた…見惚れちまったぞ」

「もうなによ急に///」

絵里は顔をあかくした。

「今もだ……」

「うん……」

「たしかおれが東京離れた時、絵里はロシアに行ったんだったよな?」

「そうよ」

「バレエしてた?」

「えぇ…でもねコンクールで負けちゃってね…あの時は悔しかったなー……でも、今も踊ってるとバレエしてた時と同じぐらい楽しいの……いえ…今の方が…楽しいかな?」「絵里……」

「ちょっとお二人さーん!なにラブラブしてるんやー?」希が言ってきた。

絵里とナオキは顔をあかくした。

 

 

 

「よし!まずは『僕らのLIVE 君とのLIFE』からだ!」

「はい!」

そしてナオキは音楽を鳴らした。

(やっぱりこの曲はいいよなー……)

 

「次は『ユメノトビラ』」

「はい!」

(これもいいよなー……)

 

「ラストは『それは僕たちの奇跡』」

「はい!」

(これもハラショー!ライブが楽しみだ……)

「僕たちの季節ー」

 

 

「はい!お疲れ様!」

そう言うとみんな倒れ込んだ。

「ちょっときつかったか?すまん」

「もう……容赦ないですね……」

海未は言った。

「海未ちゃんの夏の合宿のメニューぐらい厳しいよー…やってないけど」

穂乃果が言った。

「それじゃ、部室に戻ろうか」

「はい!」

 

 

部室………

「さて、早速だがみんなPVのあれ決まったか?」

「穂乃果は走る!」

「私は弓道で」

「私は衣装の試着!」

「わ…私は白米を!」

「凛は水遊び!」

「わ…私はピアノ」

「にこはストローくわえてるところにこ!」

「ウチは巫女服や」

「私はバレエ…」

「うーん………絵里かえていいか?」

「ダメ?」

絵里が甘えた顔で言ってきた。

(かわいいがここは……)

「いや、絵里は水着の方がいいと思うんだ!」

「たしかにえりちはスタイルいいしねー……」

「希までー………うぅ……わかったわ!わ…わたし……やるわ!」

 

「じゃ、それを明日撮るからなー」

「はーい!」

 

 

帰り道……

「ナオキ…」

「ん?」

「水着……どんなのがいい?」

「なんでおれに……」

「ナオキが決めたんでしょ?」

「そうだなー………」

「とりあえずうちに来て」

「わかった」

 

 

絢瀬宅……

「どれがいい?」

ナオキは目を疑った。

なぜならナオキの目の前には絵里の水着が並べられたからだ……

(早く決めないと死ぬ!)

「えっと……これ!」

「ハラショー!流石ナオキ!」

ナオキが選んだのは白の上にピンクと白の下のやつだった。

「早くみたいなー」

「もう……また海に行きましょうね?」

「お、おう……じゃ帰るわ!また明日!」

「えぇ…また明日!」

 

 

 

翌日……

桜の道で走る穂乃果(桜はCG)

「よし!穂乃果OK!」

「楽しかったー!」

 

弓道の練習終わりで汗をぬぐう海未

「海未OK!」

「少し恥ずかしいです…」

 

衣装を作って試着することり

「ことりOK!」

「この衣装で踊りたいなー」

 

風が入ってくる音楽室でピアノを弾く真姫

「真姫OK!」

「気持ちいいわね…」

 

水遊びする凛(ナオキにかけた。)

「凛OK………」

「楽しかったにゃー!」

 

白米をほうばる花陽

「うーん……合わないな……」

「そうですか?」

「そうだなー……こんなのどうだ?」

傘をさして「あ、晴れたよ!」のごとく振り向く花陽

「OK!」

「ありがとうございます!」

 

神田明神で空を見上げる希

「希OK!」

「当たり前やん!」

 

座ってストローを口にくわえてウィンクするにこ

「にこOK!」

「あったりまえよ!」

 

水着の絵里

「まだかー」

「まって……まだ心の準備が……」

(これいいかも……)

「絵里、おれむこうに行ってるから準備できたら言ってくれ」

「わかった……」

ナオキはむこうに行くふりをしてすぐ戻った。

絵里は後ろをむいている。

「絵里ー…」

「ちょっと!………もう………」

絵里は胸を隠してムスッとした。

「いいねー!ハラショー!」

「え?……もう…バカ…///」

 

 

PV撮影後……

「よし!みんなお疲れ!いいのが撮れたよ!あとはライブだけだ!」

「はい!」

「よし!解散!」

 

 

 

帰り道……

「もう……ナオキのバカ……」

絵里は涙目で言った。

「すまんすまん……」

「でもこれでよかったのよね?」

「あぁ……バッチリだ!」

「わかった……」

「完成を楽しみにしといてくれ!」

「それじゃ、また明日ね」

「あぁ、また明日」

明日から体育館で準備へ取り掛かるのだった!

 

 

次回へ続く……

 


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