ラブライブ!〜1人の男の歩む道〜   作:シベ・リア

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まさか映画編が終わったあとの最初の投稿が記念回になるとは……
さて、みなさん今日(6月9日)はμ'sの母的な存在、東條希さんの誕生日ですよ〜!
さらに今回はTwitterでのタグで募集したセリフを使います!
とてもカオスになりそうな予感がw
それでは生誕記念なので希視点でどうぞ!



Another way(希の誕生日)「今日ってウチの誕生日やんな?」

「じゃがりこ食べたい……」

 

ウチ、東條希は神田明神でお手伝いをしている最中にふとそう思った。

 

なんでかって?そんなんうちに質問をしんといて。

質問するんやったらシベリアにしてや。

 

そんなことより、ウチは高校も卒業してみんなと会う機会も減ってきて少し寂しく感じるんや。

ずっと一緒にいたわけやし。

でもナオキくんに告白したのも卒業式の日でよかったと思ってる。

 

ウチは昔を懐かしむように空を見上げた。

 

はぁ……できることなら誰かに会いたいな……

 

そう思ってたら……

 

誰かが階段をのぼってくる音が……

 

 

「ふぅ……久しぶりに歩くと疲れるわね」

「えりち!」

 

なんとえりちやった!

誰かと会いたいと思ってやんよ!

スピリチュアルやね!…なんて、言うとでも思ったん?ざ~んねん実は待ち合わせしてたんや‼

 

「ごめんなさい、まだバイト中?」

「うん、でももうすぐ終わるで」

「そう、よかった」

 

えりちと久しぶりに会って、なんだか不思議な気分……

 

 

「香川~ご飯よ~」

「は〜い」

 

あ、またあの子だ。

確か名前は……津田香川(つだかがわ)くんだったかな?

ナオキくんの名字と一緒だったからすぐ覚えれたわ。

 

で……

 

「えりち…?」

「えっ!?な、なに……希?」

 

目を丸くしていたえりちに声をかけるとえりちはびくっとした。

 

「はは〜ん……まさか香川って聞こえて、『ナオキと籍を入れたら私も香川になるのよね〜』なんて思ってたんとちゃう?」

「☆☆♪○?★◇*○♪」

 

あ、このイミワカンナイ反応を見ると図星みたいやね。

 

「まぁまぁえりち落ち着いて。

またま慌てるような時間じゃないよ?」

「希、またまってなによ……」

「え?あぁ……ごめん、まだやったわ」

 

なんでウチも慌ててるん!?

確かに香川って名前にはびっくりしたけど……

ま、まぁ……よく言うやん?

『四本足の馬でさえつまずく。』って!猿も木から落ちるレベルで!

 

「あ、もうあがる時間やわ。ちょっと待っててや〜」

「えぇ、わかったわ」

 

ウチは急いで更衣室に向かった。

小町さんにあいさつをして、えりちのところに向かった。

 

「お待たせ〜」

「ふふっ、早いわね。さ、行きましょう」

 

そう言ってえりちは歩き出した。

ウチはその後を歩いた。

 

「そういえば、懐かしいわね。

みんなとよくここで練習したものね……」

「そうやね……」

 

ウチもバイト中によく考えてしまう。

やっぱりあの頃が懐かしいんやろうな……

 

「ん?人の声……?」

「……ほんまや」

 

ウチらが階段を下り終わったとき、どこからか声がした。

 

 

「あはははははははは!!!!!!!!やったああああああああああ!!!!!!!月曜日だああああああああ!!!!!!!!!!」

 

明らかに狂っててネジが何本か抜けてる年下っぽい女の子が走っていた。

 

「「………………」」

「あはははははははは!!!!!!!!やったああああああああああ!!!!!!!月曜日だああああああああ!!!!!!!!!!

さぁ、あなたたちも一緒に狂ったように踊りましょう!」

 

……………きもっ

 

 

「通報しました」

「絶望が君のゴールやで‼︎」

「いやだぁあああああああああああ!!」

「希知ってる?サンドイッチはね、パンよりも中のきゅうりが一番おいしいの。挟まれた方がいい味だすのよ。」

「そうなん?ウチもまたやってみよかな」

「無視しないでぇえええええ!!」

 

その後、その女の子は警察の御用となった。

その子はクスリをしていたみたいだった。

 

 

「あはははははははは!!!!!!!!やったああああああああああ!!!!!!!月曜日だああああああああ!!!!!!!!!!」

 

またか………

また遭遇してしまった。

でも今回は警察の人に追いかけられていた。

そしてその警察の人は狂人を押さえた。

 

「この私が逃げるとお思い?

甘いですわね、ブリオッシュよりも甘いですわ…」

「くそっ!離せっ!」

「黙らっしゃい!

『一度手をだしゃ大人になれない。二度手をだしゃ病苦も忘れる。三度手をだしゃ・・・お前たちも永遠の苦輪に悩むがいい』

この言葉、忘れたとは言わせませんわよ!」

「忘れないよ……だけどおれは囮だ……」

「なんですって……!?」

 

その警察の人が周りを見ると何人かの狂った男たちに囲まれていた。

 

「これで終わりだ……」

「ダメっ!逃げて〜!」

 

えりちは警察の人に逃げるように叫んだ。

 

「いいえ……決して逃げませんわ……!」

「っ……どうして……?」

 

「私は民を愛しています、そして民も私を愛してくれている

そんな民を置いて、この私だけが逃げるわけにはいきませんの!

少しでも多くの民を救うことが己の出来る、最大の責務なのですわ!」

 

そう叫んでからの警察の人は凄かった。

ハリウッドで見るようなアクションで男たちを押し倒して気絶させた。

気づくと囲んでいた男たち全員が気絶していた。

 

「ハラショー……!」

「スピリチュアルやね……!」

「騒がしてしまって申し訳ありませんですわ。それでは失礼……」

「あのっ!お名前だけでも!」

 

その人はウチがそう言うと立ち止まった。

 

「名乗るほどのものではありませんわ………ローズです」

 

名乗ってるやん………

 

その人はそう言って搬送車両に乗り込んだ。搬送車両はその人が乗り込んでから発車した。

 

「さ、今度こそ行きましょう」

「せやな」

 

ウチらはまた歩き出した。

 

 

 

 

〜ラブライブ!(希)〜

 

 

 

 

「あら、あそこは……?」

「ん?あぁ、神じゃ屋だよ♪」

「え、私は死なないわよ?」

「いやいや、『死んじゃやだよ』じゃなくて神じゃ屋だよ♪」

「あぁ……なるほど」

 

えりちが指さしたのは最近人気のカードショップの『神じゃ屋』だった。

 

「入ってみる?」

「まぁ、まだ時間あるし少しくらいいいわよね」

「よし、じゃあレッツゴー!」

 

ウチらはカードショップ神じゃ屋に入った。

 

 

 

そこではいつも通り熱い戦いが繰り広げられていた。

 

そのカードゲームの名は………

 

 

「女神大戦〜スクールアイドル・ウォーズ〜」

「スクールアイドル?ってことは私たちのカードもあるの?」

「せやで。ちなみにウチも持ってるで」

「ハラショー……」

 

ウチはカバンからデッキを取り出した。

すると………

 

「あ、希と絵里じゃない?」

「ん……あ、にこっち!?」

「にこ!?」

 

そこにはなんとにこっちがいたんや!

 

「2人とも久しぶりね」

「そうね」

「もしかしてにこっちもやってるん?」

「えぇ、こころたちもしてるわよ」

 

にこっちが指を指した方向には、こころちゃんたちが対戦していた。

 

「せや。にこっちウチとやる?」

「えぇ、いいわよ」

 

そしてウチとにこっちで対戦をすることになった。

 

 

このカードゲームは基本は攻撃していって、相手のアイドルポイントを0にした方が勝ち。

アイドルポイントとはゲームの最初にランダムに裏向きでセットする5枚のカードで、それを攻撃すると表になる。そのカードごとに効果があり、表になると発動する。

 

 

「いくでにこっち!

母なる大地より放たれた裁きの光

その名は……

母乳(ミルキーウェイ)ッッッッッ!」

相手のステージ上の全てのカードを破壊するで!」

「なんですって!?なかなかやるわね……」

「ふっふっふ……ウチをなめらんといてや。

そして『μ'sの東條希』でアイドルポイントにアタック!」

 

にこ:アイドルポイント、残り2

 

希:アイドルポイント、残り3

 

「くっ……それでこそ面白いのよ!

でも誰であろうと、私を超えることは不可能だ。

つまらない日常に風穴を!」

「お姉様はつまらない日常に風穴を開けていく……希さん、終わりですよ」

「にこは聖のもの……

聖なる剣をにこのために!その剣を振るうために、私はあなたに力を捧げるわ!

神殺しの聖(ゴッドスレイヤーひじり)をサポート登場!」

 

サポート登場とは、スクールアイドル以外のカードをステージに上げる登場方法。そのためにはアイドルポイントが3以下かつ相手より下の場合でなければならない……

 

「一発逆転のカード……」

「よくわかってるじゃない。

神は死んだ!

『μ'sのにこにー』で『A‐RISEの英玲奈』をアタック!」

「くっ……!」

「そして『神殺しの聖』の効果で相手のステージのアイドルが1体だからアイドルポイントに直接アタックできる!

さらにさっき表になったカードの効果でダブルアタックを可能に!」

 

希:アイドルポイント、残り1

 

「っ……!オープン効果発動!

このカードが表になった時に残りアイドルポイントが1のとき、相手のアタックフェイズを強制終了!」

「くっ……運がいいわね……ターンエンドよ」

「さぁー悪い運命を振り切るでぇ‼︎

A secret makes a woman woman……」

「……なによそれ……?」

「秘密は女を女にするって意味やで……にこっち。

『シークレットアイドル舞里』を自身の効果により特殊登場!」

「出たわね……」

「知ってると思うけど、『シークレットアイドル舞里』はアイドルポイントが残り1の場合のみに登場できるんやで」

「知ってるわよ……」

「さらに『μ'sの絵里』を通常登場!

希でにこっちにアタック!

舞里で聖をアタック!

ラストや!さっき表になったカードの効果でえりちにダブルアタックを可能に!これで終わりやーーー!!」

「うわぁああああああ!」

 

 

 

 

〜ラブライブ!(希・にこ)〜

 

 

 

「いやぁ〜熱かったわね〜!」

「せやね〜。

でも貴女たちのライブは素晴らしかった!曲も!ダンスも!たがしかしまるで全然!この私を倒すには程遠いのよね!」

 

あ、曲とかダンスっていうのはスクールアイドルウォーズに使うカードの種類のことやで!

 

「あれがスクールアイドルウォーズ……ハラショー!」

「やろ?えりちもやってみる?」

「えぇ!」

「それならまたあそこに3人で行きましょうよ」

「「賛成〜!」」

「「「ふふふふふっ……」」」

 

ウチら3人は笑いあった。

 

 

「さ、遅れちゃったけど……」

「穂むらに到着ね」

「あ、ほんでなんで穂むらに集合なん?」

「それは入ってのお楽しみよ」

 

えりちは人差し指を鼻に当てて言った。

 

 

ガラガラガラ……

 

「穂乃果〜来たわよ〜」

「は〜い!もう3人とも遅いよ〜!」

「ごめんなさい……みんなは?」

「みんな待ちくたびれてテレビ観たりスクールアイドルウォーズをやったりしてるよ」

「そうなん?」

「さ、上がって上がって!」

 

穂乃果ちゃんに連れられてウチらはお邪魔した。

 

 

 

「誰であろうと、私を超えることは不可能だ!

いっけ〜!『しーら!かんす!』」

「ぱなぁああああああ!」

 

あ、凛ちゃんが勝って花陽ちゃんが負けた。

 

「凛ちゃんは強いね〜」

「えへへ……」

「でもさ〜ナオキくんも素直じゃないよね〜」

 

穂乃果ちゃん?

 

「そうそう!あれだけやらないって言ってたのに対戦を見て光の速さで買いに行ったよね〜」

「絶対にナオキくんってツンデレなんだよ!」

「そうにゃそうにゃ!」

 

これ……ナオキくんが聞いてたらどうなってたんやろうな。

 

「あらナオキ、おかえりなさい」

「おぉ、絵里たち来てたのか」

 

あちゃ〜………

それにさっき穂乃果ちゃんと凛ちゃんがびくってなってたし。

 

「そして穂乃果、凛、話は聞かせてもらった。

ほほぅ。だ・れ・がツンデレだって? まったく、これはお話かな? よし、ちょっと二人ともそこに座って、ね。じゃあO☆HA☆NA☆SIしよっか♪」

「「そんな〜!」」

「でもでも、ナオキくんも空気読んでよ!本日の主役が来たばっかりなのに〜!」

「ならばあえて言おうじゃないか。空気は壊すためにあるってね!」

「む〜!ならスクールアイドルウォーズで勝負だよっ!」

「なんでそうなる!?ま、いいけどよ……」

 

穂乃果ちゃんが勝負を仕掛けると、ナオキくんはデッキを取り出した。

 

「ふふん……初心者のナオキくんはこのヴェテランの穂乃果には勝てないよ。やり方教えながらにしようか?」

「うぜ!巻き舌うぜ!」

 

そう、ナオキくんはまだデッキを買ったばかり。

ベテラン(笑)の穂乃果ちゃんには……

 

「しゃーね、真実を教えてやるよ」

「え?」

「おれは初心者じゃねーよ……」

「な、なんだって〜!?ずっと騙してたの!?」

「騙されてから気付くんだ。自分の愚かさに。なんどもなんども…一体いつになったら人は愚かさを捨てれるんだろうね……」

「もう……穂乃果は怒ったからね……!!

一度壊れた関係はもう二度と元には戻らないって。でもね、思い出してよ!私と貴方はそうじゃなかったよ!壊れたらもう一度繋がればいいんだよ!待ってて、私のライブで風穴を空けて、向こう側に行っちゃった貴方の心に熱いファンサービスを届けてあげる!」

「おう、ばっちこいや!!」

 

 

 

そして2人のライブバトルが始まった。

 

2人の対戦は熱かった。

 

 

でもナオキくんはまさに規格外……

 

 

「行くぜ!おれはこのカードを発動する!

『ワールド墓穴ほりクラシック』!」

「っ……!そのカードはっ!?」

「おれのアイドルポイントを2枚まで削る!!」

 

ナオキ:アイドルポイント、残り2

 

穂乃果:アイドルポイント、残り5

 

「……きた!」

「っ……!?」

「おれは表になったこのカードの効果を発動する!

『ダブルスポットライト』!!」

「そのカードは!?」

「その通り……おれは2人のキャラをサポート登場させる!」

「2人も!?」

「まずは1人目……『μ'sのナオキ』をサポート登場!

そして、2人目……『将軍(てる)』もサポート登場!」

「輝……?」

「なぁ、穂乃果……知ってるか?

「輝」ってさ

光に軍って書くんだぜ……」

「光に軍……?まさか……!?」

「その通り!輝の効果発動!

このカードがサポート登場に成功したときデッキから『将軍』と名のつくサポート専用カードをステージにサポート登場させる!」

 

将軍と名のつくカード……それはサポートカードの中では最高峰のもの。

それを使っているってことはナオキくんは相当ベテラン……

穂乃果ちゃんのベテラン(笑)とは格が違いすぎる……!

 

「これは心してかからないと……」

「おれはデッキから……『将軍ヴァームース』をサポート登場!

そしてルールによりサポート登場を3回したので強制ターンエンドだ」

 

そう、サポート登場は強力なキャラをステージに出せるけどその代わりに回数には制限がある……ナオキくんはそれを承知の上でしたんや……。

 

「穂乃果のターン!

行くよ!『μ'sの穂乃果』を登場!

さらに穂乃果の効果!『リーダー!』

手札から『μ's』と名のつくカードをサポート登場できる!

『μ'sの海未』と『μ'sのことり』をサポート登場!」

「おぉ、2年生組を揃えてきたか」

「えへへ……行くよ!」

「穂乃果〜!洗濯するからね〜!」

「え、ちょっと待って!

ママ!パパの服と一緒に洗濯しないでって言ってるでしょ!」

「なんでお前がママとか言ってんの!?」

「突っ込むところそこなん!?」

「もういいよ!お母さんなんて知らない!」

 

あ、戻った……

 

「さぁ、来い!」

「穂乃果は2年生組の協力効果発動!

3人は3人の力を合計してアタックできる!

行くよ!穂乃果でヴァームースに2年生組協力アタック!」

「ふっ、穂乃果……お前は判断を誤った」

「っ……!?」

 

穂乃果ちゃんは見落としていた。

ナオキくんの伏せカードを……

 

「あぁ〜!?伏せカード!?」

「落ち着け孔明の罠だ……オープン」

 

ナオキくんがオープンしたのは『孔明の罠』……あ〜あ……

 

「全然落ち着けないよ!」

「アタック無効!そしてアタックフェイズを強制終了!」

「くっ……カードを伏せてターンエンド……」

「行くぞ穂乃果……」

「っ……!」

「おれはヴァームースの効果を発動!

ヴァームース。英語で書くとvermouth……そうベルモットの事だ……ヴァームースをドレスアップ!

現れろ!ベルモット!!」

「もう無茶苦茶だよ〜!」

 

ナオキくんのヴァームースは効果でドレスアップしてベルモットになった。

 

「さぁまだまだ行くぜ!

おれはこのステージカードを発動する!『行こう行こう雪の国へ♪』

さぁ、見なさい、あれがシベリアだよ」

「あれが……!?穂乃果には見える!シベリアが……!?」

「さ、シベリア送り25ルーブルだ」

「そんなのないよ〜!な〜んてね……ナオキくん、墓穴を掘ったね」

「な……に……!?」

「私は緊急登場!その名も……!」

「穂乃果ちゃん!?」

 

ガタン!

「P」

 

『P』

 

「E」

 

『E』

 

「N」

 

『N』

 

「GINせえーの!」

 

『PENGIN!』

 

「thank you!」

 

「穂乃果が英語を!?」

「じゃなくて!穂乃果は『PENGIN!』を緊急登場!」

「なんだと!?」

「PENGIN!シベリア出兵だよ!」

 

シベリア出兵wwwww

まるで作者やん!

じゃなくて、まさか穂乃果ちゃんあのカードを持っていたなんて……恐るべし!

 

「ここでPENGIN!の登場か……仕方ない……おれは『ニコニー』を登場させてターンエンドだ」

 

なんでにこっちを……

 

「穂乃果のターン!

行くよ!PENGIN!のアイス効果発動条件クリア!」

 

アイス効果……氷系のステージカードが発動されている時だけに発動できる効果……穂乃果ちゃん、なにげに凄い!

 

「ちっ……」

「私は数字を1つ宣言して効果発動!宣言した数字と同じバストを持つアイドル1人をライブから除外する!私が宣言するのは74!よってニコニーを除外する!」

「甘いぞ穂乃果!ニコニーのバストは71!よって効果は無効だ!」

「何!?サバを読んでいたというのか!?」

 

「うっ……なにかが刺さった……」

「にこっち……」

「そんな目しないでよ……余計心にくるわ……」

 

「空振りだったな……穂乃果」

「ふふん、いいもん!PENGIN!でニコニーをアタック!」

「ちっ……はむっ……」

「あれ、ナオキくんなに食べてるの?」

「ん?あぁ、キャベツだよキャベツ」

「それ……セロリだよ?」

「嘘だろ・・・・・・俺が今までキャベツだと思って食べてたのはセロリだったのか・・・・・・」

「まぁ、いいよ別にそんなことは。

PENGIN!の効果でそのままアイドルポイントに突っ込め〜!」

「なっ……!?」

 

ナオキ:アイドルポイント、残り1

 

これはナオキくん……采配を誤ったんかな?

 

「そして穂乃果でベルモットに2年生組協力アタック!」

「ベルモットォオオオオオオオ!!」

「さらに海未ちゃんでナオキくんを2年生組協力アタック!」

「おれぇえええええええ!!」

「さらにさらにことりちゃんで輝に2年生組協力アタック!」

「輝ぅううううううう!!」

「さらにさらにさらに!伏せカードオープン!『パーフェクトゲーム』!

私のアイドルポイントが5枚で相手がそれよりアイドルポイントが少ない時、アタックフェイズをもう1度できる!」

「くっ……ステージカードの効果で相手のステージのキャラカードを全て手札に戻せるが……」

「PENGIN!には通用しないよ!

いっけ〜!!」

 

ガタン!

 

「P」

 

『P』

 

「E」

 

『E』

 

「N」

 

『N』

 

「GINせえーの!」

 

『PENGIN!』

 

「thank you!」

 

「ぐぁああああああああああ!!」

 

 

 

 

〜ラブライブ!(希・ナオキ・穂乃果)〜

 

 

 

「負けた……」

 

ナオキくんは膝から崩れ落ちていた。

あとさっきから大人しいけど凛ちゃんは………

 

 

テケテケテケテケ〜

 

ホープ「1!」

レイ「2!」

ヴィクトリー「3!」

V「4!」

ライトニング「5!」

ONE「6!」

ビヨンド「7!」

ルーツ「8!」

カイザー「9!」

ドラグーン「10!」

未来皇「11!」

ゼアル「ちょっと多くないかにゃー」

 

 

「あ、ゼアルさんが凛の送ったセリフ言ってくれたにゃ〜!」

「おめでとう、凛ちゃん!」

 

テレビを観てるっと……

 

 

「ナオキくん、ドンマイやで?」

「いいもん……おれにはこれがあるもん……」

 

ナオキくんは拗ねて言った。

でもナオキくんはなにかをポケットから取り出した。

 

「なにそれ?」

「これはつい先日見つかったばかりの、謎の新物質「エリチウム」だ。」

「エリチウム?」

「あぁ、おれが見つけたんだ」

「ちなみに……どこで見つけたん?」

「あぁ、絵里の使用済みパ…「てやぁああああああ!!」☆☆♪○?★◇*○♪〜!!」

 

えりちの全力飛び蹴りでナオキくんが吹っ飛んだ……

 

「なっ……なっ……なななななななななななななんで私のパパパパパパンツからなにを採取してんのよ!////

ゴミ、カス、チンピラ!!!!」

 

えりちこれはとんでもなく怒ってるなぁ〜……

 

「だってよ〜……」

「言うことはないの?」

「えっと〜……」

「い・う・こ・と・は・?」

「もう、死んじゃってもいいくらい!♪」

「そう……」

 

えりちは拳を構えた。

 

「待て待て待て!冗談だから!冗談!」

「ならちゃんと言うことがあるでしょう?」

「大変申し訳ございませんでした。今日は割り勘の予定でしたが、みなさんに焼き肉を奢らせていただきます……」

「うん、よろしい!じゃあ……こそこそこそ…」

「まじか!?よっしゃみんな肉食いに行くぞ!」

 

ん?ナオキくんが急に元気に……これはなんかあるな〜

でも……

 

「焼肉食べさせて~ お腹ペコペコなんよ」

「あぁ、わかってるよ。それになんで割り勘にしようと思ったか、もうわかるだろうけど言っておく……」

 

 

 

 

 

 

 

 

「「「「「「「「「希(希ちゃん)!誕生日、おめでとう(ございます)!」」」」」」」」」

 

そう、今日はウチの誕生日……

本当はサプライズにするつもりみたいやったけど、ここに来た時からわかってた。

だって部屋に入ったらパーティーの準備がされてたし……はははは……

 

「さ、焼き肉を食べに行こう!」

 

穂乃果ちゃんに続いてみんな外に歩いていった。

 

 

「希!」

「ん、どうしたん?」

 

「その……言葉にすると恥ずかしけど、本当に出会えて良かったと思ってるよ。

希には感謝の気持ちしかないよ。

希がいなかったら絵里ともこの関係になれてなかっただろうし、こんなにもいい高校生活を遅れなかった……

ありがとう」

「ナオキくん……お礼を言うのは私の方やよ……」

「そんなこと……」

 

 

 

そう、ナオキくんには感謝してもしきれないくらいのことがある……

 

 

 

 

そんなの一つしかない……

 

 

 

 

 

 

 

「焼き肉、ゴチになりま〜す!」

「そっちかよぉおお!!!」

 

 

 




〜妄想ラジオ!〜

ナ「始まりました妄想ラジオ!今回のゲストはもちろん……」
希「東條希、登場やで!」
ナ「…………」
希「違うんや!作者さんが言えって……」

なんでおれに向くんだよ!?

ナ「さて今回は本日の主役、東條希さんと一緒にお送りしま〜す」
希「無視!?」
ナ「じゃ、改めて希……誕生日おめでとう」
希「ありがとう〜」
ナ「さて、まずは作者であるシベリアから一言……」

コホン、希誕生日おめでとう!
μ'sの母的な存在で、穂乃果たち3人のときからずっと支えてくれていた。
名前も考えてくれてありがとう。

本当にありがとう。
そして本当におめでとう。


希「いやぁ〜そんなに言われたら照れるや〜ん」
ナ「希、おれからも本当にありがとうな」
希「全然いいんやで〜」
ナ「さて今回は生誕回でしたが、Twitterのタグでセリフを募集して、それを使いました〜」
希「この回を一言で表すと『カオス』やね」
ナ「なんていうかもうカオスだな」
希「ほんまに。これほんまにウチの生誕回やんな?間違えてへんでな?」
ナ「おう、あってるあってる」
希「てかなんでまた、よりにもよって生誕回で使うのを募集したん?」
ナ「あれだよ。ネタが思いつかなかったんだよ」
希「なるほど」

なんか刺さったんですけど?

ナ「そうだ。まずはお礼を言わないとな」
希「そうやね。
今回セリフをリプで送ってくれたみなさん、ありがとうございます!」
ナ「いやぁ〜今回はみなさんのおかげで傑作ですな!」
希「ウチまた読み直すわ!」
ナ「それじゃあ、新しくお気に入りにしてくださったみなさん、ありがとうございます!」
希「感想など、どんどんお待ちしてます!」
ナ「それじゃあ……」

ナ・希「ばいば〜い!」




希「そういやあのときえりちになんて言われたん?」
ナ「あぁ、帰ったらイイ(殴」

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