ラブライブ!〜1人の男の歩む道〜   作:シベ・リア

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みなさんどうも!
前回のにこ誕は感動してくれたでしょうか?
え、スクフェスのイベントはって?
あぁ、ちゃんと金曜日に全報酬取ったんでもうええかな〜と。その方がことり推しの人にはいいでしょう?
そしてなんと、皆様のおかげでUAが80000を突破致しました!!ありがとうございます!
さてさて、なんかオリキャラが続々と登場していってますね!もうわっくわくですよ!作って、ワクワク!(なにがとは言わない)
それじゃあ、新キャラの真癒美がお送りする前回のラブライブ!略して前ラ!



第125話「一歩先に待つものは」

 

前回のラブライブ!

アイドル研究部に入部して、その一員になった私たち新1年生4人!

私は星空先輩とダンス対決をすることになったんだけど、負けちゃった。

でも不思議と達成感があって、なんだか……とっても楽しかった!

そして、いよいよ私たちも練習に本格参戦!

 

 

「全員のタイミングがズレてる!もっとそれぞれに合わせて!」

「「「「はい!」」」」

ナオキは1年生のダンスを見ていた。

ダンスは過去にμ'sが踊ったことのあるものを使っている。

 

「ナオキくん1年生にも容赦ないね〜」

「でも、それがナオキくんらしいよね」

「そうですね」

穂乃果・ことり・海未はその光景を見て言った。

 

 

「よし、休憩〜」

「ふぅ……」

「「「はぁ〜」」」

ナオキがそう言うと真癒美はふぅと一息をついて、それ以外の3人はぐったりとその場に座り込んだ。

 

「4人ともお疲れ様、ほいよドリンク」

「「「ありがとうございます」」」

「ありがと〜」

ナオキは1年生4人にドリンクを渡した。

「でも福田さんはすごいね〜」

「全然疲れてないもんね!ハラショー!」

雪穂と亜里沙は真癒美が全然疲れてないのに感心して言った。

「まぁ、伊達にダンス経験ないわよ」

真癒美は少しドヤ顔気味に言った。

「ほんと……真癒美はなんていうか……流石だわ」

瑞希は汗をタオルで拭きながら言った。

「福田さんと奥村さんは仲いいの?」

亜里沙はそう言ってドリンクを飲んだ。

「うん、私たち保育園の時から一緒なの」

「えぇ、私はそのときからダンスを習ってたから」

「「へ〜」」

そして1年生組は雑談を始めた。

 

 

「1年生たち、仲良さそうでよかったな」

「そうだね〜」

「やっぱり同じ学年なら仲良くしないと!」

ナオキと穂乃果と凛はその光景を見て笑みを零していた。

 

「ん……?」

「……ナオキ、どうしたのですか?」

海未はなにか不思議がるナオキに言った。

「いや、ちょっと用事思い出したから行ってくるわ」

「生徒会のですか?なら私も……」

「いや大丈夫だ。これはおれ個人のことだからさ。練習頼んだぞ」

ナオキは足早に屋上を去って行った。

みんなそんなナオキを不思議に思って顔を見つめ合った。

 

 

 

 

 

 

 

〜ラブライブ!(ナオキ)〜

 

 

 

 

「やっぱり君だったのか……」

「先輩……バレちゃいましたか……?」

「あぁ、なんとなく視線を感じてたし、それにあのライブのときだって目をキラキラさせて観てただろ?マシュさん」

「はい……」

 

ナオキは屋上へ続く階段を降りたところで去ろうとしていたマシュに声をかけた。

 

「で、なんで練習を隠れて見てたのかな?」

「そ、それは……」

 

ナオキがマシュに見ていた理由を聞くと、マシュは言うのを拒んだ。

 

「はぁ……マシュさん、もっと素直になれば?」

「えっ……?」

 

ナオキはため息をついてニコッとして言った。

 

「自分が一番わかってるだろ?

だからアイドル研究部の練習を見てた……そうじゃないのか?」

「それはっ……」

 

マシュは視線をナオキから逸らした。

 

「マシュさん……君の気持ちを聞かせて欲しいんだ。君は、君自身はどうしたい?」

「私は……」

 

マシュはまだ迷っているのか、ナオキから視線を逸らして目をうるうるとさせていた。

 

「そう、ほんの少しの勇気を出せばいいんだ。勇気を出して、前に進んでごらん?」

 

ナオキはそう言って手をマシュに差し伸べた。

ナオキがマシュに求めることはただ1つ……

 

 

 

 

『1歩踏み出して欲しい』

 

 

 

 

ただ、それだけ……

 

 

たった1歩踏み出すだけで未来()は開けるのだから。

 

「わ……私は……したい……スクールアイドルがしたいんです!あの講堂でのライブで踊っていた先輩方の姿を見ていて、なんだか不思議な気持ちになって……なんであんなに輝けるのか……そして私も輝きたいって……!

だから、私をアイドル研究部に入れてください!」

 

マシュは頭を下げて必死に大声で言った。

 

「あぁ、歓迎するよ、マシュさん」

ナオキはニカッと笑って言った。

「ありがとうございます!」

「それじゃあ……行くか」

ナオキはそう言ってマシュに背を向けた。

「えっ……どこに!?」

「決まってるじゃんか……屋上だよ」

ナオキはマシュの方に目だけを向けて笑って言った。

 

 

 

 

 

 

 

「……ってことで、今日からこのマシュ・ライトさんはアイドル研究部の一員だ」

ナオキは屋上でみんなにマシュのことを紹介した。

「1年1組のマシュ・ライトです。よろしくお願いします」

マシュは少し緊張しながらも頭を下げた。

「もしかしてナオキが言っていた用事って……」

「あぁ、この子を勧誘してたんだ」

ナオキは海未の言葉に反応した。

「それじゃあ、今年の新入部員は5人ってこと!?」

「すごいにゃ〜!」

花陽と凛は言った。

「これは賑やかになるね〜!」

「うん、楽しくなりそう!」

穂乃果とことりも喜んだ。

「マシュさん、あそこの4人も1年生だ。みんな仲良くしろよ」

「「「「「はい!」」」」」

1年生組は元気よく返事をした。

マシュを加えた1年生組は仲良く5人で話し出した。自己紹介などをしていて5人を見てこれから先のことを他の人たちは安心だろうと思っていた。

 

 

その後、マシュには練習を見学してもらった。

マシュは陰で三角座りをして見ていた。

 

 

「みんなタイミングずれてるぞ!全員合わせろ!福田さんはもうちょっと周りを見て!」

「「「「は、はい!」」」」

「………」

マシュはそのナオキの1年生への厳しさにガクガクと涙目で震えていた。

「ちょっとナオキ!ライトさんが怖がってます!」

海未はそんなナオキを叱った。

「えっ……ご、ごめんごめん!」

ナオキはあたふたとして手を合わせてマシュに謝った。

そんなナオキを見てみんな声を出して笑った。マシュもそれにつられて笑っていった。

ナオキは少し顔を赤くして人差し指で頭をかいた。

 

 

 

 

 

 

〜ラブライブ!(アイドル研究部員+童子)〜

 

 

 

 

「ん〜」

「ナオキ、どうかしたの?」

香川・絢瀬家では晩御飯を食べている途中。ナオキは箸を咥えて唸ると、絵里が不思議そうに言った。

「いや、おれの指導厳しすぎるかなって……亜里沙ちゃんはどう思う?」

ナオキは海未から注意されたことを少しばかり気にしていたのだ。

「私はスクールアイドルはそれだけ厳しいんだなって思うよ!」

「やっぱり厳しいか〜!」

ナオキは頭を抱えて言った。

「でも、いい勉強になるんじゃない?これぐらい普通よ」

絵里がそう言うと「うんうん」と亜里沙は頷いた。

「そっか……ならいいけど」

ナオキは納得したようだがまだ不安に思っているようだ。

「それなら明日、他の1年生に聞いてみたら?」

「そうだな……一回聞いてみるか」

ナオキはそう言ってまたご飯を食べ始めた。

 

 

 

 

 

〜ラブライブ!(ナオキ・絵里・亜里沙)

 

 

 

 

翌日の放課後……

ナオキは屋上で1年生を練習前に集めた。

「ま、今日もストレッチの後から練習していくんだけど……その……おれの練習って厳しかったか?」

ナオキの言葉に1年生組が遠慮しがちに頷くと、ナオキはやっぱりかと頭をかいた。

「それならやっぱり練習メニューを軽く…「先輩、それは違います」…福田さん……?」

ナオキの言葉を遮って、真癒美は一歩前に出て言った。

「確かに、先輩の練習は厳しいです。ですが、私達はスクールアイドルになるんです。しかも音ノ木坂学院の!ですから私は練習が厳しいことぐらい覚悟しています!」

「そうですよ。私はダンス経験はないですけど、スクールアイドルはこれだけ厳しいものなんだと思いました」

「私も同じです。私はライブを観て『やりたい』って思ったんです。でもなかなか勇気が出せなかった……そんな私に先輩は手を差し伸べてくれた。だから私はどんなに練習が厳しくても"やりたいから"続けるつもりです」

「そうですよ。練習が厳しいことぐらい、音ノ木坂のアイドル研究部に入ると決めた時から覚悟してましたから」

「うんうん!」

真癒美に続いて瑞希・マシュ・雪穂・亜里沙も言った。

「そうだよナオキくん、気にしすぎだって!」

「ま、それがナオキくんらしいんだけどね〜」

穂乃果と凛は笑いながら言った。

「そうだな、あはははは……」

ナオキは自分の頭の後頭部を軽くかいて言った。

「みんなこう言ってるわけだし、別に気にしないでいいんじゃない?」

「あぁ、ありがとう。じゃあストレッチ始めるぞ〜」

「「「「「「「「「「「はーい」」」」」」」」」」」

みんなは返事をしてストレッチを始めた。

 

 

そして"あの日"が刻一刻と迫っていた………

 

 

 

次回に続く……

 





〜妄想ラジオ!〜

ナ「さて、作者がイベント走るのをやめたので予想外の出番で今回はおれだけとなりました……はぁ……」

ごめんごめん、ちゃんと俺もいるからさ。

ナ「作者がいただけでもありがたいよ。みんなにはイベントが終わるまで休みだって言ってあったから急に期間中に始められても誰もこねーよ」

だからすまんかったって!!

ナ「なんだよ、他の作家さんとの通話だって寝て(殴」

それは言うなっ!!!殴るぞ!!!

ナ「もう殴ってる件について……」

さ、今回の話をするぞ。

ナ「へいへい、サムライハート。今回はマシュさんの加入回だったな」

あぁ、俺は最初からこのつもりやったけど真癒美さんとかと同じ入り方じゃおもんないって思って、ナオキくんが勧誘するっていう展開にしたんや。

ナ「まぁーな。それにおれはμ'sのときは目立った勧誘はしなかったし」

そうそう、それもある。

ナ「で、次回はどうするんだ?」

そんなん言うわけなかろうがァ!!

ナ「わかってるって、冗談だって冗談」

あ、そうや。
次回からはおそらく作家の俺と、この作品の1周年記念祭だな。

ナ「なんじゃそれ……大袈裟だな」

こういうのはパーっといくもんだよ!
たぶん次回はコラボ回の投稿、そしてその翌日からは別の作品を作って俺の企画小説を1日1回ペースで投稿していく……つもりだ。

ナ「なんでそんな慎重なんだよ……」

こっちにも都合ってもんがあるんやよ!
そんじゃあ、そろそろ終わりにしますか!
新しくお気に入りしてくださったみなさん、ありがとうございます!

ナ「感想などどんどんお待ちしてます!それでは……」

ナ・シ「「ばいば〜い!」」

梨……ぶほっwwwwww

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