ラブライブ!〜1人の男の歩む道〜   作:シベ・リア

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みなさんどうもシベリア香川です!
実は鍵のすけさんの企画の方で私のが投稿されてます!そちらも是非お読みくださいね!

さて、新キャラも続々と出てきましたね!
まさか……今回も……!?シベリア、ドキドキです!(←書いてるやつ)
それでは、凛がお送りする前回のラブライブ!略して前ラ!



第124話「Dancing new stars on Otonoki !」

 

前回のラブライブ!

 

ついに迎えた新歓ライブの日!

ライブは大成功して、新たなる可能性を感じた!

さぁ、何人の人が来てくれるかな〜?

 

 

 

 

 

新入生歓迎会の日からしばらく経ち、アイドル研究部の部室では"ある催し"が行われていた。

 

 

 

「それじゃ、この催しを記念して部長の小泉さんより一言……」

「えっと……私から言えることはただひとつです。

ようこそ、アイドル研究部へ!かんぱ〜い!」

「「「「「「「「「「かんぱ〜い!」」」」」」」」」」

その催しとは、新入部員の歓迎会だった。

今年入ったのは、高坂雪穂、絢瀬亜里沙、福田真癒美(ふくだまゆみ)奥村瑞希(おくむらたまき)の4人だ。

 

「いや〜4人も入ってくれて嬉しいよ!」

ナオキは一年生たちを見て言った。

「私も"あの"アイドル研究部に入れてうれしいです!」

「私もです」

真癒美と瑞希は嬉しそうに言った。

「ちなみにダンス経験とかは?」

「いいえ、特にないです」

瑞希は穂乃果の言葉に首を横に振った。

「私はあります」

真癒美はキリッとした様子で言った。

「へぇ〜」

「すごいですね」

ことりと海未は関心したように言った。

「へぇ〜……ちょっとウチ福田さんの実力見てみたいわ〜」

童子は思いついたように言った。

「なんだか面白そうにゃ!」

「おっ、星空さんはノリ気見たいやね〜。福田さんはどうや?」

「私は構いませんが」

「ほな、決まりやね」

童子先生はそう言って立ち上がった。

「えっえっ!?」

花陽はなにが起こったかわからないようだった。

「小泉さん、屋上で星空さんと福田さんがダンス対決……構わへんよな?」

「は、はい!それじゃあ全員屋上に集合です!」

 

そして急に凛と真癒美のダンス対決が始まった。

凛と真癒美は動きやすい服に着替えて屋上に向かった。

 

 

 

「じゃ、ダンス対決は2人に同じダンスを踊ってもらうってことでいいですよね」

ナオキはパソコンを開いて言った。

「ええよ。それと、ちゃんとマイナーなスクールアイドルのダンスを選んでな。2人が見たことないようなやつを」

「わかりました。それじゃあ………」

「それならSAOはどうでしょう?」

「SAO?」

花陽の発した聞きなれない言葉にナオキは首を傾げた。

「はい、札幌アフタースクール乙女……略してSAO……ラブライブ!にもエントリーもせず、ランキングも非公開に、でもファンは付いている……そうなんですよ!ランキングに載っていないからって、ラブライブ!出ないからって、素晴らしいアイドルはいっぱいいるんです!その代表的な例がこのSAOなんです!札幌では人気なんです!超超人気なんです!逆にラブライブ!にエントリーしない方が不思議なんですよ!SAOならいいところまでいけたはずなんです!」

花陽は目の色を変えたように言った。

「お、おう……わかったから、一旦落ち着こう……」

ナオキは花陽の熱さに押されながらも両手を上下にして言った。

「はっ……!す、すみません……////」

すると花陽は顔を赤くしてシュンとなった。

「ま、まぁ……そのSAOっちゅうグループの踊ろか。まずはダンスを覚えて〜」

「「はい!」」

童子はパソコンの画面を凛と真癒美に向けて、SAOのダンスの映像を見せた。

2人はその映像をじっと見つめた。2人の目は同じだった。

 

(うん、福田さんもいい目をしている。これは面白くなりそうだな……)

 

ナオキはその光景を見てニヤけてそう思っていた。

 

 

 

「ほな、ダンス対決開始といこか!

さっきのをもういっぺん流すから、その音楽に合わせて踊ってな。小泉さん、審判お願いしてもええか?」

「はい!任せてください!」

童子に審判を頼まれた花陽はやる気満々だった。

 

音楽が流れ始めると、凛と真癒美はリズムに乗って踊り始めた。

 

「っ……!?」

真癒美は隣で踊っている凛を見て驚いた。

 

なぜなら……

 

凛は小さな声だが、ダンスと一緒に歌っていたからだ。

 

「す、すごい……!」

瑞希は両手で口を覆って目を丸くして言った。

 

「(これが……元μ'sのメンバー……)面白いじゃない……!」

真癒美はニタッと笑って楽しそうに踊った。

凛はそんな真癒美を見てさらに楽しそうに踊った。

 

 

 

「「はぁ、はぁ、はぁ………」」

 

曲が終わると、全力で踊りきった2人は息をきらした。

 

「お疲れ様。ほな小泉さん、判定は?」

童子が言うと、みんなが花陽を見つめた。

凛と真癒美は唾を飲み込んだ。

 

「この勝負……凛ちゃんの勝ちです!」

「やったにゃ〜!」

花陽が手を凛の方に向けると凛は腕をあげて喜んだ。

真癒美は悔しそうな表情を浮かべた。

「ま、経験の差だろうな」

「経験の……差?」

ナオキがそう言うと真癒美はナオキを見て言った。

「あぁ、凛はスクールアイドルとしてこの1年頑張ってきたからな。それはμ'sの練習を途中からだがずっと見てきたおれたちだから言えることだし、それにμ'sのことを知っている君たちもわかるはずだよ」

「くっ、確かにそうですね……悔しいけど……星空先輩、ありがとうございました」

真癒美は凛に向かって頭を下げた。

「私こそありがとう真癒美ちゃん!」

凛は笑顔でそう言った。

「ほな、決着もついたことやし部室に帰ろうか〜」

「「「「「「「「「「はい!」」」」」」」」」」

そうしてみんな部室に戻り、新入部員の歓迎会を再開した。

 

 

 

 

 

〜ラブライブ!(凛・真癒美)〜

 

 

 

 

 

帰り道……

幼馴染みである真癒美と瑞希は一緒に帰っていた。

 

「まさか真癒美が負けるなんてね〜」

「そう言っといて、本当は負けるってわかってたでしょう?」

真癒美は頬を膨らました。

「まぁ〜ね」

瑞希はニヒッと笑った。

「でも、次は必ず勝つ……!」

真癒美は拳を見つめてギュッと握った。

「ふふっ、楽しくなりそうね」

「えぇ、入部してよかったわ……あのアイドル研究部に!」

「そうだね」

2人は空を見上げて、これから先の生活が楽しくなると確信した。

 

 

 

 

 

ガチャ……

「「ただいま〜」」

「おかえりなさ〜い」

ナオキと亜里沙が玄関のドアを開けると、リビングの方から絵里の声がした。

2人は靴を脱いでリビングに向かった。

 

ガチャ……

 

2人がリビングに入るといい匂いがした。

「ん〜いいにお〜い」

亜里沙は匂いを嗅いで言った。

「ただいま」

「おかえりなさい。もうすぐご飯できるから2人とも着替えてきなさい」

「「は〜い」」

ナオキと亜里沙は着替えるために自分の部屋に向かった。

 

 

 

 

 

 

晩御飯も食べ終わり、ナオキと絵里は自室で隣合わせで座っていた。

「やっぱり難しいか?」

「う〜ん、まぁまぁかしら?」

絵里は短大の、ナオキは高校の勉強をしていた。

「おれは絶対無理だわ」

「ふふっ、はやく宿題やってしまいなさい」

「は〜い」

2人の部屋にはペンの走る音だけがしていた。

 

 

 

「ナオキ終わった?」

絵里はナオキの方を向いた。

「すぅ……ん……すぅ………」

ナオキは机に突っ伏して寝ていた。

「寝ちゃってるのね……かわいい」

絵里はナオキの寝顔を見て言った。

そして毛布をかけて頬にキスをして、また勉強を続けた。

 

 

 

 

 

「ん……あれ、寝てた……?」

ナオキは夜中に目覚めて体を起こした。

隣を見ると絵里はおらず、後ろを向くと絵里はこちらを向いてベッドで寝ていた。

ナオキは絵里を起こさないようにベッドに入って、絵里の頬に優しくキスをしてまた眠りについた。

 

 

 

 

次回に続く……





〜妄想ラジオ!〜

ナ「さてさて、今回の妄想ラジオは新入部員の福田真癒美さんと、奥村瑞希さんとお送りします!」
癒・瑞「よろしくお願いします」
ナ「あれ、真癒美さんは『癒』なんだな」
癒「西木野先輩も『真』で表せられるけど、私があとから来たからじゃないですか?」
瑞「なるほど!」
ナ「被るのはよくないからな」
癒「でも、まさか星空先輩に負けるなんて……」
ナ「だからあれは仕方ないって」
瑞「でも真癒美はダンスに結構自信があったので悔しかったんですよ」
癒「そうなんですよね。ま、それはまた後々に明らかにするみたいなのでお楽しみにです」
ナ「えっ、それおれ聞いてないぞ!?おいシベリアっ!」
瑞「ははは……それじゃあもう終わりにしちゃいます?」
ナ「あぁ、ちょっとケリつけてくるわ」
癒「それでは、新しくお気に入りしてくださったみなさん、ありがとうございます!」
瑞「感想などどんどんお待ちしてます!」
ナ「それじゃあ……」

ナ・癒・瑞「「「ばいば〜い」」」



ナ「おいこらシベリア!ちょっと面貸せぇ!!」

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