ラブライブ!〜1人の男の歩む道〜   作:シベ・リア

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※内容を一部変更しました


第22話「大事なお土産」

 

朝……

 

「ん?絵里いないな…」

ナオキが起きると隣に絵里はいなかった。

 

リビングへ行くと机の上にはメモとご飯があった。

 

「おはようナオキ!よく眠れた?ご飯作っておいたいたからあたためて食べてね!

絵里より」

 

 

「食べるか」

ナオキはご飯を食べるのだった。

 

 

 

 

音ノ木坂学院……

「やっと終わったにゃー!」

凛は授業が終わって喜んでた。

「ほら、練習行くわよ」

真姫が言った。

「うん!」

花陽は言った。

「あ、凛やることあるから先いってて!」

「わかった!」

 

 

 

屋上……

「凛…遅いな……」

ナオキは言った。

「そうですね……先に始めますか?」

海未は言った。

「そうだな…ほんならみんなストレッチ!」

「はい!」

 

 

 

みんながストレッチしているとドアが開いた。

「あー凛来たか…おせー……よ……」

ナオキは驚いた目をした。

 

そしてみんなの顔に笑顔が浮かぶ。

 

その理由は……

 

 

 

「どうかにゃ?練習着変えてみたんだ…」

凛は少し照れながら言った。

「おー!」

「似合ってるじゃないですか…」

「凛ちゃんかわいい!」

「似合ってるわよ…」

「凛ちゃんらしいやん…」

「ハラショー!」

「凛……!」

「凛ちゃん……!」

「さぁ!今日も練習……いっくにゃーー!!」

凛が叫んだ。

「とりあえずストレッチ」

「……わかったにゃ!」

 

 

「ストレッチ終わったら1曲通すぞー」

「はーい」

ナオキの手拍子に合わせ、1曲踊った。

 

 

 

そして部室………

「それじゃ、次のライブのこと話すからなー」

「はい!」

μ'sはお土産を食べながら話をしていた。

「次のライブはここでする」

「ここで?」

穂乃果が言った。

「あぁ…曲は『それは僕たちの奇跡』『ユメノトビラ』『僕らのLIVE 君とのLIFE』だ」

「3曲だけですか?」

海未が言った。

「あぁ…だがここからがすごいんだよ!今回のライブは『それは僕たちの奇跡』のPVを撮影する!しかも音ノ木の生徒もエキストラで参加してもらう」

「えー!」

「す…すごいです!」

ことりと花陽は言った。

「ま、構造としてはメインを体育館で撮るんだけど…繋ぎの映像は各自で撮るからな」

「各自で?」

真姫は言った。

「あぁ…例えば………真姫がピアノを弾いてるところを撮るとかな」

「なら凛は水遊びするにゃー!!」

凛は立ち上がって言った。

「ならうちは神田明神で巫女服で撮ろかなー」

希は言った。

「その撮影、面白そうね」

にこは言った。

「私はどんなのにしようかしら?」

絵里は言った。

「ま、本番はまだだからみんな明日までに考えといてくれ」

「はい!」

「次はハロウィンイベントのことだ」

「ハロウィンイベント?」

穂乃果は言った。

「あぁ…今詳しいところを決めてるとこなんだけど、アキバをハロウィンストリートにするんだ!その最終日にライブだ!」

「しかもそれには………」

絵里が言った。

「A-RISEもでるんだよね………」

花陽が言った。

「あぁ……多分その日の注目はA-RISEにむくだろう……」ナオキが言った。

「そんなー……」

「でも、仕方ありませんね…」

ことりと海未は言った。

「ま、今は次のライブに集中しよう!」

「はい!」

「じゃ、今日は解散だ!」

「お疲れ様でしたー」

 

 

 

校門……

「ナオキー!お待たせー!」

「いや全然待ってないよ」

「じゃ、帰りましょ!」

「あぁ」

「……………」

「どうしたんだ?」

「むぅ…………」

絵里は手をもじもじさせながら膨れていた。

「………ああ…なるほど…はい」

ナオキは手を広げた。

「うん!」

絵里は笑顔でナオキの手を握った。

そして2人は帰って行った。

 

 

「ククク……なによ絵里……結構甘えん坊じゃない……」にこは言った。

「そうみたいやね……」

希は言った。

 

 

 

 

帰り道……

「そうだ絵里、お土産があるんだ」

「え?それならちんすこうが…」

「いや…その……絵里個人にだ…」

ナオキは顔をあかくしていった。

「そうなの?嬉しい!」

絵里は目をキラキラさせて言った。

ナオキはカバンから袋を取り出した。

「はい」

「ありがとう!」

そう言うと絵里は早速袋を開けはじめた。

「これは……」

「『誓いの石』らしい…」

「誓いの石?」

「あぁ……何種類かあったんだがな」

「これは……ピンク色と水色ね…意味ってあるの?」「あ…あぁ……それは……」

ナオキは顔をあかくして斜め上をむいて照れながら言った。

「それは?」

「片方は絵里のイメージカラー……もうひとつは……」「もう……ひとつは?」

「誰よりも…愛する……」

「そ……そう………」

絵里は顔をあかくしていった。

「ずっと……愛してるから……」

「うん………」

そう言うと絵里はナオキに寄り添った。

 

 

次回へ続く


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