ラブライブ!〜1人の男の歩む道〜   作:シベ・リア

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みなさんどうも!もう4月ですね、早いものです。私も大学2回生……実感があんまりないですけどね。
さて、今回はお待ちかねの水着回です!水着だ水着だ〜!いぇ〜い!恋愛モノでは夏祭りと水着は定番中の定番……なような気がします!たぶん!
それでは、どうぞ!



第142話「ドキドキ海水浴!」

 

 

「そうだ、海に行こう」

「どうしたのよ急に」

 

ナオキが絵里と2人で部屋で休んでいる時に急にこう言うと、絵里は困惑の言葉を出した。

 

「いや、絵里と2人で海に行きたいなって思ってさ。ほら、夏祭りだって結局は2人っきりじゃなかっただろ?」

「そうね……でも梨子ちゃんとかまた落ち込んだりしない?」

「そうかぁ……ならいっそ2人も誘ってみるか?」

「そうね。どうせ2人っきりじゃなくなるならそうしましょ」

「よし決まりだな」

 

ナオキはそう言うとある人物に電話をかけた。絵里は早速どんな服を着ていこうか迷っているみたいだ。

 

「あ、もしもし真姫か?」

『私の携帯にかけてきてる時点でそれしかないでしょ?』

 

ナオキが電話をかけたのは真姫だった。真姫は電話に出るなり呆れ声でそう言った。

 

「まぁ、そうだけどよ……」

『で、なにか用?』

「あぁ、実はな…………」

 

それからナオキは真姫に海に行きたい旨を伝えてお願いをした。真姫はナオキの急なお願いにも関わらず、それを受け入れてくれた。

 

 

 

 

 

〜〜〜〜〜♡〜〜〜〜〜

 

 

 

 

ここは西木野病院が支援をしている最近出来たばかりのホテルのプライベートビーチで、ナオキが真姫にお願いしたときちょうど試しに使ってみて欲しいと言われていたのだとここを勧められて4人でここを使うことにしたのだ。つまり、ここにいるのはナオキ、絵里、梨子、亜里沙の4人だけである。

 

 

「梨子ちゃんいくよ〜……えい!」

「きゃっ!私だって……えい!」

 

亜里沙と梨子は海水を掛け合って楽しんでいた。

亜里沙の水着は合宿のときと同じものであったが、梨子は全体的にピンク色の水着で花の模様が広がっていて、腰の辺りにピンクの花がついていてそこから布が伸びていて、胸の辺りには赤い花もついていた。さらにネックレスとイヤリングもしており、太ももにビーンズを2つ巻いていた。

 

「楽しそうだな〜……」

「ちょっとナオキ、なんでそんなにのんびりしてるのよ?」

「ん……?」

 

ナオキがパラソルの下のマットでのんびりと体を伸ばしていると、絵里が頬を膨らましてナオキの頭の当たりからナオキを見下げて言った。

ナオキはそんな絵里を見上げ、じーっと美しいかわいいエリーチカの水着姿を拝んだ。ナオキと絵里の水着はもちろん合宿の前に選んだものである。

 

「そ、そんなにジロジロ見ないでよ、バカ……」

「え、あぁ……すまん」

 

絵里はナオキが自分の水着姿をじーっと見てくるので恥ずかしくなり、顔を赤くして目線を横に逸らした。

ナオキは言葉では謝ったが、その後も絵里から目線を逸らそうとはせずにじーっと絵里を見つめていた。

 

「ん……もう!だからそんなに見ないでってば!」

「いでっ!」

 

すると絵里はナオキがずっと見つめているこが恥ずかしすぎてある物をナオキの顔に投げつけた。

ナオキは声をあげてそれが当たった鼻のあたりをさすりながら、投げつけられた物を手探りで探した。

 

「ったく、なに投げつけたんだよ……」

「ナ、ナオキが悪いのよ!?私のことずっとジロジロ見てくるから……」

 

ナオキは恥ずかしがる絵里のセリフを聞きながら投げつけられた物を探し出して手に持って顔の前に持ってきた。

 

「さ、サンオイルかよ……」

 

ナオキが投げつけられた物とはボトル状のサンオイルであった。しかも見たところ新品で中身がたっぷりと入っていた。これは結構痛いであろう……

 

「じゃあナオキ、罰としてそれ塗ってね」

「投げつけられた時点で罰ゲームな気が…「なにか言った?」…いえ、なんでもありません」

 

絵里はナオキにそう言うと上の水着の紐をほどいて、自分の両腕を合わせて枕にしてうつ伏せになってマットの上に寝転んだ。絵里の背中の肌は紐をほどいたことにより(あらわ)になっていた。

ナオキは手にサンオイルを垂らし、罰ゲームとして絵里のこの綺麗な肌に日焼け止めを……

 

(ん、待てよ……これって罰ゲームというより……ご褒美じゃね?)

 

ナオキは塗ろうとした直前に、これが自分にとってはご褒美であると気づいた。だがそこで出てきた疑問は、絵里はこれをわかっているのかということである。もしかしたらロシアではこれはある一種の罰ゲームなのかもしれない。はたまた絵里はナオキにとってご褒美になるとわかってこれをお願いしたのか?絵里が自分にサンオイルを投げつけたことを悪く思っているのなら合点がいく。それとも、本当に罰ゲームと思って言っているのか。真相はナオキにはわからない。だが、これはまたともないチャンスなのである。このチャンスを逃すなナオキ!これは男の夢なのだから!!

ちなみに、絵里はこのサンオイルを塗るという手間を掛けさせる罰ゲームと思っている。

 

「い、いくぞ……?」

「うん……んっ……!」

 

ナオキがまずゆっくりと優しく塗ると、絵里は気持ちよさそうな声を漏らした。ナオキはその声を聞く度に自分の欲情が湧き上がってくるのを感じたが、頑張って抑えていた。

 

「んっ……ナオキ、ちゃんと脚にも塗ってね?」

「わ、わかった……!」

 

ナオキは背中に塗り終わると、次は絵里のスラッと伸びている綺麗な脚に塗り始めた。

そしてナオキはこのとき考えた。これはある意味罰ゲームなのではないかと。この湧き上がる欲情を抑え、さらにそれで絵里の体に日焼け止めを塗りきる……まるでこれは、ご褒美という名の罰ゲームである。

 

「んっ……」

「っていうか、なんで絵里ずっとそんな声出すんだよ!?」

「え?そうねぇ……ナオキの塗り方が気持ちいいからかしら?」

「そ、そうか……」

 

目を瞑って顔を腕に置いて横に向けながら笑顔で言っていたが、ナオキは顔を真っ赤にしていた。言っておくが、決して暑いからではない、熱いのだ。

 

「ナオキ、もうそれぐらいで大丈夫よ」

「そうか……ふぅ……」

 

ナオキは暑くて汗をかいたのと、絵里の肌に手で直接サンオイルを塗った緊張感から大きな息を吐いた。絵里はもちろん暑いから疲れたのだろうとしか思ってはいない。

 

「ナオキ、ありがとう。なにか飲む?」

「あぁ、頼む」

 

ナオキがそう言うと、絵里は上半身を起こしてクーラーボックスから飲み物を取り出した。()()()()()()()を忘れて………

 

「はい、スポーツドリンク」

「あぁ、ありがとッ……!!??」

「ん……?」

 

絵里は取り出したスポーツドリンクを渡そうとすると、自分を見て顔を赤くして慌てふためいて、挙句の果てに右手で目を隠したナオキを不思議に思って首を傾げた。

 

「ナオキ、どうしたのよ?」

「いや、あの、そのっ!!」

「もうなによ!飲み物いらないの!?」

「いや、欲しいけど……その……」

「もう!何か言いたいなら言ってよ!」

 

絵里はナオキが何も言わずにこちらを見なかったので、頬を膨らましてナオキに迫った。ナオキは絵里が自分に迫っているのをわかってさらに顔を赤くした。

そしてナオキはついに勇気を振り絞ってその理由を恐る恐る話した。

 

「えっと……丸見え……なんだよ……」

「丸見え……?」

 

絵里はキョトンとしてとりあえず下の方に視線を向けた。

 

「っ……!?」

「………………」

 

そして絵里はやっと自分の水着の上をあのときに脱いでつけ忘れたことに気がついた。マットの方を見ると紐がほどかれた自分の水着がまだあった。

ナオキは絵里が怒っていないか確認するために自分の目を隠していた手の人差し指と中指を離した。そこから見えた絵里は、先程まで丸見えであった胸を腕で覆い隠して顔を赤くして頬を膨らましてナオキのことを睨んでいた。

 

「ナオキ……」

「な、なんだ……?」

 

ナオキはマズイと思って先程離した指を友達元に戻してさらに横に顔を逸らしたが、絵里に呼ばれたので手を目から離して絵里の方を見た。

何故そこで手を離したのか、ナオキは馬鹿である。

 

「バ………」

「バ……?」

「バ……バカァァァァァアアアアアア!」

「そんなぁぁぁああああああああ!!」

 

そんなナオキはペシンと綺麗な音をたてた絵里のビンタをくらってしまった。

 

 

「………あれ、なんかデシャヴ……」

 

 

 

 

「くしゅん!」

 

ナオキがそんなことを思うと、西木野邸では勉強中の真姫がくしゃみをした。

 

 

 

 

 

〜〜〜ラブライブ!〜〜〜

 

 

 

 

 

「ん〜!海を眺めながら食べる焼きそばは最高だな!」

「ふふっ、そうね。あ、また海苔つけてるわよ」

「ん、あぁ、すまん」

 

絵里は焼きそばと一緒に貰ったお手拭きでナオキの口周りを拭いた。

そんな2人を梨子は不思議そうに見つめた。

 

「さっきビンタしてたのにもういつも通りになってる……」

「さっきのが誤解だったってことがわかったからだよ、きっと」

 

亜里沙も梨子と一緒に2人の方を見つめながらそう言うと、梨子は納得したように頷いた。

 

「ナオキ、ほっぺたは大丈夫?」

「平気だって。心配してくれてありがとう」

 

ナオキが頭を撫でてやると、絵里は嬉しそうな表情をした。

さて、状況を説明しよう。あのビンタのあとに絵里がさらにサンオイルのボトルを投げつけようとすると、ナオキが起こったことを全て話した。それを聞いて許すか許さないか迷った絵里にさらに一言……

 

「何回も見てるじゃないか」

 

この一言で全ての誤解が解けたのだ。そのあとにホテルのプライベートビーチにある海の家の試食をすることになり、海を眺めながらの昼食となったのだ。

 

 

「でも真姫さまさまだな。タダで楽しめるし、タダで食えるし、万々歳だ」

「そうね。また今度お礼しなくちゃね」

「先生ってそんなにお金持ちだったんだね」

「そうだよ!なんたって真姫ちゃんはあの西木野病院の……って先生?」

 

亜里沙は自分のことのように胸を張って真姫のことを自慢しようとしたが、梨子が言った『先生』というワードに疑問を覚えて首を傾げた。

 

「先生って……真姫のことか?」

「うん、そうだよ!」

「なんでまた真姫を先生って……?」

 

ナオキと絵里も亜里沙と同じくそのワードが気になっているようだ。

 

「それはですね、初めて先生に会ったときにピアノを教えて貰って、それから先生のことを調べていったらピアノのコンクールでいつも上位を取っていたことを知って、それでこの前練習を見てもらった時にそう呼んでもいいって先生が言ってくれたんです!」

 

梨子はとても嬉しそうにその理由を述べた。ちなみにこの前というのはナオキが凛に告白される前日のことで、この日、梨子は出かける先も告げずに出かけていったのだ。実はその日に梨子は真姫の家に行って、ピアノの練習を見てもらっていたのだ。

 

「なるほどな。でもこれじゃあさらに真姫に頭が上がらないな」

「ふふっ、そうね」

「また先生にピアノ教えて貰わないと!」

 

梨子がやる気満々に腕を構えると、それを見た3人は笑みを浮かべた。

それから昼食を終えて少し休憩をしてから、梨子と亜里沙はまた海の方に走っていった。

 

「2人とも元気だなぁ……」

「そうね……ねぇ、本当に大丈夫?」

「あぁ、大丈夫だって。もう心配しなくても大丈夫だから」

 

絵里はまだナオキにビンタしたことを申し訳なく思っているようだったが、ナオキは心配いらないと頭を撫でた。

 

「うん……」

 

だが絵里はそれでもなおそのことを気にしていた。

するとナオキは絵里が被っていた麦わら帽子を取った。絵里は「あっ……」という声を出したが、その声をあげると同時にナオキの顔が自分に接近していた。

そしてナオキは麦わら帽子で梨子と亜里沙からこちら側が見えないようにして、絵里の唇に自分の唇を重ねた。

ナオキはその唇を離すと、麦わら帽子を顔を赤くしている絵里に被せた。

 

「これで信じてくれ。もう大丈夫だって」

「わ、わかった……」

 

絵里は恥ずかしがるようにそう呟やくとお返しとばかりにニヤリと笑った。

 

「じゃあ、ナオキ!海で遊びましょうよ〜」

「いーやーだ!おれはここで優雅なひと時を過ごすんだ!」

 

だかナオキは午前中と変わらずに海に向かおうとせず、ずっとパラソル下のマットで子供みたいに駄々をこねていた。

絵里はそんなナオキの腕を頬を膨らまして引っ張っていた。ナオキの引っ張られている腕には絵里の二つの膨らみが当たっていた。

 

「もう子供みたいに〜!(かわいいけど)許さないんだからね〜!」

「絶対に、嫌だっ……!」

 

ナオキはここまで嫌がるのは何故だろうか?決してナオキは海は嫌いではない。ただ海で遊ぶのが苦手なだけである。つまり、ナオキはこれまで海にあまり来たことはないので、何をして遊べばいいのかわからないのだ。水遊びならプール、またはお風呂場ですればいいだろうという思考回路をナオキは持っているのだ。

 

「もう、こうなったら……!」

「な、なにをする気だ……!?」

 

絵里はナオキがいつまで経っても動く気配を見せないのに耐えられなくなると、ナオキから離れて海の方に向かった。ナオキは絵里が諦めたものだと思って安心してホッと息を吐いた。

 

「ナ〜オキ♡」

「ん、どうし……」

 

ナオキは絵里に名前を呼ばれて顔を下げたのだが、絵里の水鉄砲によりその顔面に大量の海水をくらわされた。

 

「作戦成功ね」

「………………………………」

 

絵里はナオキに水鉄砲をくらわせることが出来て、ニヤニヤとした表情を浮かべた。

ナオキは目を閉じたまま無言でいて、その顔からは海水がポタポタと落ちていっていた。前髪も海水がかかったせいで濡れていた。

 

「えいっ」

 

絵里はさらに残っていた少量の海水を発射して、ナオキに追加攻撃をくらわせた。

 

「絵里……」

「な、なに……?」

 

そしてナオキが右手で顔の水を拭きはらってから絵里の名を呼ぶと、絵里はついにナオキも怒る時が来たのかと警戒した。仏の顔も三度までとはこのことをいうのだと絵里は心から学んだ。そして体でもそれを学ぶ………

 

「………やりやがったなぁ〜!」

「キャーー!」

 

ということはなく、ナオキはそう言って絵里の狙い通りに海に向かって逃げる絵里を追いかけた。

 

「これは、お返しだっ!」

「きゃっ!やったわね……えいっ!」

 

それから絵里に追いついたナオキはさっきのお返しとばかりに両手で海水を掬って絵里にぶっかけ、絵里も海水を両手で掬って反撃した。

それからナオキと絵里はお互いに海水をかけあって楽しみ、途中から梨子と亜里沙も加わってナオキと絵里、梨子と亜里沙のチームで水をかけあった。

それが終わって4人はビーチバレーをしたり、スイカ割りをしたり、砂浜で山を作ったりして遊んで、ナオキにとっては海での楽しみ方を知るいい機会となった。

 

 

 

 

 

〜〜〜〜〜♡〜〜〜〜〜

 

 

 

 

 

「いやぁ〜海で遊ぶのって結構楽しいな!」

「ナオにぃ、昼過ぎとは全然違いますね〜」

「あの時は『いーやーだー!』って言ってたのにね〜」

「ふふっ、余程楽しかったんじゃない?」

 

4人は帰りの電車の中で今日の思い出を話していた。とくにナオキは初めてしっかりと海を楽しめたようで満足気な表情を浮かべていた。

そんなとき、ナオキのスマホの通知音が音を出した。

 

「ちょっとナオキ、ここ電車の中よ?マナーモードにしておかないと……」

「あ、すまん……海でマナーモードを解除してそのままだったみたいだ」

 

ナオキはしまったという表情をしてポケットからスマホを取り出して、届いたメッセージを確認した。

 

「で、誰からだったの?」

「あぁ、奈々おばさんからだ」

「お母さんから?」

 

梨子は自分の母親からのメッセージだと知ると、何の用なんだろうと頭を傾げた。

 

「えっと、『予定通り月曜日の夕方に迎えにいくからよろしくお願いね』……だってさ」

 

そう、次の月曜日、つまり明後日は梨子の母である奈々が梨子を迎えに来る日なのである。それを聞いて亜里沙は少し寂しそうな表情をした。

 

「え〜、もう帰っちゃうの?」

「まぁ、元々この予定だったからな」

「でも〜……」

「亜里沙、ダメよ。また遊べばいいじゃない、ね?」

 

シュンとする亜里沙に絵里は優しく語りかけて頭を撫でた。そして亜里沙はまだ名残惜しそうに頷いた。

 

「よし、そしたら明日はご馳走にしないとな!」

「ふふっ、そうね。私張り切っちゃうわよ〜」

「やった〜!楽しみにしてるね、ナオにぃ、絵里さん!」

 

ナオキと絵里は自分達の料理を楽しみにする梨子を見て、さらにやる気に満ち溢れた。

そして誰よりも残念がっていた亜里沙は梨子になにかしてあげられないのかと頭を悩ますのであった。

 

 

 

次回に続く……

 





〜妄想ラジオ〜

ナ「さぁ、本日もやってまいりました妄想ラジオ!今回は絵里、亜里沙、そして梨子ちゃんと一緒にお送りします!」
絵「このメンバーでするのは珍しいわね」
亜「うん、最近はお義兄ちゃんとお姉ちゃんの2人だったもんね」
梨「でもやっと本編で私が帰る日が明らかになったね」
ナ「長かった……ほんぺんでこの話題を出して何話経ったことか……」
絵「作者も忘れか…なんでもないわ」
梨「ちょっと絵里さん今なんて言おうとしたんですか!?」
ナ「さて、今回は海回だったな」
梨「スルーされた!?」
亜「そうだね!定番中の定番だよね!」
絵「リアルの季節とはかけ離れてるけどね……」
梨「でもナオにぃのスイカ割り凄かったよね!」
ナ「そ、そうか?」
亜「そうだよ!みんなのフェイクに騙されずに真っ直ぐスイカに向かって行って4つに割ったんだもん!」
絵「ふふっ、流石ナオキね」
ナ「いやぁ〜それほどでも〜。でもそれを言ったら、絵里のビーチバレーのときも凄かったぞ」
絵「私?」
梨「あぁ、確かに!あのスライディングレシーブはプロ並みだったもんね!」
絵「そ、そんな……プロだなんて……」
ナ「照れてる絵里かわいい!(また海に行けたらいいな)」
亜「お義兄ちゃん心の声と言いたいことが入れ替わってるよ!?」
ナ「もしかして……(おれ達……)」
ナ「(入れ替わってる〜!?)」
絵「そういうのはいいから!でもまた行きたいわね、海」
梨「また行きたくなりますね、海」
亜「亜里沙もまた行きたい!海!」
ナ「だな。絵里と2人っきりでもいいな、海」
絵「もう、ナオキったら。でもいいわね、また2人で行きましょう、海」
海「海未は私ですが?」
ナ・絵・亜・梨「「「「うわっ!?」」」」
海「それでは、新しくお気に入りしてくださったみなさん、ありがとうございます。感想などどんどんお待ちしております。それでは、また次回お会いしましょう!ばいば〜い」
ナ「海未が全部持っていった!?」

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