なんだか案外忙しくてこんなに期間があいちゃいましたねw
あとなかなか書きたいように書けなかったのもありますが………
そんなことより、先月に日間ランキングに載せていただきました!ありがとうございます!
さてさて、新作小説のことはほんぺんで言ってもらいましょうかね。
それではナオキがお送りする前回のラブライブ!略して前ラ!
前回のラブライブ!
始業式も終わって新クラス……っていうかメンバーはほとんど一緒だったんだがな……ま、とりあえず新クラスになった!新しい担任は前の絵里のクラスの担任で、さらに新しいアイドル研究部の顧問の夕暮童子先生!
なんか絵里は苦い顔してたけど……ま、大丈夫だろ!
とか思って朝、生徒会室でいたら……
コンコンコン……
「どうぞ」
ガチャ……
「失礼します」
4月のある朝に生徒会室のドアが叩かれ、ナオキの前に1人の少女が現れた。その少女の髪は右眼が隠れるほど長くメガネをしていた。
「君は……新入生か?」
ナオキは制服のリボンを見て言った。
「はい、1年生のマシュ・ライトと申します」
その名前を聞いたナオキは少し表情を歪めた。
「えっと……失礼なんだけど、マシュさんって名前からして外国の方かな?」
「はい、両親の都合で中学生のときに日本に来ました」
「へ〜……ちなみにどこから?」
「カナダです」
「カナダか〜……珍しいな。ま、それは置いといて……今日は何の用かな?」
ナオキは自分の手の指を絡め、両肘を机について言った。
「はい、実は学校案内を受けたいと思いまして」
「学校案内を?入学式前に受けなかったのか?」
学校案内とは音ノ木坂学院の施設を見てまわるもので、新入生は入学式前に一斉に受けていたはずであった。
「その……その時は体調不良で来れなくて……」
マシュは遠慮しがちに言った。
「ん……あぁ、君のことだったのか!」
するとナオキは手をポンと叩いて言った。
「えっ!?」
「いやーね、実は放課後に呼び出そうと思ってたんだよ。学校案内を受けていない君をね」
ナオキは手を広げてマシュに向けた。
「私を……?あっ、早まりました!すみません」
マシュは焦ったように頭を下げた。
「いやいや、謝ることなんてないよ。自分から進んで行動する……そんな人、おれは嫌いじゃないよ」
「えっ……!?////」
ナオキがニコッとしてそう言うと、マシュは目を丸くして顔を赤くした。
「それじゃあ……新入生歓迎会の日、どこか行きたい部活とかある?」
「いいえ、特には」
「ならその日は集会のあと自由になるから、終わったらここに来てくれるかな?」
「はい、わかりました」
「じゃ、またその日に」
「はい、ありがとうございました。失礼します」
マシュはお辞儀をして生徒会室を出ていった。
「ふぅ……これで今日やることは減ったけど当日やることが増えたな〜あははは……」
ナオキは椅子の背にもたれて笑った。
〜ラブライブ!(マシュ)〜
そして時は流れて新入生歓迎会の日……
「……ではこれで新入生歓迎会を終わります。色んな部活が体験会などを行っているので、興味のある部活があれば是非行ってみてください」
司会のフミコがそう言うと1年生が各それぞれ自分の行きたいところに向かった。マシュは生徒会室に向かった。
「あっ……」
「おっ、来たね」
だが、生徒会室の前にはもうすでにナオキがいた。ナオキは壁にもたれていた。
「じゃあ学校案内を始めようか」
ナオキは壁から離れて言った。
「はい、よろしくお願いします」
マシュは軽くお辞儀をした。
「うん。さて、まずここは生徒会室。なにかの申請とかがあるときはここに来たらいいよ。じゃ、移動しようか」
「はい」
その後もナオキはマシュに教室や施設の紹介をしていった。
「そして最後に、ここが講堂。集会とかではみんなここに集められる。あと部活動でも使われるときもあるんだ」
ナオキは講堂の入り口で言った。
「ここを使用したい時は生徒会に?」
「その通り。ちゃんと申請してくれれば使えるよ」
「なるほど……」
「ま、案内はこれぐらいだな」
「ありがとうございました」
「いえいえ、あっ、そうだ……これ言っとかなきゃ殺される」
「……はい?」
マシュはナオキの一言に首をかしげた。
「いやーね、今日はこれからここでアイドル研究部のライブがあるんだ。よかったら観ていってね」
「アイドル……ですか」
「そうそう、音ノ木坂学院のスクールアイドルのね。おれも作業とかあるからそろそろ行かねーと」
「あれ、先輩も出るんですか?」
「違う違う、おれは手伝いだよ。ま、暇だったら観てってねマシュさん」
「はい、是非!」
ナオキはそう言い残して講堂の中に走って行った。
「スクール……アイドル……」
マシュはそう言うと惹かれるように講堂に入っていった。
控え室……
コンコンコン……
「は〜い」
ガチャ……
「よっ、お待たせ」
ナオキは控え室のドアを開けた。
そこには2年生組のファーストライブの衣装の色違いのものを身にまとった凛・真姫・花陽がいた。凛は黄色、真姫は赤、花陽は緑だった。
「ナオキくんギリギリにゃ〜」
凛は呆れたように言った。
「しゃーねーだろ、生徒会の用事だったんだから」
「はぁ、待ちくたびれたわ……」
真姫は髪の毛をくるくるしながら言った。
「ちょっと2人とも〜」
花陽はそんな2人をとめるように言った。
「そんなことより準備は大丈夫か?
……ま、聞くだけ無駄か」
3人の表情は全然不安などというものではなく、いつも通りであった。
「大丈夫……今までたくさんの人の前で歌ってきたから」
「まぁ、これぐらいは楽勝ね」
「よ〜し、絶対ライブを成功させるにゃ!」
「よし、頼むぞみんな!」
「「「はい!」」」
3人は元気よく返事をした。
講堂には、ライブを楽しみにしている生徒たちが続々と入っていた。
1年生には前の席が確保されていて、雪穂と亜里沙もその中にいた。
穂乃果と海未とことりは後ろの方でステージを見つめていた。
ナオキは後ろの機材スペースに待機した。
ライブ開始のブザーがなると、みんなわくわくした様子でステージを見つめた。
幕が開いて凛にまずはスポットライトが当たり、それから真姫、花陽にも順番に当たっていった。
披露しているのは『Hello,星を数えて』だ。
あの『Moment Shine』で披露されたのを間近で観れてみんな興奮していた。
そしてその曲が終わると3人は後ろを向いて横に並んで順番に前を振り向いた。
その曲こそ、昨年、穂乃果たちがここで披露した『START:DASH!!』だ。
みんなは、あのとき……穂乃果・海未・ことりの3人のμ'sのファーストライブのことを懐かしむように思い出していた。
あのときとは違い、今では講堂は満員、さらに数々の明るい光に包まれていた。
「ここまで大きくなったんだね……」
「うん……」
「私たちの歩んできた道は、正しかったということでしょう」
海未の言葉に穂乃果とことりは頷いた。
「「「ありがとうございました!」」」
曲を披露し終わると、3人は並んであいさつをした。
講堂には拍手と歓声の音が響いていた。
「アイドル研究部は、アイドルをしてみたいと思ってる人、アイドルが大好きな人を募集中です!」
「興味がある方は是非来てください!」
「私たちはいつでも歓迎します!」
「では、本日はライブに来てくれてありがとうございました!」
「「ありがとうございました!」」
パチパチパチパチ……
そうして新歓ライブは大成功に終わったのだった。
それはアイドル研究部の新たなる可能性を感じさせていた。
そして、目をキラキラと輝かせてステージを見つめる少女が1人いた。
そしてその少女を不思議そうに見つめる男も1人いた。
〜ラブライブ!(花陽・凛・真姫)〜
「ライブはこんな感じで大成功だったぞ」
ナオキは絵里に映像を見せて言った。
「大成功してよかったわ……さて、私も頑張らなくっちゃ!」
「あぁ、頑張れよ」
ナオキは絵里の頭を撫でた。
「えぇ!」
絵里は短大の講義を頑張ると気合を入れた。
次回へ続く……
〜妄想ラジオ!〜
ナ「さ〜て今回の妄想ラジオは……海未と一緒にお送りします!」
海「なんで私だけなのですか?」
ナ「さぁ?詳しいことはこの黒い封筒の中に……って作者が言ってたぞ」
海「気になりますね」
ナ「とりあえずやることやってからしようか。まずは今回も新キャラが登場したな!」
海「そうですね。夕暮先生に続いて登場しましたね。たしか……ライトさんでしたっけ?」
ナ「そうそう。マシュ・ライトさんね。カナダから来たなんてすごいな〜」
海「そうですね。一体この子はどういう役回りになるのか楽しみですね」
ナ「だな。……ってことでこの黒い封筒を開けようか」
海「ドキドキしますね……」
ナ「っ……これは……!」
海「な、なにが入っていたのですか!?」
ナ「あぁ、海未に読ませろって書いてるからな……はい」
海「私……ですか……?えっと……はっ!?////」
ナ「どうした顔そんなに赤くしてさ?」
海「ナオキは破廉恥です!////」
ベシン!
ナ「ぐほっ!」
海「はっ!?ナオキが倒れてしまいました!くっ、ここは腹をくくって……////
えっと……この度、作者が新作を投稿しました。しかも……あ……あ……あ………////」
プシューバタン……
ナ「いててて……あれ、海未が倒れてる。えっと……宣伝の続き?はいはい、作者がR18の新作……というかこの小説のR18版を投稿したので是非読んでみてください!
それでは新しく評価してくださったヤマトカンザキさん、ありがとうございます!そして新しくお気に入りしてくださったみなさんもありがとうございます!感想などもどんどんお待ちしてます!
ばいば〜い!」